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概要
参考動画PV 2016年3月時点では『アジト』と呼称されることが多いが、旧作のPS版『アジト』と紛らわしいため本稿では『アジノコ』と呼称する。 要点知る人ぞ知る名作シリーズ『アジト』の版権を所持するハムスターが、旧作の素材を切り貼りし、タツノコの版権キャラを付け加えて新作を作り出そうとした結果、
などが跳梁跋扈する、かつてない惨劇の舞台になってしまった。 アジト旧作シリーズについて『アジト』シリーズは、1997年に1作目が発売され、3作目まで発売されたプレイステーションのゲームソフトである。 アジトシリーズのジャンルは「秘密基地作成シミュレーション」である。
になっている。特撮ファン向けの小ネタが多くちりばめられており、知る人ぞ知る良シリーズであった。 なお、2011年に『アジト1』をリメイクした『アジト3D』という作品が3DSから出ている。 本作の位置づけについて『アジト×タツノコレジェンズ』は、れっきとしたアジトシリーズの新作である。
パッチ配信による変化について本作最大の特徴がパッチによる三段変化である。 パッチ未適用状態製品が発売されると、本スレはバグ報告で一色になった。
総括すると、この段階では検証云々以前に「プレイできるか否か」の次元であった。 魔のエレベーター本作で特に印象深いとされるバグ。
1度目のパッチ配信後致命的なバグは大方消えて、遊べる状態になった。また、本スレ等で批判が多かった一部の不親切なUIについては改善された。が……
ゲームバランスの改悪ゲームバランスを泥縄的に修正した結果、異常なまでの待ちゲーと化した。
2度目のパッチ配信後11/17に二度目のパッチが配信されたが、これが家庭用ゲーム史に残るバグパッチであり、ジャンラインばりの伝説的なパッチ進化を遂げることになった。 「賽の河原」バグ平たく言えば「ソフトを終了するたびに100%の確率でデータが初期化されるバグ」である。
グラフィック・サウンドなどの素材についてゲームの内容について見る前に、「ガワ」に当たる各種の素材からしてツッコミどころしかない。 グラフィック公式サイト上で「こだわりのドット絵」などと書かれているが、流用やコピペが異常に多く、前向きに評価できるのはわずかな部分しかない。「こだわったのはクォリティの高さではなくコストの低さではないのか」と悪態をつきたくなる代物である。
サウンドBGMについてオプション画面でメインBGMと戦闘時のBGMを選択できるが、発売時点ではメインBGMは発売当初1曲しかなく、そもそも選択できなかった。その後、パッチで修正されたが、1曲追加されただけ。
ボイスについて
SEについて
OPムービー旧作とほぼ同じ(申し訳程度に音源が違う)オープニング曲をバックに、ウルトラセブンをリスペクトしたような影絵調の静止画、製作スタッフのクレジットが表示される。
キャラゲーとして以下に記すとおり、キャラゲーとしては完全に失格である。
ゲーム内容についての問題点シナリオミッション開始時と終了時に、敵が登場して喋る……のだが、「会話」という概念が存在せず、2,3しか持ち台詞のない敵キャラが、主人公に対して一方的に持ち台詞を喋って終わりである。主人公は何者なのか、なぜ主人公がタツノコの敵役から絡まれるのかなどの設定は一切無い。整合性を保とうとする意思が髪の毛ほども感じられない。 何の設定もない主人公サイド
会話の通じない敵キャラ壁に向かって話しているのかのごとく、ただ持ち台詞を披露して終わり。
その他
ユーザーインターフェース/操作性など一にも二にも連打、連打するしかない。
である。プレイ内容の約半分はこの「しらみ潰し連打作業」によって構成されている。 人員選択について
マニュアルについてゲーム本体についている紙のマニュアルはモノクロ5Pしかない。もちろんこれで情報が足りるはずがなく、足りない情報は
の2通りで補完することになる。
その他
経営フェーズ以下、特に断りがなければパッチ1回目適用後・パッチ2回目適用後の状態を説明する。
全般
人員雇用基地を経営するうえで、開発や生産をするために非戦闘員を雇用する必要がある。
開発博士に命じることで、経営や戦闘に関わる資産を開発することができる。開発対象は
の三通りである。
と、本作とはまるでシチュエーションが違う。1ミッションで何人も一気に開発することを想定された開発期間ではない。
工場商品開発を終えた商品をここで生産することになる。生産した商品は地上の施設で販売することができる。
体調管理基地内の構成員には「反逆度」のパラメータがあり、一定の閾値を超えると出奔、横領、内紛などのマイナスイベントが起きる。*3
戦闘フェーズ共通
侵攻戦敵の基地を発見し、敵の基地に侵攻する。
防衛戦攻めてきた敵を自分の秘密基地で迎え撃つ。
選評選評1AZITO×タツノコレジェンズ 選評2去る2015年6月25日にハムスター社より |