以下のソフトは一定の頻度で名前を挙げられたものの「普通に遊べる内容」「選評がない」等の理由でノミネートされずに終わっている。
というか、人によっては良作に感じるものも混じってる。
一応2009年が終わるまでは「保留」的な扱いであるため、「購入者が現れ、レビューor選評が届いた」「新たなクソ要素が発覚した」「パッチが当たったら悪化」などがあった場合再考される。
キャラクター(絵・セリフ)などが印象に残り、スレは盛り上りいくつか選評も挙がったが、値崩れが始まり購入者が増えるにつれ、音ゲー板本スレ等で評価が上がり選外へ。
選外ながら話題になったことはある意味オプーナに近いかもしれない。
選評も作られたがスレでは「色々クソ要素はあるが劣化移植の域を出ない」という点で選外とされた。
「アーケード移植物にクソゲーなし」と言う。移植の質を適切に計れるのは限られたファンのみであり、
万人にクソゲーと認知されるのは難しいという意味である。そんな不文律を真っ向から突き崩さんとする怪作が現れた。
PS2「すっごい!アルカナハート2」、開発エコール。
何故か本作は現在アーケードから完全に撤去されている旧バージョン(ver.2.5)の移植である。
発売を数週間後に控え突如発表された謎仕様。よぎる一抹の不安。
「時間の許す限り新バージョン(ver.2.6)の要素を詰め込みました。でも基本は2.5」という
強気か弱気かよく分からない制作チームの発言を受けてなお
「アケ版の練習に使えなくても家庭用単体で面白ければいい」と期待に胸を膨らませるユーザー。
彼らにとって、移植度自体大きな関心事ではなかった。
ただ家庭でアルカナハートを楽しみたいというユーザーの愛を一身に受け誕生した本作。
しかし、それに対する「ハートフル2D対戦アクション(公式)」としての答えは想像の斜め上を行くものであった。
全体的に尋常ではない処理落ち。飛び道具を撃つともっさり、特定キャラでは通常技を出すだけでもっさりという仕様は、
戦いに疲れた格闘ゲーマーに対するスローライフの提案なのか。
処理落ち中はコマンド入力をキャンセルされ、まともな操作が出来ないというユーザーの悲鳴からも、
対戦を否定するハートフルなメッセージが伺える。
また、キャラゲーとしての肝であるグラフィック面においても、
キャラクターが動作している時といない時で解像度に大きな隔たりがあるという心憎い仕様が盛り込まれた。
動作中はまるで全身にモザイクを掛けられているようなSFCかそれ以下を思い起こさせるドット絵に切り替わり、
戦闘を行う姿は醜いという主張が執拗になされている。
最も、発売前に公開されたスクリーンショットには美麗な画面写真のみが映し出されていた所、
単なるメーカーによる騙し討ちであるという意見もある。
その他にも対戦前ロードに18秒等、徹底して戦いを否定する姿勢が貫かれている。
このように、ハートフルを突き詰めた結果、
格闘ゲームとして、キャラクターゲームとしての双方の役割を放棄するに至った本作。
その過剰な愛情に耐え切れず、膝を折る者、そもそも家庭用の発売を無かった事にしようとする者が後を断たぬ中、
「特典のドラマCDに6千円を払った事にする。ゲームはおまけ」
と言い切る苦行者も現れており、人間の強さを垣間見る思いである。
本作の主人公愛乃はぁとの力の源は「愛(公式)」。
前作移植時に「もうこれ以上のものはPS2に入らない。限界」と言いつつ
容量倍増した続編をあっさりPS2で出す辺り、メーカーのPS2ユーザーに対する愛は相当なものと言えなくもない。
そんな彼らにこの言葉を送りたい。
「こんなに苦しいのなら愛などいらぬ!」
アーケードからの移植作である本作は、主に移植機種であるPS2の性能と開発会社の技術力が足かせとなり、
様々な問題を残したままの発売となった。
まずこのゲームをキャラゲー・ギャルゲーとして見たとき、一番に目に付くのは動作時の解像度低下であろう。
立ち絵や非動作時のキャラクター達は綺麗なラインで描かれ、キャラの魅力を存分にアピールしているのだが、
一度動こうものならば、その綺麗だったラインは哀れにも無骨なブロックノイズと成り果て、
キャラはさながらモザイクがかかっているかのような状態になるのだ。
言うなれば、アイドル写真集を購入したら、表紙は高解像度の写真だが、
中を開いたらブロックノイズだらけの低解像度写真が大半を占めており、
アイドルの表情はおろか服装すら満足に観賞できない状況なのである。
キャラゲー・ギャルゲーとして非常に重要な要素であり最も親しむであろう「グラフィック」という点で、
すでにこのゲームはある種の客を投げ捨てているのである。
また、音声に関しても前作より指摘されていた「キャラボイスの音量が一定ではない」という問題があり、
会話中の枠や体力ゲージが小刻みに震えるなど細かい部分での造りの荒さも目立ち、購入者を苛立たせる。
格闘ゲームとして見たとき切り離せないのがアーケードからの移植作という性質上、
購入者にはアーケード版をプレーしている、もしくはプレーしたことがある者が多く存在するであろうということ、
また、格闘ゲームの祭典とも言える「闘劇」にて競われるゲームであるため、
その練習用に購入した者も多いということだ。
そういった者達にとって、PS2版は残念な出来だと言わざる得ない。
現在アーケード版はVer.2.6となっているが、PS2版はVer.2.5プラスαという事で、
最新版の要素が全ては含まれていないということ、
また、前述したようにキャラグラフィックの解像度を落としてまで移植したにも関わらず、
技を出すたびに頻繁に発生する処理落ちのため、入力がキャンセルされる・入力タイミングが変わる、等、
アーケード版とは全く違う操作感覚が要求され、練習に使うことなどは出来ない。
アーケード未経験者には関係ないと思われるだろうが、
処理落ちによりスピーディーな戦闘、爽快感あふれるコンボが阻害される。
また、選んだキャラやアルカナ(スタンドのような存在。
キャラと組合せる事で何百通りもの戦闘スタイルになる)によって処理落ちの程度が変わり、
キャラによっては通常コマンド技ですら処理落ちするため、ライト層は満足に技を出すことも困難となる。
システム面では定番の長いロード(戦闘開始に18秒)や、ステージセレクトがない、
対戦モードの制限時間排除が出来ない等、ユーザーを苛立たせる要素が満載である。
更には、移植に当たって増えたステージはストーリーモードにしか登場せず、
トレーニングモードや対戦モードでは使用できない。
最後に彩として添えられた、雑誌などでの開発者インタビュー記事や開発Blogから読み取れる、
「PS2の低スペックで何とか動かせるよう頑張った」的な自己弁護にはもはや呆れるばかりである。
おもしろいかどうかは、あなた次第(パッケージ裏面より)
価格は高いが、クソ要素が皆無なためノミネートは難しい。本スレで特に不満も出ていない模様。
不具合や不満点がいくつかあるものの、パッチによりどうにかなる問題も多く、
ゲーム自体は超マニア向けだが良質なシューティングのため、ノミネートは難しいとされている
- 参考:撃墜王53596不具合(参考画像)
二十万も不具合がありそう- 買った人の感想
171 :なまえをいれてください:2009/02/23(月) 17:28:43 ID:IvP0zqzG
大往生買ってみたが、黒版1週しかできない実力じゃゲーム部分の差は見つからなかった
気になったとこは起動時のロードとUI周りと初心者向け(チート)モードがゲームを6時間しないと解禁されないとこか
ゲーム部分のロードはステージ間に1〜2秒ぐらいだった
残念ではあったが普通のSTG好きなら楽しめるレベルだとおもた
上級プレイヤーがどう思うかはしらね
作りが粗いがシナリオはかなり良い為、クソゲーというよりはバカゲーといった意見が多い 参考動画(ニコニコ)
選評は出たものの、廃墟の雰囲気とグラフィック、画面インターフェイスなどのトータルイメージが高水準でまとまっており、一部絶賛するファンも。
結局のところ、平凡なガッカリゲーでとどまった。
美しいPV、心に響く音楽と、発売前から一部の注目を集めていた「廃墟探索RPG フラジール」。
操作の悪さがレビューで指摘されていたが、世界観に惹かれたゲーマーにとって操作性は二の次であった。
しかしそんなゲーマーの前に広がった世界は、探索できる箇所は殆ど無く、訪れる場所の大半が地下という、
廃墟とは言い難いコンクリートの世界だった。
長くて狭い一本道を、ただひたすら走るだけの主人公、
ヌンチャクのスティックを傾けたまま、ただひたすら時間を浪費するプレイヤー・・・
しかしそんな時間も長くは続かない。
ホテルの部屋に全部立ち入り、アイテムをフルコンプするまでやり込んでも、クリア時間は12時間。
プレイヤーの心に残ったのは、長いトンネルを走りきったという達成感だった。
蛇足ではないかと言われていた戦闘も、噂どおりのお粗末な出来だった。
武器の故障率がランダムだったり、主人公ができる行動は攻撃のみと、とにかく作りこみが甘い。
一発殴っただけで武器が壊れることもあり、複数武器を持ち歩くことを余儀なくされる。
倒しても倒しても、特定のポイントを通過すれば必ず登場する敵が、探索行為に水を差す。
また、プレイヤーの休憩所とも言えるセーブ箇所にさえ、不便さが滲み出ている。
武器や薬品の売買が出来るアイテム屋の出現が、ランダム。
道具が必要な時に現れない事もあれば、必要ない時に現れて無駄に長い演出を見せられる事も。
アイテムを移動する際は、かばんやゴミ箱がガタガタ揺れる効果が入り、またもやプレイヤーの手を止める。
矛盾を多数抱えたストーリーも、「主人公の記憶だから曖昧なのは仕方ない(開発者談)」。
置いてけぼりのプレイヤーは、主人公以上に、孤独と悲壮感を味わったことだろう。
同じく選評は出たものの、一部の鍛えられた精鋭達はそれなりに満足している感があり、なおかつキャラゲーという点などもあり悪くてもガッカリゲーどまりといったところの模様。
昨年のクソゲー七英雄伝説の興奮も冷めやらぬ一月、早くも最初の地雷が投下された。
「ただのゲームには興味ありません!」と言わんばかりに颯爽と登場したのは、「涼宮ハルヒの激動 wii」である。
「ハルヒと一緒にレッツダンシング!」というキャッチコピーであったが、実際はスターウォーズのライトセイバーで敵の攻撃を防御するような操作性で、到底ダンスとは言い難い代物であった。というか、そういう動きをしないとリモコンの感度が悪くなってしまう。
ならばと画面の中で踊っているキャラクターに合わせてリモコンを振っても、悲しい事にミスとなってしまう。「そう簡単に お前らに サービスはしない涼宮ハルヒの団」の略称がSOS団なのかとプレイヤーに自問自答させるから奥が深い。
難易度も”ただの人間”ではとてもクリア出来ないハードなレベル。そしてその超絶難易度でSランクを取得しないと、代表曲ハレ晴レユカイを聞く事が出来ないという仕様に多くのファンが涙をのんだ。
キャラゲーなのに使えるキャラが非常に少なく、なんと主要キャラの40%が消失。ガンダムで例えるならランバ・ラル、マ・クベ、ドズルがいないのに何故かアカハナがいるという微妙な選考基準もファンの怒りを買った。
人気キャラの一人長門有希のスカートが消えるというバグが発見され、数多の賢者達が胸を躍らせて全裸でTVに向かうも、下着どころか尻まで再構成を忘れていてグロ映像を見せ付けられたというエピソードは後々まで語り継がれるだろう。
参考動画 http://www.nicovideo.jp/watch/sm5955602
涼宮ハルヒの憂鬱という原作タイトル通りに、プレイヤー全員を憂鬱にさせる事で2009年の幕は切って落とされた。
「角川さん、何でこんなゲーム作ったの?」
「禁則事項です♪」