[[2013年 次点]]

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*概要 [#d270fdf9]
|名称|ビビッドレッド・オペレーション -Hyper Intimate Power-|~|
|ジャンル|空翔けるビビッド・アクションゲーム|~|
|対応機種|PlayStation3|~|
|発売元|バンダイナムコゲームス|~|
|開発元|不明|~|
|発売日|6月20日|~|
|価格|DL通常版:5,500円 、DL限定版:8,500円(税込)|~|
|対象年齢|CERO:C(15歳以上対象)|~|

-[[公式サイト>http://vividred-game.channel.or.jp/]]

*参考動画 [#ib881529]
-[[OP>http://www.youtube.com/watch?v=QRWgZxDl8q8]]
-[[プレイ動画>http://www.youtube.com/watch?v=FgeBv7iuRRg]]


*要点 [#k9d5fe12]

**原作補足 [#k2d1bcf5]
#aapro{{
アニメ観てない人に向けて軽く説明すると、メインキャラはあかね(赤)、あおい(青)、わかば(緑)、ひまわり(黄)の4人
(最終的にもう一人いるけど省く)がいて、まずそれぞれが変身、戦う。 
そして、あかねと他の3人が「ドッキング」することで、「ビビット〜(パートナー側の色が入る)」という合体形態に変身して、
より強力な必殺技が使えるようになる 

ビビオペは変身スーツ装着タイプのプリキュア系バトルアニメで、ストーリーやスーツはほぼプリキュアの劣化版といった出来。 
 武器アイテムはりりかるなのは系になると思うけどけっこうメカニカル。 
やたら少女の尻アングルにこだわりを持った作品で、作画レベルは高いがストーリーは激薄。 
 戦闘シーンは空中戦が主で、主人公達は変身後、ブーツの裏からジェット吹きながら、
戦闘機のような加速と挙動で数十メートル〜数百メートル級の敵とガッシガッシ戦う。 
アニメの戦闘シーンはクオリティ高め。空中戦闘のカメラワークも質が高くそこが売りになっている。 
 主人公達の武器は少女達の身の丈〜2倍程度の大きさで結構メカニカル(ハンマー、ブーメラン、剣 等)を駆使して戦い、
敵はピンチになると敵幹部からパワーアップアイテムを打ち込まれて強大化する。 
 主人公達がフュージョンするのはそこからで、そこから必殺技で止めをさすという流れ。 
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*選評 [#k305db4b]
**選評案その1 [#ydafc3c9]
#aapro{{
前口上はなしでいきなり本題
最初によかった点を上げておくと、グラフィックはよくできてる・・・以上
BGMはただの使いまわしなので可も不可もない

先に言っておくと本作にはこのゲーム独自のオリジナリティはない、ので絶対余計な期待はせぬよう
金をどぶに捨てたくなければ、アニメ本編だけ見とけば事足りる
まだ変身シーンと合体シーンが描かれているだけ遥かに救いがあるのだから
というか、「この作品でそこ削ったら誰も得しないだろうが」と声を大にしていいたい

公式では「空翔けるビビッド・アクション」とか謳っているが、このゲームなんと上下移動が一切できない
平行移動しか出来ないゆえ疾走・躍動感は皆無であり、プレイしていてストレスばかりが募る

会話パートははっきりいっておまけ以上の何物でもなく、ほとんどアニメ本編をぶつ切りしただけの内容で面白味0
挙句エンディングはアニメ中盤の話でいきなり終了、要するに打ち切りエンドである

ゲーム内容はひたすらミッションの繰り返し、しかもすべて数分で終わる。エピソード自体も非常に少ない
おまけ要素もあるが、ただのミニゲームなミッション一つと、残り2つは本編の話をぶつ切りで振り返るだけでゲームですらない
ちなみにクリアするだけなら全部プレイしても二時間以内で普通に可能という薄さクオリティ

一応やり込み要素(クリアランクを上げる、キャラをカスタマイズ)はあるが、そこに楽しみなどはまるでない
なぜならカスタマイズしようにも肝心のキャラ数が圧倒的に少ないからだ

少ないというか操作キャラはまさかの「一色あかね(赤色の娘)」一人とその合体形態だけ。
原作では他メインに三人いるのだが、操作どころかNPCでの登場すら一切なく、出番は合体中のボイスだけである
合体形態もミッション開始前にどれか一つを選ばないとならず、自由に変更すら出来ない。
ちなみに合体前後の差異はといえば、攻撃範囲が広がる位のものである

攻撃パターンは単調そのもの。攻撃ボタンでひたすら縦振り横振りの殴打を繰り返すだけ。
一応必殺技もあるが一種類のみで、その演出も一種類のみなので一回見れば十分である

操作性も最悪で、前述の上下移動不可に加え、ロックオンの性能があまりに酷く、
1.近距離攻撃しか出来ないのに、眼前の敵を倒すと何故か遠くの敵をロックオン
2.標的を変更しても結局理解不能な選択を繰り返す
3.近くの敵をロックオンするには一度解除した後、敵の方に向き直って再度定める必要がある
4.ロックオンしたままだとカメラ操作は一切できない
早い話、少なくとも雑魚敵相手には使うだけ邪魔な存在であると言っていい  

更に敵側は上下移動をしまくるのでこっちの攻撃が当たらない事がままあり、
コンボを何度か繋げることでポイントを稼ぐという仕様と見事に相反している
範囲外の敵には必殺技か合体して攻撃範囲を広げるしかないが、それでもやっぱり当たらない事はある

更に更に画面外から攻撃が飛んでくる為、どうしても被弾する場面がままあり、
これまたダメージを受けない事で高ランクを得られるという条件と見事にry
必殺技の使用で回避可能だが、通常攻撃の途中では回避する手段はないので確実に被弾する

ちなみにこの内容(ちなみに600MB )でありながら、5500円という詐欺同然の価格
個人的には50円でもお断りなごみであった

完

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**選評案その2 [#k505cc10]
#aapro{{
尻。この単語一つに、KOTY紳士諸兄は如何なる想像をするか?
ビビッドレッド・オペレーション -Hyper Intimate Power- はその身一つで
尻の持つ全ての意味を込められていると言っても過言ではない傑物だ。
尻の魅力、そしてその果てにあるものが余すところ無く楽しめる。

主にストーリーの本筋を担う「会話パート」には美麗なCGを搭載しており
その内容はとても親切な事に、原作を大体踏襲している。原作を知らない人は大助かりだろう。
また原作を知る者も、30分の内容をここまで圧縮することが出来たのかと目から鱗が落ちるに違いない。
美麗なイラストに関しても、あまりに美麗過ぎる為か十数枚程のこの時勢にあって少数ではあるが
そのどれもに尻の拘りを感じさせてくれる。

このゲームはミッションと称して、空中に浮かぶ機雷のような敵と戦い続けるゲームだが
その際にも、異常な程のカメラアングルで尻の描写を恙無く行う、そんな開発者の姿勢には頭の下がる思いだ。
その拘りの前には、上下の概念が存在しない空中戦や、特に意味を成さないロックオン機能などは些細な問題だろう。
何故ならこれらの諸々は3時間程で全てが終了される。

オリジナルストーリーの存在も見逃せない。
僅か数分の寸劇で、起承転結を纏めており、時間の無い人間にも堪能出来るという細やかな配慮がなされている。
そもそも、製作者達は尻を見せたいのであって、オリジナルの話などに興味はないのだろう。
大事なのは尻に容量を裂くこと。其れゆえに、情けとして僅かなオリジナルシーンを挟んだという事は
製作側の英断とも言える行為だ。

操作キャラは主人公一色あかねただ一人ではあるが
友情パワーを発揮する事で、仲間達との合体形態を4パターン(1つはDLC)使用できる
そのどれもに、とりあえず尻が強調されるアングルが含まれており、このゲームの価値を改めて認識する事ができるだろう。

このゲームはゲームとして、何一つ価値を感じない。原作を知る者も、原作のアニメを見ればそれで充分だ。
プレイヤーはただただ、尻に関する価値がまざまざと見せ付けられるだけである。
ではこのゲームはクソゲーなのか。
原作のビビッドレッド・オペレーションは尻の描写に特化したアニメだという。
だが尻から産み落とされたものは、所詮はただのクソだったのか?
答えは否。産み落とされたのはマヨネーズであった。
余談ではあるが主人公の一色あかね女史は無類のマヨネーズ好きとして、業界では有名である。
その彼女が主演を務めるゲーム、マヨっとオペレーションが付属品として
300円の破格で購入する事が可能だ。これを購入する事でH.I.P.の価格が500円安くなるという特典が得られる。
だがそれは些細な事だろう。

長くはなったが、最後に。
主人公の一色あかね女史が告げた言葉を、この選評の締めくくりにしたいと思う。

「(あんころもちにマヨネーズを前に)美味しそう♪」

これはどんな残飯でも、はじけるような笑顔を忘れてはならない。
あかね女史はKOTYの皆々に、そんな大切な事を教えてくれているのだろう。
後世までに残したい言葉と、溢れんばかりの笑顔である。
マヨネーズを、君に。

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**選評案その3 [#p44464b3]
#aapro{{
注意:筆者は原作アニメを未見であり、何らの情報も持っていない状態で本作をプレイした。
クリア段階では『マヨっとオペレーション』やDLCは全く導入しておらず、『HIP』通常版本体のみについての選評である。


アニメ『ビビッドレッド・オペレーション』を原作とするPS3・ダウンロード専用ソフト
『ビビッドレッド・オペレーション Hyper Intimate Power 【通常版】』(以下HIP)は紛れもないクソゲーである。
クソゲーとしての評価点は、主に次の3点である。
(1) 弱いストーリー性
(2) 操作性に対する配慮が全く見られない戦闘
(3) ボリュームの欠如
以下に、その詳細を述べる。

(1)ストーリー性について
本作の「エピソード」モード(ストーリーモード)は、背景画の上に静止画のキャラクターとテキストが表示され、
時折2択質問が現れるADV形式で、その合間に後に記述する3Dキャラクターによる戦闘パートが挟まれる。
ADV部分はフルボイスだが、全て聞いても各パート5分もかからず、
ボイスをキャンセルボタンでとばして読むなら30秒もあれば終わるものが大半であった。
選択を誤ると各キャラとの友情ゲージ(戦闘時の合体や必殺技の発動に影響する)の値が下がるようだが、
ゲージは自然回復する上に戦闘がぬるいため、間違えたところで問題はない。
そもそも選択肢自体、「明るく友達思い」なものを選んでさえいればOKの分かり易すぎる2択である。
中には全て上の選択肢を選んでいればよい、という連打上等のエピソードさえ有る状態で、
選択肢の存在意義を強く感じることはできなかった。

本作『HIP』から読み取れるストーリーは次のようなものだ。

「私、一色あかね14歳。
おじいちゃんの凄い発明で、ビビッドチームの友達と合体してアローンっていう敵と戦うよ!
友達は気弱なあおいちゃん、剣道娘のわかばちゃん、ツン巨乳のひまわりちゃん。
みんなで出かけたり、鍋食べたりして友情を深めたよ。妹のももは料理上手!
そういえば影のあるれいちゃんって子と会ったよ。
れいちゃんが倒れたのを助けたけど、なんか鍵を無くしたらしくていきなりキレ気味?
(れい独り言:示現エンジン(この世界のエネルギーシステム)こわさなきゃ…)
ようし、みんなで鍵探そう! みつかんないね!
あ、あそこにれいちゃんがいるよ! (終)」

あかねの祖父がカワウソのぬいぐるみ姿になった爆発事故とは?
少女同士が合体できるという技術はどういったものなのか?
あかね達が所属する組織はどういったものなのか?
敵である「アローン」とはいったい何者なのか?
れいちゃんはいったい何者なのか?鍵は見つかるのか?
示現エンジンはなぜ破壊されねばならないのか?
疑問を抱く点は多々あるが、テキストからはこれらの答は全く発見できない。
全体的に反応・批評に困る薄いストーリーであるが、
中でも「れいちゃんがいる!」で唐突に話が終わり、瞬く間にエンディングへと突入する
「打ち切りエンド」演出に至っては唖然とするばかりである。
この展開を見た上で「原作はどうなってるんだろう?気になるから見てみよう」
という猛者は果たして現れるものだろうか? 少なくとも筆者はそのように感じることはできなかった。


(2)戦闘について
原作アニメは4人の美少女たちがキレのある空中戦を繰り広げるのが売りのアニメということだが
HIPの戦闘は「1人の美少女が空中っぽい背景で地上戦を繰り返す」システムであり、原作とは完全に乖離しているようだ。

操作できるのは主人公「あかね」ただ1人で、ビビッドチームの他の3人(あおい・わかば・ひまわり)は操作できない。
ちなみにゲーム公式画像やゲーム説明書では4人がビビッドチームのコスチュームを披露しているが、
ゲーム中では、あかね以外の3人は操作不能どころかコスチューム姿での登場すらしない。
あかねにしても、操作「できる」と言い切るには語弊がある。

まず、移動面。
空中戦であるはずなのに、垂直方向の移動が全くできない。
一方敵は水平にも垂直にも動けるため、敵が目の前にいても向こうが高さを合わせてくれない限り
手も足も出せないという、文字通りに「次元が違う」戦いを強いられる。
また、通常移動ではキャラに移動軌跡のエフェクトや移動効果音が付かない。
しかもキャラや敵などのオブジェクトに一切影が付いておらず、
そのためキャラも敵も移動しているのか静止しているのかが分かりにくい。
加えて背景がどこも同じような景色の「空中」であること、視界が狭いこと、
雑魚敵が2種類しかおらずみな同じような姿をしていることも相まって、遠近感を非常に掴みにくい状態になっている。
高速/回避移動にはエフェクトと音が付くが、エネルギーゲージを消費するため頼り切ることはできないうえ、
移動が速すぎてかえって距離感が分かりにくくなる場合も多い。
「その場から動くな!」というミッションがあるのに「移動せず方向だけを転換する」ことができない、
「攻撃しつつ移動する」方法がない、などの点もあり、操作性は最悪と言うしか無い。

次は攻撃面だ。
本作における攻撃行動は「通常攻撃(武器を振り回す近接攻撃)」「必殺技」の2種類だけであるが、
必殺技は友情ゲージが7〜80%ほど残っていないと撃てず、使用後はゲージを消費するので、通常技が基本となる。
(余談だが、説明書には「必殺技はゲージを消費するので、ゲージが残っていないと使えない」としか書かれていない。)
しかし、あかねの武器は巨大ブーメランであるにも関わらず、必殺技でしか投擲することができない。
いったい何のためのブーメランなのか。
敵をロックオンするシステムも搭載されているが、上述のように移動が不自由であり、
遠隔攻撃手段が乏しいにも関わらず遠くの敵ばかりロックオンする。こちらも存在意義がまるで見えない。

戦闘中に友情ゲージが最大値に達すると、あかねは(どうやらその場に居るらしい)他の3人のいずれかと
ゲージが尽きるまで「合体」形態を取ることができる。
合体相手はエピソードが始まる前に選択しておけるが、戦闘中に変更はできない。
合体形態でも移動の不自由さや攻撃手段の乏しさは大して変わらず、必殺技の攻撃範囲が多少広いだけである。
誰と合体するかで形態と技は変わるが、移動速度や通常攻撃のリーチが多少違う程度で
どれも性能に大きな変わりはないので、見た目の好みで選んでおけばよい。
あおいとの合体形態は必殺技を撃つたびにパンモロを披露してくれるのでパンツ愛好家にはお勧めだが、
残念ながらどの形態であろうと必殺技のグラフィックは1種類しか無いので、3回も見れば飽きること必至である。

さて、このように不自由な戦闘だが、キャラゲーらしく難度はぬるま湯である。
何しろ雑魚敵は最初から最後まで丸型とウニ型の2種類しかおらず、積極的に攻撃を仕掛けてくるものも少ない。
4種類いるボスは多少攻撃力が高いのだが、仮に被弾しまくったとしても
あかねは合体形態を取ることで体力を回復できるため、まずゲームオーバーの心配など無い。
原作アニメでは戦隊もののように敵が巨大化復活するらしいが、このゲームではそんなピンチな展開など全く無い。
であるにも関わらず、狭い視界と不自由な移動の関係で被弾を避けられないことが多々あり、
「敵はたいしたことがないのに理不尽にダメージを受ける」点で、ストレスが溜まる。
ノーダメージが高ランクの条件となっているステージでは、更にストレスは倍増する。
特筆すべきは「殴れない高度を動き回り、数分に1回だけ、数回なら殴れる位置に来る」ルーチンで行動するラスボスである。
他の戦闘が長くても5分程度で終了するのに対し、このラスボス戦は長ければ2〜30分ほどの時間を喰われる。
このぬるい難易度の中で、最悪な操作性を耐え忍んでは時折理不尽な被弾を余儀なくされつつ、
数分のサイクルを幾度も幾度も繰り返さねばならない心境はもはや苦行であった。

一度ストーリーモードをクリアすると、攻撃を連鎖させやすいようにキャラをカスタマイズできるようになる。
このゲームでは敵を倒すごとにゲージが回復するので、連鎖で大量にゲージを稼げば必殺技撃ち放題なのだが、
もともとぬるま湯である難易度がさらに低下し冷水状態になるだけであるため、お勧めはしない。
なお、念のため書き添えておくが、このゲームには「難易度調整」などという気が利いたものは存在しない。
オプションで設定できるのは音声の大きさとカメラワーク、振動の有無のみだ。

(3)ボリュームについて
『HIP』には、2種類のプレイモードがある。前述の「エピソード」と、「チャレンジ」である。
「チャレンジ」は「エピソード」の戦闘部分のみ(チュートリアル5ステージを含む21ステージ)を抜き出して並べただけの代物で、
要するに、ストレスまみれの戦闘をもう1度なぞり直すことを強いられる、悪夢のモードだ。
この2つのモードをクリアするために必要な時間は、先人の選評にもあるように2時間程度と言ったところだろう。
そしてそのうち長ければ1時間程度は、例の苦行のラスボス戦である。

一応、ステージを一定以上のランクでクリアするたびにご褒美がもらえる。
内容は殆どがキャラのカスタマイズポイントか、戦闘時の3Dモデルに反映される装備品である。
とはいうものの、キャラカスタマイズは前述の通りゲームの激ぬる化につながるだけだ。
もらえる装備品は眼鏡と髪飾りが大半だが、ほとんど後ろを向いて行動している自キャラの眼鏡や
小さくてプレイ中にはろくに見えない髪飾りにどんな有難みを感じればよいのだろうか。

キャラゲーらしく「パーツ」や「イラスト」を鑑賞するギャラリーもあるが、
「パーツ」には色違いの髪飾りや眼鏡が延々と並び、(ついでに六種しかいない敵も並んでいるのがもの悲しい)
「イラスト」では美少女の尻や股間をやたら強調した絵が見られるが、20枚ほどのイラストのうち、
残念ながら半分以上は背景画である。

このようにしょんぼりなボリュームであるためか、データ容量も600MBとPS3のゲームとしてはだいぶ控えめだ。
この内容に5500円支払う覚悟があり、なおかつどんなに苛ついても売り飛ばせないという拷問に耐えられる猛者は、
ぜひ本作を体験してみて欲しい。まさに『HIP』、キャラゲーのどん尻の出来を体感できるチャンスである。
なお、9/19までの期間限定ではあるが、本作の宣伝ミニゲームとも言える
『ビビッドレッド・オペレーション あかねとマヨっとオペレーション!』(300円)を購入することで、
本作を500円引きで購入できる。こちらも300円とはいえ、「ゲー無」を体験するには格好の入門ゲームとなっている。
『マヨ』のみでクソゲーの門を叩くも良し、本作と併せて購入し、少しでも金銭的ダメージを軽減するも良し。
クソゲー愛好の道への多様な入門法を提示している点は、『HIP』の数少ない長所と言えよう。
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