※一時的に凍結中です
※セガの子会社だったヒットメーカー(AM3研)ではない
スレでの呼称は主に「ラスリベ」。色んな意味で滑っている事に引っ掛けて「スベリオン」とも略される。
飛びぬけたクソ要素はないが、不愉快にさせる要素がいくつもあり、積もり積もってクソゲーと呼べるものになってしまった。
敵の弱点をつくシステムも、序盤は弱点を調べる方法がなく(総当りあるいは運任せ)、中盤以降は弱点を探さず攻撃した方が早いと存在価値が微妙。
あまりの地雷臭に本スレは発売前から過疎。攻略Wikiでは「他のゲームを買った方がいい」、海外レビューでは「存在が不要」とまで言われる始末。
2010年1月、KOTYスレ住民は久々に心穏やかな日々を過ごしていた。さすがに、年明け早々クソゲーが出るわけがない。
だが、そんな期待は早くも崩れ去ってしまう。1月28日、大作ソフトラッシュによって業界が賑わうはずだった記念すべき日。
日本一ソフトウェアが「ラストリベリオン」で、KOTYに反逆を仕掛けたのだ。
本作はそのタイトルのごとく、ありとあらゆる面でRPGのルールに「反逆」している。
まず、ゲームを始めて気づくのは、本作では日本の声優を使っていないという点だ。
英語音声によるフルボイスと、日本製RPGらしいセリフが書かれた日本語字幕は、相互に干渉しあって違和感を生み出すことに成功した。
たとえば、主人公のナインを慕う獣娘・セフィが登場する場面を見てみよう。
ここでは、セフィが「パパ、パパ……」というセリフをつぶやきながら彼に抱きつく一枚絵が挿入される。
もし、これを日本の声優が演じたら、普通の萌えキャラになっただろう。しかし、本作では外国の女性声優が「OH! Daddy! OH! Daddy!」と
叫ぶことで彼女を萌えキャラから、獣側に引き寄せることに成功している。
装備品からも、通常のRPGに対する反逆精神がうかがえる。
普通のRPGでは、剣や盾、鎧で身を固めるのが定石だ。
だが、本作にはそんな当たり前の装備は存在しない。
あるのは「耳」「指」「腕」の3種類だけという斬新な装備品の概念だ。
ピアスや指輪でどこを守るというのか。そう思う人も多いだろう。
しかし、安心してほしい。もちろん、ピアスなどで体は守れない。
その性能差はどれも微々たる物で、能力は1ケタ程度しか上がらないのだ。
装備品など必要ないという「反逆」っぷりが男らしい。
フィールド探索も、かなり反逆度が高い。
各地に存在する家には入れず、住民もいないので聞き込みをする必要がないという親切設計だ。
しかも、画面右上のエリアマップはすべて英語で表記されており、
段差や道の分岐がきっちり色分けされていないため、極めてわかりづらい。
むしろ、混乱させられる分ないほうがマシで、地図は万能ではないということを教えてくれる。
さらに、本作はシンボルエンカウントの意義を問うという重要な役目を果たした。
敵シンボルは、超スピードで追いかけてくるため、見つかったら確実に逃げられず
見つかる可能性も極めて高い。中盤以降、姿を消す魔法、足音を消す魔法、
足を早くする魔法が手に入るが、これが手に入る頃には敵から逃げる必要がないほど成長している。
どう見ても敵と接触していないのに戦闘に突入するうえ、
背後から見えない敵に襲われることもしばしば。
また、本作の敵はすべて死者であるという設定からか、倒した敵が目の前で即復活することも。
敵を倒しても油断できないという、斬新な仕様だ。
なお、敵は序盤から同じ雑魚の色違いが5種類以上出現するという点も見逃せない。
色を反転させただけにしか見えない浮遊霊など、アイディアも光っている。
戦闘では、弱点を突く「逆鱗」システムが非常に特徴的だ。
これは、正しい順番に部位を物理攻撃することでダメージを増加させるというもの。「逆鱗」にあたる部位を攻撃する順番を間違えると、5倍以上のダメージを受けてしまうので
弱点を探ることが重要となる。ただし、敵の部位は1体につき最低6箇所以上。
同時に5体くらい敵が出現するため、雑魚戦の時間がかなりかかるのがネックだ。
だが、安心してほしい。このゲームはレベル補正による能力上昇が極めて高い。
途中から、物理攻撃が強くなりすぎるので、中盤以降はとくに弱点を意識する必要はない。
本作には、多彩な属性の攻撃魔法が存在するがそんな自らが作り出した戦闘システムにさえも
反逆する男らしさに頭が下がるばかりだ。
さまざまな反逆行為でKOTYに殴り込みをかけた「ラストリベリオン」。
2010年のクソゲーオブザイヤーは、購入したプレイヤーが遊ぶこと自体に反逆したくなる
この作品の登場により、早くも波乱の様相を呈している。
2010年1月。
年明け早々の大作ラッシュがやってきた。
さすがにいきなりクソゲーは出ない、あっても駄ゲーどまりだろうとKOTYスレ住民も高を括っていた。
…しかし、そんなスレ住民に反逆すべく1本のソフトが名乗りを上げた。
日本一ソフトウェアの新作RPG「ラストリベリオン」である。
本作は、発売前から見えている地雷と呼ばれ、6月に立った本スレは未だ1000に届かない過疎ぶりを見せ付けていた。
まず、ゲームを開始するといきなり約35秒のロードが発生する。
ロードが終了するとOPムービーが流れるのだが…このムービー、公式サイトで流れているPVの丸コピペなのだ。
ゲーム中のBGMも音量が小さい。
オプションを確認すると、なぜかBGMボリュームが低く設定されている。何がしたいのかわからない。
ボリュームをあげたところで、BGMらしい曲が聴けるのはイベントシーンと戦闘中のみである。
フィールド画面では環境音のようにしか聞こえず、ダンジョン探索の気分を盛り上げる気は皆無に見える。
さて、そのダンジョンであるが、本作は最近のRPGの例に漏れずミニマップが表示されている。
ダンジョンの広さはこのミニマップに表示されている範囲内のみである。
縦に長いダンジョンもあるにはあるが、ミニマップでは高さを表すような表示は皆無である。
最初のダンジョンは坂を登った崖の上にあるのだが、この坂を見つけづらく、気づかなければ数時間は迷うこととなる。
ダンジョンの話が出たので街の話をしよう。
本作で登場する「街」という名がついたフィールドは1箇所のみ。
しかもモンスターが徘徊しており、崖の上に立っている家々には見えない結界でも張ってあるのか、階段を登ることすらできない。
住人らしき人々もぽつぽつと配置されているだけで、完全に棒立ち。
話しかけてみれば、いちいち画面がフェードアウトして切り替わるためテンポが悪い。
もちろん、店や宿屋などという概念は存在しない。
店の代わりなのだろうか、各地に何度でも開ける宝箱が配置されている。
宝箱はモンスターからドロップする鍵で開けるのだが、1度開いた宝箱にも鍵が必要となるのはいかがなものだろうか。
ついでに、ゲーム終盤で必要になるキーアイテムは、なぜか透明な宝箱に入っている。
見えるようにするには魔法が必要となるが、入手は終盤にさしかかった頃である。
ダンジョンではシンボルエンカウントであるが、まず逃げることは不可能である。
移動速度がハンパなく、逃げ切ることは不可能。
当たり判定が無駄に広く、全然距離があるのにエンカウントしてしまう。
逃げるための方法として、姿を消す魔法と足音を消す魔法、一定時間ダッシュする魔法があるが、
姿を消す魔法と足音を消す魔法は単体では機能せず、同時にかける必要がある。
ダッシュする魔法だけあれば特に問題はないが、ほとんどの通路が狭いため、やはり避けるのは困難になる。
エンカウントした際もエフェクトなどはなく、普通にフェードアウトして戦闘画面に切り替わるだけである。
メリハリなどという言葉は存在しない。
戦闘終了後も無敵時間などはなく、囲まれれば連続バトルは必至である。
さて、RPGの楽しみのひとつである戦闘だが、本作は独特なシステムをとっている。
物理攻撃を行う際は、敵ごとに設定された部位を選択していく。
特定の順番で部位を選択することで弱点を突いたことになり、大ダメージを与えることができる。
魔法は物理攻撃を当てなければ使えないが、攻撃した部位全てを対象に発動するため、使い勝手は良い。
では、どうやって弱点を調べるのかというと、総当りしかないのである。
中盤まで進めると、自動的に弱点を表示してくれる召喚魔法が使えるようになるが、
召喚するためにはダメージを喰らい続ける必要があり、召喚するタイミングも選ぶことができない。
ゲージを調整する魔法もあるにはあるが、召喚に頼るよりは総当りの方が早い。
序盤はそれなりに楽しく感じるのだが、最初のダンジョンをクリアした頃からだれてくる。
9種類の部位を全て選択すれば、9回攻撃を行ううえ、複数のモンスターを同時に選べるので2縲鰀30回攻撃はざら。
攻撃終了後に必ずトータルダメージの表示が出て戦闘が完全にストップするためテンポが悪い。
2つ目のダンジョンをクリアする頃にはレベルが一気に上昇して弱点を狙うより早く倒せるようになる。
弱点を狙うメリットとして経験値ボーナスがあるのだが、
このボーナスポイントが3桁でカンストするため、部位が9種類ある敵が5体出るだけでカンストしてしまう。
そしてカンストした状態で戦闘終了すると、一気に2つも3つもレベルアップするのである。
一応、終盤でも固めの敵は出てくるが、弱点を探す作業になるだけで面倒くさいだけである。
ボスキャラも同様、状態異常攻撃が面倒なだけでザコと代わりはない。
終盤のボス戦では影山ヒロノブの歌うボーカル曲がかかるのだが、
曲自体は燃えるものの、イベントの演出自体がしょぼいため燃えない。
イベント中は左右に2Dのキャラが表示されて会話が展開されるだけである。
時折ビジュアルシーンが挿入されるが、演出がしょぼすぎて萎えてくる。
流れるBGMは常に単調で、シーンによって激しい曲に切り替わることなどもない。
イベントの会話はフルボイスだが、英語ボイスのみ。
それはかまわないのだが、ボイスに沿ってテキストが少しずつ表示されるためイライラする。
メッセージ速度を変えることは出来ない。
ボタンを押せば一瞬で表示できるものの、ボイスも途切れてしまうためやはり萎えてしまう。
先もだいたい予想がついてしまい、先の通り演出もしょぼいためイマイチ没入感が薄い。
丁寧に見て行ってもクリア時間は14時間程度である。
隠しボスとも戦ってみたが、単なるマゾゲーで心折れてしまった。
ついでに、普通に戦闘に突入した際、なぜか戦闘BGMが消失するバグに出会ったことも追記しておこう。
個々の要素だけなら凡作かそれ以下だが、総合的に見るとまぎれもないクソだと思える。
全体的にストレスしか生まない作りであり、クリアまで苦痛しかなかった。
さっそく明日、売ってこようと思う。
2010年1月
KOTYスレ住人達のつかの間の平穏をぶち壊すべく反逆してきたのは、日本一ソフトウェア渾身の新作”ラスト・リベリオン”である。
まずゲームを起動したと同時に始まるのは長いロード時間だ。
ゲームにロード時間はつきものだが約40秒という長すぎるロード時間はいかがなものだろうか。
しかもその直後に流れるのはOPではなく店舗や公式サイトなどで散々見たはずのPVであった。
この時点でプレイヤーの闘争心を萎えさせるとはさすがといったところであろうか。
そしてようやく本編へとたどり着いたプレイヤーを待ち構えていたのは音の小さい単調なBGMとキャラクターの英語…Englishによる会話だ。
メーカーは英語圏の人々向けに開発したのだろうか?と思いきや日本人プレイヤーがほとんどだということを想定して日本語字幕もしっかりと用意してくれている。
RPGで本編が進めるためにはダンジョンを攻略すると言うのが基本である。
どのような装備で身を固め、どのようにして敵モンスターを倒そうか?
そう考えながらプレイするのは、プレイヤーの楽しみといえよう。
ところがこのラスト・リベリオンはそんなプレイヤー達の楽しみまでをもぶち壊してくれた。
装備できるのは耳、指、腕のみ。
鎧や盾はどこにいってしまったのだろうか?素っ裸でダンジョンに向かえというのか?
そして、そんな軽装備でダンジョンに向かったプレイヤーを待ち構えていたのはシンボルエンカウントにより配置されたモンスターであった。
なんとこのモンスター、恐ろしく視力がいいのだ。
どんなに距離があってもプレイヤーは彼らの視力を前に隠れる術はなく、追いかけてくる彼らを撒いてしまおうと走ったとしてもそのスピードによりすぐに捕まってしまう。
しかもモンスターは色違いの使い回しが多いため倒してもすぐ、また同じ形の敵とバトルになるという斬新なRPGである。
さらにダンジョンの奥に待ち構えるBOSSもほとんどのダンジョンで色違いの使い回しなのだから凄い。
そしてその敵を倒す戦闘システムもこれまた斬新なものである。
物理攻撃を行う際は弱点を探りつつ部位を指定して行うのだが、どうやって弱点を探れと言うのだろうか?
もちろん総当りである。
失敗するとこちらが大ダメージを受けるので慎重に選択しなければならない。
だが、成功したときは相手に大ダメージを与えることが出来る。
弱点を攻撃して大ダメージを与えるとともに発生するボーナスポイントがあるので最初のうちはとても楽しむことが出来る。
しかしすぐにレベルが上がってしまうため、中盤までに敵が弱くなってしまうというのはこちらの闘争心を萎えさせる第二のポイントであるといえよう。
多彩な魔法属性を亡き者にしようとする物理攻撃による反逆も見逃しがたい。
物理攻撃が強すぎるので魔法攻撃をする必要がないのである。
魔法属性はプレイヤーとともに涙目状態だ。
このようなシステムによって戦闘を楽しめないプレイヤーは、シナリオに最後の望みをかけるしかない。
だが、しかし最後の希望であるシナリオですら香ばしい臭いを放っているのである。
一言で言い表せば”単調”である。
起承転結がなっていないとしか思えないシナリオなのだ。
途中入るイベントシーンは上で述べたように小さなBGMと英語によって紙芝居のように流れていく。
こうしてプレイヤーは置いてけぼりのゲームを淡々とプレイするのである。
見るからにクソゲー臭を放ち、発売前から地雷地雷といわれ続けたラスト・リベリオン。
システムと言う面で反逆し、本スレの住人に「絶対に買うな」「時間の無駄」と言わせたことは、ある意味反逆成功であるといえよう。
メーカーにはタイトル通り最後の反逆を望むと共に、このゲームをさっさと終わらせるための方法を記載したいと思う。
「レベルを上げて物理で殴ればいい」
これが一番である。
2010年1月。
前年の余韻も覚めやらぬスレ住人達にとって、1月は平穏な日々となるはずだった。
しかしそれをぶち壊すべく、KOTYスレにリベリオン(反逆者)が現れた。
日本一ソフトウェア渾身の新作「ラスト・リベリオン」(通称:スベリオン)である。
このゲームを表すのに、ちょうどいいフレーズがある。
「レベルを上げて物理で殴ればいい」
どのような装備で身を固め、どのようにして敵モンスターを倒すか。
そう考えながらプレイするのは、RPGプレイヤーにとって最大の楽しみといえる。
ところがこのスベリオン、まず手始めに、そんなプレイヤー達に反逆してみせた。
まず装備。できるのは耳、指、腕のみ。カスタマイズの選択肢が非常に狭く、
しかも三カ所装備しても特に能力が上がるわけではない。極論すれば「なくてもいい」のだ。
さらに、戦闘システムもこれまた斬新だ。物理攻撃を行う際は弱点を探りつつ部位を指定する。
失敗するとこちらが大ダメージを受けるので慎重に選択しなければならないが、
成功したときは相手に大ダメージを与えることが出来る。
では、その弱点はどうやって探るか?
「総当り」である。考える余地はない。
弱点を攻撃して大ダメージを与えるとともに発生するボーナスポイントがあり、
最初のうちは楽しむことが出来る。しかしすぐにレベルが上がり、
パラメータも劇的に上がってしまうため、中盤を迎える頃には敵なしになってしまう。
多彩な魔法属性も必要ない。ただ「レベルを上げて物理で殴ればいい」のである。
また、戦闘はシンボルエンカウントで行われる。
シンボルエンカウント制をとる普通のRPGでは、モンスターと戦うかどうか、
そしてどのように戦いを挑むかもプレイヤーに選択肢がある。
しかしこのスベリオンに登場するモンスターは恐ろしく視力が良く、そして速い。
どんなに距離があってもプレイヤーに隠れる術はなく、追いかけてくる彼らを撒くべく
走ったとしても、すぐに捕まってしまう。
また、モンスターは色違いの使い回しが多く、倒してもすぐに同じ形の敵とバトルが待つ。
さらにダンジョンの奥に待ち構えるBOSSも、ほとんどが色違いの使い回し。
しかも戦闘システムは「レベルを上げて(ry」。プレイヤーに選択と楽しみの余地を微塵も与えない。
もはや作業だ。
それ以外にもスベリオンはプレイヤーに細かく反逆し、その精神力を奪っていく。
?ゲームを起動したと同時に始まる長いロード時間。(約40秒)
?その直後に流れるのはOPではなく店舗や公式サイトなどで散々見たはずのPV。
?本編へとたどり着いたプレイヤーを待ち構える、音の小さい単調なBGMとキャラクターの英語による会話。
(日本語字幕はあるが、そこまで反逆することはできなかったということか)
?最後の希望であるシナリオも、一言で言い表せば“単調”そのもの。
起承転結がなっていないとしか思えず、途中入るイベントシーンは小さなBGMと英語によって進行するため、
プレイヤーが見るのは紙芝居だと言っても過言ではない。
最後にひとつ付け加えると、1月28日に発売されたこのゲームは、
メーカー自身にも反逆していった。1月5日時点で年初来高値54100円を付けていた株価は、
2月5日の特別損失の計上と業績の大幅下方修正発表を受けてストップ安となり、
2月9日には26110円、実に半値以下まで下がった。
このゲームにつけられた低評価と莫大な損失から、日本一は反逆することができるのか。
今はただ「ラスト・スベリオン」にならないことを祈るのみである。