概要
名称 | エルヴァンディア ストーリー | |
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ジャンル | シミュレーションRPG |
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対応機種 | PS2 |
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発売・開発元 | スパイク |
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発売日 | 2007年4月26日 |
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価格 | 7140円(税込) |
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対象年齢 | CERO:A(全年齢対象) |
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例年ならばオブザイヤーレベルのクソゲーではあったが、如何せん相手が悪かった。
動画・画像
ニコニコ動画でのプレイ動画
要点
- 発売前から、地雷と判断されていた。(→見えている地雷)
- グラフィックが二世代前とまで言われるほど貧相。
- かなりヌルめの戦闘バランス。
- とは言ってもクリティカルはアホみたいにダメージを受ける。(3倍ダメージ)
- ダメージ計算が(攻撃力×必殺修正)-防御力のため、例えばHP20で防御10の相手に攻撃10でアタックしても普段はノーダメージだがクリティカルの場合死ぬ。
- 世界観などがファイアーエムブレムシリーズに似ていたために、戦闘バランスに不満が出た、と言えない訳でもない。
それを考慮しても充分にひどい有様なのだが。
- 戦略性に欠けるマップ。
- 敵からのアイテム入手が非常に多くテンポが悪い。(装備してない武器、持っているアイテムを全てドロップする)
- 耐久性が30越えしている武器がたくさんあってもどうしろと?
- エルヴァンディアゴー!(→○○ゴー!)
- アニメがとても貧相。
- 電波なストーリー
- 王子が崖から謎の転落死。
- 闇エンディングでの主人公アシュレイの電波具合。
- 凧兵部隊のカイト部隊。
- 真のラスボスの声がボイスチェンジャー。
- マンガがあったりする。
- 実は、アニメなどメディアミックスする計画があったらしい。当然ながら中止になった。
- 音楽は評価できる出来。
- 最近になってファイアーエムブレム蒼炎の軌跡から明らかにシステム等盗作をしている事実が判明した。
- 必殺が出たときのダメージ計算を除く計算式が全て同じ。
- 鍵や魔法を使わず、攻撃で破壊することでも扉を開けることができるというシステム。
- HPを除く初期ステータスがアイクとアシュレイは同じ。ついでに前傾姿勢で剣を横に構え、切り下げ追撃では切り上げする戦闘シーンの攻撃モーションも似ている。
名前 | HP | 力 (体力) | 魔力 | 技 (器用) | 速さ (敏捷) | 幸運 | 守備 (物防) | 魔防 | 移動力 |
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アイク | 19 | 5 | 1 | 6 | 7 | 6 | 5 | 0 | 6 |
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アシュレイ | 20 |
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- 下級職の最大パラメーターが同じ。全ての職でHPと幸運は40でカンストで共通、他のパラメータは下記の3パターン。
パターン別 | HP | 体力 (力) | 魔力 | 器用 (技) | 敏捷 (速さ) | 幸運 | 物防 (守備) | 魔防 |
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A | 40 | 20 | 15 | 20 | 20 | 40 | 20 | 15 |
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B | 20 |
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C | 10 | 20 | 10 |
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なお、総評でもいわれているのだが、最近では貴重である「笑えるクソゲー」として評価されている。
総評からこの部分を抜粋
そして発売前から「見えている地雷」と評価されていた「エルヴァンディアストーリー」が投下された。
二世代前のグラフィック、貧相すぎるアニメーション、微妙なゲーム内容、電波ストーリーを兼ね備えており、
さらにボイスチェンジャーを使用したボスボイスが絶望感を生み出すことに成功している。
「ぃよーくぞきたアーキレイよ、さぁ、私のケチン、訃音の剣を返しておくれ!(CV・万引き女)」「アークレイよ・・・、その女の要否に惑わされて経ならぬz・・・その女こそ、争いの元・・・・。(CV・元空き巣)
なによりステージ開始時の「エルヴァンディアゴー」の掛け声が絶妙な味わいを生み出し、
このゲームの格調を上げていたと言えるだろう。
その牧歌的とも言える雰囲気がスレ住民の荒んだ心に一服の清涼剤となった……のかもしれない。
この作品は昨今貴重な存在となってきている「笑えるクソゲー」として評価され、
その存在の大切さを我々に教えてくれた。
選評案