話題作
5980円。現代の中東を舞台としたMove対応のレールシューティングで、wiiwareで1位を記録した『HEAVY FIRE』シリーズ4作目の日本語ローカライズ版。
前作『アフガン』から部分的に改善点が見られるものの、それらを遥かに上回る量の改悪を行っており、例によって値段も約3倍と相変わらず強気のスタンス。
- ダメージ後の無敵時間皆無、回避不能シーン激増、被弾警告エフェクト廃止、敵側命中率上昇、ステルス状態のアイテムと、『デスクリムゾン』級の完成度。
- 音声バランスが非常に悪く、演出もお粗末なまま、QTEはテンポ悪化に貢献し、ストーリーは「イランで核を発射されたけど自爆させた」という超展開。
- 日本語音声はニュースナレーション同様の棒読みで雰囲気ぶち壊し、言語設定は前年の「DNF」仕様、説明書は5P白黒の上に殆ど前作の流用。
- 難易度の違いでステージ数水増し、UIは最悪で操作性も不快、武器周りの自由度は極端に低く、マルチは地獄の一画面共有仕様と、前作の糞乱射も健在。
4/5【Xbox360】ダブルドラゴン? - ワンダーオブザドラゴン?(サイバーフロント)
1000円(DL配信)。80年代に人気を博した同タイトルのリメイク版で、ストーリーは同じままグラフィック等を一新し、新要素を追加したアーケードアクション。
海外レビューでメタスコア17&ユーザースコア0.6という最悪の数値を叩き出し、10月時点XBLA全タイトルで断トツの最低評価を誇る、正真正銘の誰得リメイク。
- BGMは質も低い上に、10秒程度の単調なジングルが延々流れ続ける。グラフィックは前世代機以下の上に動きもガクガクで、技等の演出も陳腐。
- 敵は物凄い勢いで自機を囲んで来ては、8方向から袋叩きにして来る上に、距離を取ろうとしても全力疾走で追いかけてくる始末で、挙句かなり頑丈。
- イージーの時点でノーコンティニュークリアは不可能、ノーマルでもオールクリアは不可能、ハードに至っては中盤まで行く事すら不可能という鬼畜難度。
- 攻撃範囲が狭く、技も威力がいまいちで、ジャンプ・ガード等のテクは諸々の仕様で満足に機能せず、結果復活時の自動攻撃に依存するだけの攻略法に。
DL通常版:5500円、DL限定版(9/24まで):8500円。同年に放送された「尻」の描写に定評のあるアニメ、『ビビッドレッド・オペレーション』のアクションゲーム。
アニメ視聴者にとっての新要素はほぼ皆無な上、変身・合体シーンすら無しというキャラゲーの最低水準すら満たせていない、容量629MBの超ぼったくり作品。
- ストーリーはアニメ中盤までのぶつ切り展開で打ち切りエンド未満、おまけの短編は数分で終わる話が3つのみで、内2つはアニメの話を振り返るだけ。
- 空を飛び回り敵を倒す作品のはずが自機は上下移動すら不可。反面敵は移動し放題な上、攻撃は単調な近接攻撃2種類のみのため直ぐ手出し不能に陥る。
- 使用キャラが主人公とその合体形態だけで性能差も殆ど無く、各形態必殺技は1種類のみ、その演出も1種類のみ、雑魚敵は2種類のみとゲー無の典型。
- ミッションも貧弱で、クリアまで僅か2時間程度。やり込み要素も薄い上収集要素はランダムの苦痛仕様。ついでに本作の販促用ゲーム「マヨ」も無の極み。
7329円。ベトナム戦争を舞台に、ジェット戦闘機による空中戦や、戦闘用ヘリによる爆撃戦などを米視点で体験できるエアコンバット・シューティング。
日本版だけが先行発売されており、苦行と評せられるお使いゲーな内容も影響してか、発売間も無くオンラインが無人(対戦一切不可能)という事態に陥った。
- 操作系が独特で、ヘリでは上昇下降が△□、前進後退が右スティック、旋回が左スティックとなっており物凄く扱い辛い。対して回避性能はチート級。
- マップが致命的なまでに狭く、敵機が直ぐにエリア外に飛び出しプレイの妨げになる上、何故か敵兵や目的地がエリア外に配置される始末。
- ストーリーは救いが皆無で、嫁に罵られ、娘に軽蔑され、弟は鬱になって死に、元帥まで出世するも、最後はガンで孤独死と散々、一方音楽は常に陽気。
- 特定条件下で死ぬと死の無限ループが発生、お粗末な上に殆どコピペのグラ、旋回を繰り返すだけの味方AI等、随所で手抜き仕事が丸見え。
審議中
300円(DL配信)。同年に放送された「尻」の描写に定評のあるアニメ、『ビビッドレッド・オペレーション』の自称パズルゲームで、「HIP」の販促用作品。
内容は左スティックを回し、ひたすら食べ物にマヨネーズをかけるだけといった物で、難易度も非常にぬるく、最短10分程度でコンプ可能という究極のゲー無。
- 難易度は5段階あるが、一番上でもノールッククリア可能。クッキーでもおはぎでも、お構いなしにマヨネーズを盛り付けていくさまはグロ注意レベル。
- 利点は「HIP」で使用可能なおまけ武器が手に入る事と、9月24日まで同作を500円引きで購入できた事。だが肝心の販促先もクソゲーという始末。
- PS3のDLゲームでは実質最安値で、あくまでDLC用のおまけと見れば一応擁護も出来、流石にこれ単体では今年の大賞は厳しいという意見もある。
- あくまで単体で評価するルールに則り選評はHIPと分けて扱うが、総評では事実上の追加要素として触れる可能性もあり、最終判断は総評執筆者に委ねる事に。
選外一覧
3/28【Wii】プリキュアオールスターズ ぜんいんしゅうごう☆レッツダンス!(バンダイナムコゲームス)
6090円。国民的人気アニメ「プリキュア」シリーズの据置き機初のゲームで、画面内のキャラの動きを真似して踊る「なりきりダンスゲーム」。
曲数が僅か12曲の上、最新作の「スマイル」以外はEDダンス1曲のみしか収録されておらず、編集はぶつ切りカットで演出もワンパターンと子供騙し全開。
- 値段と比較して明らかにボリューム不足、他にもグラフィックなどで問題はあるものの、「子供騙しの手抜きゲー」「ガッカリゲー」止まりで選外に。
8/21【Xbox360】 & 10/2【PS3】フラッシュバック(ユービーアイソフト)
XBLA版:1000円、PSN版:980円。20年前に発売された同名の作品を、現代風にリメイクしたアクションゲームで、元作品も同梱されている。
翻訳された日本語が要所でおかしい、声優の棒読みっぷりが酷い、ストーリーが適当、致命的な程ではないがバグが多い、等の問題で取り上げられた。
- 劣化リメイクではあるが、ゲーム自体は普通に遊べる上、グラフィックや操作性の向上は評価でき、クソゲーと呼ぶにも微妙なレベルとされ選外に。
800円(DL配信)。2012年に500円で配信された、3DSのDLソフト「ARC STYLE:野球!!3D」という野球ゲームの移植版で、紛れも無い完全下位互換。
据え置き機では前代未聞の一人プレイ専用ゲームで、元作品にあった通信プレイも非対応、唯一の利点は画面が綺麗になった事だけと、悲運だらけの名将。
- バランスが完全に狂っており、ボールにバットが当たればまずヒット、完全な敬遠球にバットを振る、「魔球」は操作性の悪さで単なる死にシステム等々。
- 難易度も狂っており、初戦「50-1(1回コールド)」、決勝(6回)戦「21-9(6回コールド)」とぬる過ぎだが、何故か隠しチームだけ異常に強く殆ど運任せ。
- 一方で体裁自体は整っており不具合も見られず、このバランスで対戦不可は確かにクソゲーだが、それだけでは今年の大賞は厳しいとして選外に。
その他
- 2011年秋頃に発売予定だった携帯2010次点作『大戦略PERFECT』のPS3版とXbox360版が、9度の延期を重ね現在2013年冬頃に発売予定。
- 2011年秋、2012年2月、2012年3月29日、2012年4月、2012年夏、2012年秋、2013年春、2013年夏、2013年冬(今ここ)。
- 遂に当初の予定から2年以上の延期が確定。一体どこまでクオリティアップ(公式より)をすれば気が済むのだろうか。
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