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段落1段落1段落1段落イタリック1段落1段落1段落1段落1段落1段落1段落1
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色の変更も可能なルール(COLOR(#993333))
サイズの変更も可能なルール(SIZE(10))
両方指定(SIZE(20)COLOR(#333399))
打ち消し線
左寄せ
※本選評はネタバレを含みます。
★作成途中だよ。
■私が確認したバージョン情報
ハード:PS4PRo
ドライブ:内蔵SSD(2050GB Crucial MX300 2.5-inchi SSD)
verision:1.02
■ソフト情報
名称:YIIK: A Postmodern RPG
プラットフォーム:PS4、Nintendo Switch
開発:Ackk Studios
ジャンル:RPG
販売形式:ダウンロード販売のみ
標準価格:1980円
■シナリオ
※シナリオ自体がクソゲーとして賛否両論なので細かく書いています。もちろんネタバレを含みますので注意してください。
1999年、物語の主人公アレックスは街で見かけた猫を追って工場跡地へと向かう。建物の中を進むアレックスは果ての見えない広大な空間にたどり着く。彼は戸惑いながらも好奇心に掻き立てられるのか立ち止まることなく足を進める。そして、その奥で同じように異空間に迷い込んだ少女、サミーと出会うのだった。
アレックスとサミーの二人は元の廃工場になんとか辿り着く。安堵のひとときを迎えた二人はエレベータに乗る。しかし、そのエレベータの戸が開いた先で姿を表したのは異形の生命体だった。
生命体を目の当たりにしたサミーは叫ぶ。
「放して約束したじゃない!もう連れて行かないって!」
その言葉が何を意味しているのかはわからないが、彼女が抱いた恐れは現実となり謎の生命体に連れ去られてしまう。何かの力が働いているのだろうか、連れ去られる彼女の苦悶の表情を浮かべ、瞳からは血の涙を流していた。サミーはアレックスに何度も何度も助けを求める。手を伸ばすアレックス、しかしその手は彼女に届くことはなかった……
超常現象に特化したWEBサイトONISM。そこにサミーの連れ去られる姿が投稿されるたことをきっかけとして、アレックスは友人のマイケル、ゲームセンターの店員ヴェラと連れ去られたサミーの調査を行うことになる。サミーの手がかりとして誘拐された別の少女のことを確認しようとマンサー家に訪れる三人。彼らを迎えたのは失踪した少女の兄、ローリーだった。悲痛な面持ちで当時を語るローリー。一行は彼を加え4人となり、ローリーの妹キャシーの行方を追う。
■キャラクター
アレックス:大学卒業後ニート生活を楽しんでいる。少なくても1留。
サミー:謎の少女。
マイケル:カメラが趣味。
ベラ:ゲーセンの店員。
ローリー:
クラウディオ:レコード店の店長。魔法証書:春の姉妹のインナーを好んで着ている。
ショーンドラ:クラウディオの妹。立ち絵の太ももが見えそうで見えない。
■戦闘関連
○エンカウント
フィールドはランダムエンカウント、ダンジョンやタウンではシンボルエンカウントとなっている。敵シンボルは一度撃破すると一部を除きリポップはしない。タウンでの敵シンボルは街の住人と区別がつかないので注意が必要となる。
○概要
ターンバトル制だが、頻繁にミニゲームが入る。ミニゲームについては糞度が高いので後に別記している。全滅時もHP、PPが全回復し戦闘開始から再戦できる。ペナルティーは特にない。
○バトル中の数字の表記
実際のダメージがとてもわかりにくい。ミニゲーム中に敵へのダメージ演出とともに数字が表示されるが、それは意味のない数字である。ウインドウに表示される「○○にダメージ!」と表現される数字が真値となる。敵キャラに数百もの数字が表示されているのに下のウインドウに「○○に1ダメージ!」と表示されていることもある。
○ミニゲーム
ターンバトルの単調な戦闘を飽きさせないためにか攻撃時、スキル使用時、防御時、逃走時など随所で様々な種類のミニゲームが発生する。このミニゲームは指示されたボタンをタイミングよく押すといったもの等で、これ自体は特にレスポンスが悪い等ということもなくさほど問題ではない。ただし、あまりにも頻繁に入りすぎている。例えば4人パーティで敵が3体出現した場合、1ターンに計7回(味方の攻撃xパーティ人数+敵の攻撃x敵人数、)のミニゲームが発生する。敵の全体攻撃時は仲間全員一人ひとりにミニゲームが発生する。これにより1ターンに10回ミニゲームになることも稀に発生する。これらの過剰なミニゲームにより戦闘時間が間延びし、ゲーム進行のテンポが著しく悪くなっている。
また、ミニゲームの説明がないものや表示が間違っているものがある。特に逃走時のミニゲームで表示ボタンが間違っているのは致命的で、逃走を検討する=危機敵状態に陥っていることがほとんどだと思うが、このボタン間違えに気づくまでは何度も回り込まれ更に危機的状況に追い込まれることになる。
○戦闘バランス
一部例外(後述)があるが、ゲーム全編を通してミニゲームでフルコンボをつなげることを前提に戦闘バランスが調整されている。また、全部のミニゲームをミスすると攻撃時であれば失敗、防御時では大ダメージを喰らうなどのペナルティが発生する。
よって、戦闘の難易度(=ゲームの難易度)はプレイヤースキルに大きく左右される。とは言っても、後述するアシストモードによる緩和措置もあるのでさほど苦労することはないと思われる。
スレで話題になったいくつかのスキルについて触れておく。
「LPスロー」というスキルをアレックスがLV8(選評者は下水道で取得)で覚えるが、これが逆方向にゲームバランスを悪くしているという意見もあるが、偏ったステータスの上げ方をしていなければ、そこまででもない。
例えば、序盤、下水道でLPスローを覚えた直後だと、アレックスの通常コンボ8連のダメージと、LPスロー20連が同程度のダメージである。ただし、LPスローは適当に連打しているだけでもコンボになる上、全体攻撃であるため強スキルであることには変わりはない。しかもこのLPスローは後述するタイムエネルギーを使ったスローモードと相性が悪いのも特徴である。
マイケルは「ヘイトショット」というスキルを初期状態から習得している。前述した画面上の意味不明な数字が低い数字を示すためカススキルのように思えるが、ウインドウを確認すると、多少マシなダメージを与えていることがわかる。一例だが、画面上の演出は[1,1,1,1]でも12ダメージ与えていた。
○タイムエネルギー
L2ボタンを押しっぱなしにしている間、戦闘画面右上に表示されているタイムエネルギーを消費し、ミニゲームの目押しがスローモーションになる。このとき通常だと3回ボタンを連打できる間隔に対し10回連打ができることから約1/3倍くらいに遅くなっていると推測される。このタイムエネルギーを使えばミニゲームのタイミングが取りやすくなり、難易度が劇的に下がる。タイムエネルギーはターン経過や敵からダメージを受けるなどしたときに少しずつ溜まる。
なお、メニューのコンフィグからアシストモードの変更ができる。これをONにするとバトル中にタイムエネルギーのゲージの残量に関わらず無制限に使用することができる。アレックスの通常攻撃および、クラウディオの「武士の心得」の威力があり得ないほど上昇(後で細かい数字書いとこうかな)し、完全にゲームバランスが壊れる。真の意味での救済措置はLPスローよりはこちらのことだろう。
注意事項としては、戦闘をスローにする仕様なので決して戦闘時間が短縮されるわけではない。テンポの悪さはどこまでも健在である。
■システム関連
○キャラクターの成長
経験値を溜めてのレベルアップ方式。レベルアップ時に主人公アレックスについては、どのパラメータにどれだけ割り振るのかを任意で決められるカスタム成長要素がある。
ただし、この割り振りは「マインドダンジョン」と呼ばれる脳内のダンジョンでしか行うことができず、1レベル上げるごとに階段を降りたり会話したりしないといけない。
なお、ダンジョンとは名ばかりで敵も出てこない。メニューで割り振れるように出来なかったのだろうか。
■グラフィック
PS3レベル。
移動時のカクツキが多少気になる。
■BGM
良い。ミニゲーム時にBGMと連動していたらなお良かっただろう。
■バグ
○開始時のバグ
現行のバージョンでセーブデータなしの状態でゲームを新規開始すると、すべてのアイテムがnoneと表示され進行不能になるバグが存在する。この状態ではメニューにステータスやキャラ画像が表示されない、メニューから装備画面を開いたり街から出ようとするとPS4がフリーズするなど様々な現象が起きる。セーブを行いソフトを再起動するなどで正常な状態に復帰することを確認した。
○コンフィグからタイトルに戻る。タイトルからロードすると、たまに決定とキャンセルが入れ替わることがある。画面移動すると直るためこのまま戦闘に入ったことはない。
○ヴェラの「」でタイムエネルギーを使用するとフリーズすることがある。ダンジョンの奥深く、連続ミミック戦でこのバグが発覚したので泣きたくなった。
■その他
○ゲームの進行状況の確認
目的地がわからなくなったときは、メニュー画面のヒントに次の目的地が書かれている。
○シナリオ分岐など
エンディングは二種類用意されている。三種類目が示唆されていたがそれはゲーム外なので、KOTYで審議するべきことではないだろう。
○レスポンス
ボタンのレスポンスが悪いことがある。特にマインドダンジョンの扉の開閉。一度キャンセルをすると、その場では○ボタンを受け付けないことが多かった。
○ゆれる画面
人物に話しかけたときにアップになるのだが、たまにそのまま画面がゆらゆらと揺れ続ける。
○日本語訳
良い。
○決定ボタンの仕様
セーブおよびロードをするときだけ、上書きの確認のみ決定ボタンが「☓」になる。
○自宅前の墓にエアリス
ヴェラのマインドダンジョンに潜ることができるタイミングで自宅前の墓にエアリスが現れる。墓標にはⅦの文字。FF7の墓だろうか、リメイクが死亡するという受け取りもできる。
○
○Tips
ロード時間には画面端にTipsが表示される。
「しっているかい?ほとんどの絵の具は有毒なんだよ」
■所感
全体的に雑。詰め込みすぎ。