2020年 次点

概要    

名称Dreaming Canvas画像 [外部リンク]
ジャンルアドベンチャー/カジュアル
対応機種PS4
発売元Playstige Interactive
開発元Playstige Interactive
発売日2020年07月01日
価 格440円(税込価格)、DL専用
対象年齢CERO:A(全年齢対象)
参考NintendoSwitch版は国内未発売

参考動画    

選評    

選評1    

Dreaming Canvas

ジャンル アドベンチャー、カジュアル
発売元 playstige
プラットフォーム PS4
価格 440円(税込)

ゲーム説明(PS4ストアからの引用)
ドリーミングキャンバスでは、目的地を自由に選択し、自分のペースで探索できます。 あなたの旅に沿って興味深い他の旅行者に会い、有名な画家からの感動的なアートの引用を聞いて、風景の周りに散らばっているキャンバスを見つけてください...
キャンバスを見つけたら、夢の風景を描く準備をしてください...

チュートリアルの文章
Dreaming Canvasでは、初心者でも構いません…目的地を自由に選択でき、ゲームプレイ中にいつでも一時停止メニューから別の目的地を選択できます。

それぞれの行き先で、キャンバスを見つけて好きなように絵を描きます。キャンバスの前に立って、右側のメニューを使ってキャンバスに「あなたの気分を反映させます」…
また、各目的地のすべての「感動的なアートの引用符」を集めることを忘れないでください…これらのアートの引用符は点滅する「アートブラシ」のシンボルの周りにあります。

操作
左スティックで移動、右スティックで視点変更、○で決定、×でジャンプ、スタートボタンでオプションを開いたりメインメニューに戻る事ができる。

大体の内容
上記の説明をまとめると5つのマップ(湖のある草原、滝壺、南国、砂漠、雪の降る街)を選び散らばっている旅人に出会いながら名言を見つけキャンバスに絵を描くゲームらしいが…。


問題点
◆キャンバスに絵を描けない
1マップに4個ほど白いキャンバスが置いてあり、(キャンバスの位置には上から光が照らされていて見つけやすい)
商品説明には
>キャンバスを見つけたら、夢の風景を描く準備をしてください
チュートリアルには
>キャンバスを見つけて好きなように絵を描きます
と書いてあるが実際は好きなように、どころか描けない。
白いキャンバスを開く写真のような絵が描いてあり、ツマミで彩度や輝度などの5つのパラメータをいじるだけ。パラメータにはその効果などが書いておらず初見では不便。
キャンバスによって微妙に初期の色彩などが違っていたりするが結局の所元々描いてあるアプリで加工された写真のような絵を色彩調節するだけなのでボタンを押したら真っ白なキャンバスに一瞬で絵が描かれても何の感情もわかない。

◆NPC(旅人)
大体はキャンバスの近くで突っ立っている。1マップに数人ほど。商品説明には
>興味深い他の旅行者に会い、
と書いてあるがただ感情もなく突っ立って風景の一部として描かれるだけ。
絵の評価をしてくれるどころか会話も出来ずキャンバスの近くにただ突っ立っているだけ。旅人感もなく(むしろ住人感がある)、何が興味深いのか不明。
ちなみに旅人の顔を見つめるだけでトロフィーを貰える。
逆にキャンバスに絵を描いてもキャラをあまり見つめていなければ(すぐ描き終えるなど)トロフィーを貰えない場合もある。
トロフィーの要素は「各マップにいるキャラを見つめる」以外ないのでトロコンのしやすさは抜群。
ちなみにプラチナ0、ゴールド2、シルバー3、ブロンズ3とトロフィーのランクはキャラによって微妙に違うがその差は謎。
トロフィー名は「Realism」や「Dadaism」、「Fauvism」などの芸術の思想。
絵を描くゲームなので何故「絵を描いたらトロフィーをゲット」にしなかったのだろうか。

◆名言
>有名な画家からの感動的なアートの引用を聞いて、風景の周りに散らばっているキャンバスを見つけてください...
1マップに固定された名言が数個散らばっているが、どれも直訳感満載で分かりにくい。
抜粋すると
「絵を描くのは方法がわからないときは簡単ですが、行うと非常に困難です」(Edgar Degas)
「私は再び立ち上がるすべてにもかかわらず、私は私の大きな落胆なために私が捨てた鉛筆をとり、私は自分の絵を続けます」(Vincent van Gogh)
「すべてのアーティストが最初にアマチュアでした」(Ralph Emerson)

◆内容がとにかく無い
このゲームの最大のポイント。上に書いた「絵を加工する」「直訳された名言を踏む」以外だとマップをうろつく事しかない。
マップをうろついても出来ることは「椅子くらいの物の上にジャンプして乗る」「ドアがなく何も置いていない家の中に入って出る」くらい。
アイテムもなく、ジャンプ以外のなんらかのアクションを起こすことは不可能。

◆その他
・BGMは良くも悪くもなく、BGMや効果音などの音量はオプションで音量を変えられるためここでは述べない。
・マップは広そうに見えて中途半端な所に見えない壁がある。いかにも何かありそうな城のような建物や岩の上にある架け橋、折れた木の奥などオブジェクトはあるものの行けそうで行けない部分が多くモヤモヤする。
・基本湖や川は歩けないが南国マップでは海の上を歩ける。それがどうしたといったら終わりだが。
・ジャンプが小さく乗れなかったり越えられない物体が多い。なんのためのジャンプだ。
・ジャンプをする時二段ジャンプをしているかのようにカメラワークがガクつく。
・名言だけではなく全体的に直訳なためメインメニューに戻るときは「戻るメインメニュー」を押す。
・PS4ストアの商品説明に「オンラインプレイ必須」と書かれている。実際はオンラインプレイ要素はまったくない。


●まとめ
一言で言うなら「無」。ジャンルの「アドベンチャー」としてもチュートリアルに書いてある「好きな絵を描くゲーム」としても名言集としても成立しておらずそれどころかゲームと言っていいか微妙なライン。面白さを感じる部分は一つもない。
絵を描く達成感もなく、描き終わったあとする事もない。本当に何もない。
ただしローポリのグラフィックや行けない場所のオブジェクトなど作り込んでいる部分もありガワだけは引き寄せられる部分かもしれない。中身はないが。
トロフィーは人を睨むだけで簡単にゲット出来てトロコンも簡単だがその為に440円を出すレベルではない。
最後にこのゲームからそのまま有名な画家の名言を引用する。

「自然からの絵画はオブジェクトをコピーすることはありません」(paul cezanne)