ノミネート作品
★マーク付が大賞、残りが次点
3/29【PS3/Xbox360】デューク ニューケム フォーエバー(テイクツー・インタラクティブ・ジャパン)
5980円。海外では絶大な人気を誇るFPSゲーム『Duke Nukem』シリーズの4作目で、当初1998年の発売予定から実に14年の時を経て世に放たれた。
バランスは完全崩壊、操作性は古臭い、マップはひたすら単調、戦闘はストレスフル、システム周りはゴミ、オンラインは絶望的過疎と、まさに恥知らずの後継者。
- マップが無駄に広大な上、どこへ行けばいいのかやどんな謎解きなのかといったヒントが一切無く、ロード中に「WEBのQ&Aを見ろ」とまさかのググレカス。
- 処理落ちが頻発、30秒以上のロードがリトライ時やエリア移動の度に発生、オートセーブのタイミングも超理不尽、インストール容量は驚異の4.6GB以上。
- 弾数制限がシビアな反面持てる武器は僅か2種類。敵AIはひたすら特攻してくるだけと無能な反面エイムは異常に正確で、例えるならゴルゴ13並み。
- 日本版だけDLCやパッチが配信されない上、オンサーバーが隔離される事を発売日に発表。結果ユーザーが少な過ぎて発売数週間で対戦すら不可能に。
5980円。現代アフガンを舞台にしたMove対応のレールシューティングで、wiiwareで1位を記録した『HEAVY FIRE』シリーズ3作目の日本語ローカライズ版。
元からしてFPSの真似事の様な陳腐さに加え、画面中央に敵を覆い隠す程の大量の字幕を出す糞仕事だけで20ドルの作品をフルプライスで発売した自信作。
- CGは美麗だが敵がロボの様にもっさり動き、至近距離であさっての方向に乱射するなど前時代的。演出や効果音もチープで雰囲気台無し、「ふぅあー!」。
- 何故かダメージ後の無敵時間が皆無で、反面隠れられないシーンも多数あり、仕様上自動移動の為対処法が無く、ついでにリトライ時もダメージは残る。
- QTEは後の行動に影響は皆無で、ストーリー性も完全に空気。難易度の違いでステージ数を大幅に水増ししている上、明るさを除き殆ど差が無い。
- UIは最悪で操作性も不快、武器周りの自由度は極端に低く、マルチは地獄の一画面共有仕様で、PVは明らかに詐欺と、クソの全方位乱射状態。
10/11【PS3】時と永遠〜トキトワ〜?(バンダイナムコゲームス)
通常版:7980円、限定版:9980円。フィールド移動やバトルシーンに至るまで、キャラモーションの全てが手描きという斬新さが特徴のアニメーションRPG。
肝心のアニメはクオリティが極端に低く、RPG目線でも単調戦闘や無意味システム、ギャルゲ目線でも陳腐シナリオや痛いキャラ等、鉄壁の構えを誇るJRPG(笑)。
- 作画枚数が少な過ぎてカックカクな上、使い回しもやたら多く違和感全開な所だらけで、戦闘時に至っては「伝説の糞アニメGUN道に匹敵する」とも。
- 「消費者センターに訴える」「ナイター中継を毎晩観る」等々、シリアスな場面でも世界観と明らかに合わないギャグや下ネタを連発され非常に萎える。
- HP数万の敵に物理では数百程度しか与えられない中、魔法は初期の物でも5桁ダメージを出し、補助魔法で被ダメージ0になるという両極端なバランス。
- 音声はパートボイスで口パク完全無視。CGは全部で11枚で、10分程度で終わる極薄の内容にCG1枚が付いてくるだけのDLCがお値段各500円。
通常版:7140円、限定版:9240円。2007年にPCゲームとして発売された戦略SLG『太平洋の嵐5』の移植版で、PS2/PSP版とDS版に続いて今回で3度目。
酷評の嵐だった移植元から何も改善しておらず、満足に遊ぶ為には解析作業同然の航程が必要という驚愕の全貌が判明した、大御所SSαの放つ「ゲー霧」。
- グラフィックは10年前のTVの再現CGレベルな上に一部の艦は使い回しで、戦車や兵隊がホバー移動する始末。貧弱なSEといい流石は容量597MB。
- 戦闘は初期配置がランダムで補給船が先頭に立ったり、非武装船で特攻するなど敵の行動も支離滅裂で、挙句に各能力値がどう影響するのか完全に謎。
- 輸送は物資1種につき船1隻必要というFC時代仕様で、通商破壊で1隻沈んだだけで隊が無力化。対して敵側はワープしたり湧き出たりと概念自体が無い。
- 何か行動する度に尋常じゃない量の手間が掛かる上、公式で認める程UIが悪く、勝手に吸い付くカーソルやミリ単位で必要な航路指定とストレスフル。
選外一覧
6/28【PS3】機動戦士ガンダム バトルオペレーション(バンダイナムコゲームス)
基本無料+アイテム課金(オンライン配信)。国民的人気アニメ「機動戦士ガンダム」シリーズを基にしたオンライン専用のバトルアクションゲーム。
プレイ自体は無料という効果もあって発売10日ほどで40万件以上のDLを達成した人気作だが、課金システムやバグの多さ等から不満が続出していた。
- プレイ環境が原因の可能性もあるが、ラグ(通信遅延)の発生が非常に多く、ゲーム開始可能になっても始まらない等の報告が続出。
- 権限の譲渡が行われない為、ルームマスターが接続を切ればメンバー全員が切断されてしまう。つまりマスターの一存で無効試合に出来る。
- 一方アップデートは頻繁に行われており、元からしてクソゲーと呼ぶには微妙との声が多く、結果文句はあれど遊べる出来という事で選外に。
10/11【PS3】Dishonored(ベセスダ・ソフトワークス)
5980円。海外で発売された同タイトルの日本語ローカライズ版。自由自在にプレイスタイルを変えられる事が売りの一人称視点のアクションゲーム。
360版とのマルチだが何故かPS3版のみフリーズが酷く、終盤ではまともに進行出来ない程頻発する為、ゲーム自体の好評さに反して酷評が相次いだ。
- セーブ時やマップのロード時など至る所でフリーズが頻発し、最終章では歩いてるだけで発生、メニューを開くだけでも発生とゲームにならない。
- 一方で世界観やアクションゲームとしての評判は非常に高く、フリーズの問題を除けば間違いなく良作なので余計にユーザーを怒らせた。
- 11月19日にパッチが配信され、個人差はあるが修正前のプレイに支障をきたすレベルではなくなり、クソゲーとするには不適当として選外に。
2940円。4人対戦形式のミニゲーム集で、全35種類のミニゲームが遊べるWiiUシンプルシリーズの第1弾。プレイにはリモコンとヌンチャクが別途必要。
収録ゲームの殆どは無料アプリ同然の出来栄えで、しかも大半がそれより劣り、ただの運ゲーや連打ゲーなどゲーム性がまるで無い物まで複数ある始末。
- ゲームパッドを使うものは僅か10種類と殆どがリモコンを使用するもので、操作内容に関しても前世代機となんら変わらず、過去作からの流用まである。
- グラフィックはWiiに遥かに劣り、一部ゲームではリモコンの感度が悪く、難易度調整やキャラの個性もない上、CPUが適当にやっても勝てるほど弱い。
- クソゲーではあるが抜きん出た要素がない為インパクトに欠け、シンプル作品ならこんなもんと見る人も多く、他候補作には及ばないとして選外に。
その他
- KOTYの常連として5年に渡りスレに話題を提供し続けた強豪「タカラトミー」が、テレビゲーム業界から事実上撤退することが決まった。
- 厳密には子会社である「タカラトミーアーツ」への事業移管。
- 併せて各ゲームの公式サイトも削除され、当Wikiに名を連ねている作品達も含めメーカー的にはお役御免となった。安らかに眠りたまえ、合掌。