#contents

*概要 [#b106865c]
|名称|仮面ライダー サモンライド!|[[http://ecx.images-amazon.com/images/I/51KYwwTsj-L._SL500_AA300_.jpg>http://www.amazon.co.jp/dp/B00O4YK3PA/]][[http://ecx.images-amazon.com/images/I/61ffCAIkTQL._SL500_AA300_.jpg>http://www.amazon.co.jp/dp/B00OB7YC7A/]]|
|ジャンル|フィギュア召喚アクション|~|
|対応機種|PS3 / Wii U|~|
|発売元|バンダイナムコゲームス|~|
|開発元|エイティング|~|
|発売日|2014年12月4日|~|
|価格|8550円(税別)|~|
|対象年齢|CERO:B(12歳以上対象)|~|

-[[公式サイト>http://summon-ride.bngames.net/]]


*参考動画 [#s1e71758]
PV
#youtube(kfNbmHcLG1I)
#youtube(XxvgxG4AGko)
#youtube(NoQ1lUZFKIA)

*要点 [#x55c1d8f]
玩具と連動したゲームシステムを採用している育成型アクションゲームである。~
ゲームに使用する玩具は大きく分けて3つ存在する。それぞれ、仮面ライダーをゲーム内に召喚する「ライドフィギュア」、その召喚した仮面ライダーを強化する「ライドチップ」、それらの読み取り端末である「ライドゲート」がある。~
ゲーム中では任意のタイミングでライダーを入れ替えたりチップを使用でき、敵の属性や状況に応じてライダーを入れ替えるという戦略性、そして好みのライダーを育成・強化できる自由性がこのゲームのミソである。~
年末のクリスマス商戦に向けて新たに投入された本作だったが、その正体は子供に恐怖と絶望を与えようとする非情なファントム、あるいは財産をむしり取ろうとする強欲なグリードか、いずれであっても強力な年末の魔物だと言えよう。~
主な批判点は、玩具を増やさなければまともに遊べない際どいゲームバランス、それに加えてゲーム性をも左右する玩具のデータ破損の問題に関して集約されるが、あらゆる部分で欠点の目立つハイブリッドなクソゲーでもある。


**ストーリー(公式から抜粋) [#a4d3e8c0]
#aapro{{
地球とは違う世界、「クリスタルワールド」。
その平和な世界は、突如現れた
謎の怪人軍団によって
滅亡寸前まで追い込まれてしまう。

そして、この出来事は全ての世界を揺るがす
「クリスタルハザード」の幕開けだった――。

滅亡寸前の異世界「クリスタルワールド」を救えるのは、
仮面ライダーの記憶を宿すクリスタルと
正義の心を持った者だけ。

新しい力を手にしたキミと、
強大な敵との戦いが
今、幕を開ける!!
}}


**シナリオ [#xd0fea65]
-舞台~
--今作の舞台は現実の地球とは異なる世界「クリスタルワールド」。~
--かつて平和だった世界は怪人たちによって支配され、その世界を救うことがこのゲームの目的である。~

-オリジナルキャラクターの存在~
--ゲームでは舞台となるクリスタルワールドの住人であるオリジナルキャラ3名が中心となって進行していく。~
--なお、ライダーは会話には一切参加しない。一応、声を発する事はあるが、戦闘中に気声(フッ、ヤッなど)を出す程度である。~
--彼らはクリスタルワールドにおけるトレジャーハンターであり、突如現れた怪人達から世界を取り戻すべくライダーに協力を求めている。~
--ちなみにそのオリジナルキャラらの声優には中田譲治、久川綾、阿澄佳奈と豪華な声優陣が採用されている。~
--キャラクターの口の動きと台詞が大幅にずれてしまっており、SEやBGMが入ると台詞が途切れることもある。
--ライダーは喋らないが、スーパーアポロガイストなど敵キャラは普通に喋り会話に参加する。

---上記のあらすじのようにライダーとは全く縁もゆかりもないファンタジー世界観とキャラ故に、ライダーではないゲームの開発企画にテコ入れのためライダーをねじ込んだのではないかとの憶測すら生んだ。~

-テキスト面~
--テキストは子供が遊ぶということを考えて全編ひらがなとカタカナのみという親切な配慮がなされているが、クライマックスヒーローズでは大人も遊ぶことを考慮して漢字との切り替えも出来ただけに不満の声もある。~
--ちなみにCERO指定はB(12歳以上対象)である。
---しかし、どういうわけか、玩具のフィギュアやチップの対象年齢は6歳以上となっている。

-設定面~
--敵は「過去にライダーとの戦いに敗れた敵の魂がクリスタルの世界に流れ着き、クリスタルの力によって復活した」という設定である。~


**登場ライダー・怪人の扱い [#p1a9c7d6]
-一部のキャラクターは同開発元のバトライドウォーからモデリングやモーションが流用されている。
-現在の最新作である仮面ライダードライブのキャラクターが初参戦したゲームである。~
--各作品の主役ライダーはほぼ使用可能だが、同梱されているドライブ、鎧武、ウィザード以外を使うには別売のライドフィギュアを入手する必要がある。~
--つまり、同梱版のみでは実質プレイアブルキャラは3体のみということである。~
--各ライダーの性能もかなり格差があり、ウィザードは通常攻撃の範囲が狭く使いずらい。~
---一方で別売のカブトのフィギュアが壊れ性能であり、楽に攻略を進めたければ早めに入手することが推奨されている。~
--また、各作品における主役以外のライダーの扱いが非常によくない。ナカマライドチップでアシストにできるライダーはともかく、敵としてしか登場せず、しかも怪人らザコと共にわらわら出てくるライダーも多い。~
---例えば、仮面ライダーシザース・ガタック・ギャレン・ゼロノス、巨大化したキックホッパーなどが群れを成してくる光景はこの世界では日常茶飯事である。~
---更にゲームが進むと主役級の仮面ライダージョーカー・スカル・ブラカワニコンボ・武神鎧武なども量産敵として登場する。
--怪人にはショッカー戦闘員などが登場するが、秘密結社ショッカーや原作での敵勢力は登場しない。~
--ボスクラスの敵は不自然に巨大化しており、フェニックスはなんとこちらの10倍以上の大きさで襲い掛かってくる。~
-このように、キャラゲーとしてもあくまで原作の要素は薄いと割り切った方がよいだろう。~
--一応、キャラクターの使う技や特性に関しては原作再現度は高い。


**玩具における問題点 [#c4db9871]
-ライドフィギュア~
--ディズニーインフィニティ、スカイランダース、amiibo(アミーボ)でお馴染みのNFC(near field communicationの略、近距離無線通信の意)を搭載したフィギュアである。~
--このフィギュアはゲームで育てたライダーの情報を保存するメモリーカードの役割も兼ねている。~
--PS3版とWiiU版の間でライドフィギュアの互換性はあるので安心して欲しい。~
--フィギュアはライダーキックのポーズを模しており、ゲートで読み込むとゲーム内にしっかりと仮面ライダーがライダーキックをしつつ召喚(サモンライド)される。~
--しかし、フィギュアそのものの出来はというとライダーの背中が塗装されておらず、粗雑でちゃちな商品が目立つ。~
--また、その造形におけるライダーキックのポーズも原作設定を踏襲・再現できていなかったりする。原作での正しい例を幾つか挙げると、~

---カブトの基本的なライダーキックは回し蹴り(跳び蹴りをしたことは少ないがある)。
---ファイズは足のポインターで相手を捕捉してからキックする。
---キバは右足の鎖(ヘルズゲート)の封印を解放してキックする。
---ダブルのキックは右半身と左半身がずれる。
---オーズのキックはバッタレッグの関節が逆になる。
---フォーゼはロケットとドリルスイッチをオンにしてキックする。

--等々のコアなライダーファンにとっては一目でわかる矛盾点があり、いろいろと作りが甘く残念な出来映えとなっている。~
--一方で、クウガのフィギュアは劇中での独特なキックのポーズが再現できており、好評である。~
--よって、出来に関してはムラが多いと言った方が良いのかもしれない。~

-ライドチップ~
--対応したライダーをフォームチェンジするキョウカライドチップ、NPCのサポートライダーを召喚するナカマライドチップの2種類がある。~
--なお、フィギュアは任意のタイミングで何度でも召喚できるが、チップは各ステージごとに同じものは1回しか使うことが出来ない。~
--キョウカライドチップを使うとライダーが一定時間は無敵状態かつ性能が大幅に上がる。~
--同じ名前のライダーが2体以上いるときにキョウカライドチップを使うと、その両方にキョウカが適用される強力なナカマライドコンボが発生する。~
--その他、チップコンボで特定のチップを同時に使うとボーナスの効果が発生する。

-ライドゲート~
--台座には一度にライドフィギュアを4体まで置くことができ、最大4人で協力プレイが可能(加えて人数分のコントローラーが必要)。
--同時に同じライダーを召喚する事も可能なので、使うフィギュアを友達同士で争う心配もない(フィギュアは人数分必要だが)。~
--なお、1人で複数のフィギュアを操作することは不可能。何故なら、ナカマライドチップのようにNPC扱いでの操作は出来ず、読み込んだフィギュアの数だけコントローラーを要求されるからである。~

-データに関する問題~
深刻な問題として、フィギュアをライドゲートから外す時にデータが破損する恐れがある。~
--これはフィギュアを読み込んでいるタイミングが非常に分かりづらい所から来る問題である。~
--例に、スマブラWiiUでのアミーボも稀にデータが飛ぶことはあるが、そちらではデータのバックアップが自動でされており、失敗と同時に復旧されるので安心だ。~
しかし、サモンライドではバックアップも何もされておらず、データが破損したら初期化するしか無く最初からやり直しである。~
--ゲーム内の進行データは別に保存されているが、中盤以降のステージでレベル1のフィギュアを使って攻略するのは厳しく、結局は序盤から鍛え直す羽目になる。~
--フィギュアを状況に応じて使い分けるゲームシステムにとってこの問題は極めて致命的で、フィギュアの交換が途端にハイリスクな作業と化してしまっている。~
--ライドゲート自体も単にフィギュアを乗せるだけという構造上、どうしてもちょっとしたことでフィギュアが倒れてしまうため、この台座の作り自体が欠陥を抱えていると言えなくもない。~
--説明書にもこの問題について記述があるが(以下要約)、
---「フィギュアのデータが読めないときはリカバリする方法はデータ削除のみです。削除したデータは戻ってきません。」
--といったように投げ遣り気味である。
--後日アップデートによって注意書きが表示されるようになったものの、
データが消えやすいという根本的な問題は未だ解決に至っていないのが現状である。~

-課金における問題と弊害~
多くのライダーをゲーム内で使用・育成したい場合は甚大な費用が掛かる事となる。~
--フィギュア2体とチップ2枚との別売セットの小売希望価格が1,600円(税抜)、また、食玩のフィギュアは1体500円、ガシャポンのチップは1枚300円。~
--そして、同梱版の値段は8,550円(税抜)なので、ゲームソフトの値段は、フィギュアx3とチップx4に相当する額、それとライドゲートを1,000円として差し引くと凡そ5,000円となる。~
--チップに至ってはイベント配布品が多数あり、さらに別のイベントで貰ったチップを次のイベントにも持って行かなければ貰えないチップもあるので二度手間である。~
--とある攻略サイトでは全てのフィギュアとチップを揃えるのに最低でも総計19,700円掛かるとの計算を示している。これでは最早、昨今のソシャゲと何ら変わらないレべルである。~
--近い時期に発売されたバトライド・ウォーIIであれば、ほぼ全ての主役ライダーが一本のソフトで操作できるのに対し、
本作は別売のフィギュアを買わなければ操作できるライダーが3人しかいないことを考えるとやはり割高である。~
--フィギュアを持っていなければ遊ぶことすら叶わない本作の仕様だが、所によってはソフト単体での販売もしているので購入には注意が必要である。~

**ゲームバランス関係 [#c9096d5a]
-チュートリアル
--フィギュアやチップの使い方などのゲーム内で最低限のことしか説明されず、システムが複雑なため把握に苦しむことになる。
--登場するライダーに関して説明は無く、こちらが把握している前提で進むので原作を知らない人はライダーの名前が出る度に置き去りにされてしまう。

-理不尽なゲーム仕様・環境の数々~
所々に子供向けのゲームらしからぬ理不尽な要素が目立つ。~
--ゲーム後半になるにつれて、敵がこちらの射程圏外(それどころか画面外)から極太ビームで狙い撃ちしてくるなど、遠距離攻撃で追い詰めてくるようになる。~
---結界に閉じ込められている間に左右から近接タイプの敵に挟撃され遠距離攻撃で追い打ちを掛けられるといった窮地に陥ることもしばしば。~
--こちらのHPに反して敵の攻撃力がおかしく、敵からの一撃で1/5、ステージ内のトラップで半分近くも削られることもある。~
--4人プレイ時のテレビ画面は4分割状態になっており、それでもって必殺技の演出ではズームアウトするものだから非常に見辛くなる。~
--ロード時間が長い。ステージのマップを読み込むまでに30秒程度は掛かる。
---特定のステージやSE・エフェクトの発生、キョウカライド中に処理落ちやフリ−ズが頻繁に起きる。~
---フィギュアを読み込む度に10秒程度は掛かり召喚ムービーが挿入(キャンセル可)されるため、前述の処理落ちも相まってゲームのテンポは最悪となっており、ストレスが著しく溜まっていく。~

-回復について~
--ゲーム中では後述の例外を除き、アイテムなどによる回復手段は一切存在せず、そのステージで力尽きたライダーはクエストを再挑戦するまで使用不可となる。~
---つまり、使用できるフィギュアがなくなればクエストを中断する他なくゲームオーバー、ひいては同梱版だけだと残機が3つしかないということになる。~
--ドライブのキョウカライド「タイプワイルド」には「マッドドクター」という特殊な回復技がある。~
---しかし、キョウカによる無敵時間や特殊攻撃の恩恵の方が強いのでまず使われることは無い。~


**システムにおける問題点 [#v8abab7b]
-属性~
--各ライダーには5属性(火、水、風、光、闇)のうち1つが設定されており、敵と互いに相克した相性の関係が存在する。~
--属性によりステージ上の進めない場所を進めるようになったり、移動速度が遅くなるなどの制約が発生することもある。~
--ゲームに同梱されているフィギュアは3種類(火、水、風)しかないので、光と闇は別に買い増さなければならない。~
--光・闇属性のライダーでなければ進めない場所もあるので、アイテムのコンプリートを目指すには必須である。~
--しかし、各ステージでは4人プレイでないと到達できない、レアアイテムの置かれたエリアが複数あるのでシングルプレイヤーにとって不利になってしまっている。~
--同梱の3体のみでは光、闇属性の敵との相性が合わず全く歯が立たなくなり詰みかねない場所も多い。~
--また、同じライダーであっても属性のみ違う差分的なフィギュアも存在する(見た目ではフィギュアのエフェクトパーツが違うだけ)。~
---ところが、属性違いがあるせいでウィザードフレイムスタイルが水属性だったり、龍騎が風属性だったりと噛み合っていない組合せになってしまっている物もある(同梱版付属のウィザードフレイムスタイルは火属性であり、水属性は食玩の方である。)~
---せめてウォータースタイル、ハリケーンスタイルなど複数フォームで差別化すれば良かったものだが、
恐らくモデルを使いまわす都合であったり、そもそも土属性が無く半端になってしまうのでどのみち難しい所だろう。~

-育成関係~
--ライダーの強化はオーラ(経験値)を得たりクリスタルベース(出撃画面)でアイテムを消費して作ったプレートを組み合わせることで行う。~
--オーラやアイテムは敵を倒したりステージの道中で獲得できるが、同じアイテムが複数必要な場合は特定の敵を倒して稼ぎをする事になる。~
---しかし、その敵のアイテムドロップ率も決して高くはないのでライダーのステータスの吟味に拘ると作業ゲーと化してしまう。~
--育成画面ではフィギュアの読み込みは2,3秒で終わるが、その画面が開くのに10秒以上かかるのでテンポが悪い。~
---複数のライダーを育成するには再びフィギュアを読み込み直さなければならないのでさらにテンポが悪くなる。~
--オーラは属性ごとに貯まり、フィギュアの属性ごとに使うものが決まっているが、同梱されている3体だけでは光と闇が使えないので貯まっていく一方である。~
--前述のデータが壊れる危険性もあって、やり込むほどに慎重にならざるを得なくなる。~

-必殺技・特殊能力~
各ライダーはそれぞれ固有の必殺技・特殊能力を持っている。~
--ライダーリンクというシステムで隣り合う関係のフィギュア同士では別のライダーの特殊能力を使えるようになる。
--同じライダーのフィギュアを集めるとそのライダーの特殊能力がパワーアップする。~
--必殺技を使っている間の無敵時間は殆ど無く、かえって隙が出来てその間に敵に囲まれてタコ殴りにされることもあり、意義が薄れてしまっている。~

-オプション~
--操作確認画面・ボリュームコントロール・ライドフィギュアの初期化、とデス様を彷彿させる充実ぶり。~
--キーコンフィグやカスタムサントラは無い。~


*選評 [#y7f49c33]
**選評案その1 [#ja285720]
#aapro{{
仮面ライダーサモンライド 

君のフィギュアでライダーを召喚(サモンライド)というキャッチフレーズで 
バンダイから発売された今作であるが、実態は仮面ライダーという子供向けの 
題材にして、子供に厳しいゲームとなってしまった 

まず、購入にあたって最初に当たる壁は値段である本体とフィギュア三種類と 
チップ、ライドゲートという専用の台座がついて希望小売価格8550円 
ただ、この本体価格はフィギュアや専用の機材がつくと考えれば妥当な方では 
ある、問題はこのゲーム、台座型の機器にフィギュアを置くことで操作可能な 
キャラクターを変更できるのだが本体に付いてある、ウィザード・ドライブ・ 
鎧武の三種類だけであり、ゲーム内で一切増えることはない 

増やそうと思えば別売りのフィギュアとチップが二個付いているセットを 
1600円で購入する必要があり、12月中旬時点で発売予定のものを合わせ 
ると9種類あるのである、更に増えないことを願うばかりである 
そして、好きなライダーだけ買えばいいというわけにもいかない、一緒に 
付いてくるチップは別のライダーのものであり、同梱されているフィギュアの 
チップはついてこないのある、チップはライダーの変身に必要なもので、わか 
りやすくドラゴンボール例えるならベジータが操作できるものを買ったなら 
超サイヤ人は別売りのトランクスのセットも買わないといけない感じである 
つまりライダーを増やし、好きなフォームで戦いたいのなら 
最低2セットの別売りを買わないといけない仕様なのである 

そんな子供のお年玉やファンの財布から根こそぎ 
お金を搾取したいという姿勢には感銘を受けざるを得ない 
そんなDLCゲームが優しく見える価格設定 

いざゲームをしてみるとカッコイイOPが飛び込んでくる 
このOPやグラフィックはいい 

さて、いざゲームを始めてみると最初に飛び込んでくるのは出るゲームを間違え 
たのかと思いたくなる、フクロウと妖精と女神様っぽい三人がショッカー、に 
囲まれているムービーが始まるショッカーが囲んでいるが初代仮面ライダーや 
二号など昭和ライダーは現状参戦する予定はないみたいなのでフィギュアセット 
を買う必要はないので安心して欲しい 

この時字幕も低年齢向きで、漢字は殆ど使われていないのだがCERO・Bという 
対象年齢が12歳以上なのでどの年齢層に向けているのかがわからない 
この三人の声優は阿澄佳奈、中田譲治そして子安武人と豪華で仮面ライダーの声優にも期待でき 
るところではあるのだが、ストーリーで仮面ライダーがしゃべる事はない 

アクションは悪くはないのだが、爽快感はなく、慣れない独特なボタン配置に 
苦労することになる回避ボタンが○にある独特なボタン配置だが設定をいじる 
ことはできなくて、ジャンプボタンもない、折角順調に戦っていても、 
ステージのギミックの為にキャラを変える作業をし、30秒間毎回ロードを 
待つので、自然とテンポが悪くなる 
更にフォームチェンジにも時間がかかり、強化チップを置いて10秒以上 
ロードしてから反映されるのでボスが出てからの瞬時の対応がしにくい 


そしてボスにはライバルだったキックホッパーという 
ライダーが登場するのだが1,5倍の大きさで出てくるのを始めとし 
フェニックスはゆうに10mを超す巨体で溶岩に浸っているという原作崩壊である 

フリーズ頻度の高さも高く、2時間に一回は体験できる 
}}
**選評案その2 [#i0872837]
#aapro{{
仮面ライダーサモンライド

君のフィギュアでライダーを召喚(サモンライド)というキャッチフレーズで
バンダイから発売された今作であるが、実態は仮面ライダーという子供向けの
題材にして、子供に厳しいゲームとなってしまった

まず、購入にあたって最初に当たる壁は値段である本体とフィギュア三種類と
チップ、ライドゲートという専用の台座がついて希望小売価格8550円
ただ、この本体価格はフィギュアや専用の機材がつくと考えれば妥当な方では
ある、問題はこのゲーム、台座型の機器にフィギュアを置くことで操作可能な
キャラクターを変更できるのだが本体に付いてある、ウィザード・ドライブ・
鎧武の三種類だけであり、ゲーム内で一切増えることはない

増やそうと思えば別売りのフィギュアとチップが二個付いているセットを
1600円で購入する必要があり、12月中旬時点で発売予定のものを合わせ
ると9種類あるのである、更に増えないことを願うばかりである
そして、好きなライダーだけ買えばいいというわけにもいかない、一緒に
付いてくるチップは別のライダーのものであり、同梱されているフィギュアの
チップはついてこないのある、チップはライダーの変身に必要なもので、わか
りやすくドラゴンボール例えるならベジータが操作できるものを買ったなら
超サイヤ人は別売りのトランクスのセットも買わないといけない感じである

つまりライダーを増やし、好きなフォームで戦いたいのなら
最低2セットの別売りを買わないといけない仕様なのである

そんな子供のお年玉やファンの財布から根こそぎ
お金を搾取したいという姿勢には感銘を受けざるを得ない
そんなDLCゲームが優しく見える価格設定

いざゲームをしてみるとカッコイイOPが飛び込んでくる
このOPやグラフィックはいい

さて、いざゲームを始めてみると最初に飛び込んでくるのは出るゲームを間違え
たのかと思いたくなる、フクロウと妖精と女神様っぽい三人がショッカー、に
囲まれているムービーが始まるショッカーが囲んでいるが初代仮面ライダーや
二号など昭和ライダーは現状参戦する予定はないみたいなのでフィギュアセット
を買う必要はないので安心して欲しい

この時字幕も低年齢向きで、漢字は殆ど使われていないのだがCERO・Bという
対象年齢が12歳以上なのでどの年齢層に向けているのかがわからない
この三人の声優は阿澄佳奈、中田譲治と豪華で仮面ライダーの声優にも期待でき
るところではあるのだが、ストーリーで仮面ライダーがしゃべる事はない

アクション自体は悪くはないのだが、爽快感はなく、慣れない独特なボタン配置に
苦労することになる回避ボタンが○にある独特なボタン配置だが設定をいじる
ことはできなくて、ジャンプボタンもない、折角順調に戦っていても、
ステージのギミックの為にキャラを変える作業をし、20秒間毎回ロードを
待つので、自然とテンポが悪くなる
更にフォームチェンジにも時間がかかり、強化チップを置いて10秒以上
ロードしてから反映されるのでボスが出てからの瞬時の対応がしにくい


そしてボスにキックホッパーという
ライダーなどが登場するのだが1,5倍の大きさで出てくるのを始めとし
フェニックスはゆうに10mを超す巨体で溶岩に浸っているという原作崩壊である
これだけでも、原作ファンの逆鱗に触れかねないのだが、更に、操作ライダーの
別フォームやライバルなど重要ポジションのライダーや主人公ライダーをサポートした
マシーンまで量産型クローンとして出てくる始末である

そしてこの頃になると、ゲーム自体のアクションの方にも不満が出始める
まず、折角買った強化チップを使い必殺技を使ってもカメラアングルは変わらないので
いくら必殺技を打ってもカメラは遠目からの視点から変えれないなので地味に見え
そして後半になると敵の攻撃も激しくなり、フェンスを貼られた外から複数の
ライダー(ゾルダ)が両手持ちのランチャーで砲撃してくる状況で、雑魚エネミーを
殲滅しないといけない事もあり、例えレベルマックスだとしても1キャラで攻略する
ことは困難になってきてしまいHPが無くなればキャラ交換を余儀なくされる
この様なゲームバランスだが回復手段は非常に限られており、一部の強化チップを
使った回復だけと乏しく、ジリ貧を強いられる。

このキャラ交換はフィギュアの数だけチェンジでき
持ちキャラ数=残機数
となっているシステムなのだが、持ちキャラを増やすにはフィギュアを購入する他の
手段は無いため、結局はフュギュアの課金を強いられるシステムとなっており、
しかもフュギュアの交換周りが不安定で常にフリーズの恐怖がつきまとう

更にこのフュギュア交換周りの不安定さはゲームデータにも関係しており
溜めた経験値を各キャラに振り分けるのだが、ステータス振り分けの画面移動する
ためにも10秒ほど待つのだがそこから、各フィギュアごとに

フィギュアを交換しながら

ステータスをそれぞれ、ふって行くことになる
幸い、この画面ではフィギュアのロード時間が短く放っているのだが
固定されてない台座から、少しでもフィギュアが動いたすると
フィギュアのデータが消去される可能性がある
各ライダーのステータスは完全にフィギュアに依存しており、本体にバックアップは
存在しておらず、少々慎重に取り扱う必要があるのだが、
このゲームが想定している低年齢層が誤って転倒させればソレでライダーのレベルは
リセットされる恐れが有るので危険と思われる
さすがにコレには公式も動き対策を練ったが

「フィギュアに データを ほぞんしています。
 フィギュアを ライドゲートから はずさないでください。
 データがこわれるばあいがございます。」

12/23現在でこの一文を載せるだけである。

更に最大4人までプレイ可能なのだがフィギュアの数=キャラ数なので
本体に付いてくる三体のフィギュアのでは一人足りないどころか
全部で5属性あるのだが、当然三種類しかフィギュアがないので他の2属性が
使いたければ当然、別売りのフィギュアを買う必要があり
属性ごとにフィギュアは別扱いだが、ライダー自体の造形は同じであり
違うのは足元のエフェクト部分だけである

ならばフィギュアの完成度はどうかといえば
不良品かと思えるような粗悪ぶりであり、背面に至っては塗装すらされていない

ストーリーも上記のように仮面ライダーがストーリーで喋ることは一切なく
戦闘中の掛け声だけで、主人公仮面ライダーがストーリーに関わるようなことが殆どない
妖精やフクロウの三匹が雑談するだけであり、キチンとストーリーを進めてくれるのが
アポロガイストぐらいである、なお、ストーリー上ライダーはセリフがないが、
アポロガイストにはキチンとセリフがある
そして、図鑑らしきものが見当たらないのでどの敵が〇〇のアイテムを落とすと
教えられてもそれがどの敵やライダーなのかシリーズに詳しくないえお識別が困難である

更にフリーズも発生しやすいというスパイスもついており
ステージはじめのロードやクリア時、キャラ交換、強化チップ使用時など、更に
ナカマライドというシステムで味方を召喚する時の複数召喚までもフリーズの原因となりうる

このゲームで子供が学べるのは夢や希望ではなく
大人の商売の汚さを教育するための教材には相応しいといえよう
}}