2018年 次点

概要    

名称FIRE PRO WRESTLING WORLD(ファイヤープロレスリング ワールド)https://store.playstation.com/ja-jp/product/JP0365-CUSA07727_00-FIREPROWRESTLING[外部リンク]
ジャンルアクション
対応機種PS4
発売元スパイク・チュンソフト
開発元スパイク・チュンソフト
発売日2018年08月09日
価 格通常版5800円、限定版・デジタルデラックス版9800円(共に税抜き価格)
パッケージ版・ダウンロード版
対象年齢CERO:B(12才以上対象)
参考デジタルデラックス版にDLCとテーマが付属

参考動画    

その他    

Steam版も発売されているがここでは扱わない。

選評    

選評1    

ファイヤープロレスリング ワールド
開発: スパイク・チュンソフト
発売日: 2018年8月9日発売
価格: 通常版5800円
限定版9800円
※オリジナルのTシャツ、フィギュア、タオル、レスラー名鑑同梱

●ゲーム概要
PCエンジンより続くプロレスゲームの代表的作品
2005年発売のファイプロリターンズ(PS2)から12年ぶりの正当な続編として、基本的なシステムを継承し
2017年7月よりSteamにてアーリーアクセス版が先行発売を開始、オンライン対戦、エディットレスラーの共有等の要素が追加される。
PS4版はSteam版に新日本プロレスとのコラボによる実在選手の収録、ストーリーモードを追加する内容で発売された。

●問題点
・収録選手の大幅な減少
前作、リターンズでは300人以上の選手(実在選手のパロディ)が収録されていたのに対し
初期状態で使用できる選手が、新日本プロレス所属選手39人、架空の選手29人のみ
過去作に収録されていた選手はエディット用パーツのみ収録されており、自分で作成するか
オンラインで他のユーザーが作成したものをダウンロードする必要がある。
また、新日本プロレス選手の内、jrヘビー級選手は殆どがDLC販売であり
サンダーライガーやタイガーマスクと言った有名選手すら収録されていない。

・処理の重さ
試合、エディトモードを問わず、一瞬、ゲームのフリーズが多発、バトルロイヤルなど多数の選手が表示されると処理落ちが発生する。
組んでタイミングよくボタンを押して技をかけるシステムとしては致命的。

・深刻なバグ
セーブデータを破損させるバグが発生、原因がエディットレスラー登録数が増えると発生しやすくなり
やりこんでいるプレイヤーほど泣きを見ることに。
負傷欠場中である高山善廣選手を追加するDLCを購入するとゲームを起動する度に高山選手が増殖するバグが発生。
高山バグと呼ばれ、高山選手を支援どころか悪いイメージを与えかねないバグである。
試合時に選手の体のパーツが消失するバグが発生、実在選手使用時に発生すると非常に不謹慎な光景である。

・オンライン関連
手動操作でのオンライン対戦時は前述の処理の重さが更に悪化し、まともな対戦はほぼ成立しない常時処理落ち状態
CPU同士のロジック対戦は問題なく動作するが、そもそもオンラインに人が少なくマッチングしにくい。
対戦結果がプレイヤー同士で別々だったとの報告もあり。
FPW.NETというサイトでエディットレスラーをアップロード、ダウンロード出来るが
ダウンロードした選手を使うには一度ゲームを再起動した後、選手データを団体に所属させる手順が必要。
エディットレスラー自体もユーザー作成の為、クオリティが玉石混交であり上記の作業を行って
実際に使用して見ないと良し悪しが判断できない。
前述のFPW.NETはアップロードが反映されない、ページがまともに表示されない等の報告あり。

・ストーリーモード
本作の監督を名乗る松本朋幸が担当し、2017年の新日本プロレスに新人レスラーが入団するという設定であるが
主人公が先輩レスラーに「オナシャス」と発言する、新人にも関わらずG1クライマックスに出場するなどリアリティの無さから
新日本プロレスファンからの反応は良くない。

●メーカーの対応
発売後、数々の問題点が発覚し、ユーザーよりファイプロ公式及び、松本朋幸のTwitterに多数のクレーム問い合わせが寄せられ
修正パッチが不定期で配信されているが、処理落ちを軽減する為に60FPSから30FPSにする
セーブデータの破損防止の為、エディットレスラーの登録上限数に制限がかかる、オンラインの重さは殆ど改善されない
新たに別のバグが発生する、不具合が治っていないのに技データを追加するなど、場当たり的なものばかりで改善には至っていない。
DLCの発売スケジュールも延期を重ね、未だ正確な発売日は確定せずシーズンパス購入者からは不安の声が上がっている。

●まとめ
12年ぶりのシリーズ新作、新日本プロレスとのコラボによりファンの期待は高まっていたが
ゲーム以前に製品として多くの問題点を抱えたまま発売され、期待を完全に裏切ったと言える。

選評2(Ver.1.09)    

※この選評は前作と比較している部分があり、修正が必要とされている。

ファイヤープロレスリング ワールド
開発: スパイク・チュンソフト
発売日: 2018年8月9日発売
価格: 通常版5800円
限定版9800円
※オリジナルのTシャツ、フィギュア、タオル、レスラー名鑑同梱

●ゲーム概要
PCエンジンより続くプロレスゲームの代表的作品
2005年発売のファイプロリターンズ(PS2)から12年ぶりの正当な続編として、基本的なシステムを継承し
2017年7月よりSteamにてアーリーアクセス版が先行発売を開始、オンライン対戦、エディットレスラーの共有等の要素が追加される。
PS4版はSteam版に新日本プロレスとのコラボによる実在選手の収録、ストーリーモードを追加する内容で発売された。

●問題点
・収録選手の大幅な減少
前作、リターンズでは300人以上の選手(実在選手のパロディ)が収録されていたのに対し
初期状態で使用できる選手が、新日本プロレス所属選手39人、架空の選手29人のみ
過去作に収録されていた選手はエディット用パーツのみ収録されており、自分で作成するか
オンラインで他のユーザーが作成したものをダウンロードする必要がある。
また、新日本プロレス選手の内、jrヘビー級選手は殆どがDLC販売(来年DLC配信予定)
サンダーライガーやタイガーマスクと言った有名選手すら収録されていない。

・ロード時間が長い
何度かのパッチによりロード時間の軽減がなされているが、それでもまだ時間がかかっている。
▶タイトル画面までに20~25秒
▶試合選択後入場まで15~20秒

・入場テーマ曲の少なさ
既存の新日収録選手で入場テーマ曲が入っているのは
 棚橋、本間、KUSIDA、オカダ、石井、矢野、YOSHI-HASHI、邪道&外道
 EVIL、SANADA、BUSHI、ヒロム、飯塚、金丸、デスぺ、ケニー、飯伏
後はヤングライオンのテーマもあり
コラボであるのに、半数の選手にテーマ曲が入っていない(オリジナル6種に変更されている)
人気レスラーの内藤や鈴木に入場テーマがないのは非常にマイナスである。
後日、カスサンの実装構想があると本作の監督を名乗る松本朋幸(ともぞう監督)が語っていたが
実装予定すら立てられていない。

・CPU思考
Ver.1.09にてタッグマッチにおける試合終盤のタッチ思考の改善がなされたが、逆に試合が決着しにくくなってしまった。
特に新日収録選手はロジックがそのままなので、より顕著になった。
以前からの問題としてハンマースルー(ロープスルー)での技の決まりにくさがある。
▶技をかけずにそのまま体当たりする
▶エプロン近くでのハンマースルーで自らコーナーポストにぶつかりに行く
さらに本来つなぎ技である中技に、ロジック(相手のダメージ大)に1%でも数値があると
ヘッドロックなどの序盤のセオリー技でも使用してしまいギブアップを取ってしまう。
エディット選手ならば0%で回避できても新日収録選手は5~7%振っているため回避できない。

・試合乱入
試合前のルール設定で発生率(無し・低い・普通・高い)を選択することが可能。
使用選手の同チーム(同ユニット)の選手がランダムで乱入するが、乱入選手のコスチュームが4種埋まっていない
エディット選手の場合、外見がモブのジョン・スミス選手になる可能性がある。
(コスチューム決定もランダムのため)
特に乱入が女性レスラーだった場合、見た目はジョン・スミスで声は女性という事も発生する。

・ミッションモード
基本的な操作から、プロレス的な要求(試合評価を上げてわざと負けろ等)まで多岐にわたる。
最初の方では操作説明があるのだが、途中から何のレクチャーもない場外への飛び技や金網上からの飛び技を要求される。
(使用しない状態で勝っても勿論未達成、例に挙げたのは状況・タイミングが厳しい初見殺しのミッション)

・エディットモード
レスラー、レフェリー、チーム、リング、ベルトを作成することができる。
特に問題のレスラーエディットを例に挙げると
ネーム&プロフィール、外見(レスラーメイク)、スキル、パラメータ、技、CPUロジックを設定する
(スキル・パラメータはエディットポイントの範囲内で設定)
この中で、外見のパーツや技でのソートが1操作事に外れてしまい、非常にストレスがかかる。
レスラー1体を作成するのに数時間かかる場合があるので、非常に苦痛である。

・オンライン関連
手動操作でのオンライン対戦時は、Wi-Fi同士ではまともな対戦はほぼ成立しない常時処理落ち状態(有線推奨)
試合中もラグが発生するため、タイミングよくボタンを押して技をかけるシステムとしては致命的。
試合開始後にラグ落ちするとCOMが代走する。
CPU同士のロジック対戦は問題なく動作するが、そもそもオンラインに人が少なくマッチングしにくい。
対戦結果がプレイヤー同士で別々だったとの報告もあり。
FPW.NETというサイトでエディットレスラーをアップロード、ダウンロード出来るが
ダウンロードした選手を使うには一度ゲームを再起動した後、選手データを団体に所属させる手順が必要。
エディットレスラー自体もユーザー作成の為、クオリティが玉石混交であり上記の作業を行って
実際に使用して見ないと良し悪しが判断できない。
前述のFPW.NETはアップロードが反映されない、ページがまともに表示されない等の報告あり。

・ファイティングロード
松本朋幸(ともぞう監督)がストーリーを担当し、2017年の新日本プロレスに新人レスラーが入団するという設定であるが
主人公が先輩レスラーに「オナシャス」と発言する、新人にも関わらずG1クライマックスに出場するなどリアリティの無さから
新日本プロレスファンからの反応は良くない。

●メーカーの対応
発売後、数々の問題点が発覚し、ユーザーよりファイプロ公式及び、松本朋幸のTwitterに多数のクレーム問い合わせが寄せられ
修正パッチが不定期で配信されているが、処理落ちを軽減する為に60FPSから30FPSにする(その後すぐにバレて戻す)
セーブデータの破損防止の為、エディットレスラーの登録上限数に制限がかかる、オンラインの重さは殆ど改善されない
新たに別のバグが発生する、不具合が治っていないのに技データを追加するなど、場当たり的なものばかりで改善には至っていない。
DLCの発売スケジュールも延期を重ね、未だ正確な発売日は確定せず(来年2月予定?)
シーズンパス購入者からは不安の声が上がっている。

●まとめ
12年ぶりのシリーズ新作、新日本プロレスとのコラボによりファンの期待は高まっていたが
ゲーム以前に製品として多くの問題点を抱えたまま発売され、期待を完全に裏切ったと言える。