2018年 次点

概要    

名称リトルドラゴンズカフェ -ひみつの竜とふしぎな島-https://store.playstation.com/ja-jp/product/JP0507-CUSA12245_00-LDCJAPAN00000000[外部リンク]https://ec.nintendo.com/JP/ja/titles/70010000011232[外部リンク]
ジャンルアドベンチャー
対応機種PS4/NintendoSwitch
発売元マーベラス
企画・開発TOYBOX/Appci
発売日2018年08日30日
価 格5800円(税抜き価格)
パッケージ版・ダウンロード版
対象年齢CERO:A(全年齢対象)

参考動画    

PV

選評    

選評1    

リトルドラゴンズカフェ -ひみつの竜とふしぎな島-
ジャンル:ドラマチック冒険生活ゲーム
プレイ人数:1人
CERO:A
発売日:2018年8月24日
価格:5800円+税(パッケージ版・ダウンロード版ともに)
対応ハード:PlayStation4・Nintendo Switch

■売り文句(公式サイトより抜粋)
「ドラゴンと一緒にファンタジー世界で冒険生活♪」
「『牧場物語』生みの親が送るオリジナル完全新作」
「ファンタジー世界のカフェで紡がれる心温まる物語」

■プロローグ
むかしむかし、はるか遠い国でのお話。
大陸のはずれの小さな橋でつながった島に、その小さなカフェはありました。
料理の評判がとても良く、つかれたからだを休める宿としても利用され、
近くを通る旅人たちの憩いの場として繁盛していたといいます。
カフェで料理を振る舞う母親とそれを手伝う双子の子供たちは、
お客さんたちの笑顔に囲まれながら安らかな日々を過ごしていました。
そんなある日のこと、不思議なことが起こりました。
どういうわけか、母親が目を覚まさなくなってしまったのです。
途方にくれる双子の前に、突然現れたのはあやしい老人でした。
何やら事情を知っていそうな老人。
ほかになすすべもない双子は、わらにもすがる気持ちで老人に頼ります。
老人が輝く光の中から取り出したのは、なんとドラゴンの卵でした。
「そういえば、母さんのからだにはドラゴンの血が流れていると聞いたことがある。」
老人は「この卵から生まれるドラゴンが母親の命を救う鍵になる」と言いました。
双子は半信半疑です。それでも自分たちにできることをやるしかありません。
老人の誘いでまずは腹ごしらえとご飯を食べていると、カタカタと卵が動き始めました。
こうして、物語の鍵を握る、愛くるしいドラゴンが誕生したのです。
ほとんど何もできない双子の兄妹が母親を救うため、奮闘する日々のはじまりです。

■売り文句と内容の乖離
「冒険生活」を送ることができない。主人公(双子のうちどちらか選択)は、カフェで料理をつくる材料を集めに外出しなくてはならないが、それが「冒険」なのである。フィールドにある食材ポイントを探して食材を入手する、ただの「採集」である。
また、「牧場物語の生みの親~」という謳い文句が各サイトで見られ、「牧場物語」シリーズや、よりファンタジー色を強めた「ルーンファクトリー」シリーズのようなゲーム、と誤認させた。両者とも、最新ソフトは3DS、良作ということもあり、
NSでの完全新作に期待したファンが多かった(著者もその一人である)。残念だが、現実はそうではなく、システム面の大幅な削減(恋愛・結婚、畑仕事、釣り、牧場などなど)が見られた。
しかし、あくまでも「リトルドラゴンズカフェ」のクソさを紹介したいため、「牧場物語」「ルーンファクトリー」との比較はなるべく避けて記載する。

■ざっくりとしたゲーム概要
食材集め→さぼりを叱りに戻る&リズムゲー→食材集め→さぼり(略)→就寝

■カフェが経営できない
「経営」というと、お金やそれに代わる通貨的なもののやりとりが発生するイメージがあるが、リトルドラゴンズカフェ(以下リトドラ)において、通貨の概念はない。よって、いくらカフェで料理を出そうが、収入はない。経営とは一体何なのか。
収入の代わりとして、カフェを訪れるお客さんに話しかけると食材を分けてもらえる(こともある)。頼まれた料理を渡さないと食材をくれない(こともある)。しかし、食材をわけてもらうには、お客さんと仲良くなる必要がある。
食材を絶やさず、おいしい料理を提供する→カフェの評判が上がる→お客さんが心を開いてくれる→悩みを聞いて解決→食材をもらう→(ループ)
となっているのだが、これはカフェ経営といえるのか。
また、「個性あふれるお客さん(公式サイト)」が来店するのだが、個性というかクソ客。一例として、「皿を投げる」「食い逃げする」といった客がいる。また、料理が出てこないとイラついて帰ってしまう。
また、カフェには従業員が欠かせない。双子のうちどちらかが主人公になり、もう一方とカフェのスタッフが(主人公不在の間)カフェをきりもりしてくれる……はずなのだが、
まるで機能していない。スタッフはとにかくさぼる。さぼりまくる。主人公が食材探しの冒険(笑)にでかけている間、「スタッフがさぼっている」という通知が来る。
そのつど、カフェにもどってさぼっているスタッフを注意しなくてはならず、食材集めがままならない。スタッフといくら仲良くなってもさぼる。
さぼらずとも、客が食事中なのに掃き掃除を始めたりする。
また、カフェの評判があがると、カフェ内の人数が増えていき、身動きが取れない・かくつきがひどいといった状態になる(NPCはすり抜けできない)。
カフェ経営系のゲームによくある、内外装変更もできない。ちょっと広くなるだけ。

■キャラクターがクソ
イラスト・モデリングはかわいい。「牧場物語」と同じ人がイラスト担当していて、安心……ではない。
かわいいのは見た目だけ。スタッフや客のクソさは前述したとおりである。
また、せっかくかわいいドラゴンも、空を飛べるようになるのは終盤、見た目は段階を経て変わるが、
プレイヤーの意思で自由に変えられるのは色だけ。
しかも、その色素を含む料理を食べさせまくるという面倒な作業付き。

■ゲーム内の時間が足りない
公式サイト内ですら深夜1時に寝て朝6時に起きる生活を標準としているクソブラックぶり。採集ポイントで食材を集めてカフェで料理をつくる、たったこれだけなのに時間が足りない。
 ・スタッフの接客がクソなので採集途中でも帰らなくてはならない(ほっとくとカフェの評判が下がる)
 ・なのに客が増えるので採集ポイントをひたすらまわらなくてはならない。
 ・一度入手した食材は畑から収穫可能だが、ボタン1つ、押すだけで収穫できる。味気ない。
 ・「ほのぼの」という概念などない。

■システム面
まず全体マップがない。公式サイトにはある。パッケージ版の箱の中に小っちゃいのならある。ゲーム内にはない。なぜゲーム内に載せなかったのか。
また、取れそうなアイテムが取れない、あきらか降りられそうな段差に引っかかって降りられない、ドラゴンの背中から降りようとしても降りられない、石の上でジャンプするとなぜかかくつきながらフリーズ、
といった移動における問題点もある。ドラゴンに乗り空を飛べるのは終盤のため、それまでは徒歩移動。料理を奪うモンスターがおり、
ドラゴンに狩ってもらう必要があるが、容赦なく襲われ、気づけば料理がない。
さらに、カフェと外の移動の際に、「お着替え」という名のクソ長いロードが発生する。
料理をつくる方法がリズムゲーのような、流れてくる画面を見ながらボタンを押す、という謎仕様。めんどくさい。
つくった料理を客席に運び、またキッチンに戻り、の繰り返し(ただし、前述のとおり従業員も客もクソ、かくつきとぎゅうぎゅう詰めの中の作業となる)。
前述のクソ長いロード以外にも、頻繁にロードが発生する。
カメラワーク・ジャンプの感度がかなり悪い。

■シナリオ
プロローグを読まれた方ならお気づきだろうが、「お母さんが倒れた」のに「とりあえずご飯」なのである。
お母さんを助ける、という話なのだが、お母さんはエンディング直前まで部屋で寝てるだけで放置。そしてエンディングで起きる。意味不。
カフェの評判を上げることでシナリオが進むのだが、終盤はベッドで寝まくる(日付を進めまくる)ことで
シナリオが進むので、カフェほっといてひたすら寝るゲーと化す。

■最後に
とにかくクソ。イライラがすごい。これでいてフルプライス。システムがほんとどうしようもない。イライラするのに中身がない。
文面だとうまく伝わらないかと思うので、ぜひスレ住人の皆様にもプレイしていただければ(値崩れしてるし)。

選評2    

◆タイトル :リトルドラゴンズカフェ -ひみつの竜とふしぎな島-
◆ジャンル :ドラマチック冒険生活ゲーム
◆対応ハード:PlayStation 4/Nintendo Switch
◆プレイ人数:1人
◆発売日:2018 年 8 月 30 日(木)
◆Amazonにて Switch:2,048 PS4:2,616 Steam:6,290
◆CERO:A
◆糞だと思った部分
《キャラ》
●スタッフ:ひたすらサボる。設定ではカフェ経営に憧れてる女、元料理人、寝たきりの母の 代わりにカフェ経営をする双子の片割れとなっている奴等も全員サボり魔。成長要素も一切無し。なので注文を待っていてもサボってるスタッフがギターを弾いてたり立ち止まって動かなかったり掃き掃除を始めたりと店が回らないし料理人がサボれば不味い料理が提供される最悪のカフェ。でも評価は下がる事がない。注文取り、配膳、片付けをする頻度がキャラ別に決まっている。もちろん指示は出来ない。一人でもサボれば途端にカフェが回らなくなる。
プレイヤーが手伝えばその日手伝った回数が出されるが無意味。沢山手伝ってもメリット無し。
●主人公:何日寝なくても倒れない社畜過ぎる主人公。ドラゴンは軽く就寝しに行くのでドラゴンよりも強い。
●ドラゴン:度々感情表現をするが躁鬱。喜んだと思いきや突然落ち込んだり怒ってきたりと何を訴えたいのかがさっぱり分からない。なのでコイツといても良い気分にはなれない。指示をしてもすぐに動かない。木の実を拾いに行ってしまっている間は指示を聞かないので無駄な時間がかかる。
バグもあり指示を聞いて動いている時に乗ると降りれなくなる。カフェにスキップトラベルしない限りは永遠に降りれない。
●客:イベントで来る客(以下ゲスト)以外のキャラ(以下モブ)が全員オッサン。いくら女性向けを狙ったメニューにしても来るモブは全員オッサン。かなり違和感がある。※キャバクラではありません
ゲストの設定が無意味。辛いものが好き、熱いものが苦手等あるが全部無意味。メニューが苦手だらけでも美味いと言う。

《システム》
●経営:真面目にやっても無駄。金の概念も無く着せ替え、カフェの模様替え、改装も無い。評判は上がるしかなく下がらない。イベント進行フラグでしかない。
クリア後はたとえ食材0で提供無し経営しててもデメリットは一切無し。むしろ無駄に食材が減らないのでメリットになる。ひたすら寝まくってもデメリットは一切無し。
●料理人:最低ランクの食材の在庫が切れた時はワンランク上の食材を勝手に使う。これによりその料理のハードルが上がる。食材のランクを最低に戻すと評価が下がる(下がっても特にデメリット無いけど)。もちろんロック機能無し。
●料理:音ゲーの出来によって完成度が変わるが無意味。隠し味の設定も出来るが無意味。評判は上がる事しか出来ないので最低ランクで隠し味無しでも客足は増えるばかり。
●カフェの手伝い:注文を取る、料理運び、皿を洗う、サボり魔共の注意。これだけなのだがまとめてやれない。注文は一人ずつしか取れない、注文を取った状態でサボりを叱れない、料理は一つずつしか運べないし叱れry、使用済みの皿も一枚ずつしか運べないし叱ryと効率が悪くカフェがまともに回らない。プレイヤーキャラは運ぶと鈍足になる。(他のスタッフはならない)スタッフに押されて客の元に辿り着きにくい。スタッフの動く軌道を予知して行動しなければ客の元へは行けない。
●スタッフの配置:料理人と双子の片割れが叱りづらい場所にいる。料理人は食材棚の近くにいる為叱ろうとしたら食材棚を開いてしまう。片割れは出入口付近にいる為叱ろうとしたら外に出るといった事故が起こる。話すのにコツがいる。
●畑:耕し、水やりは不要。一度採った野菜、果物、肉、卵はここで採れるのだが…。序盤は種類が少ないが採れる個数は多い。しかし中盤から種類が増えるのに反比例して個数が減る。一種類につき一つしか採れない事は当たり前になり無意味と化す。
●アイテムドロップ:鳥に当たると肉を落とすが崖や壁近くで倒すと肉が海に落下したり壁に引っかかりして採れなくなる。倒す位置の配慮をせねばならず無駄な手間がかかる。
●マップ:ゲーム内には用意されていない。パッケージ版のケース内、公式サイトにはおおよそのマップがある。マップが広くレシピ、食材集めをするのに苦労する。
●不親切:イベントで特別な料理を作る時に必要なレシピと食材集めをノーヒントでやる事になる。特別な料理のレシピのかけら(ヒントあり)を貰う時にも料理を作るのだがレシピが見付けづらい料理(ヒント無し)も要求される情報無しでいつの間にか釣り堀が出来ているといった様に探索した場所も念入りに探索しないと見付けられないといっためんどくさい仕様になっている。
●ロード:OPから長いロード→カフェの外装が映されながら解説→長いロードとゲーム開始早々でこれ。毎回一番よく使うカフェの出入りで長いロード。(約5秒ぐらい)
●無駄な手間をかけさせる:例1 レシピの切れ端を4つ集めるとレシピが完成!かと思いきや集めたら魔法使いの爺に話さないとレシピの追加がされない。
例2 ドラゴンに与える料理を作る時一々音ゲーをしないと作れない。一気に2、3個作るといった事が出来ない。1個ずつ音ゲーをして完成させる。

《操作性》
●ボタンを一回押しただけではジャンプしてくれない時がある。確実に跳ぶには二段ジャンプする要領で操作しないといけない。
※ハード本体にもSDカードにもデータが半分も行かないくらいしか無いので完全にゲーム側の問題。
たまに段差に引っかかる。引っかかって空中浮遊する。ドラゴンも飛べる様になるのは終盤+コイツも二段ジャンプする要領でいかないといけない。

《ストーリー》
●単調:悩み事のあるゲストが来る→この料理食べたい→この味です!!→完のパターンしかない。段々イベントに新鮮味を感じなくなる。
●システムの手抜き:カフェの拡張もドラゴンの成長もここで済ます。カフェは魔法使いが魔法ででかくするのだがこれにも問題点がある。でかくした部分は三、四階のみ。宿を作って大きくなったドラゴン用の寝室を作るといった事をするが宿はイベントでしか使われずクリア後は一切使われないものになる。ドラゴン用寝室も普段まず行かない宿にある梯子を登るといったを教えてくれない。ドラゴンは寝る時に糞をするのだがこれは食材のレア度を高めたり生簀、畑の出来を速める便利なアイテムなので困る。
●クリア後:やれる事は食材、レシピ集めくらい。PS4はトロフィーを貰えるがSwitchは何も貰えないのでやる意味無し。

《探索でイラつくポイント》
●スタッフがサボると\ピコーン/の音と共にスタッフがサボっています。と一々メッセージが出る。一人サボる事に音と表示が出てくる。
●am 00:00になるか寝るかすると強制的に今日の店の状況を見せられる。スタッフの状況(楽々、あたふた、ピンチ!の三段階)があるがスタッフはサボりまくるのでよくピンチ!を見せられる。評価(幸せ、最高、普通、イマイチの四段階)もスタッフがサボりまくり店がろくに回っていないのでよく普通、イマイチになっている。スタッフの無能さを毎度毎度見る事に。
スタッフがサボる度に叱りに行き一番忙しい昼時にプレイヤーが手伝いまくれば最高、幸せを出せる可能性がようやく出てくる。
●ドラゴンに乗るのと草刈りの指示がAボタンなのでドラゴンに乗ろうとしたら草刈りの指示をしてしまうといった事が起こる。指示を聞いている間に乗ると降りれなくなるバグがあるので非常に厄介。
※カフェ周辺の草はバグってたまに表示されない時があるので要注意。
乗ると拾うもAボタンなので拾おうとしたら乗るといった事もよく起こる。ドラゴンは主人公の近くに寄ってくるので逃げるように拾う等の工夫が必要。
●敵に当たると持っている料理を一つ奪われるが一匹につき無限に取ってくる仕様なので高台に逃げようとして段差に引っかかり複数回ヒットして大量に奪われるといった事も起こる。

《まとめ》
様々な要素が意味を成していない。技術不足、手抜きが露骨に分かる。叩けば叩くほど不満点が出てくる。過去作で培ってきた信用は大きく失った事に間違いはないだろう。