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[[2010年 次点]]
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*概要 [#h89d3799]
|名称|人生ゲーム ハッピーファミリー||
|名称|人生ゲーム ハッピーファミリー|~|
|ジャンル|人生体感パーティーボードゲーム|~|
|対応機種|Wii|~|
|発売・企画元|タカラトミー|~|
|開発元|タカラトミー|~|
|発売日|2010年11月11日|~|
|価格|6090円(税込)|~|
|対象年齢|CERO:A(全年齢対象)|~|
*要点 [#r784e24f]
前作『人生ゲームWiiEX』の[[Wiiウェア版>人生ゲーム(Wiiware版)]]が2009年度ノミネート作品となった人生ゲームシリーズ。~
今作では、逆に機能縮小されたWiiウェア版『人生ゲーム ハッピーステップ』が先行販売され、ボリューム不足などの問題点があったがあきらめがつく程度の評価で選外となった。~
しかし、今度はフルプライス版であるこちらの内容がWiiウェア版とほとんど変わらないという事で話題となった。~
追加された要素はマスの種類、家族システム、ハピネスモード、Miiの5つ。流通経路の違いもあるが、たったこれだけで1000円→6000円は手抜きにもほどがある。
-Miiは隠し要素で、最初は名前固定10名のデフォルトキャラでスタート
-MAPは1種類
-ミニゲームとカードはばっさり削除、基本の職業システムも縮小
-イベントは地味でつまらなく、種類も少ない
-子孫による引継ぎプレイ、ハピネスモードも機能しているとは言いがたい
*選評 [#o3326d51]
**選評案その1 [#zce1a15b]
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このゲームにはキャラエディットがなく、名前固定10名のデフォルトキャラで人生をスタートする。
NPCも子供も10名のパーツを流用しオカマとクローンを生産、人生ゲームの顔役である天使達は全てリストラ、
恋愛相手も5人〜2人のデフォルトキャラで済ませる仕様からは「手間を省きたい」という強い意志を感じさせる。
使えて当然のMiiを隠し要素にするあたり末期である。
時間設定すらない上にMAPは全1種類、職業のランクアップに必要な才能カードと、
最悪−1億円+能力値−というバランスの悪いマスなどを追加した代わりに、
お馴染みのマスとミニゲーム、カードはばっさり削除、基本の職業システムと恋愛は縮小、学校のシステムは丸ごと消えた。
その年代らしいイベントも少なくなり、顔が変わらず制服も着ないキャラからは時間の経過が感じられない。
人生は同じことの繰り返しとでも言いたいのか、総評も含めてイベントは地味でつまらなく、とにかく被る。
普通にプレイすると毎ターン被ることもあり、同じマスの続くミニマップは周回すると罰ゲーム状態である。
他を削って注力したのだからメインの家族システムは素晴らしいものに、なっていない。
子供を育てるのはいいが、イベント数が少なすぎるせいで数回作ると2度と見たくない気分にされる。
通常のモードに加えて、ハピネスモードがあるが勝利判定を幸福度にしただけのモードで、本当にそれだけなのか
CPUはルールを理解せず、金を溜め込もうとするときがある。
子孫による引継ぎプレイを前提としているようで、1周では職業のランクアップすら難しいバランスにする一方、
2周目の目玉要素は特になし、イベントの枯渇は深刻になる。いつの時代から来たのか、キャラの保存枠は
モード毎で以降は何故かプレイ人数から順番に至るまで全て固定される。
最後に6000円のこのゲームには「人生ゲームハッピーステップ」という出来の悪い体験版が1000円で発売されているが
それとの違いは、マス追加、トロフィー(実績)、家族システム、ハピネスモード、Miiの5つである。
差額がちょうど5000円で要素も5つなので、1000円で家族システムやMiiを使う権利を買ったと思えば納得できるだろう。
タカラトミーは。
以上
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