選外一覧

以下のソフトは一定の頻度で名前を挙げられたものの「普通に遊べる内容」「選評がない」等の理由でノミネートされずに終わっている。

というか、人によっては良作に感じるものも混じってる。

一応2009年が終わるまでは「保留」的な扱いであるため、「購入者が現れ、レビューor選評が届いた」「新たなクソ要素が発覚した」「パッチが当たったら悪化」などがあった場合再考される。

4/23【Wii】メジャマジ・マーチ(スクウェアエニックス/七音社)(公式サイト [外部リンク] ) 

キャラクター(絵・セリフ)などが印象に残り、スレは盛り上りいくつか選評も挙がったが、値崩れが始まり購入者が増えるにつれ、音ゲー板本スレ等で評価が上がった。選評の内容にいくつか間違った記述がある事も判明し、選外へ。

選外ながら話題になったことはある意味オプーナに近いかもしれない。

4/16【Wii】デカスポルタ2(ハドソン)  (公式サイト [外部リンク])

4/9【PS2】すっごい!アルカナハート2(AQインタラクティブ/エコールソフトウェア)

選評も作られたがスレでは「色々クソ要素はあるが劣化移植の域を出ない」という点で選外とされた。

確かに、処理落ちの所為でコンボのタイミングが実機とは全く異なるため、玄人から見れば高い鳥避けに過ぎない。

しかし、ただ動作が重いだけであるため処理落ちを考慮に入れると普通にコンボは繋がる。

結果として格ゲーの素人が適当に遊ぶ程度ならば十分である辺りが辛うじて評価されたと言える。

4/2【Wii】ドアラでWii(Tera Box.)(公式サイト [外部リンク])

おもしろいかどうかは、あなた次第(パッケージ裏面より)

3/19【Wii】ダーツWii DX(アルファ・ユニット)参考 [外部リンク](公式PV [外部リンク])

価格は高いが、クソ要素が皆無なためノミネートは難しい。本スレで特に不満も出ていない模様。

2/19【Xbox360】怒首領蜂大往生 ブラックレーベル EXTRA?(5pb)

不具合や不満点がいくつかあるものの、パッチによりどうにかなる問題も多く、

ゲーム自体は超マニア向けだが良質なシューティング。

パッチは容量(4MB)などの制約があって、どの程度修正されるのか、そもそも修正が可能なのかが問題となりそうだが、メインのブラックレーベルがそこそこ遊べることもあってノミネートは難しい。

2/19【PS2】新宿の狼?(スパイク)

作りが粗いがシナリオはかなり良い為、クソゲーというよりはバカゲーといった意見が多い 参考動画(ニコニコ) [外部リンク]

1/22【wii】FRAGILE 〜さよなら月の廃墟 〜?(バンダイナムコゲームス)

選評は出たものの、廃墟の雰囲気とグラフィック、画面インターフェイスなどのトータルイメージが高水準でまとまっており、一部絶賛するファンも。

結局のところ、平凡なガッカリゲーでとどまった。

美しいPV、心に響く音楽と、発売前から一部の注目を集めていた「廃墟探索RPG フラジール」。
操作の悪さがレビューで指摘されていたが、世界観に惹かれたゲーマーにとって操作性は二の次であった。

しかしそんなゲーマーの前に広がった世界は、探索できる箇所は殆ど無く、訪れる場所の大半が地下という、
廃墟とは言い難いコンクリートの世界だった。
長くて狭い一本道を、ただひたすら走るだけの主人公、
ヌンチャクのスティックを傾けたまま、ただひたすら時間を浪費するプレイヤー・・・
しかしそんな時間も長くは続かない。
ホテルの部屋に全部立ち入り、アイテムをフルコンプするまでやり込んでも、クリア時間は12時間。
プレイヤーの心に残ったのは、長いトンネルを走りきったという達成感だった。

蛇足ではないかと言われていた戦闘も、噂どおりのお粗末な出来だった。
武器の故障率がランダムだったり、主人公ができる行動は攻撃のみと、とにかく作りこみが甘い。
一発殴っただけで武器が壊れることもあり、複数武器を持ち歩くことを余儀なくされる。
倒しても倒しても、特定のポイントを通過すれば必ず登場する敵が、探索行為に水を差す。

また、プレイヤーの休憩所とも言えるセーブ箇所にさえ、不便さが滲み出ている。
武器や薬品の売買が出来るアイテム屋の出現が、ランダム。
道具が必要な時に現れない事もあれば、必要ない時に現れて無駄に長い演出を見せられる事も。
アイテムを移動する際は、かばんやゴミ箱がガタガタ揺れる効果が入り、またもやプレイヤーの手を止める。

矛盾を多数抱えたストーリーも、「主人公の記憶だから曖昧なのは仕方ない(開発者談)」。
置いてけぼりのプレイヤーは、主人公以上に、孤独と悲壮感を味わったことだろう。

1/22【wii】涼宮ハルヒの激動 wii?(角川書店)

同じく選評は出たものの、一部の鍛えられた精鋭達はそれなりに満足している感があり、なおかつキャラゲーという点などもあり悪くてもガッカリゲーどまりといったところの模様。

昨年のクソゲー七英雄伝説の興奮も冷めやらぬ一月、早くも最初の地雷が投下された。
「ただのゲームには興味ありません!」と言わんばかりに颯爽と登場したのは、「涼宮ハルヒの激動 wii」である。

「ハルヒと一緒にレッツダンシング!」というキャッチコピーであったが、実際はスターウォーズのライトセイバーで敵の攻撃を防御するような操作性で、到底ダンスとは言い難い代物であった。というか、そういう動きをしないとリモコンの感度が悪くなってしまう。
ならばと画面の中で踊っているキャラクターに合わせてリモコンを振っても、悲しい事にミスとなってしまう。「そう簡単に お前らに サービスはしない涼宮ハルヒの団」の略称がSOS団なのかとプレイヤーに自問自答させるから奥が深い。
難易度も”ただの人間”ではとてもクリア出来ないハードなレベル。そしてその超絶難易度でSランクを取得しないと、代表曲ハレ晴レユカイを聞く事が出来ないという仕様に多くのファンが涙をのんだ。
キャラゲーなのに使えるキャラが非常に少なく、なんと主要キャラの40%が消失。ガンダムで例えるならランバ・ラル、マ・クベ、ドズルがいないのに何故かアカハナがいるという微妙な選考基準もファンの怒りを買った。

人気キャラの一人長門有希のスカートが消えるというバグが発見され、数多の賢者達が胸を躍らせて全裸でTVに向かうも、下着どころか尻まで再構成を忘れていてグロ映像を見せ付けられたというエピソードは後々まで語り継がれるだろう。
参考動画 http://www.nicovideo.jp/watch/sm5955602 [外部リンク]

涼宮ハルヒの憂鬱という原作タイトル通りに、プレイヤー全員を憂鬱にさせる事で2009年の幕は切って落とされた。
「角川さん、何でこんなゲーム作ったの?」
「禁則事項です♪」