話題作
1/28【PS3】ラストリベリオン(日本一ソフトウェア)
7140円。タイトル通りRPGの基本に真っ向から「反逆」している、10時間でクリア可能な大作RPG。
シナリオ・演出・ユーザビリティ・グラフィック・マップデザイン・戦闘システム・ゲームバランスと、どれを取っても残念な仕上がり。
飛び抜けたクソ要素はないが、KOTY的にはバランスが良い・弱点(=ゲームとして良いところ)がないとも言える。
- 要するに「こんなRPGは地味に嫌だ」スレを立てて、そこで上げられたのを全部盛り込んだ感じ。
- 町も店も宿も無い世界で、棒読み英語音声で喋る10人以下の登場人物が、世界の危機を救うっぽい起承転結無視の物語。
- 更に存在価値ほぼ0の装備品、超不親切な英語マップ、ボスまで使い回しの敵、全てがおかしいエンカウントシステム等々。
- そして戦闘に関しての質問は、「レベルを上げて物理で殴ればいい」で万事解決する。魔法も弱点システムも役立たず。
- 逆に褒める所は、バグが無い事、トロフィーが取りやすい事、影山ヒロノブの主題歌が熱い(ミスマッチだが)ぐらいしかない。
- さすがにやばいと感じたのか、ただ単に小売から注文が来なかったのか、出荷本数3万本→約1万本と下方修正。
審議中
スレで選評が上がって話題作に入れるか賛否が分かれているもの。
特に問題が無い場合でも一応上がってから1週間ぐらいはここに入れる方向で。
選評待ち
スレでレビューが上がって選評が届けば話題作入り出来そうなもの。
未発売のものはファミ通等のレビューで低得点とか無い限りは入れない方向で。
3/11【PS3/Xbox360】レッド シーズ プロファイル?(マーベラスエンターテイメント)
8190円。元々「レイニーウッズ(RAINY WOODS)」の名で、2008年発売予定で開発されていたアクションアドベンチャーゲーム。
先に海外で「Deadly Premonition」の名で、Xbox360専用ゲームとして20ドル(約2000円)で発売されていた。
印象は真面目に奇を衒ったホラーゲームを作ろうとして、結果笑えるバカゲーになってしまったタイプ。
- 海外での評価が散々で、IGNのレビューで驚きの2点を叩き出した。以下はその内容。
- 3D+ガンアクションなのにカメラは自由に動かせず、武器使用中+リロード中は移動不可などの最悪な操作性。
- 広大なフィールドに対して車の速度がとんでもなく遅くて、プレイの殆どが移動時間というもはや終わってるテンポ。
- 更に曲数少なくてループしまくりなBGM、雰囲気が台無しなSE、PS2以下のグラフィックとほとんどすべての面でクソ。
- 反面日本ではなかなか評判がよく、今の所操作性が悪いのは確かだが少なくともクソゲーでは無いとの評価。
- 車の移動はアイテムで対策が可能。BGMは量こそ少ないが曲自体はいい。
- グラフィックは海外では特に重んじられるようで、日本人的には気にするほどの酷さではない。
- 特にキャラとストーリーは普通に面白いというレベル。どうやら日本独特のシュールさが海外には受けなかったようだ。
選外一覧
審議の結果ノミネートは無理と判断されたもの。
その他
2009年以前の作品が悪化、その他KOTY的に外せない事件など。
- 2010/2/19:PC版戦極姫2(R-18指定)が発売。
- 相変わらず問題点はあるものの致命的なバグは今のところ報告が無いため、予想通りコンシューマ版は有料デバッグだった。
- 2010/3/3:人生ゲーム(Wiiware版)が発売から1年経過。
- 結局、Wiiwareの人気ソフトランキングに1年間居座り続けた(継続中)。