概要

名称神代學園幻光録 クル・ヌ・ギ・ア
ジャンルADV+RPG
対応機種PS2
発売元アイディアファクトリー
開発元アスミック・エース エンタテインメント
発売日2008年10月9日
価格7,140円(税込)
対象年齢CERO:A(全年齢対象)

要点

選評案1

日本経済が揺れる10月上旬、サブプライムの大波とともにそいつは姿を現した・・・
アイディアファクトリーの生み出した核爆弾「神代学園幻光録 クル・ヌ・ギ・ア」である。

まず特筆すべきはその戦闘システムであろう。
戦闘システムは、他のゲームのシステムをパク・・・参考にしながらも
戦闘の苦痛を排除するため、独自のアレンジが加えられている。
戦闘での演出を極限まで削ることにより初期のドラクエ並みのテンポのよい戦闘を実現し、
ほとんどの敵(ラスボス含む)に麻痺が効くようにすることで、戦闘時の無駄な思考を排除し、
そのうえ、オートバトル機能まで搭載し、麻痺させた後はオートで放置しておくことで、コマンド入力の手間さえも省いてくれる。
まさに無駄に演出だけ派手で、煩雑すぎて理解しにくい最近の戦闘システムへのアンチテーゼともいえる斬新なシステムである。

選評案2

日本経済が揺れる10月上旬、サブプライムの大波とともにそいつは姿を現した・・・
アイディアファクトリーの生み出した核爆弾「神代学園幻光録 クル・ヌ・ギ・ア」である。
「IF製」という「こちら地雷地帯」という看板並の注意事項があったのにも関わらず
突撃していく兵士達がいるのは周知の事実であるが、今回彼らが突撃していったのは
予測不能の「核爆発地帯」という荒野が一帯に広がる戦場のクル・ヌ・ギ・ア(地獄)であった。

選評案3

日本経済が揺れる10月上旬、サブプライムの大波とともにそいつは姿を現した・・・
アイディアファクトリーの生み出した核爆弾「神代学園幻光録 クル・ヌ・ギ・ア」である。
「IF製」という「こちら地雷地帯」という看板並の注意事項があったのにも関わらず
突撃していく兵士達がいるのは周知の事実であるが、今回彼らが突撃していったのは
予測不能の「核爆発地帯」という荒野が一帯に広がる戦場のクル・ヌ・ギ・ア(地獄)であった。

学園モノなのに学園関係ないストーリー、
ラスボス含め麻痺させれば勝ちというシビレる戦闘システム、
「友情パワー」を即座に否定する死んだ表情のカットイン、
そしてゲーム産業の重厚長大化に対するアンチテーゼのごとく
さっさと終わる軽薄短小な造り込み……
低品質には定評のあるIFゆえに一定期間スルーされていた灯台下暗しの本作は、
ブービートラップ並みの素朴な外見に核爆弾の威力を隠しもつ最新兵器であった。

クソゲーメーカーからは規格外のクソゲーは出ないというスレ住人の平和ボケを蹂躙し、
さらにはストーリー演出のあまりの簡略化ゆえに出逢った瞬間恋人になっている
登場人物たちの現代的な男女交際は「進んでる」最近の若者の恋愛感覚さえも揺るがし、
常識という薄氷の上の幻想に衝撃をもって新たな思想を注ぎ込む、
まさしくIDEA(思想)FACTORY(工場)の本領発揮といえる決定打が現れたのである。

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