#contents ---- *語り継がれるべき「伝説のクソゲー」(国内・ファミコン) [#y74e363a] //暴れん坊天狗 //バカゲーなので番外に移動しました **エモやんの10倍プロ野球 セリーグ編 [#e79e5687] 【えもやんのじゅうばいぷろやきゅう せりーぐへん】 |ジャンル|シミュレーション|~| |対応機種|ファミコン|~| |発売元|ヘクト|~| |発売日|1989年12月19日|~| -エモやんこと元プロ野球選手江本孟紀が監修した意味不明タイトルのソフト。 --江本のベストセラーだった『プロ野球を10倍楽しく見る方法』からきているものと思われるがそれを差し引いても、ゲーム内容が見えてこない。 -ファミスタでも88年からパ・リーグに対応しているのにセ・リーグのみ。&br; そのうえ一人プレイ専用で''対戦プレイができない''。これなら任天堂製のベースボールのほうがマシだ。 -更に難度が高い。 -余談だがGBで「20倍プロ野球も発売予定」だったが、このソフトが''あまりの不評''で中止になった。 --SFCのシミュレーションプロ野球では古田敦也監修になっており、ヘクトはエモやんのせいにしている可能性もある。 **美味しんぼ 究極のメニュー三本勝負 [#add9a844] 【おいしんぼ きゅうきょくのめにゅーさんぼんしょうぶ】 |ジャンル|ADV|~| |対応機種|ファミコン|~| |発売元|バンダイ|~| |発売日|1989年7月25日|~| -小学館の人気グルメ漫画をゲーム化したもの。&br; 主人公・山岡士郎の狂った行動が凄まじく、ぶっ飛んだ選択肢と理不尽なバットエンドの数々は未だ語り種。 -特に有名なシーンとして、以下のものがある。&br; アンキモ(アンコウの肝)の情報を得るべく、閉まっている料理屋をこっそり覗こうとする山岡。&br; そこへ彼を不審者と勘違いした警官が登場するのだが、対して現れる選択肢がADVにも関わらず…と言うか美味しんぼにも関わらず、''「たたかう」「にげる」「じゅもん」''というもの。&br; この中から「じゅもん」を選ぶと、山岡が「''アンキモアンキモアンキモ……''」と譫言を発し、警察に捕まってゲームオーバーになってしまう。 -なお、アンキモを題材にした回は原作1巻にも登場するが、料理屋を覗いたり、警官に追われたり、怪しい呪文を唱えたりする描写は(当然ながら)一切ない。&br; そもそも原作ではアンキモの存在と美味しさを知っていたから「病的なフォアグラより美味い物がある!」と啖呵を切ったのであり、「フォアグラより美味い物がある!」と言ってから「フォアグラより美味しいもの…何があるだろう。調べてみよう。」と動き始めるのでは''単なる馬鹿''である。 --「たたかう」を選ぶと山岡の攻撃は当たらないうえ、逆に警官の反撃で10000のダメージ(=即死)を受けることになり、やはり''ゲームオーバー''。&br; -苦労の末アンコウを入手し調理するのだが、''原作一巻を持っている''か''本職の料理人''でもないとわからない選択肢は必見。 --(例)アンコウを殴る→腕の骨が折れて''ゲームオーバー''&br; アンコウを滅多切り→どこがアンキモかわからなくなって''ゲームオーバー''&br; アンコウを捨てる→もはや説明不要。''ゲームオーバー''&br; -めげずにアンキモ編をクリアしても、まだまだ終わらない。 --''「高知県土佐中村」''や''「四万十女子大学」''が出てくるが、20年前かつキャラゲーであることを差し引いてもこれはない。 ---原作者もしくは製作者の誰かが高知県(四国全体も?)に関してろくな知識が無かったことが伺える。&br; 「中村市(現・四万十市)」か「土佐町」か「土佐市」かはっきりしてくれい。 --この後の三章はゲーム版オリジナルのラーメンの章だが・・・&br; いろいろなラーメン店に行ってケチつけたり、自ら良質の材料を見つけラーメンを作るといった内容で原作の冷やし中華の回の内容と似ている。 ---この章でも再び警官が現れ、「じゅもん」のバリエーションも&br; 「ナンダト」「イヤソノ」「オレハヤマオカ」の3つに増えている。 -このゲームの価値は、20年以上も前にキャラゲー=クズという図式を打ち立てた事、さらにはそれだけの間まったく進歩の見えないバンダイ(現バンナム)の不甲斐なさの一端を垣間見れる点にあると言えよう。 -ファミリーコンピューター 1983-1994(太田出版)によると、シナリオは原作者の雁屋哲が担当しているとのこと。 **元祖西遊記スーパーモンキー大冒険 [#q072243b] 【がんそさいゆうきすーぱーもんきーだいぼうけん】 |ジャンル|RPG|~| |対応機種|ファミコン|~| |発売元|バップ|~| |発売日|1986年11月21日|~| -ゲームを始めるなり、青い背景に''「なか゛いたひ゛か゛はし゛まる・・」''と白文字で表示される。&br; 一般的に見ればごく普通の序文だが、これが本当に長く、そして''異常に退屈なゲーム''だから困りものだ。 -大陸の縮尺を再現したんじゃないかと思うほど広大すぎるマップを、ただひたすらに、1秒間に1コマの速度で歩くゲーム。話す、調べる、呪文等のコマンドは無い。 -会話が無いから情報はいっさい得られず、約700画面分はある広大な大地を、自身の足で探索しなければいけない。 -進行に不可欠なワープポイントが画面上に表示されず、怪しいと思う箇所に1秒間に1コマの速度で向かうしか無い。&br; しかしうろうろしている間にも水と食糧は減少(無くなれば餓死)し、やっと見つけたワープポイントも進行に無関係な偽ワープだったりする。 -なお、死んだ仲間を復活させる唯一の方法・不死鳥鳳凰も、やはり画面には表示されない。 -何の合図もなく突然現れる戦闘モード。反応の悪い如意棒。全く役に立たない仲間達。&br; 戦略性は皆無で、とりあえず連射していれば死なない。腕は辛いが。 -道中の都でコンティニューコマンドを教えてもらえるが、パスワードでもバックアップでもなく、表示されるのは「タイトル画面で押すべきコマンド」。&br; しかもその表記が「A(Aボタンを押す)」と「AB(Bボタンを押しながらAボタンを押す)」の組み合わせと言うややこしいもの。&br; 無論そんな細かい説明は皆無のため、最早''コンティニューは裏技''と言える。 -苦行を乗り越えた先に待つ、つまらない文章が青画面に数行出るだけの味気ないエンディング。 -ロム解析して出てきた''デザイナーなかじまかおる''のゲームと無関係な下品な文章が有名。 --[[よいこのはっくろむ(コーヒーブレイク)>http://www.geocities.jp/rinkaku89/yoiko/yoiko5.html]] -CS番組、「ゲームセンターCX」で、よゐこの有野晋哉がプレイを敢行した。&br; ほとんど公開処刑みたいな企画なのに、本当にご愁傷様…である。 -クソゲーオブザイヤー2008動画のプロゴルファー猿パートでフィールドBGMが使用されている。 **キテレツ大百科 [#p20fe353] 【きてれつだいひゃっか】 |ジャンル|アクション|~| |対応機種|ファミコン|~| |発売元|エポック社|~| |発売日|1990年2月23日|~| -故 藤子・F・不二雄先生の漫画をゲーム化した作品。&br;キテレツが留守中のところにトンガリとブタゴリラが現われて「ゆめみきょう」を壊す…と言うプロローグまでは良かったが… -1回しか出現しない敵キャラ、意味のない置物、目に優しくない背景、謎の巨大顔面などなど、随所に見られるイッちゃった意匠。&br; こだわりは感じられるものの、ファンタジーを目指してシュールにたどり着いた感が強い。 -仲間が増えるとキテレツの後を付いて来るのだが、全員に当たり判定があり、落とし穴にも落ちるので、お荷物にしかならない。 -家の窓一面に張り付く、巨大顔のみよちゃん。 -コロ助の謎の言葉が有名。 --「ここから でるには さんそクリームを つくるナリ。そして、ブロックに さかさに・・・・・・・''うっ!''」 -ゲーム中に突然野球盤の宣伝が入る。ベン(勉三さんの飼い犬)はこのためだけに登場する。 -ラスボス前、キテレツ斎様から「一番大切なもの」として「勇気」を与えられるエピソードがあるが、どうみても''剣''である。 -捕まっているトンガリが何故か上半身裸。 -エンディング背景の雲が、主要キャラ達のグラフィックを白と青にしただけのもの。連続して配置されているので不気味。 -エンディングでのコロ助のセリフが酷い。 --「元はと言えばブタゴリラが悪いナリ!ブタゴリラはもう一度キテレツ地獄へ行くべきナリ!」 -全体として、「夢の中だから」という理由で原作を無視しまくった、あまりにシュールな世界観に加え、&br;「仲間が加わることによって、もともと高かった難易度がさらに上昇する」という理不尽さが、このゲームをクソゲーと呼ばせている要因である --が、仲間の操り方を覚えてしまえば、ただの難しいジャンプアクションゲームとなることや、&br;慣れると不思議と惹かれてしまう世界観もあいまって、コアなファンも少なからず存在するようだ。 **ゴーストバスターズ [#f8ada8be] 【ごーすとばすたーず】 |ジャンル|アクション|~| |対応機種|ファミコン|~| |発売元|徳間書店|~| |発売日|1986年9月22日|~| -PC用洋ゲーの移植版。映画原作物キャラゲーの中でも1・2を争う程のクソゲーとされる作品。&br; 当時のファミ通をして「最早ゲームになっていない」と言わしめた。 --ちなみに発売元発行のゲーム誌(ファミマガ)では、数回にわたりそれなりの紙面を割いて紹介・攻略記事が載っていた -タイトル画面でスタートを押すと早くもクソを予感させる耳レイプボイスが流れる。 -そこらじゅうに幽霊が徘徊する町をロゴ(プレイヤー)がうろつくカオスな光景。 -BGMは最初からスタッフロールまで''全く同じ曲''。これも一種の耳レイプ。 -武器・罠等のアイテムはなぜか店で買う。バスターズが自前で作っていた設定は崩壊している。 -バスターズのキャラ立ちが皆無で、4人揃う場面もない。皆白人に見えるのでウィンストン涙目。 -基本的にはロゴを操作して点滅する建物を探し、ドライブで向かい、幽霊を捕まえ、金を稼ぐ…の繰り返し。 --ドライブ中飲酒運転者にあたると数百ドル没収。とてもかわせるものでは無く、ビルに着いた頃には金欠になるバスターズ。&br; まず取り締まる方向が別だろうと言う叫びは届かない。 --加速が可能だが、車が画面上に寄ってしまうので余計に飲酒運転者にぶつかりやすくなる、全く意味の無いシステム。 --ガス欠になると''金玉にしか見えないバスターズ''が車を押す。 --ビルに入るには罠が必要だが、安い罠はビルごとに使いまわせずその都度本部で処分しなければならない。&br; 結局「スーパー罠」を使うことになり、安い方はまさに安物買いの銭失い。 --必要な罠を買えない状態で文無しになると詰み確定。自動ゲームオーバーにはならないので手動でリセットしなくてはならない。 -最終目的はメッセージに従い「ズールのビル」に入る事だが、そのメッセージ表示条件が不明。 -ズールのビル内階段パートで用いるアイテムは別物の為、手持ちを入れ替える必要があるが、店に寄るタイミングを間違えると手遅れに。結局通常アイテムを再購入し、幽霊ハントからやり直しになる。 -総フロア22階と無駄に長く、しかも移動は''ボタン連打。''連射機が無いと指が壊れる。 -階段パートではなぜか攻撃ができず、幽霊を避けながら登ることになる。他のアイテムも無いよりマシと言うレベル。 --餌…幽霊をひきつけるが、プレイヤーが進むとすぐに画面外から消える。 --バリア…ダメージを軽減するらしいが、焼け石に水。 --騒音発生器…法外な値段なので裏技の無い海外版での入手は厳しく、しかも見合う効果が無い地雷アイテム。 ---裏技は、「ゴーストアラーム」が販売価格<買取価格のため、購入と売却で簡単に金が稼げると言うもの。仕様ミスか? -最上階に辿り着いた途端、今までのトロさが嘘の様な高速ダッシュを見せるロゴ。 -一応、ラスボス・ゴーザーと戦うパートが一番ゲームらしかったりするが、アクションではなく''シューティング''。 -エンディング [#a4f07bc3] -EDメッセージは日本版、海外版で異なるが、ある意味バッドエンドよりも遥かに絶望的。 -日本版:''「りり」''の二文字が表示されるのみ。これは徳間の某企画用らしいが、全く意味が解らない。 -海外版:酷い誤字と自画自賛。詳細は下記を参照。 #aapro{{ CONGLATURATION !!! YOU HAVE COMPLETED A GREAT GAME. AND PROOVED THE JUSTICE OF OUR CULTURE. NOW GO AND REST OUR HEROES! 和訳:おめでとう!!!素晴らしいゲームをクリアしましたね。 我々の文化の正義を証明してくれました。我等のヒーローを休ませろ! }} --「CONGLATURATION」はRとLが逆でSが抜けている。 --「素晴らしいゲーム」「我等の文化の正義を証明しました」等の自画自賛は四八(仮)の前身を思わせる。 --文を切って最初に「And」を入れている(そもそもAndを入れる必要性はほとんど無い)。 --本来「REST」の後にコンマを入れ「休んでくれ、我等がヒーロー!」でなければならない。 --「PROOVED」はOが一文字多い。 --James Rolfe氏はコレを添削して0点(F-,"Fuck balls")と判定。その上で氏なりに正解をこう記述した。 #aapro{{ CONGRATULATIONS ! YOU HAD THE PATIENCE TO SHIT THROUGH THIS AWFUL GAME. YOU PROVED YOUR NERDINESS. NOW GO FUCK YOURSELF! 和訳:おめでとう!この酷いゲームを最後まで耐え抜きました。 あなたのヲタっぷりが証明されました。オ*ニーしてこい!(自主規制) }} **ザ・トライアスロン [#a12b1bd7] 【ざ・とらいあすろん】 |ジャンル|スポーツ|~| |対応機種|ファミコン|~| |発売元|ケイ・アミューズメントリース|~| |発売日|1988年12月16日|~| -スペシャルモードだと水泳コースに鮫が出る。ノーマルだと出ないのに。 -プレイヤーは開始時に6人のキャラから一人選ぶことが出来るが、大きな差は無い。 -最も早くゲームオーバーになれるソフトとして再評価されつつある。 ([[参考動画:http://gamemuseum.blog87.fc2.com/blog-entry-3482.html]]) -プレイするには連打しなければならず疲れる。 -このソフトはトライアスロンという競技を''冒涜''している。 // //トライアスロンをモチーフにした「ゲーム」ならば、鮫が出ても問題では無いし、リアルじゃないからと言って冒涜までは言い難い。太字+文語的な単語で無理やりハクをつけているに過ぎず、伝説どころかクソゲーであるかどうかも伝わらない。 //つまらない=クソかもしれないが、知名度としても、語り継ぐほどでも無いのではないか。 //問題点は連打しないといけないことだけのようなのでコメントアウト継続します。 //↑なに言ってんだ? **ジーキル博士の彷魔が刻 [#u75d6eed] 【じーぎるはかせのほうまがとき】 |ジャンル|アクション|~| |対応機種|ファミコン|~| |発売元|東宝|~| |発売日|1988年4月8日|~| -小説『ジキル博士とハイド氏』をモチーフとしたアクションゲーム…と思われる''よく解らないゲーム''。&br; システムそのものを抜き出せば斬新で、面白そうとすら思えるが、説明不足のため、投げ出したプレイヤーが多い。 --そもそも原作がゲームとして需要不明な題材なのだが・・・タッチを%%強引に解釈して%%唯一ゲーム化した東宝が強引にやっちゃいました。 -主人公・ジーキル氏が市民や爆弾魔の妨害を避けつつ教会へと向かうのが目的。&br; 妨害によるストレスが一定以上になると、モンスターをビームで駆逐するハイドモードに移行する。 --クソゲーと言われる原因のひとつが、ゲームオーバーの条件が解りづらいと言うもの。&br; ハイドモードではジーキルモードで進んだ距離以上に移動すると死んでしまうので、&br; それまでに一定量のモンスターを退治しなければいけないのだが、攻撃方法が「上+B」と少々解りにくく、&br; ジーキルモードの難しさもあって初めてプレイしたなら大抵はすぐにゲームオーバー条件を満たしてしまう。 --また、このゲームオーバーの演出(落雷に打たれる)があまりに唐突に出現するため、プレイヤーには何が起こったか解らず、&br; 妨害にキレたジーキル氏が、突然変身して突然雷に打たれる謎のシーンにしか見えない。 ---なお、詳しいルールは[[ここ:http://mythos.jp/~master/houmaga/index.html]]を参照すると解りやすい。 -市民の妨害(敵の攻撃)は''街中がジーキル氏に恨みを持っている''としか思えないほどに凶悪且つ執拗で、&br; 特に最終ステージの猛攻は''鬼''と言う表現がぴったり。プレイヤー自身がハイドモードに突入してしまうことうけあいである。 -エンディングは2種類あるが、上手にプレイできる程バッドエンドになりやすい。 -他にも歩くのが遅い、当たり判定が解らない、曲数が少なく後半になっても変わらない(雰囲気は良い)と、クソゲーの要素を手堅く押さえる。 -ジェームズ・ロルフ氏曰く''「ポンの方がマシだ」「このクソに近づかないでくれ」「1円であっても買うもんじゃない」「プレイするな」「粉々に叩き割れ」''…ジェームズ氏は相当このゲームが嫌だったのだろう。 **小公子セディ [#u7cd587b] 【しょうこうしせでぃ】 |ジャンル|クイズADV?|~| |対応機種|ファミリーコンピューター|~| |発売元|日本アニメ フジテレビ|~| |発売日|1988年12月24日|~| -人気アニメ「小公子セディ」をゲーム化したもの…だが、非常に力不足を感じるアドベンチャーになっている。 -ストーリーはいわゆる''原作レイプ''。町をうろつく大量の家庭教師から逃げて話を進めるだけの繰り返し。アニメの面影は無い。 -タイトル画面での選択肢が''"はじめまして""おかえりなさい"''と言う無駄なオリジナリティ。解りづらい。 -コマンドリストの「はなす」の次は''"フルート""またあした"''とこれも無駄にオリジナリティがあり、且つ解りづらい。 -人と話すときもフルートのコマンドを選べる。 -キャラドットが異常なほど下手。 -フィールド画面の大半は''家庭教師''(RPGで言う敵)。もちろん全部同じキャラドット。 --家庭教師にぶつかるとクイズ画面に移行する。外すことによる直接的ペナルティは無いが、クイズに正解するまで逃げられない。 -背景の草むらから、全くのノーヒントでフラグアイテムを見つけなければいけないシーンがある。『さんまの名探偵』で言う「たけちゃんの写真」並の難度で、しかもシナリオ進行上、プレイヤーに背景を調べさせるような手引きは為されていない。&br; 「きっとバグでクリアできないんだ」と判断したプレイヤーもいた程で、多くのプレイヤーが脱落したことは想像に難くない。 **CITY ADVENTURE タッチ MYSTERY OF TRIANGLE [#se899ba4] 【してぃー あどべんちゃー たっち みすてりー おぶ とらいあんぐる】 |ジャンル|アクション|~| |対応機種|ファミコン|~| |発売元|東宝|~| |発売日|1987年3月14日|~| -「異次元空間に落ちた飼い犬を救う為に達也、和也、南の三人がパラレルワールドを冒険する」というストーリー。&br; 原田、松平、新田、西村、お父さん、お母さん、マスターなどのキャラは一切登場せず、''タッチである必要が全く無い''。&br;幾ら猫も杓子も左から右に走る時代とは言え、野球モノの作品なら野球ゲー、あるいは恋愛モノというのが定石だろうに… -ボールを投げて敵を倒すところだけ野球。 -南は二人の後をついてくるだけ。敵にぶつかると座り込んで泣き出す。邪魔。 -パスワードを入力するとクリア同然の状態から始められる裏技があるが、そのパスワードがどうしようも無い。 --たつや:みなみにHしてしまいました --かずや:みなみにHしてしまいました --みなみ:TATUYAとHしてしまいました -という200%意図的な物。もはや裁判で訴えられても不思議ではないレベル。 -この特大の馬糞レイプ作品をきっかけに、原作者のあだち充氏はゲーム会社を信用しなくなったようである。 --ちなみに開発担当はコンパイル。 -このソフトからわかる教訓は「処女作であっても糞すぎると原作者が二度とゲーム化を許さないことがある」ということである。 -クソゲーオブザイヤー2008動画のメジャー1パートでBGMが使用されている。 **シャーロック・ホームズ 伯爵令嬢誘拐事件 [#o7b89daa] 【しゃーろっく ほーむず はくしゃくれいじょうゆうかいじけん】 |ジャンル|アクション|~| |対応機種|ファミコン|~| |発売元|トーワチキ|~| |発売日|1986年12月11日|~| -霧に包まれたミステリアスなロンドンの街、謎が謎を呼ぶ難事件、あざやかな名推理が待っている‥‥ --と思いきや''暴力が支配する都市''・ロンドンを舞台に繰り広げられるバイオレンスアクション。 --伯爵令嬢誘拐事件のはずが、実際にはパパイヤ団なる犯罪組織の幹部やボスを探し出し倒すという、令嬢そっちのけな内容。 --情報は特定のポイントを虫眼鏡で調べると入手できるが、初期状態のホームズはそんなもの持っていないので、攻略はノーヒントになる。 --虫眼鏡の捜索はノーヒントだが、虫眼鏡で調べるポイントのヒントは一般市民の会話に紛れている。&br; 例「ヒビワレノ オオイ ゲスイドウダナァ」→ひび割れの箇所を手当たりしだい調べる→情報ゲット --なお情報を得るには推理力がある程度必要な場合がある。推理力は一般市民に%%飛び蹴りを食らわす%%聞き込みをすることで上がる。最初のうちに100%にしておくと良い。 -暴力が支配する都市・ロンドン… --情報を集めようと市民に接触を試みると大ダメージ。彼らは事件に関係が有ろうと無かろうと、次々と''ホームズに襲いかかる''。 --更に昼間の町並みで堂々と拳銃を発砲する一般市民。対してホームズも一般市民を半殺しにして金と情報を得る。 --''GTAの方がまだまだマシ''な位のレベル。 --攻略本では歩いている市民=パパイヤ団構成員という設定があるというのだが、説明書にはこう記述してない -そもそも犯人分かってるなら探偵の出る幕は無いのでは? --と言うか探偵が主人公のゲームの最終目的が''「組織の壊滅」''。 -説明書には「2コントローラーは使用しません」の表記。&br; だが、パスワードを入手するにも復活するにも2コンが必要であり、ゲームを買った時点からプレイヤーの探偵度が試される。 -全般的に難しく、バイオレンス性も含め、たけしの挑戦状ならぬトーワチキの挑戦状と言ったところ。 -説明書の最後にある紙切れに続編が発売予定と記されてあったが実際にはこのゲームが凄まじくクソだったので発売中止になった。 --一応続編は出ているらしいが・・・トーワチキじゃない可能性があるが。 -クソゲーオブザイヤー2008動画の奈落パートでBGMが使用されている。 **スーパーマン [#c84f81bd] 【すーぱーまん】 |ジャンル|アクション|~| |対応機種|ファミコン|~| |発売元|ケムコ|~| |発売日|1987年12月26日|~| -アメコミ調は日本では受けないのではと言う理由から、キャラデザインにいしかわじゅんを起用し、子供向けに仕上げた作品。&br; 結果的にスーパーマンらしさはまるっきり削がれ、原作レイプと言って差し支えないゲームになっている。 -ゲームを始めると''自由の女神''から相談事を受ける。 -版権上の問題からオリジナルのBGMが使われているが、全くスーパーマンの雰囲気にそぐわない。 -主人公・スーパーマンのグラフィックは2頭身のただのおじさん。他のモブキャラも2頭身ではあるが、なぜか地下鉄の乗客だけはまともな頭身のため、スーパーに見えない。 --バブル期の日本のサラリーマンがモデルだろうか? -ジャンプボタンは上ボタン。じゃあAボタンは何のためにあるかと言うと「ジャンプ中に震える」程度で、特に意味は無い。ちなみに変身は電話ボックスで下ボタン。 -モブキャラはゲームの進行に関係ない話ばかり。しかも株、税金、政治など取って付けたような当時の日本の時事ネタ(バブル期ネタ)が多い。ニューヨークが舞台のゲームでそれをやられても・・・である。 -唯一長所があるとすれば、街の中を自由に駆け回り、プレイヤーの任意のタイミングで自由に変身できることだろうか。というか、ヒントが無さ過ぎてそれしかできないのだが。 -なお、[[海外にはニンテンドー64でも「スーパーマン」が発売されたが、このゲームを超える更にどうしようも無いクソゲーになっている。>用語集/伝説のクソゲー/海外・番外#f2e6777c]] **スーパーリアルベースボール [#i163a467] 【すーぱーりあるべーすぼーる】 |ジャンル|野球|~| |対応機種|ファミコン|~| |発売元|バップ|~| |発売日|1988年7月30日|~| -選べるモードは「1P」「2P」「WATCH」の3つで、いずれも1試合で終了してしまう。 --無駄な要素を省いたと、良いほうに解釈することはできる。 --当時はペナント等の要素は珍しかったし、あっても一定数勝利するだけ等存在価値は微妙ではあった。~ -アウトになると「OUT」の表示とともに「ガーーーー」という五月蝿い効果音がなる。 -セーフだった時は、「SAFE」の文字も効果音もまったくない。 -ランナーがホームインしたときの効果音すらない。 -ピッチャーのリリースポイント・バットを構える・捕球するときと、何をするにもボタンを押さなければならない。 --独特の投球システムのせいで思い通りに球が投げられない。~ 慣れるまではすっぽ抜け・ワンバウンドが続発。 --ショートゴロを一塁でアウトにするには~ ショートが球を捕るとき、一塁送球するとき、一塁ベースカバーの野手が球を捕るとき~ それぞれ1回、計3回もAボタンを押さなければならない。~ 移動しないときはボタン押しっぱなしでもいいが、移動しながら捕球するにはタイミングよくボタンを押さなければならない。~ ちなみに球を捕るときのボタンを失敗するとエラーになる。 ---捕球は連打でも一応可能であり、低速でよければ押しっぱなしで移動(微調整)ができる。 ---後逸してしまうと、追いかける→ボタン押す→ボールが通りすぎていて取れない→また追いかけ(ryのループに突入することも -リアルを謳っている割にはお粗末な表現 --ボールがどう見てもバレーボールぐらいの大きさ --ホームランが225メートル飛ぶことがある。 --相手選手の投げる球が常識ではありえないくらい異様に曲がる。 ---球が曲がりすぎてデットボールになることもある。 --ただし、スコアボードの表示は当時としては高レベル --高めはフライに、低めはゴロになりやすい等、リアルな部分もある -このゲームの雑誌の広告の「くろまてがクロマティになる」という糸井重里氏のキャッチコピーもあまりにも有名だったが、そのコピーが発表される直前に当のクロマティ本人が欠場に追い込まれてしまった。 --「(実在の野球ゲーム名を挙げて)大事にしまっておきます」「ヘタクソからやり直しだ」等挑発的なキャッチコピーも印象に残る。 -操作をマスターすれば普通に遊べるとの意見もある(そこまで達するのは並大抵の努力ではないが)。 **たけしの挑戦状 [#n5b3c7ac] 【たけしのちょうせんじょう】 |ジャンル|アクションADV|~| |対応機種|ファミコン|~| |発売元|タイトー|~| |発売日|1986年12月10日|~| -ビートたけしが開発に深く関わった伝説的作品。 -要はビートたけし氏本人がパッケージ裏面で語るように、''ゲームの常識が通用しないゲーム''。 --登場するモブキャラは全て殴ることができ、コマンドとしても''「おやじをなぐる」「しゃちょうをなぐる」''などがある。&br; ファミコン版のGTA?それとも龍が如く?そちらの方が''まだマシ''という理不尽なレベル。 --パスワードを入力するとき°でうめて入力すると「クリア寸前で最強モード」で始める事もできる。しかし、&br; パスワードを入力するとき最後の2文字をやきにしてそれ以外をすきで埋めると「クリア寸前で理不尽モード」で始まる。 --カラオケをIIコンのマイクで歌わなければならないシーンが3回ある。&br; ただこれにはボタン入力による救済がある他、そもそもファミコンのマイク端子は音声認識などしないため、息でも大丈夫らしい。 --アイテム・宝の地図の謎を解くには、「日光に当てる」を選択した上で、''1時間待たなくてはいけない''。&br; 5分で済む救済策もあるが、ボタン操作もNGな上、ヒントは無い。さらに退屈である。 --ハンググライダーによる横シューティングは、当たり前と言えばそうだが、下がる事はできても上がれない。 --エンディング直前からスタートできる裏技があるが、そのやり方が「タイトル画面でパンチを2万回出す事」。&br; 所要時間は約一時間。 --たけし自身いろいろやりたかったようだし、解釈の仕方によっては氏の映画監督としての才能を垣間見れるかも知れない。ただ、技術もスペックも乏しく、アイデアを具現化する方法が当時はなかったため、結果としてクソゲーになってしまった訳だが。 -GTA、龍が如くより理不尽なバイオレンス、半端無い難度の謎解き、その末に現れるエンディングはビートたけしの顔と「えらいっ」のセリフだけ。&br; 更に5分待つと表示される''「こんなげーむにまじになっちゃってどうするの」''も有名である。 -CS番組「ゲームセンターCX」にて紹介された。このゲームの製作に纏わる裏話的な事も語られているので興味がある人は視聴してみるのも良いだろう。 --DSソフト「ゲームセンターCX有野の挑戦状」には、「こんなゲームにマジになっちゃって…ホンマに嬉しいわ!」と、&br; この作品の悪ふざけを逆手に取ったパロディが用意されている。 -話題性か、たけしが暗い部屋で大根をおろしながら「雨の新開地」を歌うシュールなCMの効果か、売り上げはかなり良かったらしい。 --余談ではあるが、このゲームの発売前日、たけしはあの「''フライデー襲撃事件''」を引き起こし、現行犯逮捕されている。&br; ゲームは予定通り発売されたが、CMは自粛する羽目になった。 -スーパーマリオブラザーズが出て1年後にして「制作側が確信犯的にバカゲーを作るつもりで作った」事は、ゲーム史を振り返るに当たりとても重要な事象といえる。 -Wiiのバーチャルコンソールで配信中。これを機会に伝説に接するのもいいだろう。 -クソゲーオブザイヤー2007動画のゾイドオルタナティブパートでBGMが使用されている。 **チョップリフター [#o5bdecfe] 【ちょっぷりふたー】 |ジャンル|シューティング|~| |対応機種|ファミコン|~| |発売元|ジャレコ|~| |発売日|1986年6月26日|~| -名作の名を騙ったクソゲー。羊頭狗肉である。 --もはや劣化移植というレベルではない。わざとジャレコがそうしているようにしか見えない。&br; ジャレコの開発チームにイランの特殊工作員が紛れ込んでいる可能性も否定できない。 -異常な難度。1面クリアできれば良いほうである。 --対空砲が山のようにあり、あっさりと撃墜される。 --もたもたすると高速の機関砲がやってきて撃墜される。 --もしくは''燃料切れ''で落ちていく。 --地上だろうが空中だろうが、いつでもどこでも安全地帯など無い。 --デモですらまれに自機が撃墜されるという無能っぷり --その難易度を他ゲームに無理やり例えるなら、ジャンクションシステムが無いFF8。「いのる」が無いマザー2。ハンマーブロスしか出てこないスーパーマリオ。 -一応ブローダーバンド社の名誉のために言っておくと本当は良ゲー。MSXかマスターシステム版をやるべし。 --本来なら大使館の周りは安全地帯であり、燃料メーターの概念は無く、敵の攻撃も普通。 **時空の旅人 [#r8fb734a] 【ときのたびびと】 |ジャンル|アドベンチャーゲーム|~| |対応機種|ファミコン|~| |発売元|コトブキシステム(ケムコ)|~| |発売日|1986年12月26日|~| -1986年のアニメーション映画『時空の旅人』(原作は眉村卓のジュブナイル小説『とらえられたスクールバス』)制作に合わせ、公開から6日後に発売された。 -これ以上無い原作レイプ作品…と言うより、最早キャラクターの名前だけ借りてきた全く別の話である。 -主人公クタジマ・トシトは核戦争の起きる未来を変えるため、''「こんどこそ すばらしい れきしを つくってみせるぞ」''とタイムマシンで様々な時代を行き来するが、そもそも原作での彼は「時間航行管理局員」としてタイムトリップさせられた主人公一行を追う嫌味なキャラクター。お前が歴史を変えてどうする。 -各時代で歴史上の人物に会い、彼らの質問に「はい」か「いいえ」で答えるのが基本的なゲームシステム。と言うか''それしか無い''。&br; 信長は本能寺の変で誰に殺されたのか、核戦争と言う未来は変えられるのか、人類の歴史に関わる全てがクタジマ・トシトの二択に委ねられており、味気ないといえばあまりに味気なさ過ぎる。 -また信長が「わしには女房がいるんだ」と命乞いするなど、一般的な人物イメージとかけ離れている面が多く、原作との乖離を差し引いてもテキスト面でクソゲー扱いされることが多い。 --質問の選び方によっては同じ会話がループするなど、構成としても不十分な面がある。 -ゲームオーバーになりやすい。気に入らない受け答えをすると刺し殺されたり、タイムマシンに乗り遅れがっくりと膝を突いたり、バカゲーとしての要素も持つ。 -ただ、時間旅行と言う楽しみやすい題材と、「力の世界」「愛の世界」「食べ物の世界」等の極端な歴史の改変がそれなりに面白く、人によっては良ゲーである。 --[[こちら:http://www.geocities.jp/tokitabi_mimamoru/data01.html]]のサイトには時空の旅人がクソゲーかどうかをアンケート調査した結果が載せられている。 -原作は冒険小説としては秀作であり、その点から言えばガッカリゲーでもある。 -なお原作の主人公・早坂哲子のイラストがパッケージにでかでかと描かれているが、ゲーム中にはいっさい登場しない。 **ドラゴンズレア [#x56f62e3] 【どらごんずれあ】 |ジャンル|アクション|~| |対応機種|ファミコン|~| |発売元|エピックレコードジャパン|~| |発売日|1991年9月20日|~| -海外からの移植作。 -ゆったりとした遅い動き(北米版ではこれよりさらに遅い) -弱すぎる主人公。 --何の変哲もない扉にあたって死亡 --敵が投げてくる石にあたって死亡 --何故か蝙蝠等のザコキャラには一回では死なないが''即死要素が圧倒的に多すぎる''為HPは殆ど意味を成さない -このように簡単に死にまくるため「最悪にストレスが溜まるゲーム」として悪名高い -最初の面で''いきなり床が抜ける''。 -ラスボスは倒さなくてもクリア可能。 -主人公が潰された姿がどう見てもかたつむり。 **トランスフォーマー コンボイの謎 [#f90ddee9] 【とらんすふぉーまー こんぼいのなぞ】 |ジャンル|アクション|~| |対応機種|ファミコン|~| |発売元|タカラ|~| |発売日|1986年2月5日|~| -タカラ(現・タカラトミー)のファミコン参入第1作目にして、記念すべき''クソゲーの一等星''。 -初心者殺しの難ゲー。 --ゲーム開始直後からの容赦無い敵弾は、''スタートボタンを押して3秒''でプレイヤーを葬り去る。 --避けようにも、弾の大きさは数ドットしか無く、背景に紛れてほとんど見えない。 --まず操作する前に、''画面全体が赤青交互に点滅する演出''で殆どのプレイヤーは駆逐される。&br; 有名な日本のネズミも顔負け。なお、VCでは修正されている。 --敵兵に触れただけで''爆発''するトランスフォーマー。 --最初の敵兵は飛行機型で、''当たり判定が縦方向に数ドットしかない''うえに、&br;''逆放物線を描いて攻撃しながら突っ込んでくる''ため、非常に弾を当てづらい。 --しかも倒すためには''二発弾を当てる必要がある。''一発当たると人型に変形し、走ってこちらに向かってくる。 --この人型状態も微妙に背が低いため、地上にいるとこちらの弾が''丁度''当たらない。触れればもちろんこちらが爆発。 --ゲーム開始直後に、この敵兵を''二体同時に''相手することになる。 --この兵士には美味しんぼの警官共々、他のゲームで活躍してもらいたい。もちろん敵ではなく味方として。 --逆に、各ステージのボスは話にならないほど弱い。 -日本国内では上映中止になったコンボイとロディマスコンボイの交代劇を描いた映画が原作。~ 映画の上映中止により説明無しに入れ替わる恰好になったコンボイとロディマスコンボイの交代劇を補完するのがこのゲームである。 --ところがゲーム中でのストーリーの説明は一切なく、映画を観た人にしか意味がわからないという存在目的と矛盾する代物になってしまった。 --説明書か[[VCサイト:http://www.nintendo.co.jp/wii/vc/vc_tf/index.html]]にあるストーリーで謎がようやくわかる。 --一応、本編でコンボイを倒した人物の絵が出てくるが名前が無く''誰なのか解らない''。 --カセットだけを店に売って説明書のストーリーを何回も読むのが正しいプレイ方法であったのだ。 --中止になった原作映画もその後映像ソフトが発売され、現在はDVDも出回っている為、無用の投物と化している。 -クソゲーオブザイヤー2007動画のGT5PパートでステージBGMが使用されている。 **パリ・ダカール ラリー・スペシャル [#xbfe7ecb] 【ぱり・だがーる らりー・すぺしゃる】 |ジャンル|レースゲーム?|~| |対応機種|ファミコン|~| |発売元|CBS・ソニー|~| |発売日|1988年2月1日|~| -ジャンルが良く分からない。 --初めはスポンサー探しに東奔西走するアドベンチャーモードだがいきなり苦労させられる --ある時は市街地をぐるぐると回り続け、 --またある時は敵車やジャングルの中に登場する猛獣との一瞬の接触が命取りになるレースモード --またまたある時は生死を賭けて大ダコや魚との激闘を繰り広げる水中ステージ --またまた(ryある時はそして殺るか殺られるか、戦闘機や戦車との命の奪い合いに心震わすシューティングモード -パリ=ダカが何故世界一過酷な自動車レースと呼ばれるかを''別の意味で''擬似体験できる。 -純粋なレースゲームのほうが面白い。 //文章を読む限り「バカゲー」としか思えない。そこまで多くのステージを楽しめるのなら、クソでは無いはず。今後、よっぽどクソであると言うエピソードが書き足されなければ消去します。 //↑レースなのにいきなり苦労させられるゲームなんだぜ。 //このゲームは、もうすでにバカゲー域を超えている **光の戦士フォトン [#m0fe047d] 【ひかりのせんしふぉとん】 |ジャンル|アクション|~| |対応機種|ファミコン|~| |発売元|タカラ|~| |発売日|1987年8月28日|~| -完成させたゲームを必ずクソゲーに仕立て上げるタカラ(現・タカラトミー)の初のキャラゲー以外のゲーム。 -相変わらずコンボイ並みに難しい。 -操作が独自で慣れるのが大変。 -真上にしか弾が撃てない。せめて横に打てるようしてくれ。 //-3Dがお粗末。 **星をみるひと [#yef46740] 【ほしをみるひと】 |ジャンル|RPG|~| |対応機種|ファミコン|~| |発売元|ホット・ビィ|~| |発売日|1987年10月27日|~| -元祖西遊記スーパーモンキー大冒険と並んで''クソRPGの一等星''。 -プレイし始めてすぐに分かるクソ。 --タイトル画面以外のグラフィックが酷い。むしろタイトル画面だけは素晴らしい出来。 --オープニング・プロローグが''ない''。 ---説明書に書いてはいるのだが、残っているはずもない。 --やたらと歩くのが遅い。 --開始直後、主人公はいきなりフィールドに放り出されている。 ---しかも最初に向かうべき街は何の前触れも無く「超能力で隠れている」という設定で見えない。 --何をやっていいいのか、また何をやっているのか分からない。 ---クリアに必須な「さんそぱいぷ」の入手が非常に困難。(落ちているのだが、入手時に小さなSEが鳴るだけでいつ手に入れたか分かんない) -戦闘が酷い。倒せない敵に出会うのも珍しくない。 --しかも''逃げられない''。 --戦闘中のみコマンドが''キャンセルできない''。 --自分のライフの下1ケタが表示されていない。 --弱い武器を買うとダメージを与えれなくなる。 ---後半の敵には最強武器である『じゃいろSP』か『素手』以外ダメージが通らない。 --全員死亡すると''叱られる''。 ---''この みじゅくもの!''~ ''ぜんいん、しぼうしてしまうとは…''~ ''もういちど でなおしてこい!''~ -パスワードにはカタカナが使えるのに、本編ではすべてひらがなとアルファベット。 --パスワードで続きをしようとしたら、完全に前回やったところのデータを再現できていない。パスワード文字数を減らすための仕様と思われる。が、反面お金を個別管理するなどの無駄も見られる。 ---説明書より~ ''ごーるどは多くて255ごーるど引かれます。''~ ''けいけんちは多くて3引かれます。''とのこと。 --パスワードの入力が不便。 --加えて、区別のつきづらい文字がいくつもある。 --なお、ゲームを再開するとき、パスワード・バックアップ方式にかかわらず(悪いものは、ポーズからの再開時も)、機微な情報が切り捨てられ、完全に再現できていないと思われるゲームはほかにもあるが、ここまで切り捨てられるものは珍しい。 -但しストーリーの評価は高く、今でも一部熱狂的なファンが存在する。 -これからやろうとする人は「[[STARGAZER:http://www5b.biglobe.ne.jp/~kiss-me/aji/star/index.html]]」(フリーゲーム)を落として遊ぶことを薦める。 //Konozamaは総じてぼったくり価格になってるので削除。(見つけられれば)裸なら1000円でおつりがくる。 //↑たしかに。特に中古が安いのに新品を高く売りつける業者もいるからな。見てるとトラウマになる。 --バランスも操作性もグラフィックも改善されている。 -クソゲーオブザイヤー2007動画のエルヴァンディアストーリーパートでタイトルBGMが使用されている。 **マインドシーカー [#ad82e849] 【まいんどしーかー】 |ジャンル|ADV?|~| |対応機種|ファミコン|~| |発売元|ナムコ|~| |発売日|1989年4月18日|~| -エスパーキヨタこと清田益章氏監修の''超能力開発ソフト''。&br; 当時の超能力ブームもあり「超能力が使えたらいいだろうな〜」といった子供心をターゲットにした霊感商法まがいのコンセプトで&br; 本当に予知能力者でもなければクリアできない理不尽仕様。実際は運だけが頼りのゲーム。&br; 当然ながらこんな物で超能力者になれるはずもなく、購入した子供たちに「世の中にそんなうまい話はない」という教訓を与えた血も涙もないソフト。 -「このゲームは ''たのしみながら ちょうのうりょくがかいはつされるように シミュレートされています''」という売り文句。基本操作はAボタンだけというシンプルな操作方法だが、&br; ただし、''念じながら''ボタンを押して○○を動かすなどのFCには出来ない力を使用しなければならない。というどこぞの教祖様のような電波全開の口上をたれる。 -ゲーム内では''サイポイント''というものがあり、集めてレベルを上げることによりストーリーが展開していく。 --超能力開発センター(1番最初のステージ) ---念力のトレーニング・・・Aボタンに念を込めて押して画面上のランプを点灯させる。 ---予知のトレーニング・・・ランプが5つ並べられ、次に何が点灯するかを答える。 ---透視のトレーニング・・・伏せられたカードのマークを答える(5択)。 ---なおこれらは卒業試験までに当てた回数を増やして卒業試験に合格しなければ、サイCityへ出ることができない。 ---この卒業試験も合格条件がなかなか厳しい。投げる人はここで投げる。 --サイCity ---主に街の人々は''「あなたのサイパワーを見せてください」''とか''「あなたのバイブレーションを見せてください。」''としか言わない。 ---そして''「噴水を出して下さい」''とか''「ここにある五つの品物の中から、私が次に出す品物を予知してください」''と言った後に~ 上記にあるようなトレーニングの延長線上のものをさせられる。 ---とある老人に至っては、ミスすると''「開発センターから出直せ」''みたいなことを言われて、サイポイントを奪われる。 ---一応カジノがある''サイランド''もある。 --パワースポット ---これらの苦行に耐え、サイレベルを最高まであげると最終試練として行く場所。 ---''今までと比べ物にならない''くらい極悪で、念力で開ける扉(開ける確率は''約13.3%(1/7.5)'')が''3つ''有る上、~ 3つ目の扉は''5つの内から本物を透視して''見つけなければならない。 ---最終試練をクリアできる確率は''&color(red){約0.047%(1/2109.375)};''。~ クリア出来た人は本当に自慢してもいいだろう。 ---[[ここ:http://dic.nicovideo.jp/a/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC]](ニコニコ大百科内)で詳しく言及されているので興味があるなら見てみよう。 -エスパーキヨタからの''高周波の電波''を聞くことができる。[[参考:http://www.spelunker.jp/mindseeker/kiyota.html]]~ 特にEDに近づくほどより酷くなっていく。 --EDのコメント~ '''うちゅう は バランス のみだ'''~ '''そこに ふかさとして の リズム がある。'''~ ~ '''くうかん が そくど を もつのであって'''~ '''ひかり が そくど を もつのではない。'''~ ~ '''ぶっしつ は ひかり を めざし'''~ '''ひかり は ぶっしつ を うみつづける。'''~ ~ '''せいめい も うちゅう も'''~ '''ぜんたいとして じぞくしている。'''~ ~ '''そんざいとは ちょっかん の だいめいしである。'''~ '''げんご は はどう の ていちゃくである。'''~ ~ ''END'' -超能力開発ソフトと言うがクリアしても全く超能力が身につかない。 -余談ではあるが、清田益章氏は2006年9月に大麻取締法違反容疑で逮捕された。 --現在、清田益章氏は超能力者を引退したようだ。 -クソゲーオブザイヤー2007動画の選外作品群パートでBGMが使用されている。 **ミシシッピー殺人事件 [#v0804b5c] 【みししっぴーさつじんじけん】 |ジャンル|ADV|~| |対応機種|ファミコン|~| |発売元|ジャレコ|~| |発売日|1986年10月31日|~| -豪華客船が舞台の海上ミステリー!…と言えば聞こえは良いが…&br; スペランカーと並び語られる「死にゲー」。 -死体発見の前に客室で落とし穴に落ちてゲームオーバー。 -死体発見の前に客室の壁から飛んできたナイフに刺され、やはりゲームオーバー。 --事件が解決しても、これらのトラップを用意した人間は謎のまま。 --そしてワトソンの台詞「あぁ もし さいしょから やりなおす ことが できれば なんんとか なるのに・・・」がプレイヤーを脱力させる。 -一度話しかけた人間は、どんなに重要な証拠をしゃべっていても''もういいました''しか言わなくなる。 -推理もののようではあるが、カンか総当りでしか進められない捜査。 -慢心した頃に、入り口に引っかかってナイフに刺される。 -回収し切れていない伏線がある。 -やっとクリアしても表示は''ゲームオーバー''。広義で捉えれば間違っていない表記(同年発売のスターソルジャーもゲームオーバーBGMで終わるし、ゲームの終わりと解釈すれば納得)だが、アドベンチャーでやられると、何とも骨折り損のくたびれもうけである。 -仕方がないので、開始何秒で穴に落ちるかを競う。 --仕方がないので、船長室BGM終わりの効果音(アタック25の早押しボタンの音)を何度も聞いて楽しむ。 -ところでワトソン君はいいが、チャールズ探偵って誰? --このゲームのオリジナルで、米国発のPCゲーム「MURDER ON THE MISSISSIPPI」をジャレコがファミコンに移植する際に、探偵Sir Charles Foxworthの助手Regis Phelpsの名前をワトソンにしてしまったのである。&br;さすがに主人公の名をホームズにするのははばかられたようだ。 **明治維新 [#da30de28] 【めいじいしん】 |ジャンル|ADV+SLG|~| |対応機種|ファミコン|~| |発売元|ユース|~| |発売日|1989年9月29日|~| -まずADVパート。坂本竜馬を主人公としたゲームだが・・・ --竜馬がまさかのヘタレ。高知県民&坂本竜馬ファン絶句である。 ---ほかのゲームにたとえるならKH2のセッツァー。 //↑事実なので消さないでください。 --最初の選択肢で『いいえ』を選ぶとゲームオーバー。 --おまけに最初の選択肢までが長い。非常にもっさりしており、大多数の人がイメージぶち壊しのゲームに耐えられず最初の選択肢にたどり着く前に頓挫する。~ ついでにセーブできるまでも長い。 -SLGパートは前年に発売済み(ファミコン版は翌年)の「維新の嵐」の劣化コピー。 --江戸城を包囲攻撃して幕府を降伏させるとクリア。[[江戸城無血開城:http://y-hyouma.hp.infoseek.co.jp/history/edoopen.html]]や[[竜馬はとっくに暗殺されてる:http://www.kochinews.co.jp/ryoma/ryoma006.htm]]?何それ? --ほとんど全員といってもいい人がADVパートで頓挫するので、ほぼSLGパートにたどり着けない。 -ある問いに「いいえ」と答え続けてると、セーブデータを消すと脅迫してくる。~ 「はい」と答えてシナリオに従う必要があるが、「いいえ」と答えてしまうと''プレイ中以外のものも含め、すべてのデータが消される''。 --そもそも''セーブデータ''を言う言葉が時代背景ぶち壊し。[[大奥記]]の前身を思わせる。 -余談だが「坂本竜馬」というソフトが発売予定だったが、このソフトのせいか中止になった。 -同じく余談だが以上のことから高知ではタブーであるらしい。 //--なんだか個人の思い出話を語りたいが、どうでもいいので割愛。 **燃えろ!!プロ野球 [#jb4fe36e] 【もえろ!!ぷろやきゅう】 |ジャンル|スポーツ|~| |対応機種|ファミコン|~| |発売元|ジャレコ|~| |発売日|1987年6月26日|~| -クソゲー≠ミリオンタイトルという常識を破った問題作。 --その''「質はどうでもよく売れるだけでいい」''という考えは[[人生ゲーム(Wiiware版)]]へ引き継がれた。 -''デバッグさぼり''が原因で''ルール無視''のゲームになった。[[2008年 大賞]]の前身を思わせる。 --''全選手の9割以上が3割打者''。 --プログラムを直すより[[この紙1枚:http://uso8oo.com/wara/wara0103.jpg]]を封入するほうを選んだ。 ---ファールの後は、どんなボールでもストライクの判定となる有名なバグも、その紙の内容から、ファールからの復帰時にもスイングの状態がリセットされていないためと思われる。 -どう見ても本名でありながら''実際の球団・人物とは関係ありません''。 --90年頃までは、他ゲームでもファミスタなど本名使用していたゲームはある。 --どうも無許可で球団名や選手名を拝借していたらしく、2007年に出た[[バーチャコンソール配信版:http://www.nintendo.co.jp/wii/vc/vc_mp/index.html]]では選手名がすべて仮名になってしまい、感情移入が全く出来なくなってしまった。 -バントホームランができる。 --正確には球団に一人いる強打者(アキヤマ、ミスタG他)のみが「バントでホームラン」を打てるが、そのうちの外国人バッターはバントが出来ないので「止めたバットでホームラン」となる。 -とさんざん駄目な点を言ったが良い点もある。ファミコンで始めてパリーグが完全対応したことだ。 -余談だがこの燃えプロは'88決定版、新燃えプロ、感動編、最強編……と発売し続け、リメイクもされた。 **もっともあぶない刑事 [#ycf49b24] 【もっともあぶないでか】 |ジャンル|アクション|~| |対応機種|ファミコン|~| |発売元|東映動画|~| |発売日|1990年2月6日|~| -かつて人気を博し、映画化もされたドラマシリーズのゲーム化・・・ --なのだが、敵弾を20発以上くらっても平気で突撃を続け、暴力団を壊滅させるためその構成員を100人単位で殺戮するSFアクションと化している。 -難しくてもクソゲーだが飽きるぐらい易しすぎてもクソゲーになる良い例。 -グラフィックはキャラも背景もあまりにベタ塗りで、さすがにファミコンとは言え円熟期真っ只中の1990年発売と言うには見劣りが激しい。 -ただステージ間のデモは原作をなぞっており、ファミコンなりに努力の窺えるドット絵からも愛が感じられなくは無い。&br; …が、あまりにそのままなぞりすぎであり、ハードボイルドなセリフも平仮名カタカナのみのファミコン文字で、しかもきちんと句読点を欠かさず書かれては、何とも情けない。 --特にエンディング、男のシブイ背中を描いたイラストに合わせて表示される&br; 「せいかつ かえてえ。」&br; が味わい深く、その淡々とした語り口に「スタッフが一番、せいかつ かえたかったんじゃないか」と邪推せずにはいられない。 **レリクス 暗黒要塞 [#m7ff8f3e] |ジャンル|アクション|~| |対応機種|ファミコン(ディスクシステム)|~| |発売元|ボーステック|~| |発売日|1987年4月10日|~| -ありえないぐらいの''おまちください''というローディング地獄。 --スタート直後、上の階層へハシゴを上っていくと「おまちください」。 --通路でたむろする兵士の前で「おまちください」。 --イモムシやコウモリ、ミイラらザコ敵の出現前に「おまちください」。 --ボスの棲息エリアに突入する時も「おまちください」。 --そして本作最大の特徴である、敵戦士の身体に乗り移る場面ではもちろん「おまちください」。 -このようなローディングが多すぎる為 --一画面分歩くのに約6〜7秒。 --梯子を上りきるのに約6秒。 --画面スクロール時に必ず一瞬立ち止まる。 --ジャンプは常にためらっているようにのっそり。 -スタミナ回復アイテムは12ゲージ中1ゲージしか回復しない。(比較的少ない) -オリジナルのPC版は人気があったため、FCにも移植されたと思われる。ディスクシステムのロード仕様(シーク不可)のせいで超がっかり移植ゲーとなってしまった。~ なお、1999年にWindowsでリメイクされている。 *語り継がれるべき「伝説のクソゲー」(国内・ファミコン以外) [#y5ad6d88] **インディ・ジョーンズ 最後の聖戦 [#eb0802b7] 【いんでぃ・じょーんず さいごのせいせん】 |ジャンル|アクション|~| |対応機種|ゲームボーイ|~| |発売元|ココナッツジャパン エンターテインメント|~| |発売日|1994年12月23日|~| //-謎の輪郭線がある。 ←具体的にどういう線か、そしてそれがなぜクソにつながるかの説明が足りていない。 //モノクロという仕様で分かりやすくしたためだと思われるためコメントアウト継続。 -視界に入る全てにいきなり攻撃される。 --おまけに画面外からも攻撃を受ける。 //-落下するだけで謎のダメージ。スペランカーよりマシだが ←どのくらいの高さか?そもそも「謎の」と言う、記述者が説明を放棄する表現は避けるべき。伝達する気が感じられない。 //スペランカーはクソゲーではないのでコメントアウト継続。 //-最初はパンチだけ。しかも一発で死んでくれない。 ←ごく普通の仕様。メタルギアなど他ゲームでもよく見られる。 //ロックマンでもそうなのでコメントアウト継続。 -ボスが堅い。なかなかダメージを与えられず途中で時間切れになることも。 -川がどう見ても浅いのにインディが溺れ死ぬ。 -操作性が悪い。しかも追い討ちをかけるように時間制限がある。 -暗くなると制限時間が分からない。 -海外ではNES版も発売されているが、キャラ以外、背景から地面にいたるまで1色しか使われていない。 **エアーズアドベンチャー [#cc67f054] 【えあーずあどべんちゃー】 |ジャンル|RPG|~| |対応機種|セガサターン|~| |発売元|セガ|~| |発売日|1996年12月10日|~| -「ゼビウス」の遠藤雅伸、後に「巨人のドシン」を出した柴田賀盆、音楽には三枝成彰、キャラクターデザインには永野護という超一流のクリエイター集団がかかわった。&br; ビッグタイトルとして大いに期待、注目を集め、盛大にコケた怪作。 -そして発売直後、当の永野氏が''出来の悪さに頭を抱えた''と言われる。 --32bit機のスペックでは永野氏の絵をまともに再現できるはずもなく(そもそもポリゴンが苦手なセガサターンでポリゴンRPGという企画段階からして大間違いだが)&br; それどころかゲーム中はおろか説明書ですら永野氏のイラストを拝むことはできない。 --永野氏はこの作品を黒歴史にしているらしく、経歴に「エアーズアドベンチャーのキャラクターデザイン」が''無い''。 -「誰でも簡単に遊べるRPG」をコンセプトに、純粋にストーリーに没頭させるためにあらゆる要素が簡略化された。 --テンポを良くする為にストーリーが簡略化されており、細かい段取りが一切''無い''。 ---そのため登場人物の行動が唐突で理解不能。''20秒''で終わる最初のダンジョン(1本道で迷うハズがない) ---「中身を読むなよ」と言われたその場で即座に預かった手紙を開封して読みだす。 ---特に主人公は独創的過ぎる人格設定にも関わらずゲーム中一切喋らず感情表現もしないため、行動の意味不明さに拍車がかかっている。 ---宝箱の中身が、ミミックであっても盛大なガッツポーズしたりする。 ---最近のクソゲーであるクル・ヌ・ギア以上に電波、と言えばストーリーの酷さが分かるだろう。 --街の構造も判り易いように簡略化されており、秘密結社のアジトが広場の''目の前''にある。 --装備一式は武器や防具などをまとめて「装備1」「装備2」などの装備セットに簡略化され、ストーリーを進めると必ず入手できる''(何の脈絡も無く空から降ってくる)''。 ---装備一式(+''馬'')が降ってきた時に居合わせた弟のコメント '''「これは天からにいさんへの贈り物に違いない」''' --説明書も簡略化され、5つ折りの紙切れ1枚のみ。ジャケ絵などを差し引くと実質4ページ。「お買い上げありがとう」のページすら省略されている。 --あまりの簡略化ぶりに失笑を通り越して爆笑してしまうことも少なくない。 -出荷数がそれなりにあったためか、発売後のあまりの評判に、光の如く速さで値崩れが進行した。 --田舎のゲーム屋ですら、僅か2週間で半額を切り、あっというまに500円を切り、燃えプロ、ジーコサッカーに次ぐ"駄菓子並の値段で投げ売られて尚も売れ残り続ける''ワゴンの主''"となるまでに2年とかからなかった。 **高校野球育成アクションゲーム めざせ!甲子園 [#ma162cb7] 【こうこうやきゅういくせいあくしょんげーむ めざせこうしえん】 |ジャンル|スポーツ|~| |対応機種|ゲームボーイアドバンス|~| |発売元|タスケ|~| |発売日|2005年03月10日|~| -数々CPUの思考の欠陥や昔の野球ゲームですら守れていた野球のルールすら守られていないとんでもないゲーム。 --打率関連のミス、セカンドが二塁にいることや2アウトでも一番進んでるランナーを刺そうとするCPU等から野球を知らない人間が作ったのかもしれない。 -このゲームはご存知の通りDSにほぼ完全移植を成し遂げた。もしこれが名作だったら褒めたのに・・・・ --イベント時のキャラデザ、音楽の質、2画面・タッチパネルに対応していないこと以外DS版とほぼ一緒なので詳しくは[[携ゲ版Wikiの2008年大賞>http://koty.sakura.ne.jp/handy/index.php?%B9%E2%B9%BB%CC%EE%B5%E5%B0%E9%C0%AE%A5%A2%A5%AF%A5%B7%A5%E7%A5%F3%A5%B2%A1%BC%A5%E0%A1%A1%A4%E1%A4%B6%A4%BB%A1%AA%B9%C3%BB%D2%B1%E0]]参照。 --DS版は移植作ではKOTY史上初の受賞作品と言うことになる。 -もし携ゲ板の進出が2年早かったらこのオリジナル版も大賞受賞は確実だっただけに惜しまれるところ。 **サイベリア [#b5aadcb5] 【さいべりあ】 |ジャンル|シューティング|~| |対応機種|プレイステーション|~| |発売元|インタープレイ |~| |発売日|1996年2月16日|~| -最初にシューティングとパズルの難易度を選ぶところがあるがどちらも初級にはできない。 -主人公が設定年齢の18歳より明らかに年上に見える。さらに、格好もダサい。 -おそらくヒロインであるジイアが砂漠に住む''生き物''。 -序盤の割りには難易度が高めの戦闘。 --銃座の可動範囲が狭い。 --レーダーが全くといっていいほど意味がない --攻撃を食らえば食らうほど銃座の動きがおかしくなる。 -理不尽な死に方が多い --最初と途中に出てくる油で一度転んでも大丈夫だが二度目だと何故か死亡。 --ジイアに「ゆっくりこっちを向いて、武器のカートリッジを頂戴」といわれてゆっくり見ないと殺される(しかもちょっとずれると殺される)。 --TF-22という戦闘機に乗る前に爆弾を解除しないと爆発。 -ボス戦のシューティングが一番簡単。 -エンディングが続編への繋ぎの為終わったのかわからない無理やりな終わらせ方。 --一応''サイベリア2''もあったりする。 //-ニコニコ動画ではゲーム実況のhacchi氏がこのゲームをやったことで名が知られるようになった。 //ニコ動での知名度はあくまで一部の話題なのでコメントアウトしておきます //力丸団は『磁気爆弾』の空耳なので注意 **里見の謎 [#o390407f] 【さとみのなぞ】 |ジャンル|''おすすめ''RPG|~| |対応機種|プレイステーション|~| |発売元|サンテックジャパン|~| |発売日|1996年12月6日|~| -PS用ソフト屈指のクソゲー。デスクリムゾンが将軍・徳川ならこちらは副将軍・水戸光圀だろうか。&br; 発売時期が近いこともあり何かと比較される。とにかくネタでは負けず劣らず。 -パッケージの絵が''超ヘタクソ''。デッサンが歪んでいると言うか顔面崩壊レベルで、平均的なプレイヤーですら地雷と解る。 -メーカーが自分でジャケットの上に「オススメRPG」と書かれたシールを張るという''詐欺まがい''の暴挙に出る。 -斬新な新機能システムの数々。 --DCBS(ダイレクト・コマンド・バトル・システム)&br; バトル時に敵に対し□△○のボタンを押すだけで敵に攻撃する。&br; 快速なのはいいがダメージ数値が出ないので気づいたときには敵にやられていた、なんてことも。 --FECS(フラッシュ・エンカウント・コントロール・システム)&br; スムーズにバトルに入れる。実はスーファミ以下の敵グラフィックなので、容量も軽くいちいち読み込む必要がない。''ものは言いよう''である。 --PLMS(プログレッシヴマップリンクシステム) &br; マップが縦スクロールのみというゲーム展開。道に迷ったりどこにいけばいいかわからないなどという事は無い。&br; 親切を通り越して大きなお世話である。 ---余談だが当時のポリゴンRPGは入り口や行動範囲がわかり難かったり&br; ロード時間が冗長すぎたりするものも多数あったので、システム面''だけ''は意外と評価できる。 --じどう &br; 抱腹絶倒の名前ジェネレータ。1文字ずつ乱数で選んでいるだけなので『−ふぁゑゎ』『ゐょーげべ』『ゃによょぇ』など''人間には発音不可能''な悶絶ネーミングが飛び出す。 -プロデューサー小澤夢生(おざわゆめお)氏の放つ常人にはたどり着けない(電波)シナリオ&テキストの数々。 --「かあさん…ぼく、あたまがヘンになっちゃったよう……」 --「しんぱい入りません」 --水の巻物を求め、巻物屋に入って売り物を見ると……「まきしんぢ(やんなっちゃう)」 --「ウーちゃんの……おんまちゃん……ど…こ…」(中ボス撃破時の最後のセリフ) -現在、入手は非常に困難(デスクリムゾンも同様だが)であり、&br; とくにオススメシールのついた物はプレミアがついてるとかいないとか。世の中話題性である。 -クソゲーオブザイヤー2008動画のヌギャーパートで戦闘BGMが使用されている。 //**THUNDER FORCE VI [#v3953305] //【さんだーふぉーすしっくす】 //仮にクソゲーだったとしてもまだ伝説には早すぎたので消します、ご迷惑かけてスミマセンでした。 **ジーコサッカー [#pbd33fe1] 【じーこさっかー】 |ジャンル|シミュレーション|~| |対応機種|スーパーファミコン|~| |発売元|エレクトロニックアーツ・ビクター|~| |発売日|1994年3月4日|~| -当時鹿島アントラーズに所属していたジーコ監修のソフト。 -''対戦モードが無い。'' -選手を直接操作するのではなくフィールド上でカーソルを動かしながら選手を誘導し、パスやドリブルの指示を出すだけという独特のゲーム性。 -舞台はワールドサッカーなのに鹿島アントラーズだけ混ざっている。 -安価で投売りされ、その値段に目をつけた業者が大量に本作を購入し、インディーズソフトの「SM調教師瞳」のカートリッジとして利用したという。 -あまりに投売りされまくっていたため、雑誌「ゲームラボ」では一時期、投げ売り報告コーナーに「''激安ZICO''」と言うタイトルを付けていた。 //**四八(仮) [#k17031b0] //【しじゅうはち かり】 //わざわざここに載せる意味あんの?誰も復活させないようなので消しました。 //↑まあ確かにそうだ。スレ的に重要なゲームではあるが、これを載せるなら近年のノミネート作品も全部書き出そうぜみたいなことになってしまう。 //**[[重装機兵ヴァルケン]] [#md387962] //【じゅうそうきへいゔぁるけん】 //コレって伝説ってほどのクソゲー?誰も復活させないようなので消しました。 ** 修羅の門 [#te72d432] 【しゅらのもん】 |ジャンル|格闘アクション|~| |対応機種|プレイステーション|~| |発売元|講談社|~| |発売日|1998年4月2日|~| -『月刊少年マガジン』で連載されていた川原正敏原作の漫画をゲーム化した作品。 -開始直後、企業ロゴがズタズタ。この時点で既に駄目なゲームとわかることが出来る。 -OPムービーが真っ暗闇の中、スポットライトを浴びて、道着着用・上半身裸・白髪白髭の老人と思われる人がただ動いてるだけのお粗末すぎるもの。 -BGMなしのタイトル画面。 -決定音が拍子木、カーソルを移動すると鼓の音がするが、音が軽いので間が抜けている。 -設定にある「視点」の選択が''「甲・乙」''と意味不明。 -ストーリーモードではあくまでプレイヤーが原作ファンであることを前提し、''イベントモードがない''。 -キャラクター画面ではここまでで散々和の雰囲気をだしておきながら、BGMが''ディストーションギターが唸るロックナンバー''。 -読み込み中の文字が大きく威張っているように感じてしまう。 -片山の必殺技・菩薩掌のSEが「ブー」 -マウントだけで簡単に勝ててしまうレオンのバランスブレイカーぶり -ファミ通はこのゲームに対し、「本当に完成品か」「演出は皆無」「ユーザーは納得するだろうか」というレビューを言い放ち、前代未聞の2点をつけた。 **スーパーヒーロー作戦 [#kbb295c1] 【すーぱーひーろーさくせん】 |ジャンル|RPG|~| |対応機種|プレイステーション|~| |発売元|バンプレスト|~| |発売日|1999年1月14日|~| -ウルトラヒーロー(初代マンからレオまで)、宇宙刑事3人、怪傑ズバット、キカイダー、同01、メタルダー、ガンダムW、Gガンダムが共演するRPG。しかしその実態はSRX(バンプレストオリジナルキャラ)をひたすら宣伝するためのゲーム。 -画面切り替え時に度々フリーズする。発売は予定日から延期されたというのに。 -ウルトラ勢の扱いがとにかく酷い。唯一変身に1ターン消費する上に特別強くもなく、全体攻撃も殆どできない。特にタロウは原作イベントもなく、ただいるだけ。しかもラスボスに口汚く罵られた挙句、ラストバトル直前に全員強制退場。 -ゲームバランス滅茶苦茶。ザコ戦はガンダム系のバルカンを撃ちまくっていれば楽勝。ボスも弱い者が多く、回復アイテムを使うまでもない。たまに強敵が出たかと思えばイベントで絶対に倒せない相手だったりする。 -そのくせメタルダーの初戦の相手(ただの戦闘員4人)は異常に強く設定されており、最強技を2発浴びせても倒せない。 -宇宙刑事の所属する銀河連邦警察が、地球を宇宙犯罪者の牢獄にしてスペースカノンで脅そうとする悪党組織に改変されている。06年次点の[[宇宙刑事魂]]と並ぶ、ハンターキラー持ち上げゲー。 -オリキャラたちがとにかくでしゃばりまくり。ウルトラマンを倒したゼットンを一撃で殺し、バルスキー(メタルダーの敵幹部)を芝居であしらった挙句罵倒する。 -SRX関係の新キャラ4人が顔見せ的に登場する…と思ったら、その1人が唐突に主人公と恋人関係になる。それまでは単なるデータセーブ係りで、恋愛描写などまるでなかったというのに。 -ストーリーは「困った時のデビルガンダム」の一言で済む。とにかくなんでもかんでもデビルガンダムのせいにしまくり。 -戦闘で技を使うたびに長々としたカット(スキップ不可)が入る。しかもBGMが2曲重なって流れるもんだから、音めちゃくちゃ。 -特定のキャラをパーティに入れると「合体攻撃」という技が使えるが、バラで攻撃した方が強い。 -アイテムを売る時は、その店で売られているアイテムしか売却できない。また、同じキャラが装備できる同性能の武器が、違う値段で売られていたりする。 -そしてエンディングのラストには、SRXが登場するスーパーロボット大戦の新作を作っているというメッセージが…結局最後まで宣伝。 -こんな内容なのに、CMや広告ではズバットに「日本一のスーパーヒーローゲーム」と紹介させていた…。 **センチメンタルグラフティ [#n4ca29c0] 【せんちめんたるぐらふてぃ】 |ジャンル|恋愛シミュレーション|~| |対応機種|セガサターン|~| |発売元|NECインターチャネル|~| |発売日|1998年1月22日|~| -通称セングラ、チングラ。&br;発売前からゲーム雑誌の宣伝や小説、ラジオ、関連グッズ販売、コンサート他イベント等の強力なプロモーション活動により、大きな期待を寄せられていた。&br;ところがいざ発売されると、ゲームとしての出来が酷く、当時数多のファンを絶句させた。 -ここまでならただのガッカリゲーで終わるところだが、付随するネタ要素が生半可なレベルではなく、今もなお伝説のクソゲーとして語り継がれている。 -不可解なオープニングムービー… --別名『暗黒太極拳』(又は『暗黒舞踏会』『死霊の盆踊り』とも) --暗闇の中でぼんやりと光りながら、どうにも形容しがたい''拳法のような不思議な踊り''を舞う12人の少女たち。&br;その後、暗闇の中を跳んだり跳ねたり、あげくの果てには空中を泳ぎ出す。 --死んだ魚の目みたいな表情で雨にうたれている(ように見える)少女。もちろん背景は黒いまま。 --後半は強風の中で、再び奇怪なダンス。制服だけが並び置かれたシーンで終了する。 ---背景が黒いのは「当てはめるはずの背景が時間的制約により用意できなかった」らしい?&br;真偽はどうあれ、どんな背景であろうが「狂った構図」しか浮かばない。 ---余談だがこのOPムービーに後の時代に「ハルヒ」「らき☆すた」「けいおん!」で不動の名声を得た京都アニメーションが下請けで関わっていたとか。 -ゲーム内容も唐突。 --親の仕事の都合で12回以上の転校を繰り返していた主人公のもとに、高校3年になった春休み差出人不明の手紙が届く。内容は「あなたに……会いたい」というもの。&br;これを見て主人公は「きっと昔会った12人の女の子の内の誰かに違いない!!」と判断、手紙の送り主を探しに(日本中を)駆け巡ることに。&br;平日は学校に行き、休日はバイトをし、そのお金で日本全国12都市を巡り歩き、ヒロイン達との仲を深めてゆくというゲーム。 --ヒロイン達には「せつなさ」というパラメータがあり、長期間連絡を取らなかったり、&br; 会わなかったりすると「無言電話」による攻撃や、最終的に「失踪」してしまうというヤンデレ(?)仕様。 --その手紙の送り主は好感度の一番高いヒロインに決定されるというあんまりな御都合主義。また、女の子の好感度を上げるためには必然的に12股をかけねばならないシステム。 -脅威の電波キャラ。えみりゅん、こと長倉えみる。 --語尾に「りゅん」をつける。仙台市に棲息。 --初対面の人間に「占いで今日運命の人に出会う」という理由から「ダーリン」呼ばわりする。 --主人公が昔の幼馴染とわかると、「占いがはじめて当たったりゅん」と喜ぶ。 --喫茶店でかぼちゃプリン2個とチーズケーキ3個を頼んでおきながら7時からオカルトの特集があると言い「ばいばいりゅ〜ん」などと抜かして帰る。 ---CVは前田愛。2004年のKOTY大賞、ゼノサーガシリーズでシオン役を演じていたりとスレ的に意外な接点がある。 -ちなみに続編センチメンタルグラフィティ2では、''前作主人公の葬式''から始まるという、&br; わずかに残ったファンや信者をバッサリ斬って捨てるようなせつなさ炸裂のストーリーとなっている。 **ソード・オブ・ソダン [#p07d6981] 【そーど・おぶ・そだん】 |ジャンル|アクション|~| |対応機種|メガドライブ|~| |発売元|セガ|~| |発売日|1991年10月11日|~| -雑誌「BEEP!メガドライブ」の読者投票によるランキングにおいて、前人未到の''最下位在位23回''を記録した。 -洋ゲーからの移植物だが、その大味すぎる内容と異常なまでに高い難度で当時のゲーマーを驚愕させた。 -操作性は当然最悪。特に後ろを振り向くのがボタンを押しながら逆方向入力という操作なので非常に面倒くさい。 -ザコが大量に出てくる割に固すぎる。 -''BGMがない。''代わりに鳥の囀りが終止鳴り続ける。 -主人公(男一人女一人)のグラフィックは洋ゲーらしくやたらに濃い。 -キャラの死に様の描写は「大量出血」「はらわたも描写」「生首が飛ぶ」などこだわっており、平和そうな鳥の囀りと相まってなんともいえない雰囲気をかもしだしている。 -さらにキャラはすべてダメージを受けるたびにいちいちうめき声を上げ、死ぬときにはイヤな叫び声を上げるなど、音声面での演出もバッチリである。 -4種類ある薬は組み合わせによって効果が変わるが、組み合わせによっては''自分が死ぬ。'' ** ダービースタリオン64 [#tcca71e5] 【だーびーすたりおんろくよん】 |ジャンル|競馬シミュレーション|~| |対応機種|ニンテンドウ64|~| |発売元|メディアファクトリー|~| |発売日|2001年8月10日|~| -さすがにスーパーマンにはかなわないが国内なら64一のクソゲー。 -ヘタレやすい3Dスティックで操作するため操作性がいまいち。 -カートリッジなのに処理速度が''遅い''。PS版以下。 --複数人でプレイできるが待ち時間がわずらわしい。 -やたらフリーズする。 -中身もファミコン時代に逆行したような感じ。不可解なデータ。 -ライバルホースは世代を無視している。 -ダビスタという名前だけで許されている部分が多すぎるという印象。 **大冒険 セントエルモスの奇跡 [#vc08f8f7] 【だいぼうけん せんとえるもすのきせき】 |ジャンル|シミュレーションRPG|~| |対応機種|セガサターン|~| |発売元|有限会社パイ|~| |発売日|1996年4月19日|~| -『デスクリムゾン』が登場するまでセガサターンマガジンの読者評価ランキングでは最下位を独走していて、「超魔海王」との通称が付けられた。 -このゲームの特徴''(というか問題点)''は以下の通り。 --RPGにもかかわらずイベントは全編通して3つ(+ボス戦)しかない。 ---とにかく一切何も起こらない。パッケ絵にはヒロインらしき女の子が描かれているが、はじめに一言しゃべるだけでせりふはラストまで全く変化なし。もちろんついてきたりもしない。 ---前記の通りイベントがないので、60以上ある街(最初の町以外なぜか全部モンスターに占拠されている)をひとつひとつモンスターを全滅させて解放していく、という作業がこのゲームのほとんどを占める。 ---BGMも戦闘シーンには一種類(しかも4小節程度のもののループ)しかなく、もはや途中からはゲームというよりお坊さんの苦行のような有様になってくる。 --背景世界はコーエーの大航海時代のパクリなのに劣化というよりほとんど意味がない ---海戦もあるが、海賊とは全く戦わなくてもクリア可能(逃げれば追ってこない)。 ---物価がとてつもなくおかしい。交易品や船員の給料に比べて武器の値段は極端に高い。 ---南極をさらに南下するといきなり北極に出る。 --大味なゲームバランスとヘッポコな演出 ---オープニングがものすごく唐突。 ---ゲーム当初から世界のどこにでもいけるが、順番を踏んで攻略していかないと敵が強すぎて即死する。しかもその順番についての情報はどこにもない。 ---グラフィックはファミコンレベル。しかも敵キャラのグラフィックはものすごく汚い。 ---街は全て同じ構成。 ---主人公の特殊攻撃の名前も''「必殺技(1)」「必殺技(2)」''などネーミングにやる気が全く感じられない。しかも必殺技の発動は全くのランダム。 ---''「いらしゃいませ」''などの誤字脱字。 ---町の人の会話はストーリーと一切関係ない話が多い。 --常軌を逸しているモンスターの台詞(特に中ボス) ---普通のモンスターは「ぴきぴき」「ぴるぴるぴる」「がるるるるー」など定型文句しかしゃべらないが、各町ごとにいる中ボスの台詞が尋常ではない。 ---(例)「体の中から何かがぶえええ ぐえええええ」「うげっ うげっ 気分悪いぞ うげげげげげっ」 ---こんなのが60以上ある各町ごとに用意されている。 --そしてオチが最悪 ---苦労してプレイしたのに、その努力をあっさり全否定する最悪なオチ。 ---これに関してはニコ動に上がっているので、見たいという物好きな方はそちらをみてほしい。 --ところで「セントエルモスの奇跡」ってゲーム内で全く出てこないけどなんだったんだろう? ---「このゲームが発売されたのが奇跡」という解釈もある。 -ゲーム内でのキャラの第一声''「これは ひどい」''はこのゲームをやったプレイヤーの感想とあまりにも見事にシンクロしてしまい、ネット上で爆笑の嵐をまきおこし、2chの慣用句として定着してしまった。 -上記のことから''「このゲームを買うこと自体が大冒険だ!!!」''とまで言わしめた。 -これだけの反響を巻き起こしたにもかかわらず、「大冒険Deluxe 遥かなる海」としてプレイステーションに移植された。移植版ではモンスターのグラフィックが描き直されたり、イベントが大幅に追加されたり台詞が直されたりと悪い意味で評判だった点は修正されているらしい。 **デスクリムゾン [#kd8ab2bd] 【ですくりむぞん】 |ジャンル|ガンシューティング|~| |対応機種|セガサターン|~| |発売元|エコールソフトウェア|~| |発売日|1996年8月9日|~| -バーチャガン対応(「バーチャコップ」に続くバーチャガン対応ゲームの第2作)。 -通称「''デス様''」「''超魔王''」「''帝王''」等。 --「最下位」「クソゲー」をつけたり、いくつかを組み合わせて呼ばれることも。 (例:「最下位帝王デス様」「クソゲー超魔王」) --セガサターンマガジン読者投票ランキングにおいてぶっちぎり最下位で登場し、「最下位帝王」と呼ばれる。同時にセガサターンマガジン編集部より「超魔王」の称号を献上される。その後も幾度か中断はあったものの長く最下位帝王として君臨し続けた。 --2008年KOTYの総評では、大奥記の世界観に合わせて「''クソゲー界の征夷大将軍''」と呼ばれた。 -このゲームに聳え立つクソを列挙する。 --怖い会社のロゴマーク(精神汚染とも呼ばれるほど)。しかも''飛ばせない。'' ---後述するが、無敵時間が無いため慣れないうちはすぐにGAMEOVERになってしまってほぼ100%会社ロゴに飛ばされる。 ---真鍋社長は、''モナ・リザ''みたいな物を頼んだらしいが、製作スタッフが''デスマスク''みたいな物を作ってしまった。 --主人公・越前康介(''コンバット越前'')が香ばしすぎる --多くのプレイヤーを爆笑の渦に巻き込んだ''ネ申オープニングムービー'' ---チープな声優(一応本職の声優らしいが、演技素人の社員かと思われていた。) ---''「上から来るぞ!気をつけろぉ!」''(''こう言いながら階段を駆け上がる越前。''上から来るのだから階段を駆け上がるのは危険) ---'''「せっかくだから、俺はこの&color(red){赤の扉};を選ぶぜ!」'''(扉は赤くない。扉についている宝石だと言う説があるが''そもそも扉自体見え難い'') --オプションの設定が「''ステレオ/モノラル切り替え''」しかない。 --バーチャガンの照準設定があるが、''1発撃つと前画面に戻される''。よって''照準確認ができない''。 ---画面にガンコンを密着して照準を合わせても''必ず左にズレる''。 --ため撃ちの弾丸に''謎の「BS」''の文字。(ボムショットの意味) --''ムササビ''を撃つと民間人ショットペナルティ(分かるかっ!) --無敵時間の概念が無いため、敵が3体出ている状態で一斉攻撃を受けると''即ゲームオーバー''。 --''1UPのはずなのに5UP''ワナップ! --時々''どう見ても空を飛んでいるとしか思えない''動きをする --元々エコールはCAD制作会社。なのに建物など、''何もかもが歪んでいる''。(しかし''当時のCAD制作会社の中では技術力がある方'') --ラスボス前に越前が''勝手に転がりまわる'' --R+Z+STARTでクリア扱いとなり''次の面に進める''。知った日には今までの苦労が全て無駄に。 --ラスボスのデスピスノスが''無敵になるバグがある''。 --取扱説明書が''常人には理解不能'' ---以下取扱説明書の引用&br; 「抑えてはいるが、''冒険心旺盛な一匹狼''。正義感・勇気とも''平均以上''だが、''カッとしやすい''ところもあり、&br;計画的人生よりより行き当たりばったりの人生を選んでしまうタイプ。''女性の扱いは苦手''」 ---好物は''焼きビーフン'' --…等など''もはや列挙不可能''(''「St&color(red){e};ge1」''や''「St&color(red){u};ff」''などは''些細なこと''である) -このように、とんでもないクソゲーであるが、そのすさまじさ故、&br; 一部で愛され永遠に語り継がれるクソゲーとなったのである…この世にゲームというものがある限り。 --その後、聖地巡礼と称し、エコール本社を拝みに行ったファンまで出現した。 --さらに、件のオープニングムービーの撮影地、和歌山県友ヶ島にまで巡礼者が。 -2001年4月、一部熱狂的なクソゲーファン(クリムゾナー)の願いが通じ、重版したデスクリムゾンをエコールの真鍋社長が&br;新幹線で日本各地を巡って(''手渡しで'')売り歩くという前代未聞のイベント''「デストレイン」''が開催された。 -そして2008年9月13日にデスクリムゾンの原点として友ヶ島で45名のファンを集めて、''デスクルーズ2008''が行われた。 --内容は、せいじろう氏を呼んでの、真鍋社長自ら書いた''「フリーズ!〜デスクリムゾン・レゾナンス〜」''の朗読ショーなど。 ---詳しくは[[デスクルーズ2008:http://www.e56.info/deathcruze2008.html]]と&br; [[デスクルーズ2008in友ヶ島―せっかくだから、俺は参加したぜぇレポート―:http://www.e56.info/deathcruise/event08repo.htm]] -前述したが、真鍋社長直筆の「フリーズ!〜デスクリムゾン・レゾナンス〜」は&br; [[エコールソフトウェア:http://www.e56.info/]]にて読むことができる。 --せっかくだから、よんでみようぜぇ[[フリーズ!ーデスクリムゾン・レゾナンスー:http://www.e56.info/freeze/freezetop.htm]] ~ -普通、こんなトンデモ作品を世に送り出してしまったらドリフみたく坂を転げ落ちるのが定石だが、~ その後もしぶとく生き残って[[数々の伝説・偉業:http://dic.nicovideo.jp/a/%E3%82%A8%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%BD%E3%83%95%E3%83%88%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A2]]を成し遂げてしまう辺り、普通のクソゲーマイスターとは一線を画す存在であると言える。~ …そもそも、エコールソフトウェアは底辺とか坂道とかそれ以前に''別次元''の領域にいるような気がしなくもない。 -1999年に国立国会図書館がゲームソフト等の電子出版物の収蔵を開始した際、記念すべき第一号がこのソフトだった(エコールソフトウェア開発の他ソフト3本も同時に収められた)。([[参考:http://www2.117.ne.jp/~mat/lc_dc/lc_dc.htm]]) -クソゲーオブザイヤー2007動画の四八(仮)パートでEDのBGMが使用され、2008動画の前座でOPムービーが(一部改変され)使用された。 **ノットトレジャーハンター [#h0247861] 【のっととれじゃーはんたー】 |ジャンル|3Dアドベンチャー|~| |対応機種|プレイステーション|~| |発売元|アクティアート|~| |発売日|1996年12月20日|~| -英国紳士による英国紳士的な英国紳士のアクションアドベンチャー -操作性が最悪。スラスラ歩くのが困難。 -カクカクなポリゴンムービーが流れる -「エンディングが50種類以上」と謳われているが、実際は選択肢ミスによるゲームオーバーをエンディングにカウントしただけである。 --たとえどこからか飛んで来た矢が心臓に刺さってもエンディング。 --ほとんどが選択肢による微妙な差分である。 -はずれているはずのパンチが蜘蛛を倒す。全然別の方向向いててもHIT。 -「1プレイ5分のお手軽アドベンチャー、遊ぶたびに物語が違う」が売りであったが、ストーリーがあまりにハイテンポすぎて呆気に取られてしまう。 --例:女「道に迷ったので出口まで案内してください」→10歩ほど歩く→女「出口だわ!」 --ちなみに最短はゲーム始まって、入ってきたところから出て、エンディング、3秒ほどである。 --洞窟に入ってすぐにトカゲが襲い掛かってくるが、その時の行動で行き先が変わる。 -こんな内容なのに主人公ジェームズの声は池田秀一、敵対するカルミスは塩沢兼人と豪華キャスティング。この時期のPSタイトルにありがちな傾向である。 --しかもほぼフルボイス。どんなに間の抜けた台詞だろうとも律儀に喋ってくれる(「(女を見捨てて)私だけでも助けてくれ!」、「で、でたー」など)。 ---その中でも「共に女性を攻撃する」の選択肢のセリフは腹筋崩壊レベルである。(「私も仲間に入れてくださーい!」と言って女性を蹴って、「おやぁ?」) -96年前後にはこうした「ポリゴンを使えば売れる」「喋らせれば売れる」「お手軽なら売れる」といった身の程知らずな自称ビッグタイトルが散乱していた。それだけPS1が世間に与えたインパクトは大きかったのである。 **バットマン フォーエバー [#x03ee939] 【ばっとまん ふぉーえばー】~ |ジャンル|アクション|~| |対応機種|スーパーファミコン|~| |発売元|アクレイムジャパン|~| |発売日|1995年10月27日|~| -同名の映画のスピンオフ作品…だがロルフ氏をして「''トリケラトプスの睾丸級のクソ''」「''昔からクソで、フォーエバー(永遠)にクソだ''」と言わしめた出来。 -壮絶なクソのフェスティバル。 --モーションがSFC版『Mortal Kombat』そのもの。まあ、アクレイム社の製品だから…&br; だが、敵をダウンさせて起き上がるのを待つのがテンポの阻害となる。しかもHPが結構高いので単調になる --クソなアクションゲーにはありがちな十字キー上でジャンプ。いくら格ゲー丸コピペとはいえ…これに関して酷い問題が発生するのだがこれは後述。 --''セレクトボタンで股間からワイヤー発射。''操作的にも視覚的にもトンデモない仕様。 ---上ボタンとセレクトボタンの同時押しではジャンプしてしまう。&br; 上向きに発射するには、セレクトボタンを押した直後すぐに上ボタンを押す必要がある。&br; 初見ではまず分からないだろうし、このためにコントローラーを握り直す必要がありうざい。 ---しかも穴をフックで登るには正しい場所にいる必要があるのだが、ほとんどピクセル単位のズレも許されない ---挙げ句の果てにはフックを使う場所が見えないので歩き回って股間フックの作業。 --警備員を助けると「\(^o^)/」ポーズ。失笑間違いなし --手前に柱などが表示されることもあり邪魔で仕方がない --穴を降りるのはR+↓。しかも股間フックと同じ押し方を行わなければ穴を降りてくれない。 ---また、降りる穴すら見えないときもある。 --音楽も酷い。バットマンに似合わない曲。 -[[参考動画「The Angry Video Game Nerd」:http://dic.nicovideo.jp/v/sm4405828]] **ひとりでできるもん! 〜クッキング伝説〜 [#x3a299e6] 【ひとりでできるもん くっきんぐでんせつ】 |ジャンル|RPG|~| |対応機種|ゲームボーイ|~| |発売元|バップ|~| |発売日|1992年12月18日|~| -原作が子供向けの料理番組という需要不明な題材。この時点で怪しい臭いを感じる。 -連れさらわれた弟のぶんちゃんを救い出すというRPG。 --戦闘は普通のRPGのような剣と魔法で戦っていくというものではなくクイズに答えて敵を倒していって経験値と金をブン取っていく。 --しかし問題数が少ないのか同じ様な問題が繰り返し出てくる。同じ事の繰り返しで正直30分もやってくれば飽きる。 -マップも分かりづらくて自分がどこにいるのか分からなくなる。 -ゲーム中のまいちゃんも可愛くない。 -パスワードで再開するとアイテムが残らない。 -そもそも原作視聴者が期待していたのは番組中に頻繁に登場するアクションゲームを再現したゲームである。 **摩訶摩訶 [#ac6d2e7e] 【まかまか】 |ジャンル|RPG|~| |対応機種|スーパーファミコン|~| |発売元|シグマ商事|~| |発売日|1992年4月24日|~| -ギャグ漫画家、相原コージ監修のRPG。 -相原コージ手がける濃すぎるパッケージイラスト、また淡い色彩ながらサイケデリックな色使いの説明書表紙が、プレイする前から怪しい臭いがしている。 -電源を入れると怪しい音が鳴り、水色のバックに白く、なんとも貧相な「Sigma」の文字。しかも妙に薄い。''もちろんとばせない。'' -''バグだらけ。''&br; フィールド上で変身技(いわゆる呪文)が使い放題と言うお得なものから、&br; お助けキャラの回復技で逆に瀕死になる、特定のイベントバトルに負けると進行不可能になる等の手ごわいもの、&br; 更にはコマンドウィンドウの開け閉めを繰り返すと画面全体がバグり、マップの地形がマス単位でシャッフルされると言ったゲーム崩壊技まで様々存在し、&br; 最早バグこそがゲームの最大の特徴と言って差し支えないレベルになっている。 --移動中は主人公の魔法しか使えない。 --ラスボス第2形態の最大HPは''1''。 ---これにはHP1万に設定しようとしたがプログラムが4桁までのHPしか扱えない仕組みで、限界突破して1に帰ってきた…という噂があるがデマ。&br; ラスボスが一撃で死ぬのは相原コージが考えたアイディアだと、『イデアの日』の攻略本で語られている。 --''エンディングのスタッフロールまでバグっており、字が証拠隠滅のごとく崩れて読めない。'' --フリーズが頻繁に起こる。 --締め切りに間に合わなかったのでバグROMをそのまま任天堂に送りつけたらなぜかOKが出てしまい、そのまま発売になったと言う逸話がある。 ---バグ修正した正規ROMは露と消えた。数々のバグに対する非難に、シグマは技術力の無さから「''全て仕様です''」と言い切った。&br; PSPに於ける不都合の解釈の前身を思わせる。 ---その結果、シグマはライセンスを剥奪された(らしい)。 -曲はいいのに音源最悪。 -狂ったエンカウント率。 -クソゲーを扱うあるランキングでは、唯一ファミコン以外でトップ10にランクインした。(ちなみに1位はたけしの挑戦状) -ゲームの内容自体は当時としては非常に挑戦的かつ個性的で、一部では不具合さえなければ名作バカゲーになれただろうと言われている。 -クソゲーオブザイヤー2006動画でBGMが使用されている。 **真・聖刻 [#n6617346] 【らわーす】 |ジャンル|RPG|~| |対応機種|スーパーファミコン|~| |発売元|ユタカ|~| |発売日|1995年4月21日|~| -TRPGや小説で展開している「ワースブレイド」シリーズのゲーム化で、小説とドラマCDと平行する形で世に出たソフトだが、パッケージも説明書も原作についてはまったく触れていない。 -ゲームオーバー時に「はじめから」を選ぶと、バグ画面に飛ばされる。ヤルマ砦という場所の右下から、バグ空間へ行ける。 -フィールド移動は、行き先を決めると勝手に歩いていくというものだが、一度歩き出すと立ち止まったり戻ったりすることはできず、メニュー画面も開けない。移動中は、なぜかライフゲージが常に満タン表示。 -SFCソフトだというのにBGMは10曲程度。OPとEDとフィールドの曲は同じ。ラスボスの曲は中ボスの曲と同じ。 -ほぼ全てのボス戦は、主人公1人でロボットに乗り込んで行うが、使い道不明の「防御」というコマンドがある。しかも選んでもダメージは減らない。ロボ戦の攻撃コマンドは「殴る」「蹴る」のみで、魔法やアイテムは使えない。 -ダンジョンにトラップは一切無い。またマップパーツは、どこのダンジョンも共通。ツクールか!? -ラストダンジョンではやたら強い中ボスがラッシュで出るため、1体倒すごとにレベル上げが必要。そのくせラスボスはクソ弱く、2、3発で死ぬ。 -画面切り替えにいちいち時間がかかる(摩訶摩訶ほどではないが)。メニュー画面、店の買い物画面、移動先指定画面などでは、いちいち主人公の全身像が背景に表示される。 -町の住人達の台詞は、殆どがゲームに関係ない世間話。 -''「小回復」「全回復」''という、やる気の無い名前の魔法。 -仲間の1人は、実はヒロインの生き別れの姉であり、敵のスパイでもあるのだが、この設定は説明書でバラされている。 -ザコ敵は「戦う」以外の行動を一切しない。ボスの場合はそれぞれ違った攻撃アニメーションが用意されているが、効果はどれも同じ「単なるダメージ」。しかも絶対ミスらない(こちらの攻撃はしっかりミスる)。ステータス異常は、HPゼロの「気絶」のみ。 -ストーリーは小説版のそれを端折っただけで、ゲームならではのアレンジは無い。 -主人公の決め台詞「死にきれなかったらいつでも相手になってやるぜ」語呂悪い。 -最初の町の酒場で、パーティが客の一人を見て驚くというシーンがあるが、その客が何者なのかはまったく明かされない。 -小説のあとがきで、作者氏は「ゲームもこの本と同時期に出てるはずなので、早く遊んでみたい」と語っていたが、現在、このゲームの存在はシリーズの黒歴史となっているらしい。 -スタッフロールのスペシャルサンクス「''OYAJINO WAKIGA''」。 -突出したダメな点は無いが、あらゆる分野において満遍なくクソというゲーム。仕様通りに作られているのにクソだという意味では、08年次点の「[[プロゴルファー猿]]」に近い。