用語集


サメ

【さめ】

  • 白熱した議論(?)を沈静化するための呪文。
  • サメの話しよーぜ。(元ネタは稲中卓球部)
  • スレが上述のゲハ民や、多数の新参者達によって、
    本来の議論が出来ない状況に陥ったときは、サメの話でもして落ち着こう。
  • 要するに(馬鹿はスルーしろ)(空気変えろ)という隠語。
  • 映画「ジョーズ」の影響からか、サメは怖いというイメージが先行しがちであるが、
    人を襲うサメはごく一部であることに留意したい。
  • KOTYスレには、なぜかサメに詳しい者が多く存在する。
  • 彼らもクソゲーという撒き餌に誘われたサメの仲間なのかもしれない。
  • 本来の議論が出来る状況では控えよう。
    • 最近は普通の流れの時にサメ話を始めて(サメ話が出ると反射的に乗ってしまう住人もいる)
      ただ話題を断ち切っただけというサメの話をする方がスレ荒らしというケースも散見される。どんなものでもご利用は計画的に。
  • 最近では新参者にサメの話というと「サメの話なんて関係ない」と言う人がいるので注意。そういう場合もスルーするべき。
  • どうでもいいが、2009年の一時期はサメに代わってそうめんの話がされていた。

質疑応答

【しつぎおうとう】

  • 選評・総評筆者とスレ住人のやりとりのこと。
    • 選評・総評への理解を深めるため必ず行われる。書いて終わりということは絶対にないので注意。
    • 本来の意味は質問とそれに対しての返答のやりとりのこと。
      • 返答なしなら論外となる。
  • あまりに書き方が悪い場合はその指摘・アドバイス(書き方指導)が行われる。
    • 書き方が悪いと読んでも内容がわからず質問もできない上、選評としての意味もないためである。
    • この書き方指導をどう受け止めるかは筆者次第である。書き直すのもあり、反論するのもあり。ただしあまりに無反応なら論外になりうるので注意。

次点

【じてん】

  • 大賞を争ったものの競り負けた作品。数本が受賞する。
    • そのため作品を紹介・評価するときに使われる「次点は狙える」は完全に誤用である。大賞が無理な作品に使うのは間違いである。
  • 異彩を放つ作品、大賞作品より秀でた部分がある作品など、大賞にも引けを取らないクソな作品が揃っている。
  • 大賞は一作に限られることから、たまに「大賞受賞作と違う年にリリースされていれば大賞だった」と言われるような作品が紙一重の差でここに甘んじることになった場合もある。
     

ジャイロ

【じゃいろ】

  • 「ジャイロボール」。野球の球種の1つ。Wikipedia [外部リンク]
  • メジャーWii 投げろ!ジャイロボール!!」がクソだったため、超現象やバグが「ジャイロ○○」と呼ばれることがある。
  • 初出は「メジャーWii パーフェクトクローザー」において、謎の動きで2アウトを取るバグを「ジャイロキャッチ」と呼んだ人がいた事だと思われる。
  • このスレ的には「ヤバい動き」みたいなのを皮肉ったり、褒め殺しするときに使われる。
  • 英単語としてのgyroは「回転する、輪、螺旋」などを表す接頭語であり、ジャイロボールとは「螺旋回転するボール」の意味である。
  • 「ジャイロスコープ機構」という「物体に加わった加速度や傾きを検出する仕組み」を略してジャイロと呼ぶこともあるが上記のジャイロボールとは別物である。
    • 最近のゲーム機やコントローラはジャイロスコープを搭載してゲームに活用するものも増えているため混同に注意。

邪神モッコス

【じゃしんもっこす】

  • 時折スレで話題に上がる、2004年度大賞「ゼノサーガEP2」限定版についてきたフィギュアの蔑称(尊称)。
  • ゲーム中に出演するヒロイン(?)kos-mosをかたどったもの。だが、とにかく造型がえらい事に。
    • 「萌え」どころか「禍々しい」、目から殺人ビームでも発射しそうな表情。
    • 椅子に座らせた姿はどう見たってラスボス。
    • しかも通常版との値段の差は約1万円。(つまりこのフィギュア、驚きのプライス1万円)
  • だが、一部の人間がネタとしてこの般若のようなフィギュアを「邪神像」と称し、崇め奉りはじめた。(参考:邪神モッコス崇拝サイト跡地 [外部リンク])
    • その魂は、クソゲーをこよなく愛する我々に通じる所があるのかも知れない。
  • 邪神モッコスと並び称される邪神もいる。(参考:ニコニコ大百科)
    • 邪神インフィ:Xbox360用ソフト『NINETY-NINE NIGHTS』(通称、N3)のキャラ。香港版の特典として憑いてくる。
    • 邪神シルメリア:PS2用ソフト『ヴァルキリープロファイル2 シルメリア』の初回限定版特典として降臨する。
    • 邪神セイバー:『Fate/Stay Night』のキャラで、中国のアニメ雑誌「動画基地」の付録としてやってくる。
      • この4体をまとめて「メイガス4姉妹」と言うこともあるようだ。

10年に一度のクソゲー

【じゅうねんにいちどのくそげー】

  • 家庭用ゲーム誕生を経て、1986年からなぜか大体10年の周期で現れる史上最凶のクソゲーのこと。他のクソゲーが良ゲーに思えてくる程の精神破壊力を持つ。
  • 現時点では、1986年の「たけしの挑戦状」、1996年の「デスクリムゾン」、2007年の「四八(仮)」、2018年の「RPGツクールMV Trinity」の4本のことを指す。

出版社

【しゅっぱんしゃ】

  • 本来は書籍を発行する会社。ゲーム関係書籍を出しているところもあればそうではないところもある。
  • 販売元として意味も無く出張ってきた場合、クソゲー率が0か100に上昇するお約束がある。特にキャラゲー。
  • 主なところとして、04年と06年に次点作を送り出した角川書店、伝説の2点レビューを生んだ「修羅の門」を輩出した講談社、FCの糞移植「エグゼドエグゼス」等を生んだ徳間書店、コンスタントにクソゲーを出していた東京書籍(トンキンハウス)などがある。

修羅の国

【しゅらのくに】

  • KOTYスレではアダルトゲーム業界、またはアダルトゲーム板のこと。
  • PC向けゲームはコンシューマー向けに比べ、開発陣が小規模である場合が多い等の理由から、コンシューマー向けゲームのユーザーからは想像もつかないような酷いゲームが出ることも多かった。
    その酷烈な世界に対する畏怖、及びその世界で戦い続けるPCゲーマー達への畏敬をこめて「修羅の国」の呼び名が奉られた。
  • 修羅の国のクソゲーの例
    • パッチが13回も当たったが完全にはならなかった。
    • インストーラが入っていない。
    • パッチを当てないと冒頭で必ず強制終了してしまう。
    • アダルトゲームなのにアダルトCGがない。
    • 違法コピー防止のためにウィルスが入っている。
    • そもそも製品をROMに焼き付ける時点でウィルスが入っていた。
    • アンインストールしたらHDDがフォーマットされた。
  • 信じられないかもしれないが、事実である。
  • ただし、アダルトゲームのコンシューマーへの移植についてはそもそも大手の作品でなければほとんど移植まで至らないこと、PCにおける不具合を修正してからリリースできることなどから安牌として扱われていた。
    そのため移植によってバグが激増してKOTY大賞をさらった「戦極姫」は異例といえる。
  • 元ネタは漫画『北斗の拳』に登場する地名・国名。次のような極端な暴力による淘汰を是としている国である。
    • 男子は15歳までに100試合の決闘を行い、生き残った者だけが『修羅』の階級に残れる。
    • その『修羅』ですら個人名を名乗ることを許されない下層の戦闘員。
    • 修羅の国の集落・村同士でも虐殺・略奪を行うのは当然(というかそれを行って名無しの『修羅』から出世する)
      • このような設定から、ファン活動の継続に強靭な精神力を求めるジャンルを「修羅の国」、そこで活動する者たちを「修羅」などと呼ぶようになった。

仕様です。

【しようです。】

  • ソフトの明らかな欠陥や不具合に対し、メーカーないしはそれに準ずる公式の開き直りセリフ。
  • ゲーム業界では至極当たり前のことらしい。ユーザーを馬鹿にしてんのか。
  • 公式からこの発言が飛び出た場合、例え大手メーカーだろうが次世代機だろうがパッチやソフト交換は期待できない。泣いて諦めるか、選評に怒りをぶつけましょう。
  • 《例》
    • ゲームも始まっていないのにゲームオーバーになりましたけど?→メーカー「仕様です。」
    • 移動中は主人公の魔法しか使えませんけど?→メーカー「仕様です。」
    • 魔法回避率が実質的に全体の回避率になっていますが→メーカー「仕様です。」
    • 建物など何もかもが歪んでいますが→メーカー「仕様です。」
    • せっかくの斬新なシステムなのに一人が暴れる場でしかないんですけど→メーカー「仕様です。」
    • 起動させようとすると黒画面のまま動かないんですけど→メーカー「ゲーム機の仕様です。」
    • ホールドしても向きが変わるんですけど?→メーカー「仕様です。」
    • 東京都のシナリオが埋まらないんですが→攻略本「仕様です。」
    • □ボタンが戻らないんですけど→メーカー「仕様です。」
    • ワイヤーの挙動がおかしいんですけど→メーカー「ゲーム機の仕様です。」
    • これ、麻雀として破綻してませんか?→メーカー「仕様です。」
    • Wi-Fiで協力プレイが出来ないんですか?→メーカー「仕様です。」
    • ボス戦のBGMが再生されないんですが→メーカー「仕様です。」
    • 2人プレイで片方がゲームオーバーになるとプレイ中の方もゲームオーバーになるのですが→メーカー「仕様です。」
  • ただし、この言葉で開き直って逃げたメーカーは確実にしっぺ返しを喰らい信用を失う。
    • 主なしっぺ返しとして、後の新作ゲームが例え良作だったとしても売り上げが落ちたりする。
  • 不具合を仕様だと発表してしまう理由は以下に考えられる。
    • 技術レベルが低い、煩雑なソース管理などにより、そもそも不具合を修正するのが困難。
    • 修正から交換対応にかけて、コストがかかりすぎる。
    • プログラマの手が空かない。修正しようとすると、別作品の製造進行に影響が出る。
  • いずれにしろ、ユーザーの理解を超越したこの回答を出せば、その企業の信頼性はガタ落ちすることは請け合いだ。
  • Takedown: Red Sabreの公式にも用いられており、洋の東西を問わないようである。

商品未満

【しょうひんみまん】

  • 酷い手抜きやバグなどで、商業の作品として成立していないといえそうなもの。金返せ。
    • ファミ通で3点や2点がついたものは当てはまることが多い。
  • 08年は、ゲームとして成立しているかどうかすら怪しい作品が大賞を争った。
  • パソコン用の場合、体験版未満とかウィルスまがい(HDDフォーマットとか、システムクラッシュとか)というさらに度が酷いものが存在する。
    • が、人生ゲーム(Wiiウェア)が登場し、体験版未満と評価されたコンシューマー機ゲームが出現することに。
    • 昔は構造上ハード破壊はありえなかったが、現在は多くのハードでHDDやフラッシュメモリ等にシステムが格納されているため、それをソフト的に破壊するものが登場することは考えられる。
    • 家庭用でも他作品のセーブデータを壊すものは存在していたが、2010年、とうとうHDDのキャッシュを消さないと他ゲームの動作に支障をきたす可能性のあるゲームが発売されてしまった。

除外/ジョガイ

【じょがい/じょがい】

  • ゲハやゲハブログなどのお客様が好んで使う謎の単語。
  • 対象から取り除くことを指す言葉であるが、そんなルールは存在しない。基本的に住民は一切使わない。
    • お客様はハード、ソフト、シリーズ、メーカー等ルール外の条件を理由に「除外だ」「除外された」を連呼する。スルー推奨。
  • ルールに定められた対象から外れているものは「対象外」、選評や筆者に起因するものは「論外」「門前払い」「選外」となる。
    • 2021年以降には対象外であるIARC審査ソフトを除外と称する人もいるが、ルールに記載されている以上間違いである。こちらもスルー推奨。
  • まれに「選外」と混同して使っている人も見受けられる。

地雷

【じらい】

  • 期待されていたソフト(商品)が期待はずれであった場合、地雷と表現することがある。
    「期待値未満であることが表面上は分からず、購入して初めて被害に遭う」という点が、踏むまで脅威がわからない兵器である地雷に掛けられた呼び名。
    期待との落差が大きいほど、地雷の火力が高まり、最大限に達すると核爆級(核地雷)と表現される。
  • 転じて、鳴り物入りのクソゲーそのままの喩えとしても用いられる。
  • 公式サイトの雰囲気やPVなどで、購入前から期待外れであることが見え見えな場合は「見えている地雷」という呼ばれ方もされる。(例:エルヴァンディアゴースベリオン)

地雷処理

【じらいしょり】

  • 地雷ゲームの内容を吟味し、報告すること。行った人に敬礼!(`・ω・´)ゞ

シリーズ/シリーズ物

【しりーず/しりーずもの】

  • ある一定の共通点が存在する作品群のことで、世界観や登場人物が同じであることが多い。
  • シリーズの数が多いと言うことは、それだけファンが居るということで、人気のバロメーターにもなっている。
    • その為ユーザーからの評価が厳しくなりがちで、出来の悪いものを出してしまった時は反応が特に辛辣で、ガッカリゲーレベルでもクソゲー認定されがち。
  • KOTYではルール上、ガッカリではとても済まされないようなゲームが対象。
    • 毎年何かしらのシリーズ作品が話題作入りしているが、2011年は7作全てがそれに当てはまり、中には「神ゲー」を生み出した人気シリーズも含まれている。
      • ファンを裏切りブランドに大きな傷を付けたことで、シリーズを追い込んだり終わりにしてしまった出来事は過去多々存在するが、2011年はそれが特に顕著だった。

審議中

【しんぎちゅう】

  • 話題作か選外かを判断するための審議・検証が必要とされたゲームソフトのこと。
  • 最低限の体裁が整った選評があり、大賞を狙える可能性が少しでもあれば審議中入りとなる。
    • 選評があったとしても、KOTYで取り扱ってなければ「対象外」、話題作とのクソ度の大差やアプデ未対応等があれば「門前払い」となり、審議中入りとはならない。
    • 虚無増加によりルール改正等があった2022年以降は大賞を狙える可能性がより重視され、体裁が整っているだけでは審議中入りできないようになっている。

スタージョンの法則

【すたーじょんのほうそく】

  • アメリカのSF作家T・スタージョンが提唱した法則「常に絶対的にそうであるものは存在しない」及び黙示「どんなものも90%はカスである
  • 後者を上下に当てはめれば、
    • 10%は神ゲー
      • さらにその中の10%(= 1%)が神ゲーの中の神ゲー
      • さらにその中の10%(= 0.1%)が伝説となる
    • 80%は神でもクソでもない普通ゲー
    • 10%はクソゲー
      • さらにその中の10%(= 1%)がこのスレで次点以上のクソとされる
      • さらにその中の10%(= 0.1%)が大賞
      • さらにその中の10%(= 0.01%)がクソ神として崇められる

ステマ

【すてま】

  • 「ステルスマーケティング」の略。
  • 消費者にそれと分からないようにして行われる宣伝広告。
    • 第三者を装って行われるヨイショ。要するに「サクラ」。
  • やり口が姑息だとして毛嫌いされる。
    • ただし、根拠もないのにある発言をステマとして騒ぎ立てる輩も存在し、こういう者をステマ厨と呼ぶ。こっちもステマ同様嫌われる。
  • こんな連中を見かけたら
    ( ´,_ゝ`)プッ
    そしてスルーだ。

ストロングスタイル

【すとろんぐすたいる】

  • 目立ったバグもなく、仕様通り完成しているのにクソなゲームのこと。
  • この意味での初出は2009年エロゲ版KOTY総評であり、同大賞『りんかね』を指す言葉として生まれた。
    • 前年の据置次点『』も該当しているが、この頃は使われていなかった。
  • 2010年の据置・携帯大賞は両方ともストロングスタイルであり、この言葉が定着したきっかけともなった。

スルー検定

【するーけんてい】

  • オプーナさんが主催している検定。
    ようするに、クソゲー素人による無茶苦茶なレスはスルーしましょうね、という検定。
  • この検定に受からないとクソゲーを語る権利を失ってしまう。

せっかくだから

【せっかくだから】

  • 《使用例》せっかくだから俺はこの○○を選ぶぜぇ。
  • 神とも魔王とも呼ばれる伝説の「デスクリムゾン」のセリフ。クソゲーを語る上で頻繁にお目にかかる。せっかくだから皆も使ってみようぜぇ。
  • ネットが広範に広まった頃(大体1999~2001年頃)には「デスクリムゾン」関係のセリフはクソゲーハンターたちの共通言語であり、このセリフは流行語となっていた。

説明書

【せつめいしょ】

  • ゲームを買うと必ず付いてくる基本操作方法や物語のあらすじなどが記載されている本。アーケードではインストカードの事を指す。
    • 現在のアーケードゲームでは、インストカードでは説明しきれないため小冊子を配布していることが多い。
  • しかし、伝説のクソゲーにもなると説明書の時点でクソ臭が漂うことが多い。
  • 《例》
    • 「シャーロック・ホームズ 伯爵令嬢誘拐事件」 説明書には「2コントローラーは使用しません」と書いておきながら
      パスワードを入手する、復活するにも2コンが必要
    • 「デスクリムゾン」 説明書は常人には理解不能レベル(好物は焼きビーフンなど)
    • 「アンリミテッド・サガ」 ゲームシステムの十分な説明がなされていない為、チラシと揶揄された。
    • 海外の『ゼルダ:ギャメロンの杖』と『リンク:悪の面々』に至っては説明書なのに操作方法等を一切記載されてない
    • 海外のレールシュー「ヘビーファイア」シリーズのローカライズにおいてヘビーファイア アフガニスタンでは元の説明書から半分以下の5P(モノクロ)にスリム化され、その続編では前作からの使い回しまでされていた。
  • 当たり前の事だが、初めてのゲームなのに説明書を読まずにプレイすると間違いなく詰まるので
    ちゃんと説明書を読んでからプレイする事をオススメする(中古品ともなると説明書が無いこともよくあるが)。
  • かつてのPC系ゲーム機ソフトには中古対策・コピー対策からか説明書を見ないと先へ進めないゲームも多数あった。近年でも「ニノ国」のように分厚いマニュアルがないと事実上先へ進めないゲームが出ている。

選外

【せんがい】

  • 選評は挙げられたものの、他ソフトに比べクソ度が劣る、客観的にみて楽しめる要素が次点以降より多く存在する、などの理由でKOTYに相応しくないと判断されたソフトのこと。
    • 2016年以降は審議中入りしていることが最低限の条件となっている。話題作とクソ度の差がありすぎる場合は選評があったとしても選外にはならず、門前払いとなる。
    • 発売当初はクソゲーだったが、パッチで大幅に改善されて選外に至るケースも有る。
  • 選評が書かれていないソフトに使うのは間違い。それは論外でもなくただの「選評なし(あるいは門前払い)」。
  • 話題作となるか選外となるかは議論の結果次第であり、明確な基準があるわけではない。

選評

【せんぴょう】

  • クソゲーを紹介する文章(いわゆる、KOTYへの推薦文)。これがないと始まらない。書いてる人はえらいっ。
  • クソゲーを踏んだらとりあえず選評を出そう。ただし、箇条書きや詳細に欠ける短文や文体だと即刻お帰り下さいと突っぱねられるため、連投になってもいいので具体的にしっかり書いて欲しい。どこがどうダメなのかを伝えることができれば、あとはみんなが評価しつつ検討してくれるはずだ。
    • 書き方が分からない場合はWikiに載っている過去選評を参考にするように。おすすめの書き方は基本情報(名称、対応機種、発売日、バージョン等)→概要・システム→問題点→総評・まとめの順。
    • スレに選評を投下する際には、連投規制対策としてGoogleドキュメントやWriteningといったワープロソフトを用いるのがおすすめである。
  • よく誤解されているが、選評は総評とは異なり、特にユーモアが求められているわけではない。面白さより「どのような部分がいかにクソであるのか、きちんと分かる」ことが大切。面白さ重視の選評もあるが、近年では詳細さ・正確さを重視した選評のほうが主流になりつつある。その辺は総評を書く皆に任せようということか。
  • 選評を書けば即話題作・審議中入りとなるわけではないので、その辺は勘違いしないように。というか、書いてみて本当にクソゲーなのかもしっかり考えていくこと。
    • 選評に対しての質疑応答やなりすまし対策のトリップは必須なので注意。
    • 話題にならずスレ住人の誰も購入しないとか、大賞を争える器ではないことが明らかになり誰も選評を書かないということもあるので、選評がなければクソゲーではない、という訳でもない。
  • 関連項目→Googleドキュメントトリップ

総評

【そうひょう】

  • その年の「クソゲーオブザイヤー」の次点・大賞作品やクソゲー業界の流れを紹介する文章。選評同様、書いた人はえらいっ。
  • 総評の完成時期は年によって異なる。これは年末発売のゲームの評価をする期間を設けているから。
    • 評価に値するゲームが年末に発売されなかったり、住人の意見がほぼ一致していたりすると早く決まる可能性はある。
    • 逆に住人の意見が割れたり、検証が困難なゲームが発売されたり、総評の執筆志願者がなかなか現れないと4月以降まで遅れることもある。
  • 大まかな流れは、住人がそれぞれ総評を提出→よさそうな総評が決まる→加筆修正のち決定(それに伴って大賞・次点決定)、となっている。
    • 2007年までは大賞決定→総評書き上げの流れだった。
    • 2008年はどちらが大賞になってもおかしくない2本のソフトの一騎打ちとなり、非常に多数の総評案が提出された。
      それの加筆・修正も含め、2ヶ月近くかけて総評が完成されていった。
    • 2009年も2本のソフトの一騎打ちとなったが、総評の書きやすさで有利不利があったり、発売が早かったこともあり1月末には総評完成となった。
    • 2010年は初めて前半期発売のソフトが先行逃げ切りを達成。年末年始の選評駆け込みはあったものの、1月末には総評完成となった。
    • 2011年は年末年始に6作品もの選評投稿が集中する異常事態に。加えて修正を含めて実に40もの総評案が投稿され議論が紛糾、3月末にようやく総評の完成を見た。
    • 2012年は年末に選評システムに対する挑戦ともとれるクソゲーが発売されたため、選評完成までに長期間を要することになった。それに伴い総評確定も4月にずれ込んだ。
    • 2013年は年末年始の検証がやや長引いたものの、総評の議論自体は比較的スムーズに進行し、2月末に総評が完成した。
    • 2014年は年末年始の検証が長引いたものの、総評案は1本に留まり3月上旬に完成した。
    • 2015年はクソゲー不作の年。しかし、年末年始にかけて大賞クラスの2本のソフトによる一騎打ちが勃発。総評完成は3月半ばとなった。
    • 2016年は目を覆うばかりの低品質さが共通の話題となったが、年末の魔物が大賞を獲得。2月の時点で大勢は決していたが、総評案の執筆志願者がなかなか現れず、総評完成は4月上旬となった。
    • 2017年は大賞クラスの作品が乱立する近年稀に見る豊作の年に。検証の完了は3月までずれ込んだ上に、意見が真っ二つに割れたゲー無があったため、総評の完成は6月上旬となった。
    • 2018年も昨年に続きクソゲー豊作の年。大賞作は2012年大賞作を彷彿とさせる検証困難なクソゲーであったため、4月の終わりに改元と共に総評完成となった。
    • 2019年は年明けに話題作への反選評、2作品の選評が相次いで到着したため、検証・審議が3月末まで行われた。そのため総評完成は5月中旬となった。
    • 2020年は賛否分かれる総評案が多かったことに加え、十分な修正が行われないままでの執筆者の失踪が相次いだたため、議論は長い間膠着状態となった。そのため総評完成は歴代最長の6月中旬となった。
    • 2021年は前年の反省点を踏まえ、総評案の修正を2ヶ月ほど念入りに行った。そのため総評完成は5月上旬となった。
    • 2022年は前例の無い状況により総評案の作成に難航したが、総評案が1本投下されてからは1ヶ月で決着し、4月上旬に完成した。

総評案

【そうひょうあん】

  • 各執筆者により総評として提出されたもの。基本的にはこの内から最も支持された一つが総評として採用される。
    • 実力が拮抗して決定が困難とされた場合には、2つ以上の案を合成(例:2010年携帯、2011年据え置き)したものを採用する事もある。
  • 採用後に住人達で最終的な推敲をして(推敲自体は採用前からも行うが)総評完成となる。