[[2010年 次点]]
#contents
*概要 [#xe98f452]
|名称|ラブルートゼロ Kisskiss☆ラビリンス|~|
|ジャンル|乙女向け恋愛アドベンチャー|~|
|対応機種|プレイステーション2|~|
|発売・企画元|アスガルド|~|
|開発元|ディンプル|~|
|発売日|2010年4月28日|~|
|価格|7140円(税込)|~|
|対象年齢|CERO:B(12歳以上対象)|~|

-[[公式ページ>http://www.dmpl.co.jp/loveroot/]]

*参考動画 [#qa7063ca]
[[OP>http://www.youtube.com/watch?v=i9Z5ghuWLpw]]


*要点 [#i0e1a7cd]
-敵は1体ずつかつ一種類、ゼロっていう黒蛇、ラスボスは違うけどやっぱゼロ
-探索時とアイテムでイベントが起こるが、探索は運でヒントはゼロ
-フル装備なら序盤でダメージカンストして一撃なので戦闘は楽
-機能は最低限、次の選択へ飛ばせない巻き戻せない、クイックセーブなし、タイトルに戻れない
-スキップ速度が遅い、速度変更不可でRボタン押しっぱなし
-情報見たりセーブロード時にボイスが入り操作不可、飛ばせるが煩わしい
-引継ぎなし、名前も初期設定に戻ってる
-個別ルートはあり
-全く萌えない訳ではないがあらゆる要素が薄い、文章と絵もあんまり・・
-このゲームの殆どを占めるアイテム探索はゲーム・シナリオ進行にまったく影響していないようだ
-攻撃力が異常にあるのでボスまで含めて一回も「まもる」コマンドも「ひっさつわざ」も使わなかった。
--というよりも「リミットゲージ」が貯まらないので「ひっさつわざ」は使おうと思っても使えなかった。
-このゲームのメインは探索でアイテムを探す事なのだが、探索できるところはわずか10か所。
-戦闘の敵キャラがいつも同じ一枚絵、何度やっても同じ絵。ダメージ表現すら無い、敵キャラ一種類なのに手抜きすぎ。 
-駄目な小説にある「読者の想像の範囲を全く外れる事が無い」シナリオ、初プレイなのに既読感がものすごい。
-ありきたりなシナリオでもキャラに魅力があれば良いんだが、ありきたりなキャラでセリフ回しも陳腐。
--そのせいか知らんが、豪華と言われている声優陣もどことなくやる気がねぇ。
-シナリオの整合性が考慮されていない部分が多すぎる。
--拠点の東屋めっちゃちっこいのに夜会話で2人きりになれるわけねぇだろ。
--イベントアイテム手錠は鍵が無くて外れないのに翌日どうしたんだよ、せめてパーティーから相手から外せないとか整合性取ってくれ。
--西岡先生は拠点で異世界からの脱出の為の計算してるはずなのになんでパーティーに組めるんだ?
-説明書には□ボタンで情報画面が見れると書いてあるが探索中、会話中、戦闘中に見れない

*選評 [#p1dbc4ef]
**選評案その1 [#g1ad4336]
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去年の黒船来航に刺激されたのか乙女の国からも「ラブルートゼロ Kisskiss☆ラビリンス」が放たれた。 
ケータイコミック原作で同人レベルな絵とシナリオ、声優だけ豪華と清々しい地雷っぷり 
5回の延期でファンすら裏切り続けた本作はその内容も裏切りに満ちていた。 

ゲームの中心となる探索パートでは、10箇所から好きなところを 
選んで探索するのだが、MAPにヒントはなく何が起きるかはランダムである。 
見つけたアイテムでイベントを起こすゲームにも関わらず、この仕様のためセーブロードを駆使しないと 
CGは埋まらず攻略キャラはいつのまにか惚れている、頻繁に入る暗転と一々飛ばさないと操作不可になるボイスに耐えて 
アイテムを集めても2周目には引継ぎがれず何の救いもない。 
CGは埋まらず攻略キャラはいつのまにか惚れている、頻繁に入る暗転と一々飛ばさないと操作不可になるボイスに耐えてアイテムを集めても2周目には引継ぎがれず何の救いもない。 

探索やイベント時にはゼロと呼ばれる敵と戦う、1種類のみ1体ずつで 
しかも立ち絵の使いまわしである、原作も一種類だが他に忠実にするところがあったのではないか。 
敵は弱く装備を付ければ序盤でダメージがカンストするため、協力技や状態異常は1度も見ずに終わる 
ボタンを連打しているうちに、戦闘ではなくただのロードに思えてくる。 

システムは10年前からタイムスリップしてきたかのような出来で 
スタートボタンから使える機能はセーブ、ロード、オプションのみという漢らしさ 
□ボタンで表示できるはずの情報画面は何故か出ない。 
オートのないスキップは異常に遅く、クイックセーブ、選択肢まで飛ばす、といった機能はおろかタイトルにすら戻れない 
オートのないスキップは異常に遅く、クイックセーブ、選択肢まで飛ばす、
といった機能はおろかタイトルにすら戻れない 
ウリの性格反転システムも十分なボリュームとは言いがたく、あらゆる要素がゼロに等しい。 
「乙女は声さえあれば釣れる」売り上げ1000本で散った本作はそんな風潮に警鐘を鳴らしたかったのかもしれない。  
}}

*リンク [#p9564a99]
[[原作公式サイト>http://gw.tv/manga/pc/loveroot/]]