[[2013年 次点]]


#contents
*概要 [#f0ef9c89]
|名称|ガイアブレイカー|[[http://www.nintendo.co.jp/wiiu/software/dlsoftLineup/img/thumb/wbgj.png>http://www.nintendo.co.jp/wiiu/software/wbgj/index.html]]|
|ジャンル|シューティング|~|
|対応機種|Wii U|~|
|発売元|ユビキタスエンターテインメント|~|
|開発元|ユビキタスエンターテインメント|~|
|発売日|12月25日|~|
|価格|1890円(税込み)|~|
|対象年齢|CERO:A(全年齢対象)|~|

-[[公式サイト>http://www.nintendo.co.jp/wiiu/software/wbgj/]]

-パターン構築についての解説
#aapro{{
よく東方シリーズという名前は聞くと思うけど、本家のSTGは大体避けるパターンが決まっている 
自機狙いの弾が連続で来る場合は、当たるぎりぎりまで弾を引きつけてちょっと右にずれる 
 やがて画面端に行く前に大きく右に避けて、左に切り返す 
 この時上下行動は不要で慣れれば結構簡単に避けることができる

左右の移動のみで回避できる自機狙いパターンに対して 
敵の配置によっては、上下の切り返しで応用する場合もある 
中には敵の周りをぐるぐる回って避けることだってある 
 すべての攻撃をA地点に誘導、回避しながらB地点に移動して再び攻撃を誘導、その繰り返しとかもある 

 しかし今作は左右の移動しかできない 
 そして敵は上下移動を推奨した自機狙いの攻撃パターンとかも存在する 
 
}}

*参考動画 [#fd268061]
オールクリア動画(※最上位ランカーのプレイ
#youtube(mNtnFfyEu04 )

以下3つは同氏による動画(ニコニコ)
-[[1-4面プレイ>http://www.nicovideo.jp/watch/sm22555440]]、[[5面プレイ>http://www.nicovideo.jp/watch/sm22570974]]、[[6面プレイ>http://www.nicovideo.jp/watch/sm22586794]]


*要点 [#c72bb920]
元々、スマホ用アプリとして600円で配信された縦スクロールシューティング「グランダリウス」の据え置き移植作品で、思わぬ所に潜んでいた年末の魔物。~
元々、スマホ用アプリとして600円で配信された縦スクロールシューティング『グランダリウス』の据え置き移植作品で、思わぬ所に潜んでいた年末の魔物。~
追加要素として「Miiverse」への対応があり、他の人が撃墜された地点を画面脇に表示しながら操作ができ、家に居ながらにして全ユーザーと競争プレイが可能。~
内容以前に、いくらなんでも強気すぎる価格設定に加え、開発者がまるで的外れだったり無知だったりの発言を繰り返す等、配信前からきな臭さは最高潮。~
実際、古臭いで済まない時代錯誤っぷりで、酷すぎる手抜き調整により理不尽に難易度が高く、eショップで''23人連続☆1評価''という記録を叩き出した。~
スレでの呼称は主に「ガイア」、或いは「ガイブレ」。出来が出来だけに、住人には「害」とか「骸」とかの当て字で度々皮肉られている。

-明らかにおかしい、1890円という価格設定。
--上にもある通り原作『グランダリウス』は''600円のスマホアプリ''、更に言えば''4年前の作品''である。
--それをMiiverse対応以外の追加要素なしで移植したにも関わらず、''値段は3倍以上''。
--1890円というこの価格は、次点の『ポケモンスクランブル』(1800円)を上回る''WiiUダウンロードソフト最高額''となっている。
--基本的に、他のDLソフトは端数を出さないため税込みで100円単位になるよう価格調整されているが、本作は一切そういった考慮のない1800円+消費税90円。

-時代錯誤にもほどがある全体的な仕様。
--''移動は左右移動しかできない''。
--攻撃は直進する通常の弾とロックオンレーザーの2種しかないにも関わらず、''アイテムやパワーアップ、ボムといった要素は皆無''。
--全6面で、分岐・裏ボスなどもない完全な一本道。クリア時間は20〜30分程度。
--''エンディングはなく、スタッフロールさえない''。
--「スマホアプリとして見れば」そんなもんかと思える部分もないではないが、スマホアプリの頃から600円の価値は全くないという見方が主流であった。

**パッド操作に関しての補足 [#ab706510]
#aapro{{
ガイアとりあえず触ってみたけど、うん酷いね 
大方選評でかかれていた事で合ってるけど、 
UIに関しては、WiiUのゲームパッドが縦持ち前提ってのはどうにかならんのか 
縦に持ったらスティックで移動、十字で発射という手によろしくない負荷がかかった 

横持ちへのシフトもスタート画面でできるけど、 
もともと縦長の画面を横画面に合わせるもんだからゲームパッドの映像が超小さい 
 しかも映像荒いせいでさらに敵の弾丸見づらくなっているし 

あと、縦持ちの時にタッチでも発射はできるけど、 
 移動もタッチで同時に行うから微調整が全然できない。 
 長押しで連射も出来なかったような記もするし、 
スティック移動とタッチ発射を組みわ合わせると、元々あった変な移動の慣性と合わさって 
 さらにコントロールが難しくなった。 

これを横移動限定、パワーアップ無しとか、マジメに作る気なかっただろ

説明書によると、玉を発射するボタンを押しながら敵のまえを通過でロック 
 ボタンを離すとはっしゃとのこと。 

 縦持ちだと十字キー、横持ちだとAかBになる 
 ちなみに横持ちだと、Xボタンで連射になりロックも行ってくれる 

 が、レーザー発射直後は連射が完全ストップする模様。 
いちいちXボタンを再度押し直す必要がある。 

 縦持ちの場合は上記の仕様上、任意のタイミングで発射するのが難しい 
 というか、連射と同時は事実上不可 
}}

**弾幕に関しての補足 [#h1b776e0]
#aapro{{
ガイアは弾自体は弾幕STGに比べると少ないけど 
画面下中央に「数発」の弾幕張られた上で自機狙い弾が飛んできて画面端に追い詰められるみたいな
ほとんどが自機を殺しに来てる弾ばかり 
操作性最悪の中でそれを避けているとあっという間に画面端に追い詰められて切り返しも出来なくて死ぬし 
 それを乗りえて後半戦に行くと誘導レーザーが追加されて切り返そうにも横っ腹からレーザーが突き刺さるし 
5面辺りから雑魚が真下に向けて事前動作ほぼ無しで一瞬で即死判定発生をさせるレーザーを混ぜてくる 
 タッチプレイだと高速移動ができるお陰で切り返しは少しはマシになるものの 
今度は高速移動が災いして先に張られた弾幕だのレーザーだのに自分から突っ込む事例が多発 
}}

**当たり判定の検証 [#h7ebbe67]
#aapro{{
WiiU持ってない上に某同人STGでもHard止まりのヘボシューターだけど>>745の動画を検証してみた 

 まず自機の当たり判定だけど、これはおそらくコクピットとその後ろの部分に台形状になってると思う 
後で検証画像を上げるけど、自機の先端部分とウィングの先端部分は弾が重なっても回避出来てる 
 いわゆる弾幕ゲーのような球状の当たり判定ではないけど全身がアウトってわけでもないっぽい 

 あと問題になってるラスボスだけど、これレーザーは上でも言われてる通り先端部分付近しか当たり判定が無いな 
20:03辺りでレーザー中腹に重なってる(ちなみにこれは他の弾幕STGゲーでもたまにある)  

http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org4779117.zip.html 
とりあえず検証画像 
 斧にも上げたけどなぜかダウン出来ない状態になってたわ… 
レーザーの当たり判定や停止時の自機判定はもうちょっと検証が必要かも 

一応再うp 
http://www1.axfc.net/u/3132926.zip
}}

*選評 [#u6e6f981]
**選評案その1ver3 [#p9e2d49c]
5日までにでた意見を参考に修正
#aapro{{

KOTYにはある名言が存在する、「年末には魔物が潜む」というやつだ
年末発売組みのパッケージソフトにこれといった注目作はなく、
すっかり油断しきっていたハンターたちであったが、
クリスマスの12月25日、そいつは意外な所から飛来した

その名は「ガイアブレイカー」、ジャンルは縦スクロールSTG
wiiUのDL専売ソフトで、価格は驚きの超強気設定【1890円】
元々はスマホ用アプリで配信されていた作品の移植作である
ちなみに、開発者が色々と香ばしい発言をして騒動になったのだが、
本選評では特に触れないので、知りたい方は各自で検索をば


独自要素としてはミーバスに対応しており、
他の人が撃墜された地点を画面脇に表示しながらプレイができる
(ちなみに「オプション」はこれの設定だけ、まさに充実のry)
なお、この仕様を用いてのスコア競争が本作唯一の救いだ

90年代のACゲームを悪い意味で彷彿とさせる、時代錯誤感満載の本作
まず、操作がなんと左右移動のみであり、前進後退は一切できない
攻撃もボタン共通の直進レーザーとロックオンレーザー(同時4体)の2種だけで、
アイテムを取得するなどのパワーアップ要素は皆無
ステージ分岐や裏ボスなどといったやりこみ要素も皆無

SEがやたら古臭いのはともかく、ボス出現・撃破時などの演出すら非常に雑
ステージ数は全6面で、クリア時間の目安は20〜30分程度
ついでに、エンディングやスタッフロールも無い、コンティニューも未実装
この時点で、明らかに価格設定がおかしいことが分かる


ゲーム内容はというと、纏めるに「手抜き全開による理不尽ゲー」である
個々の要素で言えば、特別致命的といえる物はガイアには無いのだが、
数多く、もといほぼ全ての部分に存在する細かい問題点の相乗効果により、
結果的に物凄いハイレベルなクソゲーと化している

中間の3面までなら、古臭いけど一応遊べるぼったくりゲーで終わるのだが、
このゲームの真骨頂は4面(正確には3面ボス)から発揮される
その最たる原因が、左右避け強制仕様でありながら、明らかに多い「自機狙い弾」と、
それに付随する「追尾レーザー」の存在で、
それらにより、「切り返し(補足参照)」が通用しない場面が多々ある

もともとから、妙に慣性が働くため微調整が困難な操作に、
後半からやたら頻発するコマ落ちが非常に煩わしい所にもって、
普通なら回転して避ける前提と思しき角度の追尾弾も、【左右の移動のみ】で避けなければならず
ミサイル兵器等であっても撃墜は不可能で、レーザーはたびたび背景に同化しステルス化
ついでに、復活時の無敵時間もかなり短いときている
しかも5面→6面と進むにしたがって、前述の弾幕の量が目に見えて増えていく

ラスボスに至っては、今の所残機フルで挑んで運がよければギリギリ倒せるレベルで
(プレイ開始1週間時点で、筆者は何とか1回だけクリアを達成できた)
「大量の弾幕を(左右移動のみで)かわしながら、
殆ど常に襲ってくる追尾弾を(左右移動のみで)避けつつ、
ほぼノータイムでくる次の追尾弾を(左右移動のみで)避ける」
という操作を最後まで繰り返す必要があり、精神力を相当削られることになる

R−TYPEなどでお馴染みのパターン構築も仕様上かなり難しく
この手のジャンルで重要な、「上手くなっていく実感」をいまいち味わえないのも辛い
一般プレイヤー目線で言えば、無駄に難易度の高い上に、中身もすっからかんのクソ
シューター目線で言えば、慣性やコマ落ち等含め、明らかな調整不足にげんなりするクソ
仮に競う相手なしで一人でやっていたら、1日と持たず止めていたと思われる

完

}}


*リンク [#ge48d2b3]
-選評では触れられなかった、[[開発者の色々とあれな発言>http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/010/10703/]]