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概要
| 名称 | ダージュオブケルベロス ファイナルファンタジーVII |
| ジャンル | ガンアクションRPG |
| 対応機種 | PS2 |
| 発売元 | スクウェア・エニックス |
| 開発元 | スクウェア・エニックス |
| 発売日 | 2006年1月26日 |
| 価格 | 8,190円（税込） |
| 対象年齢 | CERO:B（12歳以上対象） |
要点
- CGはものすごく綺麗。しかしポリゴンのヴィンセントの後ろ髪はどう見てもワカメ。汚すぎ。
- 「ムービーを見るためにミニゲームをしている」気分。
- カメラ視点が最悪。ぐるんぐるん回って酔うわ酔うわ。
- ヴィンセントの動き遅すぎ、ジャンプ低すぎ、銃の構えも発射も何もかも遅すぎ。
- シューティングゲームなのにリミットブレイクは殴り攻撃。いいのかそれで。
- 当然の如く二週目引継ぎはない。それどころか前のステージは過去の状態でしかプレイできない。
- （例：8章で手に入れた銃やマテリアを、7章で使うことはできない）
- 雰囲気はデビルメイクライをなんちゃってFPSにして、アクション性を極限まで削った感じ。
- ストーリーは全てが後付け設定。後付け設定を軸に物語は進む。
- キャラクターの改悪が酷すぎる。
- 唐突に出てくるGacktに( ﾟдﾟ)ﾎﾟｶｰﾝ
- 更にロリヒロインの出しゃばりと「ヴィンセンとー！」がプレイヤーのやる気を削ぐ。
- FF7一見さんお断り、アクション初心者お断り、さらに3D酔いする人お断り、のお断り三重苦。
- 一言で言うと「後付け満載FF7シューティングもどきヴィンセントファンディスク（Gacktも出るよー！）」
- ま、どうでもいいんですけどね。
2008年現在のDCFF7
発売当初はFF7ファン・新参・クソゲーハンターそれぞれにまんべんなく叩かれた本作だが、2008年現在、その立ち位置は変わりつつある。
一番の大きな出来事は、インターナショナル版の発売だ。
アクションの改善、エクストラミッションの追加、一部難易度での銃の引継ぎなど、システム面が大幅に強化され、
ガンシューティングとしては普通に遊べるレベルのゲーム仕上がっている。過去にクソゲーの名を冠された本作としては、素晴らしい快挙といえるだろう。
また、2007年発売の「クライシスコア ファイナルファンタジーVII」には、本作で散々叩かれたGackt演じる「G」が「ジェネシス」として登場。
いきなりポッと出てきて明後日の方向へ飛んでいった「G」と違い、かなりストーリーに絡み重要なキャラクターである「ジェネシス」は、
Gacktの演技とも相まってFF7ファンからも好評で、「G」の汚名をきっちり返上した。
また「クライシスコア」では本作へ繋がるちょっとした複線も張られており、
まさに「後付け設定に後付け設定で複線を後付けしてそれ自体も後付け設定」とまさに後付けまみれなのであった。
