ノミネート作品
1/27【PS3】ウィザードリィ 囚われし亡霊の街?(アクワイア)
3300円(オンライン配信)。長寿3DダンジョンRPG『ウィザードリィ』の人気回復の為新たに始まった、「ルネサンス」シリーズの据え置き2作目。
バグが多数存在し、収集が肝の作品でありながらアイテムコンプ不可で、戦闘バランスも完全に崩壊しており、殆ど無理ゲーに近い難易度を誇る。
- グラと異なる音声が再生、イベントマス上で何も起きない、ダンジョン内部が描画されない、発生は稀だがセーブが出来なくなる等、バグが多い。
- アイテムリストの中に前作のイベントでのみ手に入る物が混入しており、本作中にはそれを入手するイベントもドロップする敵も存在しない。
- 終盤では、味方側のステータスが頭打ちになる一方、敵側の強さはインフレを続ける為、エンカウントすると即死(一撃死)させられる程差が開く。
- 戦闘を回避せずクリアするなら、数百時間(裏技使用で1人10時間、6人PTなので60時間)のLV上げをして、始めて攻略のスタートラインに立てる。
2/24【Xbox360】Piaキャロットへようこそ!!4 〜夏の恋活〜?(PIACCI)
7329円。2009年にエロゲーとして発売された作品の移植版で、ファミレスを舞台にした恋愛AVG&SLG、「Piaキャロット」シリーズの4作目。
AVG・SLG部分両方共ユーザーに最悪と言わしめた移植元から、唯一の取り柄のエロを抜き、ついでにバグを付け足した、これぞ誰得商品の鑑。
- シナリオが陳腐極まりない出来で、盛り上がったり感情移入出来る場面も殆ど無い。SLGパートは出来が悪いとか以前に存在する必要が無い。
- バイトに仕事内容を選ばせる、唐突にヒロインを孕ませる、Hまでして「何も思い出を残す事はできなかった」とほざく主人公等、突っ込み所満載。
- 処理落ち・フリーズが前触れ無く発生、一度も見た事ないCGが登録、オートでもボタン操作を要求、スキップがまともに機能しない等、バグも満載。
- そもそも、誰一人望んでいない本作の移植を何故したのか理解に苦しむ上、適当仕事で売り出したメーカーの腐った態度には言葉も出ない。
6090円。KOTY的にはもはやお馴染み「人生ゲーム」シリーズの、『ハッピーファミリー』をバージョンアップしたもので、Wiiでは通算6作目。
ご当地ネタを追加しただけでお値段据置きと、相変わらず売り方が外道で、それ以外のゲーム部分はアップ前と何一つ変わっていないという有様。
- 使えるキャラクターはたった10人で、名前も固定。顔も服装も一切変化せず、生まれてくる子供も親のパーツを流用しただけのクローン。
- その他にも、マップの数は全1種類、ミニゲーム・一部のマス・天使悪魔等はそもそも存在すらしていないと、全面に渡って手抜きだらけ。
- 幸福値を上げるモードでもCPUは現金を貯めることに終始し、モードを理解していない事以外にも行動が支離滅裂で、確実にAIの調整不足。
- 殆どのマスは片手で数えられる程度のイベントしか発生せず、4〜5時間プレイしただけで全く同じイベントを両手で足りないくらい見せられる。
9/29【Xbox360】code_18(サイバーフロント)
通常版:7140円、限定版:9240円、PSP版とのマルチ。恋愛AVG「Infinity」シリーズの『Never_7』、『Ever_17』、『Remember_11』に続く4作目。
過去作のメインスタッフが関わっていないという不満点以前に、そこいらの恋愛AVGと比較してもお粗末な出来で、ファンを阿鼻叫喚に陥れた戦犯。
- 誤字・脱字・脱文及び、背景・立ち絵の指定ミス、更にはボイス・効果音の設定ミスと、ゲームの基礎部分からしてまともに作れていない。
- 演出ミスがかなり多く、「暗幕で真っ暗なお化け屋敷(掛かってないし、非常に明るい)」、「台風が止んで野外ライブを再開(止んでない)」。
- 更に「コスプレ喫茶に招待(制服姿のまま)」、「眼鏡を外してキス(外れてない)」、「スカイタワーでデート(浅草寺)」と感動のシーンも台無し。
- シナリオもご都合主義な展開や、整合性の取れていない所が幾つかあり、伏線回収も不十分で、4周目まで本筋の話が進まない等、粗が目立つ。
パッケージ版:6279円、ダウンロード版:4980円。古代帝政ローマを舞台にした対戦格闘アクションゲーム、「剣闘士」シリーズの3作目。
発売後1週間でオンラインが過疎、1ヶ月後に体験版を配信、アップデートしたらクソな仕様が余計悪化した等、笑いのネタには事欠かない猛者。
- 味方NPCが役に立たないどころか、コンボ中に割り込んで中断させたり、他の敵を連れてきたり、プレイヤーに魔法攻撃を誤射してくる。
- 戦闘にテクニックを必要とする場面が全くと言っていい程無く、スキルの少ない序盤では延々連打ゲー、中盤以降はただのゴリ押しゲーになる。
- 装備強化の仕様が極悪で、何度も同じミッションを繰り返し、金と宝石を大量に貯める必要がある上、毎回挿入されるムービーをスキップ出来ない。
- 有料DLCを買わせる為にあえて手を抜いたと思しき点が多く、流石発売前にウイルスバスターが詐欺サイトだと警告しただけの事はある。
11/23【PS3/Xbox360】街ingメーカー4(D3 PUBLISHER)
7140円。自分でキャラを操作して、自分の作った街を自由に歩き回る事ができる街づくりSLG、「街ingメーカー」シリーズの4作目。
前作までの魅力的な要素が悉く無くなっており、シリーズファンからも満場一致で叩かれた、ガッカリ度で言えば最高クラスの超劣化ゲー無。
- 交番・郵便局等の施設が建てられない上、学校は一種類。天気・季節の概念も無く、BGMに至っては昼と夜の全二曲と、中身が薄い。
- 住人との会話は出来ずイベントも起きず、建物の中には入れず、ひたすら建物を建てて眺めるだけのプレイが続く為、作業感が凄まじい。
- 視点移動が使い辛く、十字キーで1マスずつ動かしたい場面でもアナログスティックでしか操作できない等、操作性もいまいち。
- 地形変更も出来ず、グラフィックもPS2のゲーム以下で、クリアまでわずか5〜6時間(しかも殆どが待ち時間)と、値段に内容が全く見合っていない。
7330円。国民的人気漫画『ドラゴンボール』を題材にした3D対戦アクションゲームで、「レイジングブラスト」シリーズの事実上の3作目。
キャラゲーとしても突っ込みたくなる部分が多く、格ゲーとしてはシステムを簡略化し過ぎて、遊び応えが殆ど無い幼児向けゲームに変貌した。
- 何かする度にQTEが発生し操作が中断されるのでテンポが悪く、内容も大半がジャンケン(2択)で、プレイヤーの実力が関係しないただの運勝負。
- ドラゴンボール集めが面倒臭く、一部キャラではマップ中を虱潰しに探す必要がある。会話を一台詞ずつしか飛ばせないので煩わしさ倍増。
- 悟飯(青年)、悟天、トランクス(少年)等の主要キャラがそもそも存在しておらず、その弊害でストーリーが要所要所でぶつ切りに。
- グラフィックは好評価だが、モーション及び演出は使い回しが多くて、キャラ毎の個性もいまいち感じられず、アバターモードもパターンが少ない。
審議中
選外一覧
1/27【PS3】スライ・クーパー コレクション(SCE)
5980円。シナリオについて突っ込みが入るも、シリーズファンから見てもそれほど酷い物ではなく、新規ユーザーにも違和感無く受け入れられた。
アクションパートに関してもそれほど不評は出ておらず、結局選評者の好みの問題という事で意見が纏まり選外になった。
- ほぼ全キャラの声優・性格が変更され、敵キャラは電波なセリフをバンバン放つようになったり、何故か関西弁になっている者もいる。
- 途中のボスの倒し方がリズムゲーなのにも関わらず、BGMのリズムと指定されたボタンを押すリズムがずれている。
- 英語を直訳したためか何を言ってるのか分かり難い、金庫の解錠アクションが非常に難しい、サブクエストと呼べる物が無い等々。
1/27【PS3/Xbox360】マインドジャック(スクウェア・エニックス)
8190円。売りであるマインドハックや、マインドスレーブが使いにくい等の理由で選評が投下されたが、やり方次第で十分生かすことが可能。
シューター周りのシステムも、不備はあるもののTPSとして成立はしており、アップデートで敵や味方のAIも多少改善され選外になった。
- 敵は物陰に隠れてプレイヤーに近づいてくる事は少ない為戦闘が硬直化しやすく、マップも狭くほぼ一本道で側面に回り込む事も出来ない。
- 敵を直接乗っ取る事は出来ず、数秒間の瀕死の状態でしか奴隷化出来ない。乗っ取りに必要なゲージも少なく、有効範囲も短い。
- 奴隷化した敵は、命中精度も期待出来ず、支援射撃を繰り返すばかりで、近くに他の敵がいれば回避もせず絶命してしまう。
10/20【PS3/Xbox360】DEAD ISLAND(株式会社スパイク)
8190円、PC版とのマルチ、北米で9月に発売した物の日本語ローカライズ版。孤島を舞台にしたゾンビ・FPS・アクションRPG。
多数の悪質なバグがあったが、11/9にPS3版の、11/14にXbox360版の修正パッチが配布、凶悪な不具合が解決されたので選外になった。
- クリアに必要なNPC・アイテムが消滅、受けたクエストが消滅、武器が全て消滅、武器変更サークルが消滅。
- 他にも、行った事のないMAPにワープする、セーブが機能しなくなる、突然死ぬ等、多種多様。
- バグを除けばビジュアル面の出来は非常に良く、内容も面白い為、バグが起きる人と起きない人で評価が真っ二つに分かれていた。
その他