[[2010年 次点]] #contents *概要 [#o3d2b88c] |名称|レッド シーズ プロファイル|~| |ジャンル|アクションアドベンチャー|~| |対応機種|PS3/Xbox360|~| |発売・企画元|マーベラスエンターテイメント|~| |開発元|Access Games|~| |発売日|2010年3月11日|~| |価格|8190円(税込)|~| |対象年齢|CERO:D(17歳以上対象)|~| -[[公式ページ>http://www.mmv.co.jp/special/game/rsp/]] *参考動画 [#mc8b645a] ⊂ ⌒ つ ~ / ( 。A 。) < [[国内版実況プレイ>http://www.nicovideo.jp/watch/sm9990952]]~ / /\V V ~ (__) (__) ~ *要点 [#i4ea6913] スレでの呼称は赤種(Red=赤、seeds=種)・レッシー。よく間違える人がいるが発売も開発も日本の純国産ゲームである。~ 先に海外で20ドルで発売されたにも関わらず、日本では8190円というフルプライスだった為、消費者の怒りを買った。~ 更に、その海外(特に有名なレビューサイトのIGN)でボロクソに酷評された事もあって、発売前からスレで話題に。~ 一方、日本での評価は操作性はさて置きストーリーやキャラは好評で、グラフィックやロード時間が気にならなければ良ゲーという声もある。 -戦闘に関してのクソ要素。 --戦闘は非常に単調で、どこもコピペした感じ。 --武器の威力が全体的に低い。初期ハンドガン(威力低)だとヘッドショットし続けても雑魚相手に8発くらい使う。 ---マグナム(威力非常に高)でもヘッドショットで3発。ただの柵や箱を壊すためだけでも初期ハンドガンだと6〜8発使う。 --一定時間構えモーションを取らないと勝手に武器の構えを解く。 ---しかも構えるのが遅いので扉あけたときにコンニチハ状態だと無駄にもたつく。 --敵のAIが貧弱。少し離れると感知しなくなるので、最後まで距離を取る->遠くから連射で片がつく。 --画面外からでも容赦なく撃ってくるので、広い部屋だとかなり危険。ショットガンで蜂の巣やいきなり組み付きも食らう。 --怯みモーションがほぼヘッドショットのみ。 ---一応ショットガン等で撃てば倒れることもあるが、足を狙おうが手を狙おうがお構いなしに突進してきて組み付かれる。 ---そして無駄に硬いので数体に突進してこられると詰む。距離あければ対応できるんだけど。 --狭い通路で無限沸きっぽいところが数カ所。 ---一応「息を止める」アクションで敵からは感知されなくなるが、効果時間は短く狭いため通り抜けもしづらい。 --メインシナリオのみだと射撃武器がほとんどと言って良いくらい手に入らない。近接武器や弾薬なら有り余るほど落とします。 --音響が狂っているので、ヘッドホンプレイでもどこに敵がいるのか分からない。いきなり背後から組み付かれてびっくりすること多数。 --かなり離れていても敵はずっと声を出しているので、通路曲がったらバッタリとか以外では驚くこともない。 -その他のクソ要素。 --ロードが非常に多く、しかも長い。 --何のアクションを取るにしてもワンテンポ遅れる感じがする。 --初期の車での移動速度が非常に遅い。通常スピードで50、ターボかけても55。あくまで舗装された道の速度なので、悪路だと更にダウン。 ---土地が広いため、目的地までの移動が多いこのゲームでは時間だけが無駄にかかる。 ---マイル表記であるなら約80km/hなので、特別遅い訳ではない。 --燃費も悪く、軽くこすっただけでガリガリ耐久度が減っていく。 ---耐久0%でゲームオーバー扱い。 なぜか洗車すると直る。 --マップが向いた方向に一緒に回転するため、道を覚えるまでは目的地の確認にも手間取る。 --突然俯瞰視点になるポイントがあり(たとえば階段等)、進みたい方向にキーを入れても思うように反応しない。 ---実際は普段の移動方式と変わらないのだが、普段はカメラが常に背後に移動する仕様なので気にならない。 --カメラの方向を右スティックで変更できるのだが、スティックを離すと即元のカメラ位置に戻る。 --初期ハンドガンが装備から外せない。武器が無くて詰む状況を想定しているのだろうが、所持限界があるため上限解除しないとかなりキツイ。 --チャプターロードで途中のシナリオのみプレイもできるのだが、その場合にセーブできるのはチャプタークリア時のみ。 ---サブシナリオ埋めのためやり直す場合、いちいちチャプタークリア条件を満たさなければならない。 --チャプターをいくつか纏めてエピソードと表記するのだが、1から7まであるうちの2までは長いが残りは非常に駆け足展開。 ---終盤は恐ろしい勢いでチャプターが進んでいく。 -良かった点。 --サブシナリオ群の特典がバランスブレイクなほど充実している。かなり初期の段階で無限弾薬のマシンガンやマグナムも手に入る。 ---ただし、無限弾薬と言ってもリロードはしないといけないのでいつまでも俺のターン!とは出来ない。 --車の改造も、最後まで強化すれば常時60くらいは出るし、ターボで85くらいまで行く。 ---最終的には主人公が乗ってきた車も購入できるのだが、耐久度無制限かつ燃費良好、~ ターボは出来ないが常時85出て更に悪路でもスピードダウンしない。 --訪れたところへ一瞬で飛べる「無線」、ドラクエで言うルーラアイテムも手に入る。もちろん無制限に使用可能。 ---これが有るのと無いのとでは移動時のストレスの掛かり方が段違い。 --サブシナリオの出来自体もかなり良い。住人達の個性が立っていて、特典アイテム目当てでも楽しんで数をこなせる。 ---個人ストーリーの伏線回収もするので最後までこなすと充実感がある。 --きちんと時間毎や天候毎に住人の生活サイクルが変更されるので眺めていても面白い。 --住人達と同じデザインの車を買えるのだが、車ごとにBGMが変わる。 ---車は高いのだが、給料が良くて有り余るため問題ない。 --同じ服を着続けるとハエが集ったり、髭が伸びたりする。個人的には髭が伸びた方が格好いい。 --給金の出る内容でも笑えたりする。 ---髭を剃るだけ、一緒に昼食を取るだけ、服を着替えるだけ、天気予報を確認するだけ、コーヒーで占いをするだけ等でももらえる。~ どこの給料泥棒だ。 スレ住人の有志の一人によって翻訳されたIGNの選評(レビュー)。日本とは評価が大きく異なるので参考程度に。 #aapro{{ Deadly Premonitionを一言で表現するなら、「ハード売却支援ゲー」だ。 これをプレイすると、ゲーム機を売りに行きたくなるだろうからね。 とまあ耳障りな言葉に聞こえるかもしれないが、こんなに下手糞な作りのゲームは久しぶりなのだ。 もしこのゲームが8年前に出ていたなら、シェンムーの対抗馬として迎え入れられただろうに。 サバイバルホラーという肩書きではあるが、市内全域を探索して街の住人と会話をしたり、サイドクエストを探し回れるからね。だがそれすら思い違いのようだ、ただ時代遅れなだけではない。 Deadly Premonitionは本質的に酷いのだ、どこから始めようか。 実は07年のTGSでトレーラが発表されてからここ何年、このゲームには興味があった。 ツインピークスの二番煎じに見えたが、ジャンルがサバイバルホラーだと知って興味をそそられたのだ。 その時は知る由もなかった。??完成版が、こんなにがっかりな出来になるなんてね。 プレイヤーキャラクターのヨークは殺人事件の捜査のために奇妙な街、グリーンベールにやって来たFBIのエージェントだ。超展開の火蓋はゲーム開始後すぐに切って落とされる。 オープニングは木に吊るされたバラバラ死体を双子が見つけるシーンで、ゲームはトリップしそうなほど風変わりな、赤い落ち葉が敷き詰められた部屋から始まる。 だがそれも長くは続かない、車が衝突して別次元の世界からモンスター達が襲ってくるのだ。 捜査が始まり、ヨークはグリーンベールの風変わりな住人達を紹介される。 ヨークは虚空に向かって語りかける。ザックとかいう想像上の友人らしいが、何なのだろうか? ともかく、街中を調べて手掛かりを探すことになる。 何をするのかというと、車のレースだったり釣りだったりというミニゲームだ。 うん、みんなこの時点でプレイを止めるんじゃない? このゲームの第一印象は今までで最悪だ。 バイオハザードの劣化版みたいな操作性で、カメラは自由に動かせないし、おまけにリロード中は動けないのだ。 戦闘の時のボイスというかお喋り、特に死んでいく敵のは徹底的に酷い。 更にグラフィックはPS2のショボいゲームみたいだ。ストーリーと風変わりなユーモアセンスのお陰でこういう技術の無さが気にならない、という人も中には居るかもしれない。 だが状況は良くならない、思わず放り出したくなるほどテンポが悪いのである。 街の端から端まで車で移動することが何度もあるのだが、遅すぎて苦痛だ。 ついでに画面の切り替えまで遅いときてる。更に、物を拾うのもまだるっこしい。 戦闘は全部同じ感じで、まるでコピペのよう。 単調さを紛らわすのはわずか2,3回のボス戦と、貧相なQTE(Quick Time Event)だけ。 このゲームクリアまでに20時間以上かかるのだが、刺激的なのはその内ほんの僅かという有様。 まあ、どさくさに紛れていい点もいくつかあるよ。おバカなキャラと捻くれたストーリーは興味深い。 ずっと髭を剃らないとヨークのあご髭が伸びていたり、ずっとスーツを着替えないとヨークにハエがたかる、なんていうギミックはチャーミングだね。声優の演技も悪くない。 そのお陰でSEの酷さや、ちょっとしかない「ムーディー」な音楽が何回も何回も何回もかかるのが気になるけどね。 音が聞こえる方向がおかしいなんて言及する必要もない、5.1chのサラウンドでプレイするなんてジョークでしょ? Deadly Premonitionはそんなに難しいゲームではないけど、これだけは言っておく必要がある。取り返しのつかない「詰み」に陥る可能性があるのだ。 ミッションは再スタート出来ない(再プレイ出来ることは出来るんだが、するとその後タイトル画面に戻される)し、セーブファイルは1つしかない。 強いボス(といっても劣悪な操作性のせいで強く感じるだけだが)に出会って、ライフや弾薬が少なかったら? 諦めてやり直し、それかやめちまえ。 殆ど全ての面で酷い。ツインピークスとバイオハザードとGTAが合わさったと言えば聞こえはいい。 しかし、この開発チームには荷が重すぎたようだ。酷い操作性、酷いテンポ、酷いサウンド、酷いグラフィック。 まあ、このシュールで風変わりなストーリーを追っていく内にそんな物も気にならなくなるかもしれないが。 そうでないならさっさと他の良ゲーやるでしょ。 }} *リンク [#fdbb8081] -[[IGN>http://xbox360.ign.com/articles/107/1070909p1.html]]