話題作
2/6【PS3】大戦略PERFECT〜戦場の覇者〜?(システムソフト・アルファー)
通常版:6800円(税込)、限定版8800円(税込)。2010年にPSPで発売された大戦略PERFECT〜戦場の覇者〜の移植版。(携ゲー版KOTY2010年度次点)
PSP版からの改善は見られるものの、低レベルなグラフィック、バグ、不親切なチュートリアルに説明書、操作性の悪いUIと相変わらずのSSαクオリティ。
- OPはPS2、戦闘シーンはPSレベルとかなり稚拙なグラフィック。マップに至ってはSFC並。PS3ソフトとは思えないほど低品質である。
- カーソル移動の度に一秒程度の遊びが入る。キーボードでキーを押下し続けた時に2文字目が入力されるまで少し猶予があるのと同じもの。ただしそれが長すぎるため、戦略シミュレーションとしては重大な問題と化す。これによりウリであったエディタは完全に苦行と化す。
- AIの高速化など評価点もあるがハードの性能に依存したものと見られ、L2やR2に機能が割り当てられていない事からPSP版の目立ったバグを減らした以外はそのまま移植したのではないかと疑われている。
- 当初の発売予定は2011年だったが、期間にして2年3か月以上、回数にして10回もの延期を繰り返した挙句の結果がこれである。
- ちなみに、SSαは延期の度に理由を「更なるクオリティアップのため」と説明していた。はっきり言ってそれがこの結果では、本気でSSαの技術力を根底から疑わざるを得ないレベル。
1543円(税込)。体力回復や映画的演出といったゲーム的要素ではなく、リアルさや戦略的要素を重視したFPS。
非常に高性能な敵、棒立ちする味方、武器しか持たないプレイヤーなど、リアルさや戦略的要素は皆無に等しい。
- 敵の索敵能力と狙撃能力が非常に高い。遠距離から的確にヘッドショットを決め、壁越しでもプレイヤーを察知する。
- ステージは開けた場所が多く、隠密行動のしようがない。敵の出現位置もランダムなため、攻略に必要な要素は早撃ちと運。
- 味方にできる指示は「全員同行」「全員待機」のみで個別の指示は不可能、目前に敵がいても無視を決め込むなど味方はほぼ役立たず。
- スコアボードやCOOP時のプレイヤーネーム表示などは「リアルでハードコアなゲームにするための故意の仕様」として存在しない。
★12/4【PS3 / Wii U】仮面ライダー サモンライド!(バンダイナムコゲームス)
8550円(税別)。専用のフィギュア・チップと連動させ遊ぶ、同年放送の『ドライブ』を中心に据えた仮面ライダーのアクション作品。KOTYでは(主に良くない意味で)キャラゲーに定評のあるバンナムの最新作。
明らかな使い回し臭や金稼ぎ臭に不安はあったものの、開発のエイティングにライダーゲーの実績があり一定の出来にはなると見られていたが、その内容は子供もライダーファンもまとめて絶望させた。
- 最新作『ドライブ』を除き、大半のモデリングとモーションは6月に発売した『バトライド・ウォー』の使い回し。そのドライブも、車に乗ってるのが売りなのにゲームの仕様上移動は徒歩だけ。
- 舞台はファンタジー系の完全オリジナル世界。劇中ではオリジナルキャラが喋る一方、肝心のライダー達は終始無言で会話に一切参加しない。
- ありとあらゆる原作の人物が、理由もなく量産型ザコ敵として登場する。複数存在していては当然おかしい敵の幹部どころか、ラスボスや、レギュラー格の味方ライダーまで。
- アクション自体も劣悪。敵の攻撃は単調で、中盤から強力な飛び道具を乱射される激ムズ難易度になり、隙の小さいライダーでのヒット&アウェイ一択。
- 本ソフトのセットだけではライダー3人しか操作出来ず、ゲームの仕様上フィギュア数が残機にほぼ直結。『バトライド・ウォー』では普通に使えた他のライダー達の操作は、別売りフィギュアを要購入という重課金仕様。
- フィギュア読み込みも含めロードが異様に長く、フリーズも頻発するためテンポは大変悪い。
審議中
選外一覧
スレで名前が挙がったが、当スレで扱うレベルではないと判断されたもの。
その他
KOTY的に外せない事件・出来事。
- 2011年秋頃に発売予定だった携帯版KOTY2010の次点作『大戦略PERFECT』のPS3版が、10度の延期の末、2014年2月6日に遂に発売された。
- クソゲーを語るにおいてある意味欠かせない存在である「Heavy Fire」シリーズの開発元が手掛けた「Rambo: The Video Game」が2/21に海外にて発売。海外各メディアの評価を見ても予想通りの出来栄えである。
- スベリオンで有名なヒットメーカーが倒産。
嬉しくも悲しい出来事である。
- 不良在庫の山が砂漠に埋められたという都市伝説が実しやかに囁かれていたATARI2600の「E.T.」がニューメキシコ州の"ビデオゲームの墓場"から実際に発掘される。
同作はアタリショックを引き起こし、北米史上最悪のクソゲーと評されていた。
- 発掘されたカートリッジは、米スミソニアン博物館に収められることとなった。