[[2019年 次点]] #contents *概要 [#kc048963] |名称|8ボールポケット|[[&ref(https://img-eshop.cdn.nintendo.net/i/5d598ed18e124918429cbe8fedccad1ee57d53b9462a1868eb8a6c91f14d5c65.jpg,300x170,8ボール);>https://ec.nintendo.com/JP/ja/titles/70010000024546]]| |ジャンル|アクション / テーブル / スポーツ|~| |対応機種|NintendoSwitch|~| |発売元|スターサイン|~| |開発元|Super PowerUp Games|~| |発売日|2019年11月21日|~| |価 格|600円(税込価格)、DL専用|~| |対象年齢|CERO:A(全年齢対象)|~| //|参考|(DLCの有無等)|~| -[[公式サイト>http://www.starsign.co.jp/item_switch_8ball_pinball.html]] *参考動画・画像 [#f40770e9] 有志によるプレイ動画 #youtube(4ZeTcXO81ow) &ref(https://img-eshop.cdn.nintendo.net/i/f5f165c57923239d4eb79c6e54851295e9c68c3c437b645096adab32dc6a3a4a.jpg,nolink,300x170,ゲームイメージ); //*要点 //**コンセプト など //作品の情報 //-作品の情報 *選評 [#gbd69ea8] **選評1 [#mc155e6b] #aapro{{ 8ボールポケット(8Ball POCKET) メーカー:スターサイン 発売日:2019年11月21日 ジャンル:アクション / テーブル / スポーツ(公式サイトより) プレイ人数:1~4人 CERO:A 販売価格:600円(税込) ハード:Switch(筆者は初期型でプレイ) 公式より説明抜粋 アメリカンビリヤードとも呼ばれる8ボールプールが楽しめます。 対戦モードでは最大4人で対戦が出来るほか、AIとの対戦も可能です。 アーケードモードはオンラインランキングとの連動で、世界各地のプレイヤーと、最高のゲームに挑戦できます。 軽く用語説明 ショット…キュー(棒)でボールを当てる事。 ブレイクショット…一番最初の正三角形に置かれたボールを崩すショット。 ポケット…穴。 グループボール…自分の落とすボールの事。エイトボールだと1番から7番、9番から15番に分かれる。 ◇エイトボールとは ビリヤードの遊び方の一つ。 1番から15番までのボールを使用。自分のグループボールをポケットにいれ、最後に8番ボールを落とした方が勝ち。 ビリヤードやナインボールとは違い順番に落とす必要はない。 ただしグループボールを全て落とす前に8番ボールを落とすと負け。 ◇ゲームシステム 上記のエイトボールをコンシューマー機でも遊べるようにした作品だが…。 ◇モードについて アーケード、対戦、トレーニング、コントロール、オプション、クレジットがある。 ・アーケード 8回のショットで15個のボールをどれだけ落とせるか、というモード。ここでのスコアが記録される。 公式ルールと同じく8番を落とすとゲームオーバー。一度に二球入れたり数字の順番に入れるとコンボが出る。 終了時はゲームオーバーと共にスコアが表示され、メニューに戻るかもう一回やるかを選べる。 ・対戦 AIと対戦(レベル設定無し)、もしくは対人対戦が可能。 レッドチームとブルーチームに分かれプレイ。持ち時間制限も15秒、30秒、60秒、90秒と設定出来るがAIは5秒程ですぐ狙い落とすので対人専か。 4人で遊ぶ場合2:2でシンプルに戦うか4人がレッドチームに入りAIと戦うかの選択も可能。 先攻後攻はコイントスで決定。 こちらも終了時はチームのポイントが表示され、メニューに戻るかもう一回やるかを選べる。 ・トレーニング 好きなだけ打ちっぱなしが出来る。 ・コントロール コントローラー説明のみ。 ・オプション BGMとSEの音量設定とランキング表示時の国旗表示の設定のみ。 ・クレジット 関わったスタッフの名前が書いてある。 また、メニュー画面ではオンラインランキングが閲覧可能。 スコアが確認出来るのは世界トップの6人と順位が近い6人。そしてフレンドのスコアだけ。 ◇ショットについて 強さを20段階選べ、キューをボールに当てる位置も変更可能。 上側を選ぶと回転を少なく、下側を選ぶと回転を増やせ、左右を選ぶと横に回転がかかる。 ◇問題点 ・ロードの長さ 起動時に25秒程、モード選択からゲーム開始、ゲーム終了からモード画面に戻るまで10秒程ロードがかかる。 特に起動時のロードは毎回長く、プレイ初回は本体が壊れたかと不安になるレベル。 ・操作性 スティック操作で照準を狙う上照準が凄く滑るので狙うにはスティック長押しとカメラワークを駆使した慣れが必要。 慣れたとしてもそれでもスティック操作のみで滑るので操作性は悪いと言える。 その上コントローラー設定も変更出来ない。 そもそも後述の挙動のおかしさからして上手く狙ってもちゃんと弾くかは不明だが。 ・カメラワーク 一人称視点はなく軽く俯瞰した所から打つ。カメラワークは自動で動くことがないので自分で見やすい位置に毎回移動しなければいけない。 真横から真上まで見渡せるが、近づく事は不可。 近づけないため真ん中にボールが止まり離れたボールに当てる場合はかなり狙いにくい。真上から見る事も可能だがそれでも少し狙いにくい。 これだけでもキツイが滑る照準と合わせるとかなりキツイ。 ・挙動について 全体的に挙動がおかしい。当たったボールが変な加速をしたり減速をしたりする事が多々、というかそれが基本。 反射もおかしくボールがリアルとはかけ離れた方向に飛んでいく。 これが顕著なのはブレイクショット時。 一打目に真ん中のボールを狙うと何故か正三角形が崩れず角にあるボールだけ弾かれ加速してそのままポケットに吸い込まれていく事がある。 ブレイクしないブレイクショットとは一体。 ちなみに少しブレイクしたとしても角にあるボールがめちゃくちゃな加速をする事が多い。 ・AIの強さ まず変更出来ない。「AIと対戦」のチェックボックスがあるだけ。 そして強い。どの位置からでもほぼ正確にボールを狙い落としていく。 2~3ターン目ですでに相手の残りボールが7個中1個(+8番)だけになっている事もしばしば。 ・充実したオプション 上にも書いたがBGMとSEの音量設定とランキング表示時の国旗表示の設定のみで操作設定や照準のスピード変更などは不可。 コントローラーは一見操作設定に見えるがただのコントローラー説明書。 ◇評価点 ルールに関しては間違えている所は無い。 ◇その他 BGMはジャズ風の曲が数種類。モードによって変わるのではなくランダムで選ばれる。 台は緑、青、ピンクの3種類からランダムで選ばれる。(自分では選べない) コントローラーの説明はあってもチュートリアルどころかルールの説明がどこにもない。 ◇まとめ 全てがお粗末な作品。薄い内容。滑る照準。狙いにくいカメラワーク。リアルじゃないボールの挙動。難易度設定がなく調整もおかしいAIと全てに置いてクソ。 特におかしな挙動に関しては8ボール(ビリヤード)のゲームとしては失格。 メーカーはどこを見て「最高のゲーム」(公式文引用)としたのだろうか。 }}