2006年 次点
カルドセプトサーガ
対応機種 | Xbox360 |
発売元 | バンダイナムコゲームズ |
開発元 | ロケットスタジオ |
発売日 | 2006年11月22日 |
価格 | 7329円(税込) |
要点
- バグ祭り。
- mixiの「アレがサービスの最低辺」発言
- もはやサイコロが偶数と奇数が繰り返して出ることなぞ些細なこと
- 定かではないが、もしかするとこの乱数は「線形合同法」で作られているものかもしれない。
- プログラムから完全な乱数を作るのは不可能であり、プログラムの世界ではあるアルゴリズムに沿って「疑似乱数」を作る。いい疑似乱数だと非プログラマーには完全な乱数のように思えてしまうものである。
- しかし、疑似乱数の古典的製法「線形合同法」だと、どうしても偶数と奇数が交互に出てしまう。そこで、ロケットスタジオは線形合同法でできた乱数を6で割って、その余りでダイスの目を決めていたのではないか?との仮説が出来上がる。
- なお、Wikipediaにも同様の記述が存在する。
- 参考:http://www.tatsuya-koyama.com/note/program001.html
総評からこの作品の部分を抜粋
そして年末も近くなり、そろそろ駆け込み見切り発車のクソゲーが届き始める頃か、
と思っていた矢先にまさかの「カルドセプトサーガ」である。
わざわざXBOX360専用で開発、過去の実績、猿楽庁等の要素から考えてクソゲーであるはずが無く、
またこのスレで名前が挙がるとは誰もが夢にも思ってなかったであろうソフトだった。
このソフトを二文字で表すなら「バグ」である。
最初は熱心なファンがバグがあることは感じながらも懸命に楽しもうとしていたが、
日に日に発見されるバグの数と反比例して姿を消していった。
そんな状況の中でも沈黙を守り続けるバンナムの姿に怒りで震える購入者の声は届かず、
真っ先に謝罪したのがハード会社のマイクロソフト、というなんともやるせない惨状に、
現代の歪んだ社旗情勢が反映されていると言えるであろう。
開発者がmixi内で、本人かどうかの確証も無いが、「アレがサービスの最底辺」と発言しており、
もはやダイスすらまともに作れていなかった事などほんの瑣末な事と言える。
余談ではあるが後(2007年)に発売される攻略本が発売直前に回収されるという離れ業をもやってのけた。