2020年 次点

概要    

名称テニス オープン 2020画像 [外部リンク]
ジャンルスポーツ
対応機種NintendoSwitch
発売元Forever Entertainment
開発元Forever Entertainment/ Inlogic Games
発売日2020年12月03日
価 格1000円(税込価格)、DL専用
対象年齢CERO:A(全年齢対象)

参考動画    

選評    

選評1    

テニス オープン 2020

ver 1.0.0
発売日 2020/12/03
ジャンル スポーツ
プラットフォーム Nintendo Switch
価格 1000円(税込)
●ゲーム説明文(公式より引用)
世界トーナメント開催!大会を制するのは誰だ!
実際のテクニックが使える、本格的テニスゲームの登場。
世界各国、25名の選手の中から一人を選んで、プレイがスタートします。16のトーナメント(各4セットマッチ)に加え、大型大会(フランス、アメリカ、オーストラリア、イギリス)を勝ち抜いていきます。
プレイヤーの移動は自動なので、ボールの方向、ドロップやミドルレンジショットなどを選択するのみといった、とてもシンプルな操作方法。
片手での操作も可能ですので、全てのゲームプレイヤーにお楽しみ頂けます。
オプション要素として、選手をカスタマイズしたり、ゲーム内通貨で新しいラケットや服を購入することも可能です。
●概要
シンプルなテニスゲーム。大会に出場しグランドスラムを達成する事が目的。
このゲームの最大の特徴を言うとしたら「試合中の移動は自動で左スティックだけで操作が可能」という所だろう。
ただその特徴が最大の足かせとなっているが……。

●操作方法(コントローラー使用時)
左スティック 上にスライドする事によりサーブやショットの強さやボールのコントロールが可能 下にスライドする事でドロップが打てる
Aボタン メニューで選ぶ
Bボタン 試合前に少しある演出をカット出来る

設定でタッチパネルでも操作可能。その場合も上にスライドでサーブやショット、下にスライドでドロップ。
自動操作は設定などでは変更できない。

●モード説明
・キャリア
地方都市での大会を勝ち抜き、4大大会であるオーストラリア(全豪オープン)、フランス(全仏オープン)、イギリス(ウィンブルドン選手権)、アメリカ(全米オープン)を勝ち抜くモード。
お金を払い出場し、勝利した時と優勝時に賞金が貰える。大会によりセット数やゲーム数が変わる。

・クイックプレイ
難易度、サーフェス(コートの表面)、何ゲームするか、何セットするか、どの選手と戦うかが選べる。
いわゆるカジュアルモード。このモードでも勝利した場合お金が入る。
2人プレイも可能。

・トレーニング
精度、パワー、スタミナ、スピードの能力を上げられるトレーニングモードはすべて「コートにある緑の枠内に打つ」という内容。
各ステータスにつき5回練習すれば終わり。左スティックの絶妙なコントロールを要求される。

・ショップ
ラケットの強化で精度、パワー、スタミナ、スピードを上げられる。

・カスタマイズ
服などを購入する。能力には関係ない。単色の服ばかり。

・幸運のルーレット
このゲームの救済措置。6時間に1回ルーレットを回せて必ず$625~$125000を貰える。


●問題点
・ただただつまらない
キャラは自動移動なので基本的にはスティックでボールを打ち返すだけ。
スマッシュのような技もなくただただコートの端を狙いながらラリーを繰り返す作業に。
試合中左スティック以外での操作がなくすぐ飽きが来る。

・ボールを返せない時がある
自動移動の位置取りが悪いのか普通なら返せるボールでもボールの上を振ったりボールが脇の下を通っていったりボールが体をすり抜けたり振った時背中に通っていく事が多々ある。
同じようなスピードで同じような位置に来たボールでも返せる時と返せない時があるので条件は不明。
特に相手サーブを返す時に発生しやすい。プレイヤーが操作するのはボールの強さと打ち返す位置だけなのでそういうボールを打たれたら空振るしかない。
ラリー中にももちろん発生する。空振るしかない。

・弱いショットに自動移動が対応出来ていない
プレイヤーが使うと100%ポイントを取れる技。単純に左スティックを弱く入力し弱くショットを打ち相手のコートの手前側に入れる。するとボールに向かって必ず突進、そのまま返せずポイントが入る。
突進パターンとしては
「追いつきボールを返すがネットに当たる」(正面に相手選手がいた場合)
「斜めに走るも追いつかず途中で諦めて何故かラケットを構える」「斜めにバタバタ走りながらラケットを振るも全く間に合わず」(相手選手が斜め前にいた場合)
の3種類。弱めに打ってインしたら必ずポイントが入る。相手選手の誰であろうと難易度がハードであろうとも四大大会であろうともポイントが入る。
逆に相手選手が弱いボールを打ってきた場合もプレイヤーも自動移動なので突進してポイントを取られる。
同じように弱く打つドロップだと普通に対処されやすい。

・グラフィックが貧相
全体的にグラフィックが荒い。相手選手のキャラの体は分からない。
試合中プレイヤーと相手選手とコートにある最高速度のメーター以外は動かない。
審判もボールボーイも全く動かない。観客に至ってはダンボールのようなグラフィック。
ボールは後ろの壁をすり抜ける事がかなりあるので(試合には関係ないが)この部分でも手抜きを感じさせられる。

・相手選手
「ケイ」や「ロジャー」のような現実にいる選手名が出てくるがいざ試合が始まるとグラフィックはデッサン人形に服を着せただけのよう。上でも書いたが顔が全く分からず選手名は必要なのかと思うほど。
試合前に顔のイラストが表示されるがあまり似ていない。
選手によってプレイスタイルが違うということもなく、能力の確認も出来ない。そもそも許可を取っているのかも謎。

●その他
・公式では「実際のテクニックが使える」と謳っているがサーブとショットとドロップ以外の技はない。ただ打ち返すのも実際のテクニックではあるが……。
・「世界各国、25名の選手の中から一人を選んで」と書かれているが単純にアバターが選べるだけ。宣伝ポイントと言えるのかは不明。
・クイックプレイやルーレットなどでお金を稼げるため大会に出場するためのお金がなくなり出場できなくなる事が起きないのはまだ良いポイントか。

●総括
「選手は自動操作、ラケットを振るだけでOK」というシステムだが自動操作のせいでただ左スティックだけでボールを打ち返すだけのゲームになっている。
スマッシュのような気持ちいい技もなく左スティックだけで単調にボールを打ち合うだけ。
おまけに自動操作のせいで変な位置にいてラケットにボールが当たらない事があるので更にストレスがたまる仕様に。
説明文には「本格的テニスゲーム」と書かれているが、全体的に見ても本格的な要素は一切見当たらない。