例年ならばオブザイヤーレベルのクソゲーではあったが、如何せん相手が悪かった。
なお、総評でもいわれているのだが、最近では貴重である「笑えるクソゲー」として
評価されている。
そして発売前から「見えている地雷」と評価されていた「エルヴァンディアストーリー」が投下された。
二世代前のグラフィック、貧相すぎるアニメーション、微妙なゲーム内容、電波ストーリーを兼ね備えており、
さらにボイスチェンジャーを使用したボスボイスが絶望感を生み出すことに成功している。
「ぃよーくぞきたアーキレイよ、さぁ、私のケチン、訃音の剣を返しておくれ!(CV・万引き女)」「アークレイよ・・・、その女の要否に惑わされて経ならぬz・・・その女こそ、争いの元・・・・。(CV・元空き巣)
なによりステージ開始時の「エルヴァンディアゴー」の掛け声が絶妙な味わいを生み出し、
このゲームの格調を上げていたと言えるだろう。
その牧歌的とも言える雰囲気がスレ住民の荒んだ心に一服の清涼剤となった……のかもしれない。
この作品は昨今貴重な存在となってきている「笑えるクソゲー」として評価され、
その存在の大切さを我々に教えてくれた。