2013年 次点

概要

名称ガイアブレイカーhttp://www.nintendo.co.jp/wiiu/software/wbgj/index.html [外部リンク]
ジャンルシューティング
対応機種Wii U
発売元ユビキタスエンターテインメント
開発元ユビキタスエンターテインメント
発売日12月25日
価格1890円(税込み)
対象年齢CERO:A(全年齢対象)

参考動画

オールクリア動画(※最上位ランカーのプレイ

以下3つは同氏による動画(ニコニコ)

要点

元々、スマホ用アプリとして600円で配信された縦スクロールシューティング「グランダリウス」の据え置き移植作品で、WiiUのDL専売ソフト。

追加要素として「ミーバス」への対応があり、他の人が撃墜された地点を画面脇に表示しながら操作ができ、家に居ながらにして競争プレイが可能。

内容以前に、いくらなんでも強気すぎる価格設定に加え、開発者がまるで的外れだったり無知だったりの発言を繰り返す等、配信前からきな臭さは最高潮。

古臭いでは済まない時代錯誤っぷりで、酷すぎる手抜き調整により運ゲー前提な超鬼畜難度と化しており、eショップで23人連続☆1評価という記録を叩き出した。

スレので呼称は主に「ガイア」、或いは「ガイブレ」。出来が出来だけに、住人には「害」とか「骸」とかの当て字で度々皮肉られている。

パッド操作に関しての補足

ガイアとりあえず触ってみたけど、うん酷いね
大方選評でかかれていた事で合ってるけど、
UIに関しては、WiiUのゲームパッドが縦持ち前提ってのはどうにかならんのか
縦に持ったらスティックで移動、十字で発射という手によろしくない負荷がかかった

横持ちへのシフトもスタート画面でできるけど、
もともと縦長の画面を横画面に合わせるもんだからゲームパッドの映像が超小さい
しかも映像荒いせいでさらに敵の弾丸見づらくなっているし

あと、縦持ちの時にタッチでも発射はできるけど、
移動もタッチで同時に行うから微調整が全然できない。
長押しで連射も出来なかったような記もするし、
スティック移動とタッチ発射を組みわ合わせると、元々あった変な移動の慣性と合わさって
さらにコントロールが難しくなった。

これを横移動限定、パワーアップ無しとか、マジメに作る気なかっただろ

説明書によると、玉を発射するボタンを押しながら敵のまえを通過でロック
ボタンを離すとはっしゃとのこと。

縦持ちだと十字キー、横持ちだとAかBになる
ちなみに横持ちだと、Xボタンで連射になりロックも行ってくれる

が、レーザー発射直後は連射が完全ストップする模様。
いちいちXボタンを再度押し直す必要がある。

縦持ちの場合は上記の仕様上、任意のタイミングで発射するのが難しい
というか、連射と同時は事実上不可

当たり判定の検証

WiiU持ってない上に某同人STGでもHard止まりのヘボシューターだけど>>745の動画を検証してみた

まず自機の当たり判定だけど、これはおそらくコクピットとその後ろの部分に台形状になってると思う
後で検証画像を上げるけど、自機の先端部分とウィングの先端部分は弾が重なっても回避出来てる
いわゆる弾幕ゲーのような球状の当たり判定ではないけど全身がアウトってわけでもないっぽい

あと問題になってるラスボスだけど、これレーザーは上でも言われてる通り先端部分付近しか当たり判定が無いな
20:03辺りでレーザー中腹に重なってる(ちなみにこれは他の弾幕STGゲーでもたまにある)

http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org4779117.zip.html [外部リンク]
とりあえず検証画像
斧にも上げたけどなぜかダウン出来ない状態になってたわ…
レーザーの当たり判定や停止時の自機判定はもうちょっと検証が必要かも

一応再うp
http://www1.axfc.net/u/3132926.zip [外部リンク]

選評

選評案その1

KOTYにはある名言が存在する、「年末には魔物が潜む」というやつだ
年末発売組みのパッケージソフトにこれといった注目作はなく、
すっかり油断しきっていたハンターたちであったが、
クリスマスの12月25日、そいつは意外な所から飛来した

その名は「ガイアブレイカー」、ジャンルは縦スクロールSTG
wiiUのDL専売ソフトで、価格は驚きの超強気設定【1890円】
元々はスマホ用アプリで配信されていた作品の移植作である
ちなみに、開発者が色々と香ばしい発言をして騒動になったのだが、
本選評では特に触れないので、知りたい方は各自で検索をば


独自要素としてはミーバスに対応しており、
他の人が撃墜された地点を画面脇に表示しながらプレイができる
(ちなみに「オプション」はこれの設定だけ、まさに充実のry)
なお、この仕様を用いてのスコア競争が本作唯一の救いだ

90年代のACゲームを悪い意味で彷彿とさせる、時代錯誤感満載の本作
まず、操作がなんと左右移動のみであり、前進後退は一切できない
攻撃も直進レーザーとロックオンレーザー(同時4体)の2種だけで、
アイテムを取得するなどのパワーアップ要素は皆無
ステージ分岐や裏ボスなどといったやりこみ要素も皆無

SEがやたら古臭いのはともかく、ボス出現・撃破時などの演出すら非常に雑
ステージ数は全6面で、クリア時間の目安は30分程度
筆者は現在ラスボスで詰んでいるので未確認だが、
他の有志の報告によると、エンディングやスタッフロールも無い模様
この時点で、明らかに価格設定がおかしいことが分かる


ゲーム内容はというと、纏めるに「手抜き全開の鬼畜ゲー」である
某氏も似たような事を言っていたが、「殺るき全開の鬼畜ゲー」
こと「鬼帝」が愛せるクソゲーなら、本作は完全に真逆で負感しかわかない

中間の3面までなら、古臭いけど一応遊べるぼったくりゲーで終わるのだが、
このゲームの真骨頂は4面(正確には3面ボス)から発揮される
その最たる原因が、明らかに異常な量の「自機狙い弾」の存在だ
(※なお先で指摘されたとおり、どれほど異常な量かを文章で説明するのは難しく、
これに関しては他の有志が上げたプレイ動画で確認してくれると助かります)

もともとから、妙に慣性が働くため微調整が困難な操作に、
後半からやたら頻発するコマ落ちが非常に煩わしい所にもって、
普通なら回転して避ける前提の弾も、【左右の移動のみ】で避けなければならず
ミサイル兵器等であっても撃墜は不可能で、状況によっては確実に被弾
ついでに、復活時の無敵時間も非常に短いときている
しかも5面→6面と進むにしたがって、その弾幕の量が爆発的に増える始末

ラスボスに至っては、残機フルで挑んでようやく運ゲーが成立するレベルで
「圧倒的な量の弾幕を(左右移動のみで)かわしながら、
殆ど常に襲ってくる追尾弾を(左右移動のみで)避けつつ、
ほぼノータイムでくる次の追尾弾を(左右移動のみで)避ける」という、
自分でも何言ってるかよく分からない操作を延々と繰り返す必要があり
精神力を極限まで削られることになる
一応クリア自体は可能な「DD2」が遥かに良心的に思えてくる始末だ

ちなみに、現時点でクリア達成者は二桁にも届いていない模様
R−TYPEなどでお馴染みのパターン構築も仕様上不可能に近いため、
この手のジャンルで重要な、「上手くなっていく実感」をいまいち味わえないのも辛い
仮に競う相手なしで一人でやっていたら、1日と持たず止めていたと思われる



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