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*語り継がれるべき「伝説のクソゲー」(国内) [#hf4e53c8]
**暴れん坊天狗 [#e1e3fe97]
【あばれんぼうてんぐ】
|ジャンル|シューティング|~|
|対応機種|ファミコン|~|
|発売元|メルダック|~|
|発売日|1990年12月14日|~|

-天狗の面を操ってビルや敵などを破壊していくシューティングゲーム。
--なぜ天狗の面なのか、なぜ舞台がアメリカなのか全くよくわからない。
-操作しにくくてすぐに''無念''。
-そのソフトが出たとき「恐ろしいメーカーが現れた」「ゲーム界に超新星現る」「バイバイ、ジャレコにケムコ」などと当時のゲーマーを震撼させたらしい。
-海外ではなぜか天狗が落ち武者の生首に変わっている。
-クソゲーオブザイヤー2007おまけ動画の最初あたりでBGMが使用されている。

**エモやんの10倍プロ野球 セリーグ編 [#n4d98d0f]
【えもやんのじゅうばいぷろやきゅう せりーぐへん】
|ジャンル|シミュレーション|~|
|対応機種|ファミコン|~|
|発売元|ヘクト|~|
|発売日|1989年12月19日|~|

-エモやんこと元プロ野球選手江本孟紀が監修した意味不明タイトルのソフト。
--江本のベストセラーだった『プロ野球を10倍楽しく見る方法』からきているものと思われるがそれを差し引いても、ゲーム内容が見えてこない。
-ファミスタでも88年からパ・リーグに対応しているのにセ・リーグのみ。&br;
そのうえ一人プレイ専用で''対戦プレイができない''。これなら任天堂製のベースボールのほうがマシだ。
-更に難度が高い。
-余談だがGBで「20倍プロ野球も発売予定」だったが、このソフトが''あまりの不評''で中止になった。
--SFCのシミュレーションプロ野球では古田敦也監修になっており、ヘクトはエモやんのせいにしている可能性もある。

**美味しんぼ 究極のメニュー三本勝負 [#q2b1e130]
【おいしんぼ きゅうきょくのめにゅーさんぼんしょうぶ】
|ジャンル|ADV|~|
|対応機種|ファミコン|~|
|発売元|バンダイ|~|
|発売日|1989年7月25日|~|

-小学館の人気グルメ漫画をゲーム化したもの。&br;
主人公・山岡士郎の狂った行動が凄まじく、ぶっ飛んだ選択肢と理不尽なバットエンドの数々は未だ語り種。
-特に有名なシーンとして、以下のものがある。&br;
アンキモ(アンコウの肝)の情報を得るべく、閉まっている料理屋をこっそり覗こうとする山岡。&br;
そこへ彼を不審者と勘違いした警官が登場するのだが、対して現れる選択肢がADVにも関わらず…と言うか美味しんぼにも関わらず、''「たたかう」「にげる」「じゅもん」''というもの。&br;
この中から「じゅもん」を選ぶと、山岡が「''アンキモアンキモアンキモ……''」と譫言を発し、警察に捕まってゲームオーバーになってしまう。
-なお、アンキモを題材にした回は原作1巻にも登場するが、料理屋を覗いたり、警官に追われたり、怪しい呪文を唱えたりする描写は(当然ながら)一切ない。&br;
そもそも原作ではアンキモの存在と美味しさを知っていたから「病的なフォアグラより美味い物がある!」と啖呵を切ったのであり、「フォアグラより美味い物がある!」と言ってから「フォアグラより美味しいもの…何があるだろう。調べてみよう。」と動き始めるのでは''単なる馬鹿''である。
--「たたかう」を選ぶと山岡の攻撃は当たらないうえ、逆に警官の反撃で10000のダメージ(=即死)を受けることになり、やはり''ゲームオーバー''。&br;
FF2のバグ技等の例外を除き、当時のRPGでは考えられない数値である。&br;
この警官は他のゲームで活躍してもらいたい。もちろん敵ではなく味方として。
-このゲームの価値は、20年以上も前にキャラゲー=クズという図式を打ち立てた事、さらにはそれだけの間まったく進歩の見えないバンダイ(現バンナム)の不甲斐なさの一端を垣間見れる点にあると言えよう。
-苦労してアンキモ編をクリアしても、まだまだ終わらない。
--''「高知県土佐中村」''や''「四万十女子大学」''が出てくるが、20年前かつキャラゲーであることを差し引いてもいくらなんでもこれはないだろう。
---原作者もしくは製作者の誰かが高知県(四国全体も?)に関してろくな知識が無かったことが伺える。
--この後の三章はゲーム版オリジナルのラーメンの章だが・・・&br;
いろいろなラーメン店に行ってケチつけたり、自ら良質の材料を見つけラーメンを作るといった内容で原作の冷やし中華の回の内容と似ている。
---この章でも再び警官が現れ、「じゅもん」のバリエーションも&br;
「ナンダト」「イヤソノ」「オレハヤマオカ」の3つに増えている。
-ファミリーコンピューター 1983-1994(太田出版)によると、シナリオは原作者の雁屋哲が担当しているとのこと。

**元祖西遊記スーパーモンキー大冒険 [#edb66f2c]
【がんそさいゆうきすーぱーもんきーだいぼうけん】
|ジャンル|RPG|~|
|対応機種|ファミコン|~|
|発売元|バップ|~|
|発売日|1986年11月21日|~|

-ゲームを始めるなり、青い背景に''「なか゛いたひ゛か゛はし゛まる・・」''と白文字で表示される。&br;
一般的に見ればごく普通の序文だが、これが本当に長く、そして''異常に退屈なゲーム''だから困りものだ。
-大陸の縮尺を再現したんじゃないかと思うほど広大すぎるマップを、ただひたすらに、1秒間に1コマの速度で歩くゲーム。話す、調べる、呪文等のコマンドは無い。
-会話が無いから情報はいっさい得られず、約700画面分はある広大な大地を、自身の足で探索しなければいけない。
-進行に不可欠なワープポイントが画面上に表示されず、怪しいと思う箇所に1秒間に1コマの速度で向かうしか無い。&br;
しかしうろうろしている間にも水と食糧は減少(無くなれば餓死)し、やっと見つけたワープポイントも進行に無関係な偽ワープだったりする。
-なお、死んだ仲間を復活させる唯一の方法・不死鳥鳳凰も、やはり画面には表示されない。
-何の合図もなく突然現れる戦闘モード。反応の悪い如意棒。全く役に立たない仲間達。&br;
戦略性は皆無で、とりあえず連射していれば死なない。腕は辛いが。
-道中の都でコンティニューコマンドを教えてもらえるが、パスワードでもバックアップでもなく、表示されるのは「タイトル画面で押すべきコマンド」。&br;
しかもその表記が「A(Aボタンを押す)」と「AB(Bボタンを押しながらAボタンを押す)」の組み合わせと言うややこしいもの。&br;
無論そんな細かい説明は皆無のため、最早''コンティニューは裏技''と言える。
-苦行を乗り越えた先に待つ、つまらない文章が青画面に数行出るだけの味気ないエンディング。
-ロム解析して出てきた''デザイナーなかじまかおる''のゲームと無関係な下品な文章が有名。
--[[よいこのはっくろむ(コーヒーブレイク)>http://www.geocities.jp/rinkaku89/yoiko/yoiko5.html]]
-CS番組、「ゲームセンターCX」で、よゐこの有野晋哉がプレイを敢行した。&br;
ほとんど公開処刑みたいな企画なのに、本当にご愁傷様…である。
-クソゲーオブザイヤー2008動画のプロゴルファー猿パートでフィールドBGMが使用されている。

**キテレツ大百科 [#j11272b9]
【きてれつだいひゃっか】
|ジャンル|アクション|~|
|対応機種|ファミコン|~|
|発売元|エポック社|~|
|発売日|1990年2月23日|~|
-故 藤子・F・不二雄先生の漫画をゲーム化した作品。&br;キテレツが留守中のところをトンガリとブタゴリラが現われて「ゆめみきょう」を壊す…と言うプロローグまでは良かったが…
-カクカクの画面に最悪の操作性。
-家の窓一面に張り付く、巨大顔のみよちゃん。
-コロ助の謎の言葉が有名。
--「ここから でるには さんそクリームを つくるナリ。そして、ブロックに さかさに・・・・・・・''うっ!''」
-仲間が増えると常にキテレツの後を付いて来るようになるが、全員に当たり判定があり、
仲間が敵にぶつかればキテレツがダメージを受けることになり、お荷物にしかならない。
-1回しか出現しない敵キャラ、巨大顔面等のイッちゃった背景ほか、よく解らない意匠のこだわり。
-最初に発明する道具はどういうわけか''キテレツ地獄''。&br;
面クリアやミスの際に''閻魔大王''が現れ、ライフを貸し借りすることが可能になる。&br;
なお、ライフを借りたままクリアすると''バッドエンド''。
-ラスボス前、キテレツ斎様から「一番大切なもの」として「勇気」を与えられるエピソードがあるが、どうみても''剣''である。
-発明の仕方がフィールド場のコインを拾い、Aボタンを連打して見積もり予算より早く仕上げるという現実的なもの。
-捕まっているトンガリが何故か上半身裸。
-エンディングシーン背景の雲が、主要キャラ達のグラフィックを白と青にしただけのもの。&br;
何かの意図があるのかもしれないが、連続して配置されているので気持ち悪い。
-エンディングシーンのコロ助のセリフが酷い。
--「元はと言えばブタゴリラが悪いナリ!ブタゴリラはもう一度キテレツ地獄へ行くべきナリ!」
-ラストテキストは「ENDナリ」。
-ゲーム中に突然野球盤の宣伝が入る。しかもベンまで使って。

**ゴーストバスターズ [#y23ae29b]
【ごーすとばすたーず】
|ジャンル|アクション|~|
|対応機種|ファミコン|~|
|発売元|徳間書店|~|
|発売日|1986年9月22日|~|
-PC用洋ゲーの移植版。映画原作物キャラゲーの中でも1・2を争う程のクソゲーとされる作品。&br;
当時のファミ通をして「最早ゲームになっていない」と言わしめた。
--ちなみに発売元発行のゲーム誌(ファミマガ)では、数回にわたりそれなりの紙面を割いて紹介・攻略記事が載っていた
-タイトル画面でスタートを押すと早くもクソを予感させる耳レイプボイスが流れる。
-そこらじゅうに幽霊が徘徊する町をロゴ(プレイヤー)がうろつくカオスな光景。
-BGMは最初からスタッフロールまで''全く同じ曲''。これも一種の耳レイプ。
-武器・罠等のアイテムはなぜか店で買う。バスターズが自前で作っていた設定は崩壊している。
-バスターズのキャラ立ちが皆無で、4人揃う場面もない。皆白人に見えるのでウィンストン涙目。
-基本的にはロゴを操作して点滅する建物を探し、ドライブで向かい、幽霊を捕まえ、金を稼ぐ…の繰り返し。
--ドライブ中飲酒運転者にあたると数百ドル没収。とてもかわせるものでは無く、ビルに着いた頃には金欠になるバスターズ。&br;
まず取り締まる方向が別だろうと言う叫びは届かない。
--加速が可能だが、車が画面上に寄ってしまうので余計に飲酒運転者にぶつかりやすくなる、全く意味の無いシステム。
--ガス欠になると''金玉にしか見えないバスターズ''が車を押す。
--ビルに入るには罠が必要だが、安い罠はビルごとに使いまわせずその都度本部で処分しなければならない。&br;
結局「スーパー罠」を使うことになり、安い方はまさに安物買いの銭失い。
--必要な罠を買えない状態で文無しになると詰み確定。自動ゲームオーバーにはならないので手動でリセットしなくてはならない。
-最終目的はメッセージに従い「ズールのビル」に入る事だが、そのメッセージ表示条件が不明。
-ズールのビル内階段パートで用いるアイテムは別物の為、手持ちを入れ替える必要があるが、店に寄るタイミングを間違えると手遅れに。結局通常アイテムを再購入し、幽霊ハントからやり直しになる。
-総フロア22階と無駄に長く、しかも移動は''ボタン連打。''連射機が無いと指が壊れる。
-階段パートではなぜか攻撃ができず、幽霊を避けながら登ることになる。他のアイテムも無いよりマシと言うレベル。
--餌…幽霊をひきつけるが、プレイヤーが進むとすぐに画面外から消える。
--バリア…ダメージを軽減するらしいが、焼け石に水。
--騒音発生器…法外な値段なので裏技の無い海外版での入手は厳しく、しかも見合う効果が無い地雷アイテム。
---裏技は、「ゴーストアラーム」が販売価格<買取価格のため、購入と売却で簡単に金が稼げると言うもの。仕様ミスか? 
-最上階に辿り着いた途端、今までのトロさが嘘の様な高速ダッシュを見せるロゴ。
-一応、ラスボス・ゴーザーと戦うパートが一番ゲームらしかったりするが、アクションではなく''シューティング''。

***エンディング [#a4f07bc3]
-EDメッセージは日本版、海外版で異なるが、ある意味バッドエンドよりも遥かに絶望的。
-日本版:''「りり」''の二文字が表示されるのみ。これは徳間の某企画用らしいが、全く意味が解らない。
-海外版:酷い誤字と自画自賛。詳細は下記を参照。
#aapro{{
   CONGLATURATION !!! 
        
   YOU HAVE COMPLETED 
     A GREAT GAME. 
       
  AND PROOVED THE JUSTICE
     OF OUR CULTURE. 

  NOW GO AND REST OUR
       HEROES! 

和訳:おめでとう!!!素晴らしいゲームをクリアしましたね。
   我々の文化の正義を証明してくれました。我等のヒーローを休ませろ!
}}
--「CONGLATURATION」はRとLが逆でSが抜けている。
--「素晴らしいゲーム」「我等の文化の正義を証明しました」等の自画自賛は四八(仮)の前身を思わせる。
--文を切って最初に「And」を入れている(そもそもAndを入れる必要性はほとんど無い)。
--本来「REST」の後にコンマを入れ「休んでくれ、我等がヒーロー!」でなければならない。
--「PROOVED」はOが一文字多い。
--James Rolfe氏はコレを添削して0点(F-,"Fuck balls")と判定。その上で氏なりに正解をこう記述した。
#aapro{{
   CONGRATULATIONS !

 YOU HAD THE PATIENCE TO
    SHIT THROUGH THIS
     AWFUL GAME.

 YOU PROVED YOUR NERDINESS.

  NOW GO FUCK YOURSELF!

和訳:おめでとう!この酷いゲームを最後まで耐え抜きました。
あなたのヲタっぷりが証明されました。これを木っ端微塵にしてこい!
}}

**サイベリア [#w2852214]
【さいべりあ】
|ジャンル|シューティング|~|
|対応機種|プレイステーション|~|
|発売元|インタープレイ |~|
|発売日|1996年2月16日|~|

-最初にシューティングとパズルの難易度を選ぶところがあるがどちらも初級にはできない。
-主人公が設定年齢の18歳より明らかに年上に見える。さらに、格好もダサい。
-おそらくヒロインであるジイアが砂漠に住む''生き物''。
-序盤の割りには難易度が高めの戦闘。
--銃座の可動範囲が狭い。
--レーダーが全くといっていいほど意味がない
--攻撃を食らえば食らうほど銃座の動きがおかしくなる。
-理不尽な死に方が多い
--最初と途中に出てくる油で一度転んでも大丈夫だが二度目だと何故か死亡。
--ジイアに「ゆっくりこっちを向いて、武器のカートリッジを頂戴」といわれてゆっくり見ないと殺される(しかもちょっとずれると殺される)。
--TF-22という戦闘機に乗る前に爆弾を解除しないと爆発。
-ボス戦のシューティングが一番簡単。
-エンディングが続編への繋ぎの為終わったのかわからない無理やりな終わらせ方。
--一応''サイベリア2''もあったりする。
//-ニコニコ動画ではゲーム実況のhacchi氏がこのゲームをやったことで名が知られるようになった。
//ニコ動での知名度はあくまで一部の話題なのでコメントアウトしておきます
//力丸団は『磁気爆弾』の空耳なので注意
**里見の謎 [#s70d5cdd]
【さとみのなぞ】
|ジャンル|''おすすめ''RPG|~|
|対応機種|プレイステーション|~|
|発売元|サンテックジャパン|~|
|発売日|1996年12月6日|~|

-PS用ソフト屈指のクソゲー。デスクリムゾンが将軍・徳川ならこちらは副将軍・水戸光圀だろうか。&br;
発売時期が近いこともあり何かと比較される。とにかくネタでは負けず劣らず。
-パッケージの絵が''超ヘタクソ''。デッサンが歪んでいると言うか顔面崩壊レベルで、平均的なプレイヤーですら地雷と解る。
-メーカーが自分でジャケットの上に「オススメRPG」と書かれたシールを張るという''詐欺まがい''の暴挙に出る。
-斬新な新機能システムの数々。
--DCBS(ダイレクト・コマンド・バトル・システム)&br;
バトル時に敵に対し□△○のボタンを押すだけで敵に攻撃する。&br;
快速なのはいいがダメージ数値が出ないので気づいたときには敵にやられていた、なんてことも。
--FECS(フラッシュ・エンカウント・コントロール・システム)&br;
スムーズにバトルに入れる。実はスーファミ以下の敵グラフィックなので、容量も軽くいちいち読み込む必要がない。''ものは言いよう''である。
--PLMS(プログレッシヴマップリンクシステム) &br;
マップが縦スクロールのみというゲーム展開。道に迷ったりどこにいけばいいかわからないなどという事は無い。&br;
親切を通り越して大きなお世話である。
---余談だが当時のポリゴンRPGは入り口や行動範囲がわかり難かったり&br;
ロード時間が冗長すぎたりするものも多数あったので、システム面''だけ''は意外と評価できる。
--じどう &br;
抱腹絶倒の名前ジェネレータ。1文字ずつ乱数で選んでいるだけなので『−ふぁゑゎ』『ゐょーげべ』『ゃによょぇ』など''人間には発音不可能''な悶絶ネーミングが飛び出す。
-プロデューサー小澤夢生(おざわゆめお)氏の放つ常人にはたどり着けない(電波)シナリオ&テキストの数々。
--「かあさん…ぼく、あたまがヘンになっちゃったよう……」
--「しんぱい入りません」
--水の巻物を求め、巻物屋に入って売り物を見ると……「まきしんぢ(やんなっちゃう)」
--「ウーちゃんの……おんまちゃん……ど…こ…」(中ボス撃破時の最後のセリフ)
-現在、入手は非常に困難(デスクリムゾンも同様だが)であり、&br;
とくにオススメシールのついた物はプレミアがついてるとかいないとか。世の中話題性である。
-クソゲーオブザイヤー2008動画のヌギャーパートで戦闘BGMが使用されている。

**ジーキル博士の彷魔が刻 [#acd0d0b0]
【じーぎるはかせのほうまがとき】
|ジャンル|アクション|~|
|対応機種|ファミコン|~|
|発売元|東宝|~|
|発売日|1988年4月8日|~|

-小説『ジキル博士とハイド氏』をモチーフとしたアクションゲーム…と思われる''よく解らないゲーム''。&br;
システムそのものを抜き出せば斬新で、面白そうとすら思えるが、説明不足のため、投げ出したプレイヤーが多い。
-主人公・ジーキル氏が市民や爆弾魔の妨害を避けつつ教会へと向かうのが目的。&br;
妨害によるストレスが一定以上になると、モンスターをビームで駆逐するハイドモードに移行する。
--クソゲーと言われる原因のひとつが、ゲームオーバーの条件が解りづらいと言うもの。&br;
ハイドモードではジーキルモードで進んだ距離以上に移動すると死んでしまうので、&br;
それまでに一定量のモンスターを退治しなければいけないのだが、攻撃方法が「上+B」と少々解りにくく、&br;
ジーキルモードの難しさもあって初めてプレイしたなら大抵はすぐにゲームオーバー条件を満たしてしまう。
--また、このゲームオーバーの演出(落雷に打たれる)があまりに唐突に出現するため、プレイヤーには何が起こったか解らず、&br;
妨害にキレたジーキル氏が、突然変身して突然雷に打たれる謎のシーンにしか見えない。
---なお、詳しいルールは[[ここ:http://mythos.jp/~master/houmaga/index.html]]を参照すると解りやすい。
-市民の妨害(敵の攻撃)は''街中がジーキル氏に恨みを持っている''としか思えないほどに凶悪且つ執拗で、&br;
特に最終ステージの猛攻は''鬼''と言う表現がぴったり。プレイヤー自身がハイドモードに突入してしまうことうけあいである。
-エンディングは2種類あるが、上手にプレイできる程バッドエンドになりやすい。
-他にも歩くのが遅い、当たり判定が解らない、曲数が少なく後半になっても変わらない(雰囲気は良い)と、クソゲーの要素を手堅く押さえる。
-ジェームズ・ロルフ氏曰く''「ポンの方がマシだ」「このクソに近づかないでくれ」「1円であっても買うもんじゃない」「プレイするな」「粉々に叩き割れ」''…ジェームズ氏は相当このゲームが嫌だったのだろう。

**ジーコサッカー [#ec94e947]
【じーこさっかー】
|ジャンル|シミュレーション|~|
|対応機種|スーパーファミコン|~|
|発売元|エレクトロニックアーツ・ビクター|~|
|発売日|1994年3月4日|~|

-当時鹿島アントラーズに所属していたジーコ監修のソフト。
-''対戦モードが無い。''
-選手を直接操作するのではなくフィールド上でカーソルを動かしながら選手を誘導し、パスやドリブルの指示を出すだけという独特のゲーム性。
-舞台はワールドサッカーなのに鹿島アントラーズだけ混ざっている。
-安価で投売りされ、その値段に目をつけた業者が大量に本作を購入し、インディーズソフトの「SM調教師瞳」のカートリッジとして利用したという。
-あまりに投売りされまくっていたため、雑誌「ゲームラボ」では一時期、投げ売り報告コーナーに「''激安ZICO''」と言うタイトルを付けていた。

**小公子セディ [#ec94e947]
【しょうこうしせでぃ】
|ジャンル|クイズADV?|~|
|対応機種|ファミリーコンピューター|~|
|発売元|日本アニメ フジテレビ|~|
|発売日|1988年12月24日|~|

-人気アニメ「小公子セディ」をゲーム化したもの
-タイトル画面で選択が''"はじめまして""おかえりなさい"''とわかりずらい
-コマンドもはなすの次は''"フルート""またあした"''とこれもわかりずらい
-しかも人と話すときもフルートのコマンドがある
-キャラドット異常なほど下手
-フィールド画面の大半は''家庭教師''(RPGで言う敵)しかも全部同じキャラドット
-その家庭教師に当たるとクイズ画面になり外れても問題ないが''クイズに当たるまで逃げれない''
-ADVなのかRPGなのかはわかないがこのゲームは''HPの概念がない''
-家庭教師から逃げて話を進めるの繰り返しでアニメの小公子セディのような面影もなく''原作レイプ''になってしまった。

//**四八(仮) [#k17031b0]
//【しじゅうはち かり】
//わざわざここに載せる意味あんの?誰も復活させないようなので消しました。

**CITY ADVENTURE タッチ MYSTERY OF TRIANGLE [#h7f359fb]
【してぃー あどべんちゃー たっち みすてりー おぶ とらいあんぐる】
|ジャンル|アクション|~|
|対応機種|ファミコン|~|
|発売元|東宝|~|
|発売日|1987年3月14日|~|

-「異次元空間に落ちた飼い犬を救う為に達也、和也、南の三人がパラレルワールドを冒険する」というストーリー。&br;
原田、松平、新田、西村、お父さん、お母さん、マスターなどのキャラは一切登場せず、''タッチである必要が全く無い''。&br;幾ら猫も杓子も左から右に走る時代とは言え、野球モノの作品なら野球ゲー、あるいは恋愛モノというのが定石だろうに…
-ボールを投げて敵を倒すところだけ野球。
-南は二人の後をついてくるだけ。敵にぶつかると座り込んで泣き出す。邪魔。
-パスワードを入力するとクリア同然の状態から始められる裏技があるが、そのパスワードがどうしようも無い。
--たつや:みなみにHしてしまいました
--かずや:みなみにHしてしまいました
--みなみ:TATUYAとHしてしまいました
-この特大の馬糞レイプ作品をきっかけに、原作者のあだち充氏はゲーム会社を信用しなくなったようである。
-クソゲーオブザイヤー2008動画のメジャー1パートでBGMが使用されている。

**シャーロック・ホームズ 伯爵令嬢誘拐事件 [#v0f8287e]
【しゃーろっく ほーむず はくしゃくれいじょうゆうかいじけん】
|ジャンル|アクション|~|
|対応機種|ファミコン|~|
|発売元|トーワチキ|~|
|発売日|1986年12月11日|~|
-霧に包まれたミステリアスなロンドンの街、謎が謎を呼ぶ難事件、あざやかな名推理が待っている‥‥
--と思いきや''暴力が支配する都市''・ロンドンを舞台に繰り広げられるバイオレンスアクション。
--伯爵令嬢誘拐事件のはずが、実際にはパパイヤ団なる犯罪組織の幹部やボスを探し出し倒すという、令嬢そっちのけな内容。
--情報は特定のポイントを虫眼鏡で調べると入手できるが、初期状態のホームズはそんなもの持っていないので、攻略はノーヒントになる。
--虫眼鏡の捜索はノーヒントだが、虫眼鏡で調べるポイントのヒントは一般市民の会話に紛れている。&br;
例「ヒビワレノ オオイ ゲスイドウダナァ」→ひび割れの箇所を手当たりしだい調べる→情報ゲット
--なお情報を得るには推理力がある程度必要な場合がある。推理力は一般市民に%%飛び蹴りを食らわす%%聞き込みをすることで上がる。最初のうちに100%にしておくと良い。
-暴力が支配する都市・ロンドン…
--情報を集めようと市民に接触を試みると大ダメージ。彼らは事件に関係が有ろうと無かろうと、次々と''ホームズに襲いかかる''。
--更に昼間の町並みで堂々と拳銃を発砲する一般市民。対してホームズも一般市民を半殺しにして金と情報を得る。
--''GTAの方がまだまだマシ''な位のレベル。
--攻略本では歩いている市民=パパイヤ団構成員という設定があるというのだが、説明書にはこう記述してない
-そもそも犯人分かってるなら探偵の出る幕は無いのでは?
--と言うか探偵が主人公のゲームの最終目的が''「組織の壊滅」''。
-説明書には「2コントローラーは使用しません」の表記。&br;
だが、パスワードを入手するにも復活するにも2コンが必要であり、ゲームを買った時点からプレイヤーの探偵度が試される。
-全般的に難しく、バイオレンス性も含め、たけしの挑戦状ならぬトーワチキの挑戦状と言ったところ。
-説明書の最後にある紙切れに続編が発売予定と記されてあったが実際にはこのゲームが凄まじくクソだったので発売中止になった。
--一応続編は出ているらしいが・・・トーワチキじゃない可能性があるが。
-クソゲーオブザイヤー2008動画の奈落パートでBGMが使用されている。

//**[[重装機兵ヴァルケン]] [#md387962]
//【じゅうそうきへいゔぁるけん】
//コレって伝説ってほどのクソゲー?誰も復活させないようなので消しました。

** 修羅の門[#x90d947c]
【しゅらのもん】
|ジャンル|格闘アクション|~|
|対応機種|プレイステーション|~|
|発売元|講談社|~|
|発売日|1998年4月2日|~|
-『月刊少年マガジン』で連載されていた川原正敏原作の漫画をゲーム化した作品。
-開始直後、企業ロゴがズタズタ。この時点で既に駄目なゲームとわかることが出来る。
-OPムービーが真っ暗闇の中、スポットライトを浴びて、道着着用・上半身裸・白髪白髭の老人と思われる人がただ動いてるだけのお粗末すぎるもの。
-BGMなしのタイトル画面。
-決定音が拍子木、カーソルを移動すると鼓の音がするが、音が軽いので間が抜けている。
-設定にある「視点」の選択が''「甲・乙」''と意味不明。
-ストーリーモードではあくまでプレイヤーが原作ファンであることを前提し、''イベントモードがない''。
-キャラクター画面ではここまでで散々和の雰囲気をだしておきながら、BGMが''ディストーションギターが唸るロックナンバー''。
-読み込み中の文字が大きく威張っているように感じてしまう。
-片山の必殺技・菩薩掌のSEが「ブー」
-マウントだけで簡単に勝ててしまうレオンのバランスブレイカーぶり
-ファミ通はこのゲームに対し、「本当に完成品か」「演出は皆無」「ユーザーは納得するだろうか」というレビューを言い放ち、前代未聞の2点をつけた。

**センチメンタルグラフティ [#x90d947c]
【せんちめんたるぐらふてぃ】
|ジャンル|恋愛シミュレーション|~|
|対応機種|セガサターン|~|
|発売元|NECインターチャネル|~|
|発売日|1998年1月22日|~|

-通称セングラ、チングラ。&br;発売前からゲーム雑誌の宣伝や小説、ラジオ、関連グッズ販売、コンサート他イベント等の強力なプロモーション活動により、大きな期待を寄せられていた。&br;ところがいざ発売されると、ゲームとしての出来が酷く、当時数多のファンが絶句したと言う。
-ここまでならただのガッカリゲーで終わるところだが、付随するネタ要素がこのゲームを語り継がれるクソゲーとして昇華させた。
-不可解なオープニングムービー…
--別名『暗黒太極拳』(又は『暗黒舞踏会』『死霊の盆踊り』とも)
--暗闇の中でぼんやりと光りながら、どうにも形容しがたい''拳法のような不思議な踊り''を舞う12人の少女たち。&br;その後、暗闇の中を跳んだり跳ねたり、あげくの果てには空中を泳ぎ出す。
--死んだ魚の目みたいな表情で雨にうたれている(ように見える)少女。もちろん背景は黒いまま。
--後半は強風の中で、再び奇怪なダンス。制服だけが並び置かれたシーンで終了する。
---背景が黒いのは「当てはめるはずの背景が時間的制約により用意できなかった」らしい?&br;真偽はどうあれ、どんな背景であろうが「狂った構図」にしかならない。
-ゲーム内容も唐突。
--親の仕事の都合で12回以上の転校を繰り返していた主人公のもとに、高校3年になった春休み差出人不明の手紙が届く。内容は「あなたに……会いたい」というもの。&br;これを見て主人公は「きっと昔会った12人の女の子の内の誰かに違いない!!」と判断、手紙の送り主を探しに(日本中を)駆け巡ることに。&br;平日は学校に行き、休日はバイトをし、そのお金で日本全国12都市を巡り歩き、ヒロイン達との仲を深めてゆくというゲーム。
--ヒロイン達には「せつなさ」というパラメータがあり、長期間連絡を取らなかったり、&br;
会わなかったりすると「無言電話」による攻撃や、最終的に「失踪」してしまうというヤンデレ(?)仕様。
--その手紙の送り主は好感度の一番高いヒロインに決定されるというあんまりな御都合主義。
-余談だが、続編センチメンタルグラフィティ2では、''前作主人公の葬式''から始まるという、&br;
わずかに残ったファンや信者をバッサリ斬って捨てるようなせつなさ炸裂のストーリーとなっている。

**ソード・オブ・ソダン [#qf7c864e]
【そーど・おぶ・そだん】
|ジャンル|アクション|~|
|対応機種|メガドライブ|~|
|発売元|セガ|~|
|発売日|1991年10月11日|~|

-雑誌「BEEP!メガドライブ」の読者投票によるランキングにおいて、前人未到の''最下位在位23回''を記録した。
-洋ゲーからの移植物だが、その大味すぎる内容と異常なまでに高い難度で当時のゲーマーを驚愕させた。
-操作性は当然最悪。特に後ろを振り向くのがボタンを押しながら逆方向入力という操作なので非常に面倒くさい。
-ザコが大量に出てくる割に固すぎる。
-''BGMがない。''代わりに鳥の囀りが終止鳴り続ける。
-主人公(男一人女一人)のグラフィックは洋ゲーらしくやたらに濃い。
-キャラの死に様の描写は「大量出血」「はらわたも描写」「生首が飛ぶ」などこだわっており、平和そうな鳥の囀りと相まってなんともいえない雰囲気をかもしだしている。
-さらにキャラはすべてダメージを受けるたびにいちいちうめき声を上げ、死ぬときにはイヤな叫び声を上げるなど、音声面での演出もバッチリである。
-4種類ある薬は組み合わせによって効果が変わるが、組み合わせによっては''自分が死ぬ。''

**大冒険 セントエルモスの奇跡 [#na26643f]
【だいぼうけん せんとえるもすのきせき】
|ジャンル|シミュレーションRPG|~|
|対応機種|セガサターン|~|
|発売元|有限会社パイ|~|
|発売日|1996年4月19日|~|
-『デスクリムゾン』が登場するまでセガサターンマガジンの読者評価ランキングでは最下位を独走していて、「超魔海王」との通称が付けられた。
-このゲームの特徴''(というか問題点)''は以下の通り。
--RPGにもかかわらずイベントは全編通して3つ(+ボス戦)しかない。
---とにかく一切何も起こらない。パッケ絵にはヒロインらしき女の子が描かれているが、はじめに一言しゃべるだけでせりふはラストまで全く変化なし。もちろんついてきたりもしない。
---前記の通りイベントがないので、60以上ある街(最初の町以外なぜか全部モンスターに占拠されている)をひとつひとつモンスターを全滅させて解放していく、という作業がこのゲームのほとんどを占める。
---BGMも戦闘シーンには一種類(しかも4小節程度のもののループ)しかなく、もはや途中からはゲームというよりお坊さんの苦行のような有様になってくる。
--背景世界はコーエーの大航海時代のパクリなのに劣化というよりほとんど意味がない
---海戦もあるが、海賊とは全く戦わなくてもクリア可能(逃げれば追ってこない)。
---物価がとてつもなくおかしい。交易品や船員の給料に比べて武器の値段は極端に高い。
---南極をさらに南下するといきなり北極に出る。
--大味なゲームバランスとヘッポコな演出
---オープニングがものすごく唐突。
---ゲーム当初から世界のどこにでもいけるが、順番を踏んで攻略していかないと敵が強すぎて即死する。しかもその順番についての情報はどこにもない。
---グラフィックはファミコンレベル。しかも敵キャラのグラフィックはものすごく汚い。
---街は全て同じ構成。
---主人公の特殊攻撃の名前も''「必殺技(1)」「必殺技(2)」''などネーミングにやる気が全く感じられない。しかも必殺技の発動は全くのランダム。
---''「いらしゃいませ」''などの誤字脱字。
---町の人の会話はストーリーと一切関係ない話が多い。
--常軌を逸しているモンスターの台詞(特に中ボス)
---普通のモンスターは「ぴきぴき」「ぴるぴるぴる」「がるるるるー」など定型文句しかしゃべらないが、各町ごとにいる中ボスの台詞が尋常ではない。
---(例)「体の中から何かがぶえええ ぐえええええ」「うげっ うげっ 気分悪いぞ うげげげげげっ」
---こんなのが60以上ある各町ごとに用意されている。
--そしてオチが最悪
---苦労してプレイしたのに、その努力をあっさり全否定する最悪なオチ。
---これに関してはニコ動に上がっているので、見たいという物好きな方はそちらをみてほしい。
--ところで「セントエルモスの奇跡」ってゲーム内で全く出てこないけどなんだったんだろう?
-ゲーム内でのキャラの第一声''「これは ひどい」''はこのゲームをやったプレイヤーの感想とあまりにも見事にシンクロしてしまい、ネット上で爆笑の嵐をまきおこし、2chの慣用句として定着してしまった。
-上記のことから''「このゲームを買うこと自体が大冒険だ!!!」''とまで言わしめた。
-これだけの反響を巻き起こしたにもかかわらず、「大冒険Deluxe 遥かなる海」としてプレイステーションに移植された。移植版ではモンスターのグラフィックが描き直されたり、イベントが大幅に追加されたり台詞が直されたりと悪い意味で評判だった点は修正されているらしい。

**たけしの挑戦状 [#q33eb69b]
【たけしのちょうせんじょう】
|ジャンル|アクションADV|~|
|対応機種|ファミコン|~|
|発売元|タイトー|~|
|発売日|1986年12月10日|~|

-ビートたけしが開発に深く関わった伝説的作品。
-要はビートたけし氏本人がパッケージ裏面で語るように、''ゲームの常識が通用しないゲーム''。
--登場するモブキャラは全て殴ることができ、コマンドとしても''「おやじをなぐる」「しゃちょうをなぐる」''などがある。&br;
ファミコン版のGTA?それとも龍が如く?そちらの方が''まだマシ''という理不尽なレベル。
--パスワードを入力するとき°でうめて入力すると「クリア寸前で最強モード」で始める事もできる。しかし、&br;
パスワードを入力するとき最後の2文字をやきにしてそれ以外をすきで埋めると「クリア寸前で理不尽モード」で始まる。
--カラオケをIIコンのマイクで歌わなければならないシーンが3回ある。&br;
ただこれにはボタン入力による救済がある他、そもそもファミコンのマイク端子は音声認識などしないため、息でも大丈夫らしい。
--アイテム・宝の地図の謎を解くには、「日光に当てる」を選択した上で、''1時間待たなくてはいけない''。&br;
5分で済む救済策もあるが、ボタン操作もNGな上、ヒントは無い。さらに退屈である。
--ハンググライダーによる横シューティングは、当たり前と言えばそうだが、下がる事はできても上がれない。
--エンディング直前からスタートできる裏技があるが、そのやり方が「タイトル画面でパンチを2万回出す事」。&br;
所要時間は約一時間。
-GTA、龍が如くより理不尽なバイオレンス、半端無い難度の謎解き、その末に現れるエンディングはビートたけしの顔と「えらいっ」のセリフだけ。&br;
更に5分待つと表示される''「こんなげーむにまじになっちゃってどうするの」''も有名である。
-CS番組「ゲームセンターCX」にて紹介された。このゲームの製作に纏わる裏話的な事も語られているので興味がある人は視聴してみるのも良いだろう。
--DSソフト「ゲームセンターCX有野の挑戦状」には、「こんなゲームにマジになっちゃって…ホンマに嬉しいわ!」と、&br;
この作品の悪ふざけを逆手に取ったパロディが用意されている。
-話題性か、たけしが暗い部屋で大根をおろしながら「雨の新開地」を歌うシュールなCMの効果か、売り上げはかなり良かったらしい。
--余談ではあるが、このゲームの発売前日、たけしはあの「''フライデー襲撃事件''」を引き起こし、現行犯逮捕されている。&br;
ゲームは予定通り発売されたが、CMは自粛する羽目になった。
-スーパーマリオブラザーズが出て1年後にして「制作側が確信犯的にバカゲーを作るつもりで作った」事は、ゲーム史を振り返るに当たりとても重要な事象といえる。
--ただ、評価としてはクソゲーだが。
-2009年3月よりWiiのバーチャルコンソールで配信予定。これを機会に伝説に接するのもいいだろう。
-クソゲーオブザイヤー2007動画のゾイドオルタナティブパートでBGMが使用されている。

**チョップリフター [#x2aec7c2]
【ちょっぷりふたー】
|ジャンル|シューティング|~|
|対応機種|ファミコン|~|
|発売元|ジャレコ|~|
|発売日|1989年6月26日|~|
-名作の名を騙ったクソゲー。羊頭狗肉である。
--もはや劣化移植というレベルではない。わざとジャレコがそうしているようにしか見えない。&br;
ジャレコの開発チームにイランの特殊工作員が紛れ込んでいる可能性も否定できない。
-異常な難度。1面クリアできれば良いほうである。
--対空砲が山のようにあり、あっさりと撃墜される。
--もたもたすると高速の機関砲がやってきて撃墜される。
--もしくは''燃料切れ''で落ちていく。
--地上だろうが空中だろうが、いつでもどこでも安全地帯など無い。
--その難易度を他ゲームに無理やり例えるなら、ジャンクションシステムが無いFF8。「いのる」が無いマザー2。ハンマーブロスしか出てこないスーパーマリオ。
-一応ブローダーバンド社の名誉のために言っておくと本当は良ゲー。MSXかマスターシステム版をやるべし。
--本来なら大使館の周りは安全地帯であり、燃料メーターの概念は無く、敵の攻撃も普通。


**デスクリムゾン [#cf0d284a]
【ですくりむぞん】
|ジャンル|ガンシューティング|~|
|対応機種|セガサターン|~|
|発売元|エコールソフトウェア|~|
|発売日|1996年8月9日|~|

-バーチャガン対応(「バーチャコップ」に続くバーチャガン対応ゲームの第2作)。
-通称「''デス様''」「''超魔王''」「''帝王''」等。
--「最下位」「クソゲー」をつけたり、いくつかを組み合わせて呼ばれることも。
(例:「最下位帝王デス様」「クソゲー超魔王」)
--セガサターンマガジン読者投票ランキングにおいてぶっちぎり最下位で登場し、「最下位帝王」と呼ばれる。同時にセガサターンマガジン編集部より「超魔王」の称号を献上される。その後も幾度か中断はあったものの長く最下位帝王として君臨し続けた。
--2008年KOTYの総評では、大奥記の世界観に合わせて「''クソゲー界の征夷大将軍''」と呼ばれた。
-このゲームに聳え立つクソを列挙する。
--怖い会社のロゴマーク(精神汚染とも呼ばれるほど)。しかも''飛ばせない。''
---後述するが、無敵時間が無いため慣れないうちはすぐにGAMEOVERになってしまってほぼ100%会社ロゴに飛ばされる。
---真鍋社長は、''モナ・リザ''みたいな物を頼んだらしいが、製作スタッフが''デスマスク''みたいな物を作ってしまった。
--主人公・越前康介(''コンバット越前'')が香ばしすぎる
--多くのプレイヤーを爆笑の渦に巻き込んだ''ネ申オープニングムービー''
---チープな声優(一応本職の声優らしいが、演技素人の社員かと思われていた。)
---''「上から来るぞ!気をつけろ!」''''「せっかくだから、俺はこの&color(red){赤の扉};を選ぶぜ!」''(扉は赤くない。扉についている宝石だと言う説があるが''そもそも扉自体見え難い'')
--オプションの設定が「''ステレオ/モノラル切り替え''」しかない。
--バーチャガンの照準設定があるが、''1発撃つと前画面に戻される''。よって''照準確認ができない''。
---画面にガンコンを密着して照準を合わせても''必ず左にズレる''。
--ため撃ちの弾丸に''謎の「BS」''の文字。(ボムショットの意味)
--''ムササビ''を撃つと民間人ショットペナルティ(分かるかっ!)
--無敵時間の概念が無いため、敵が3体出ている状態で一斉攻撃を受けると''即ゲームオーバー''。
--''1UPのはずなのに5UP''ワナップ!
--時々''どう見ても空を飛んでいるとしか思えない''動きをする
--元々エコールはCAD制作会社。なのに建物など、''何もかもが歪んでいる''。(しかし''当時のCAD制作会社の中では技術力がある方'')
--ラスボス前に越前が''勝手に転がりまわる''
--R+Z+STARTでクリア扱いとなり''次の面に進める''。知った日には今までの苦労が全て無駄に。
--取扱説明書が''常人には理解不能''
---以下取扱説明書の引用&br;
「抑えてはいるが、''冒険心旺盛な一匹狼''。正義感・勇気とも''平均以上''だが、''カッとしやすい''ところもあり、&br;計画的人生よりより行き当たりばったりの人生を選んでしまうタイプ。''女性の扱いは苦手''」
---好物は''焼きビーフン''
--…等など''もはや列挙不可能''(''「St&color(red){e};ge1」''や''「St&color(red){u};ff」''などは''些細なこと''である)
-このように、とんでもないクソゲーであるが、そのすさまじさ故、&br;
一部で愛され永遠に語り継がれるクソゲーとなったのである…この世にゲームというものがある限り。
--その後、聖地巡礼と称し、エコール本社を拝みに行ったファンまで出現した。
--さらに、件のオープニングムービーの撮影地、和歌山県友ヶ島にまで巡礼者が。
-2001年4月、一部熱狂的なクソゲーファン(クリムゾナー)の願いが通じ、重版したデスクリムゾンをエコールの真鍋社長が&br;新幹線で日本各地を巡って(''手渡しで'')売り歩くという前代未聞のイベント''「デストレイン」''が開催された。
-そして2008年9月13日にデスクリムゾンの原点として友ヶ島で45名のファンを集めて、''デスクルーズ2008''が行われた。
--内容は、せいじろう氏を呼んでの、真鍋社長自ら書いた''「フリーズ!〜デスクリムゾン・レゾナンス〜」''の朗読ショーなど。
---詳しくは[[デスクルーズ2008:http://www.e56.info/deathcruze2008.html]]と&br;
[[デスクルーズ2008in友ヶ島―せっかくだから、俺は参加したぜぇレポート―:http://www.e56.info/deathcruise/event08repo.htm]]
-前述したが、真鍋社長直筆の「フリーズ!〜デスクリムゾン・レゾナンス〜」は&br;
[[エコールソフトウェア:http://www.e56.info/]]にて読むことができる。
--せっかくだから、よんでみようぜぇ[[フリーズ!ーデスクリムゾン・レゾナンスー:http://www.e56.info/freeze/freezetop.htm]]
~
-普通、こんなトンデモ作品を世に送り出してしまったらドリフみたく坂を転げ落ちるのが定石だが、~
その後もしぶとく生き残って[[数々の伝説・偉業:http://dic.nicovideo.jp/a/%E3%82%A8%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%BD%E3%83%95%E3%83%88%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A2]]を成し遂げてしまう辺り、普通のクソゲーマイスターとは一線を画す存在であると言える。~
…そもそも、エコールソフトウェアは底辺とか坂道とかそれ以前に''別次元''の領域にいるような気がしなくもない。
-クソゲーオブザイヤー2007動画の四八(仮)パートでEDのBGMが使用されている。

**ドラゴンズレア [#k09e9b3b]
【どらごんずれあ】
|ジャンル|アクション|~|
|対応機種|ファミコン|~|
|発売元|エピックレコードジャパン|~|
|発売日|1991年9月20日|~|
-海外からの移植作。
-ゆったりとした遅い動き(北米版ではこれよりさらに遅い)
-弱すぎる主人公。
--何の変哲もない扉にあたって死亡
--敵が投げてくる石にあたって死亡
--何故か蝙蝠等のザコキャラには一回では死なないが''即死要素が圧倒的に多すぎる''為HPは殆ど意味を成さない
-このように簡単に死にまくるため「最悪にストレスが溜まるゲーム」として悪名高い
-最初の面で''いきなり床が抜ける''。
-ラスボスは倒さなくてもクリア可能。
-主人公が潰された姿がどう見てもかたつむり。

**トランスフォーマー コンボイの謎 [#b4fcd26c]
【とらんすふぉーまー こんぼいのなぞ】
|ジャンル|アクション|~|
|対応機種|ファミコン|~|
|発売元|タカラ|~|
|発売日|1986年2月5日|~|

-タカラ(現・タカラトミー)のファミコン参入第1作目にして、記念すべき''クソゲーの一等星''。
-初心者殺しの難ゲー。
--ゲーム開始直後からの容赦無い敵弾は、''スタートボタンを押して3秒''でプレイヤーを葬り去る。
--避けようにも、弾の大きさは数ドットしか無く、背景に紛れてほとんど見えない。
--まず操作する前に、''画面が赤青交互に点滅する演出''で殆どのプレイヤーは駆逐される。&br;
有名な日本のネズミも顔負け。なお、VCでは修正されている。
--敵兵に触れただけで''爆発''するトランスフォーマー。この兵士には美味しんぼの警官共々、他のゲームで活躍してもらいたい。もちろん敵ではなく味方として。
-なぜコンボイが死に、総司令官がロディマスコンボイに代わったのかを解明するのが「コンボイの謎」だが、本編では一切解明されない。
--説明書か[[VCサイト:http://www.nintendo.co.jp/wii/vc/vc_tf/index.html]]にあるストーリーで謎がようやくわかる。
--一応、本編でコンボイを倒した人物の絵が出てくるが名前が無く''誰なのか解らない''。
-クソゲーオブザイヤー2007動画のGT5PパートでステージBGMが使用されている。

**星をみるひと [#r8687ec1]
【ほしをみるひと】
|ジャンル|RPG|~|
|対応機種|ファミコン|~|
|発売元|ホット・ビィ|~|
|発売日|1987年10月27日|~|
-元祖西遊記スーパーモンキー大冒険と並んで''クソRPGの一等星''。
-プレイし始めてすぐに分かるクソ。
--タイトル画面以外のグラフィックが酷い。むしろタイトル画面だけは素晴らしい出来。
--オープニング・プロローグが''ない''。
---説明書に書いてはいるのだが、残っているはずもない。
--やたらと歩くのが遅い。
--開始直後、主人公はいきなりフィールドに放り出されている。
---しかも最初に向かうべき街は何の前触れも無く「超能力で隠れている」という設定で見えない。 
--何をやっていいいのか、また何をやっているのか分からない。
---クリアに必須な「さんそぱいぷ」の入手が非常に困難。(落ちているのだが、入手時に小さなSEが鳴るだけでいつ手に入れたか分かんない)
-戦闘が酷い。倒せない敵に出会うのも珍しくない。
--しかも''逃げられない''。
--戦闘中のみコマンドが''キャンセルできない''。
--自分のライフの下1ケタが表示されていない。
--弱い武器を買うとダメージを与えれなくなる。
---後半の敵には最強武器である『じゃいろSP』か『素手』以外ダメージが通らない。
--全員死亡すると''叱られる''。
---''この みじゅくもの!''~
''ぜんいん、しぼうしてしまうとは…''~
''もういちど でなおしてこい!''~
-パスワードにはカタカナが使えるのに、本編ではすべてひらがなとアルファベット。
--パスワードで続きをしようとしたら、完全に前回やったところのデータを再現できていない。パスワード文字数を減らすための仕様と思われる。が、反面お金を個別管理するなどの無駄も見られる。
---説明書より~
''ごーるどは多くて255ごーるど引かれます。''~
 ''けいけんちは多くて3引かれます。''とのこと。
--パスワードの入力が不便。
-但しストーリーの評価は高く、今でも一部熱狂的なファンが存在する。
-これからやろうとする人はこの7,980円(Amazon調べ)もするぼったくりのカセットを買うより「[[STARGAZER:http://www5b.biglobe.ne.jp/~kiss-me/aji/star/index.html]]」(フリーゲーム)を落として遊ぶことを薦める。
--バランスも操作性もグラフィックも改善されている。
-クソゲーオブザイヤー2007動画のエルヴァンディアストーリーパートでタイトルBGMが使用されている。

**マインドシーカー [#afc9f292]
【まいんどしーかー】
|ジャンル|ADV?|~|
|対応機種|ファミコン|~|
|発売元|ナムコ|~|
|発売日|1989年4月18日|~|
-エスパーキヨタこと清田益章氏監修の''超能力開発ソフト''。
-「このゲームは ''たのしみながら ちょうのうりょくがかいはつされるように シミュレートされています''」という売り文句。
-基本操作はAボタンだけというシンプルな操作方法。
--但し''念じながら''ボタンを押して○○を動かすなどのFCには出来ない力を使用しなければならない。
~早い話、''「運」だけ''が頼りである。
-主な内容
--ゲーム内では''サイポイント''というものがあり、集めてレベルを上げることによりストーリーが展開していく。
--超能力開発センター(1番最初のステージ)
---念力のトレーニング・・・Aボタンに念を込めて押して画面上のランプを点灯させる。
---予知のトレーニング・・・ランプが5つ並べられ、次に何が点灯するかを答える。
---透視のトレーニング・・・伏せられたカードのマークを答える(5択)。
---なおこれらは卒業試験までに当てた回数を増やして卒業試験に合格しなければ、サイCityへ出ることができない。
--サイCity
---主に街の人々は''「あなたのサイパワーを見せてください」''とか''「あなたのバイブレーションを見せてください。」''としか言わない。
---そして''「噴水を出して下さい」''とか''「ここにある五つの品物の中から、私が次に出す品物を予知してください」''と言った後に~
上記にあるようなトレーニングの延長線上のものをさせられる。
---とある老人に至っては、ミスすると''「開発センターから出直せ」''みたいなことを言われて、サイポイントを奪われる。
---一応カジノがある''サイランド''もある。
--パワースポット
---これらの苦行に耐え、サイレベルを最高まであげると最終試練として行く場所。
---''今までと比べ物にならない''くらい極悪で、念力で開ける扉(開ける確率は''約13.3%(1/7.5)'')が''3つ''有る上、~
3つ目の扉は''5つの内から本物を透視して''見つけなければならない。
---最終試練をクリアできる確率は''&color(red){約0.047%(1/2109.375)};''。~
クリア出来た人は本当に自慢してもいいだろう。
---[[ここ:http://dic.nicovideo.jp/a/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC]](ニコニコ大百科内)で詳しく言及されているので興味があるなら見てみよう。
-エスパーキヨタからの''高周波の電波''を聞くことができる。~
特にEDに近づくほどより酷くなっていく。
--EDのコメント~
'''うちゅう は バランス のみだ'''~
'''そこに ふかさとして の リズム がある。'''~
~
'''くうかん が そくど を もつのであって'''~
'''ひかり が そくど を もつのではない。'''~
~
'''ぶっしつ は ひかり を めざし'''~
'''ひかり は ぶっしつ を うみつづける。'''~
~
'''せいめい も うちゅう も'''~
'''ぜんたいとして じぞくしている。'''~
~
'''そんざいとは ちょっかん の だいめいしである。'''~
'''げんご は はどう の ていちゃくである。'''~
~
''END''
-超能力開発ソフトと言うがクリアしても全く超能力が身につかない。
-余談ではあるが、清田益章は2006年9月に大麻取締法違反容疑で逮捕された。
-クソゲーオブザイヤー2007動画の選外作品群パートでBGMが使用されている。

**摩訶摩訶 [#obf60da2]
【まかまか】
|ジャンル|RPG|~|
|対応機種|スーパーファミコン|~|
|発売元|シグマ商事|~|
|発売日|1992年4月24日|~|
-ギャグ漫画家、相原コージ監修のRPG。
-相原コージ手がける濃すぎるパッケージイラスト、また淡い色彩ながらサイケデリックな色使いの説明書表紙が、プレイする前から怪しい臭いがしている。
-電源を入れると怪しい音が鳴り、水色のバックに白く、なんとも貧相な「Sigma」の文字。しかも妙に薄い。''もちろんとばせない。''
-''バグだらけ。''&br;
フィールド上で変身技(いわゆる呪文)が使い放題と言うお得なものから、&br;
お助けキャラの回復技で逆に瀕死になる、特定のイベントバトルに負けると進行不可能になる等の手ごわいもの、&br;
更にはコマンドウィンドウの開け閉めを繰り返すと画面全体がバグり、マップの地形がマス単位でシャッフルされると言ったゲーム崩壊技まで様々存在し、&br;
最早バグこそがゲームの最大の特徴と言って差し支えないレベルになっている。
--移動中は主人公の魔法しか使えない。
--ラスボス第2形態の最大HPは''1''。
---これにはHP1万に設定しようとしたがプログラムが4桁までのHPしか扱えない仕組みで、限界突破して1に帰ってきた…という噂があるがデマ。&br;
ラスボスが一撃で死ぬのは相原コージが考えたアイディアだと、『イデアの日』の攻略本で語られている。
--''エンディングのスタッフロールまでバグっており、字が証拠隠滅のごとく崩れて読めない。''
--フリーズが頻繁に起こる。
--締め切りに間に合わなかったのでバグROMをそのまま任天堂に送りつけたらなぜかOKが出てしまい、そのまま発売になったと言う逸話がある。 
---バグ修正した正規ROMは露と消えた。数々のバグに対する非難に、シグマは技術力の無さから「''全て仕様です''」と言い切った。&br;
PSPに於ける不都合の解釈の前身を思わせる。
---その結果、シグマはライセンスを剥奪された(らしい)。
-曲はいいのに音源最悪。
-狂ったエンカウント率。
-クソゲーを扱うあるランキングでは、唯一ファミコン以外でトップ10にランクインした。(ちなみに1位はたけしの挑戦状)
-ゲームの内容自体は当時としては非常に挑戦的かつ個性的で、一部では不具合さえなければ名作バカゲーになれただろうと言われている。
-クソゲーオブザイヤー2006動画でBGMが使用されている。

**ミシシッピー殺人事件 [#h747d16e]
【みししっぴーさつじんじけん】

|ジャンル|ADV|~|
|対応機種|ファミコン|~|
|発売元|ジャレコ|~|
|発売日|1986年10月31日|~|

-豪華客船が舞台の海上ミステリー!…と言えば聞こえは良いが…&br;
スペランカーと並び語られる「死にゲー」。
-死体発見の前に客室で落とし穴に落ちてゲームオーバー。 
-死体発見の前に客室の壁から飛んできたナイフに刺され、やはりゲームオーバー。
--事件が解決しても、これらのトラップを用意した人間は謎のまま。 
--そしてワトソンの台詞「あぁ もし さいしょから やりなおす ことが できれば なんんとか なるのに・・・」がプレイヤーを脱力させる。
-一度話しかけた人間は、どんなに重要な証拠をしゃべっていても''もういいました''しか言わなくなる。
-推理もののようではあるが、カンか総当りでしか進められない捜査。
-慢心した頃に、入り口に引っかかってナイフに刺される。
-回収し切れていない伏線がある。
-やっとクリアしても表示は''ゲームオーバー''。広義で捉えれば間違っていない表記(同年発売のスターソルジャーもゲームオーバーBGMで終わるし、ゲームの終わりと解釈すれば納得)だが、アドベンチャーでやられると、何とも骨折り損のくたびれもうけである。
-仕方がないので、開始何秒で穴に落ちるかを競う。 
--仕方がないので、船長室BGM終わりの効果音(アタック25の早押しボタンの音)を何度も聞いて楽しむ。
-ところでワトソン君はいいが、チャールズ探偵って誰?
--このゲームのオリジナルで、米国発のPCゲーム「MURDER ON THE MISSISSIPPI」をジャレコがファミコンに移植する際に、探偵Sir Charles Foxworthの助手Regis Phelpsの名前をワトソンにしてしまったのである。&br;さすがに主人公の名をホームズにするのははばかられたようだ。
 
**燃えろ!!プロ野球 [#a1492c1e]
【もえろ!!ぷろやきゅう】

|ジャンル|スポーツ|~|
|対応機種|ファミコン|~|
|発売元|ジャレコ|~|
|発売日|1987年6月26日|~|

-クソゲー≠ミリオンタイトルという常識を破った問題作。
--その''「質はどうでもよく売れるだけでいい」''という考えは[[人生ゲーム(Wiiware版) ]]へ引き継がれた。
-''デバッグさぼり''が原因で''ルール無視''のゲームになった。[[2008年 大賞]]の前身を思わせる。 
--''全選手の9割以上が3割打者''。
--プログラムを直すより[[この紙1枚:http://uso8oo.com/wara/wara0103.jpg]]を封入するほうを選んだ。
---ファールの後は、どんなボールでもストライクの判定となる有名なバグも、その紙の内容から、ファールからの復帰時にもスイングの状態がリセットされていないためと思われる。
-どう見ても本名でありながら''実際の球団・人物とは関係ありません''。
--90年頃までは、他ゲームでもファミスタなど本名使用していたゲームはある。
-バントホームランができると噂されているが絶対にならない。ジャレコ自身も誤解している。
--正確には「バントがホームラン」では無く「止めたバットでホームラン」である。
-とさんざん駄目な点を言ったが良い点もある。ファミコンで始めてパリーグが完全対応したことだ。
-余談だがこの燃えプロは'88決定版、新燃えプロ、感動編、最強編……と発売し続け、リメイクもされた。

**もっともあぶない刑事 [#j6ef884a]
【もっともあぶないでか】

|ジャンル|アクション|~|
|対応機種|ファミコン|~|
|発売元|東映動画|~|
|発売日|1990年2月6日|~|
-かつて人気を博し、映画化もされたドラマシリーズのゲーム化・・・
--なのだが、敵弾を20発以上くらっても平気で突撃を続ける
-暴力団を壊滅させるためその構成員を100人単位で殺戮する2人の主人公。
-難しくてもクソゲーだが飽きるぐらい易しすぎてもクソゲーになる良い例。

**真・聖刻 [#ha6b1146]
【らわーす】
|ジャンル|RPG|~|
|対応機種|スーパーファミコン|~|
|発売元|ユタカ|~|
|発売日|1995年4月21日|~|

-TRPGや小説で展開している「ワースブレイド」シリーズのゲーム化で、小説とドラマCDと平行する形で世に出たソフトだが、パッケージも説明書も原作についてはまったく触れていない。
-ゲームオーバー時に「はじめから」を選ぶと、バグ画面に飛ばされる。ヤルマ砦という場所の右下から、バグ空間へ行ける。
-フィールド移動は、行き先を決めると勝手に歩いていくというものだが、一度歩き出すと立ち止まったり戻ったりすることはできず、メニュー画面も開けない。移動中は、なぜかライフゲージが常に満タン表示。
-SFCソフトだというのにBGMは10曲程度。OPとEDとフィールドの曲は同じ。ラスボスの曲は中ボスの曲と同じ。
-ほぼ全てのボス戦は、主人公1人でロボットに乗り込んで行うが、使い道不明の「防御」というコマンドがある。しかも選んでもダメージは減らない。ロボ戦の攻撃コマンドは「殴る」「蹴る」のみで、魔法やアイテムは使えない。
-ダンジョンにトラップは一切無い。またマップパーツは、どこのダンジョンも共通。ツクールか!?
-ラストダンジョンではやたら強い中ボスがラッシュで出るため、1体倒すごとにレベル上げが必要。そのくせラスボスはクソ弱く、2、3発で死ぬ。
-画面切り替えにいちいち時間がかかる(摩訶摩訶ほどではないが)。メニュー画面、店の買い物画面、移動先指定画面などでは、いちいち主人公の全身像が背景に表示される。
-町の住人達の台詞は、殆どがゲームに関係ない世間話。
-''「小回復」「全回復」''という、やる気の無い名前の魔法。
-仲間の1人は、実はヒロインの生き別れの姉であり、敵のスパイでもあるのだが、この設定は説明書でバラされている。
-ザコ敵は「戦う」以外の行動を一切しない。ボスの場合はそれぞれ違った攻撃アニメーションが用意されているが、効果はどれも同じ「単なるダメージ」。ステータス異常は、HPゼロの「気絶」のみ。
-ストーリーは小説版のそれを端折っただけで、ゲームならではのアレンジは無い。
-主人公の決め台詞「死にきれなかったらいつでも相手になってやるぜ」語呂悪い。
-小説のあとがきで、作者氏は「ゲームもこの本と同時期に出てるはずなので、早く遊んでみたい」と語っていた。現在、このゲームの存在はシリーズの黒歴史となっているらしい。
-スタッフロールのスペシャルサンクス「''OYAJINO WAKIGA''」。
-突出したダメな点は無いが、あらゆる分野において満遍なくクソというゲーム。仕様通りに作られているのにクソだという意味では、08年次点の「プロゴルファー猿」に近い。

**レリクス 暗黒要塞 [#i46bacdb]
|ジャンル|アクション|~|
|対応機種|ファミコン(ディスクシステム)|~|
|発売元|ボーステック|~|
|発売日|1987年4月10日|~|
-ありえないぐらいの''おまちください''というローディング地獄。
--スタート直後、上の階層へハシゴを上っていくと「おまちください」。 
--通路でたむろする兵士の前で「おまちください」。 
--イモムシやコウモリ、ミイラらザコ敵の出現前に「おまちください」。 
--ボスの棲息エリアに突入する時も「おまちください」。 
--そして本作最大の特徴である、敵戦士の身体に乗り移る場面ではもちろん「おまちください」。 
-このようなローディングが多すぎる為
--一画面分歩くのに約6〜7秒。
--梯子を上りきるのに約6秒。
--画面スクロール時に必ず一瞬立ち止まる。
--ジャンプは常にためらっているようにのっそり。
-スタミナ回復アイテムは12ゲージ中1ゲージしか回復しない。(比較的少ない)