話題作
1/28【PS3】ラストリベリオン(日本一ソフトウェア)
7140円。タイトル通りRPGの基本に真っ向から「反逆」している、10時間でクリア可能な大作RPG。
シナリオ・演出・ユーザビリティ・グラフィック・マップデザイン・戦闘システム・ゲームバランスと、どれを取っても残念な仕上がり。
- 町も店も宿も無い世界で、棒読み英語音声で喋る10人以下の登場人物が、世界の危機を救うっぽい起承転結無視&打ち切りENDの物語。
- 更に存在価値ほぼ0の装備品、超不親切な英語マップ、ボスまで使い回しの敵、全てがおかしいシンボルエンカウントシステム等々。
- そして戦闘に関しての質問は、「レベルを上げて物理で殴ればいい」で万事解決する。魔法も弱点システムも基本役立たず。
- 逆に褒める所は、バグが無い事、トロフィーが取りやすい事、影山ヒロノブの主題歌が熱い(ミスマッチだが)ぐらいしかない。
7140円。ケータイマンガ雑誌『マンガwalker』に掲載された、無料ケータイコミック『ラブルートゼロ』を題材にした乙女向け恋愛AVG。
発売延期を一年以上(5回)にわたって繰り返した挙句、微妙な出来の絵に加えてシナリオもシステムも総じて悲惨な出来栄え。
- 主人公のキャラが非常にうざい。相手キャラ(ほぼ全員魅力を感じない)の好感度は簡単に上がるので、攻略に失敗する方が難しい。
- 操作性が非常に悪く、選択肢まで飛ばせない、スキップは遅い、QSも無い。イベントやアイテム入手に関するヒントがなく運任せ。
- なんと敵の種類が1体しかいない。その上敵の攻撃がほとんど当たらず、自キャラの攻撃が強いため装備無しでもあっさり倒せる。
- 必殺技があるのだが、普通にやるとゲージが溜まらないので使えない。わざわざ防御してゲージを溜めれば使えるが、演出がしょぼい。
6/24【Xbox360】戦極姫2〜葉隠の乙女、風雲に乗ず〜?(システムソフト・アルファー)
8190円。2009年大賞の戦極姫の続編(と言う名の増補改定版)で、2月19日にPCでエロゲとして発売された物の移植版。
移植発表から発売までの期間が短い等の不安要素に加え、ファミ通のレビューが5/5/5/4と前作よりも点数が下がっていた事で注目を集めた。
- 購入者の発売日直後の感想は、「前作よりはマシ」。もっとも前作が酷すぎただけでゲーム自体の出来が良い訳では決して無い。
- クリアまで200時間(ファミ通より)もかかる上に、AIの処理が遅いためかなりもっさりしており苦痛で、相変わらずバグも多い。
- パラメータの参照値や一部フラグがおかしく、100%フリーズする場所があり、一枚絵が表示されずに白い画面になる等の不具合がある。
- お金やCP(コマンド実行に必要)が0からいきなりMAXになりゲームバランスが崩壊するなど、前作を髣髴とさせるバグも健在。
審議中
スレで選評が上がって話題作に入れるか賛否が分かれているもの。
選評待ち
スレでレビューが上がって選評が来れば話題作入り出来そうなもの。(未発売のものはゲーム誌のレビューで低得点とか無い限りはNG)
選外一覧
審議の結果ノミネートは無理と判断されたもの。
3/11【PS3/Xbox360】レッド シーズ プロファイル?(マーベラスエンターテイメント)
8190円。元々「レイニーウッズ(RAINY WOODS)」の名で、2008年発売予定で開発されていたアクションアドベンチャーゲーム。
先に海外で「Deadly Premonition」の名で、Xbox360専用ゲームとして20ドル(約2000円)で発売されていた。
- 印象は奇を衒ったホラーゲームを真面目に作ろうとして、結果笑えるバカゲーになってしまったタイプ。
- 海外での評価が散々だったが日本ではなかなか評判がよく、操作性が悪いのは確かだがむしろ良ゲーとの評価。
- 現在は当の海外でも評価が見直されている模様。レビューが極端であったという例。
5800円。2007年にWiiで発売された物の移植版。PS3版も同時発売されているがロード時間・フリーズ頻度共に箱版の方が酷い。
システム関係の酷さもある反面、アクションゲームとしての面白さもちゃんとあり、結局スレ的にはクソ移植止まりという認識で終わった。
- ロードがありとあらゆる所で入る上に、その時間も1分近くと異常に長い。数分間で終わるミッションに至ってはロード時間>プレイ時間の有様。
- ムービー中・街を移動中・果てはセーブ中に至るまで所構わずフリーズが頻発。反面セーブ出来る箇所が少なく、する度に毎回2分のロード。
- 修正パッチによって実績・音ズレ関係のバグは改善された。ただし一番のネックだったロードやその他のバグは全く改善されていないらしい。
5040円。Wiiモーションプラス及びネットワーク対戦に対応した、リアルなバス釣りを謳った釣りアクションゲーム。
スレでの評価は、出来が悪いことは間違いないが、ノミネートクラスまでは行かないという考えでほぼ一致しており、残念ながら大賞には程遠い。
- 選べる道具がルアーだけでリール・ロッド・ラインなどが選べず、そのルアーも32種類+色違いと決して多くは無い。演出も少ない。
- 場所がステージ制で僅か7つの上、端まで15秒と狭い上に大仏と五重塔と金閣寺と鳥居に囲まれてバス釣りする京都などステージそのものも変。
- 他にも、丘釣りなしボートのみ、ルアーが土に埋まったり魚を貫通する、メインのトーナメントモードはイベントなしと、不満点だらけ。
その他
2010対象作品ではないがKOTY的に外せないと思われる事項。(未確定の情報、他の板の話、別に事件でもないこと、などを載せるのはNG)
- 2010年2月19日、PC版戦極姫2(R-18指定)が発売。予想通りコンシューマ版は有料デバッグだった。
- それから僅か4ヵ月後の6月24日、Xbox360版が発売。前作(PS2/PSP版)よりはマシになったものの、バグ等の問題は相変わらずの様子。
- さらに10月28日にPS2/PSPマルチでも発売する予定である事が発覚。PC版を含めると年に3本の異様なペースである。