用語集


懐古厨

【かいこちゅう】

  • 懐古厨とは、「昔のほうが良かった」といった言葉を連発し、
    むやみやたらに現在あるものを否定したがる人たちのことである。
    (ニコニコ大百科より)
  • 時々当スレに出張してきて続編作品やリメイク作品の悪いところをねちねちと語ってくるが、
    普通に楽しめるゲームの場合(海腹川背portableのような明らかに破綻した作品でない場合)、正直スレの浪費である。
    こういったゲームは普通に楽しんでいる人の方がはるかに多いので、単にうざいだけである。
  • ゲハからの出張者は数が多いので鬱陶しいが
    それに対し懐古厨は普通の作品を本気でクソと信じており、質的にもっとうざい。
  • 3DダンジョンRPGあたりは、現行支持派と懐古厨の争いが非常に激しいことで知られており、新作の情報が来るたびに100%荒れると言っても過言ではない。
  • なお「ニコ厨が来てからは~」や「ヨンパチショックからは~」が第一声の「クソゲーオブザイヤーそのものの懐古厨」も存在する。
  • 念のために書いておくが、新作のみを全肯定するのが正しいと言うわけではない。ようするに度を越えるとオプーナさんに叱られちゃうぞ、ほどほどにね、ということ。
  • 単に「昔の作品の方が好き」と言う人(新作を否定しない人)は普通の「レトロゲーマー」である。
  • 今のゲームに対して的外れな批判・否定を繰り返すからこその「厨」なのだ。レトロゲーマーとは明確に区別されるべきである。無闇矢鱈に「懐古厨」と騒ぐ奴も迷惑なので気をつけよう。
  • 最近では「このシリーズは昔の作品の方が面白かったのに今はちょっとなぁ」という人に対しても「このゲームのシリーズは過去の方が良かったなんて言う奴は只の懐古厨だろ」等と安易に決め付ける人が多く、定義が曖昧になってきている。

格ゲー

【かくげー】

  • 「格闘ゲーム」の略。格闘試合を模した対戦型アクションゲーム。
  • 基本的には自分の体力を削りきられる前に相手の体力を削りきれば勝ち。
  • KOTYにおいては話題作入りすること自体が難しいジャンルで、とりあえず形になっていれば遊べるため、ゲームバランスが悪いという程度では厳しい。
  • 2008年携帯のウィンディ×ウィンダム、2009年携帯のラオウ(以上次点)、2009年据置のすごカナ(選外)が一応の基準となっている。

キャラゲー

【きゃらげー】

  • いわゆる「版権モノ」。漫画や特撮、アニメの人気キャラを題材にしてゲーム化したもの。
  • 「キャラさえ出ていれば売れる」という見込みが働いているため、大抵の場合は出来の悪い手抜きゲーとなる。出資元が非ゲーム会社の場合はさらに絶望的。
  • クソゲーとなる大きな要因は、プレイヤーと玩具会社の認識のズレがあげられる。
    • 通常、玩具会社は出版社や映画制作社から版権を買い取り、下請けのゲーム会社にソフトを作らせる。
    • 長寿番組や有名なシリーズ作品でもない限り、普通の特撮・アニメの寿命は約1年しかない。旬のうちに売り出さねば旨味を逃してしまう。したがって開発期間はろくにもらえず、納期厳守が常態である。
    • 下請けはコスト・期間削減のためキャラだけを差し替え、既存のゲームを焼き直してキャラゲーを製作する。しかも納期厳守のためバグもスルー。
    • そんな物が面白くなるはずもなく、ファンは怒りにうち震える事になる。
  • ところが玩具会社はキャラゲーをゲームではなく、キャラグッズの一環としてとらえている。極端な話人気キャラが主人公で、なおかつ画面内で動けばいいのである。
    • こんな物で元が取れるのか?と言いたい所だが、ファミコン時代から続くクソキャラゲーの歴史が商売としてかなり美味しい部類に入る事を証明している。
    • だが、皮肉な事にゲームの普及により、子供たちは普通の玩具に見向きもしなくなってしまい、普通の玩具業界は斜陽を迎えてしまう。不況もあり、大手のバンダイはナムコと経営統合。タカラとトミーは合併。
      • その平均クソ度により、当スレでは『「ゲームとしての出来がそもそも最悪」な上に原作要素が破綻している』というようなレベルでないと話題にならない。そんな中クソのトリプルヘッダーを成し遂げ…もとい特大の馬糞を3連続で排出したダメジャーのすさまじさは輝いている。当スレはおろかキャラゲー史上でも残る黒歴史。
  • この先玩具会社がどう生き残るのかは分からないが、あえて言いたい。
    客を大切にしない企業は必ず滅ぶ
  • ただし、アメコミのヒーローを起用したカプコンの格闘ゲームや著作権の王者ディズニーの版権物のように、(主に相手側の圧力のお陰で)しっかり作ってちゃんとした作品となる場合も少なからずある。
    • ファミコン以前の任天堂が顕著な例。ボードゲームでもゲーム&ウオッチでもアーケードゲーム「ポパイ」でもしっかり良作を出している。
  • 最も、カプコンもスクウェア・エニックスも自社タイトルでの作成であり、下請けの無茶な要求なども多少は緩和された制限下での開発であるため、一概に比較はできない。
  • 原作者側からの制約が厳しすぎるせいで世界観を広げられずに不出来に終わるケースもあるので油断ならない。
  • また、これ以外にも「登場キャラクターを売りにしたゲーム」の事をキャラゲーと呼ぶ事もある。代表的な例としてはテイルズオブシリーズなど。
    • この手のキャラゲーがクソゲーになる例としては、キャラクターの描写だけに力を入れたため肝心のゲーム部分がおざなりになりクソゲーになってしまう、シリーズ物のキャラゲーで旧作キャラの扱いを軽んじたために旧作ファンからのバッシングを受けてしまう、といったパターンが挙げられる。
  • 主なキャラゲーのクソゲー

虚無

【きょむ】

  • 内容の無さ・薄さからプレイしていると虚無感に襲われるゲームのこと。ゲー無の一種であり、アセットフリップ・低品質インディーゲームの別名・特徴の一つ。
  • 主な特徴としては低難易度・短時間クリア可能・単調など。面白い・楽しいとは感じないが苦痛もあまり感じず終わってしまう。
    • 大半が低価格DL専用ソフトであり、入手が容易・実体がないことから苦痛よりも無が勝ることが多い。
    • 内容は薄いものの使いまわし・周回要素等の水増しにより大きな苦痛を有するソフトはゲー無ではあるものの虚無ではない。
  • ゲームとしてみれば褒める点のないクソゲーであるため、選評が出されれば異論なしで話題作入りするケースが多かった。
    • 文量が少なく済むため体裁を整えやすいという点もある。
    • あまりにも虚無なため大賞予想等で意見が分かれることはほとんどなく、「話題にならない話題作」とも呼ばれた。
      • 話題作が追加される度に結果が見え見えなことが多かった。
  • その一方で薄い以外の突出したクソ要素はなく、総評案で大賞として挙げられることはほとんどない。
  • 2019年、2020年の受賞作品の大半はこれに該当し、同年総評にて「顔を背けてそれで終わり」と評された。
  • 続く2021年上半期にて大量の虚無発見報告が届き、ルールが改正され、虚無の扱いは大きく変わっていった。
    • もはや薄いは珍しいものではなくなったため、審議中入り・話題作入りの際に薄い以外の大賞を狙えるクソ要素を求められるようになった。

キラータイトル/ビッグタイトル

【きらーたいとる/びっぐたいとる】

  • 大手ゲーム会社または中規模ソフトハウスが、その社運を賭けて送り出した大タイトルのゲームのこと。広告などを派手に打ち出すためビッグタイトル、他ハードの購買層を取り込みそうなことからキラータイトルと呼ばれる。
  • 特に既存のソフトの続編である場合、KOTYスレ内の信者とアンチの絶対数が増える上に、そのソフトに命運を託しているハード信者、そのハードを煽るためにクソゲーの称号を使いたいゲハ、盛り上がってるので来た愉快犯などにより、スレはカオスの権化となる。要するに、こいつの発売前後は荒れる。触れないのが吉。
  • 大々的な広告と社長のビッグマウスによる「ローグギャラクシー」がいい例か。
  • 2009年では「MH3」「ポケモンHG・SS」「TOV(PS3版)」「SO4」「DQ9」などが当てはまると思われる。
  • 大体、そのハードのソフトの中で、売上げTOP5~10に入るぐらいのタイトルを指す。
  • ハードによっては売上げ10万前後でも超絶ビッグタイトルだし、
    50万超えてもビッグタイトルどころか中堅どころになれないこともある。結構曖昧。
  • ビッグタイトルは簡単にモデル化してみると「100万人買って1万人が激怒、1万人が失望」、四八(仮)や2008年度以降の大賞・次点作品に関しては「1万人が買って9000人~9900人が激怒」。
  • ヨンパチショック以前はともかく、現在扱うのは後者の方でありスルー推奨。
    • この傾向も相俟って「事実上マイナーゲームでないと話題作入りは不可能だが、
      100万人が買って90万人が激怒であれば"うちゅうのほうそくがみだれる!"」と揶揄されていたわけなのだが…
      超メジャーボードゲームとしてのネームバリューを悪用し、1か月あまりWiiwareランキング1位に君臨し続けていた
      人生ゲーム(Wiiware版)が09年にみごと(?)次点となり、法則は大いにブチ壊されてしまった。

ググれ/ggr

【ぐぐれ】

  • 「Googleで検索しろ」の略。要は「自分で調べろ」という意味。
  • スレで質問する前に、まずはGoogleで検索するなり自分で調べる努力を心掛けるべきである。
  • 連投したり、マルチポストしたり、sage進行厳守のアケ板でageるなどといった常識知らずのレスに対して回答拒否の意味でこの一言で済ませる場合もある。

腐ってやがる……早すぎたんだ。

【くさってやがる……はやすぎたんだ】

  • 映画「風の谷のナウシカ」より、孵化が早すぎて肉体が崩壊しつつある巨神兵を見たクロトワのセリフ。
  • 転じて「見切り発車、納品厳守、売れたぜグッバイ」なゲームを指す。実際、そういうタイトルは大抵腐ってる。
  • デバッグが行き届いておらず、後にメーカーからパッチなどが支給されるバグゲーなどを指すこともある。(納期に間に合わなかったと思われる)

クソゲー

【くそげー】

  • 元は「「買わされて腹が立った」というよりも、余りな内容で「ゲームで遊ぶ」という本来の価値以外に価値がある」ゲーム作品のことだった。
  • KOTYスレにおける「クソゲー」とは「買わされて腹が立った」ゲームのことになってきている。または「選評が投げ込まれるほどのゲーム」であろうか…。
  • なおクソゲーといっても内容やクソのポイントなどは千差万別ある。特に四八(仮)出現以前は明確な基準がなく、クソの基準も混乱していた。
  • 対戦ゲーム(アナログボードゲームなど含む)やアーケードゲームであまりに一方的だったり、不可抗力が直接の原因で酷いゲーム展開になることを指して使われることもある(例:100円返せ)が、本wikiの範疇外であることは言うまでもない。

クソゲーオブザイヤー

【くそげーおぶざいやー】

  • 2004年に家庭用ゲーム板で突然始まったクソゲーの祭典。クソなゲームを笑い飛ばす紳士の社交場。
    • ただし信者やアンチの罵倒やねじ込み、レッテル張り合戦などを避けるため、強烈な掟が存在する。
    • ゲハでも同名のスレが立ち、そちらには【KOTY】と付いている。しかし本wikiでは家庭用ゲーム板のもの【据置】とついている方を扱う。
  • 2022年度をもって無期限の活動休止が決定し、2004年のスタートから20年目を迎えるタイミングで一旦幕を閉じることとなった。
    • 既に2019年あたりからインディーズの台頭や、開発費高騰による大手メーカーの堅実化などでゲーム業界及びゲーム市場の様相が大きく変化しつつあった。
      • 発売時点では重篤なバグや著しいバランス調整不足が存在しても、その大半が1年以内に修正される事が当たり前の時代になった。
      • さらに、2021年のアセットフリップ虚無ラッシュが原因でIARC審査作品を対象外にせざるを得なくなり扱う作品が激減、スレの進行も必然的に鈍化した。
    • ゲーム市場だけでなく、コミュニティ・メディアも大きく変化しつつある。
      • 動画投稿サイトの発達により、クソゲー紹介はレビュー動画によって行われるようになった。同じクソゲー紹介という点では選評の数にも影響を与えている。
      • 一方スレ内では内輪揉めが何度も発生しており、雰囲気の悪化、粘着荒らしの発生、選評総評筆者の失踪などが相次いでいた。
    • KOTYの方針は2020年代以降における業界のスタンスや市場の環境と嚙み合っておらず、現状スレを無理に存続させる必要はないという意見で一致。
      • 実際クソゲーそれ自体はインディーズ界隈に山ほどあふれているが、大抵がゲームと呼ぶのもおこがましい虚無であり、語る内容がそもそもないという始末。
      • 2023年に置いては最終的に選評の提出が一切なかったため廃止となり、翌2024年でも再開の動きは一切ないためこのまま自然消滅となる可能性が高い。

KOTYASB

【くそげーおぶざいやーおーるすたーばとる】

  • 2013年の9月頃から突如スレ内で存在が噂されたゲーム。古今東西のクソゲーキャラが一同に会する夢の対戦格闘ゲームらしい。ハードはPS3ともWiiともXBOX360とも噂される。
  • あのスマブラなどのキャラクターセレクトを元にしたコラ画像も生まれ、好評を博した。

クソゲー経済論

【くそげーけいざいろん】

  • 最近のクソゲーの原因は不景気(低制作費等による給料の減配等)の影響なのではないか?といった理論。
  • とはいえ、好景気の時も金にモノを言わせた手抜きゲームが乱発されてたから信憑性は微妙。クソゲーの質が違うのか?
  • 論とはいうが対論は出ていない。不景気というより、ハードの高精細化により開発費用や人件費が激増したのも問題のような気もする。
  • いずれにせよ、ソフトハウスや大手メーカーの技術や理想がなっていなければクソであろう。
    • 余談だが、エビの消費量やお中元、お歳暮の受注数が景気のバロメーターになっているそうだ。まだまだ研究の余地のある分野である。

クソゲーハンター

【くそげーはんたー】

  • クソゲーを専門にプレイする負の狩人。ネタに命を懸ける凄腕と糞度胸ばかり。

    クソゲーハンティング
    ┣興味ないよ派(ゲーマーの多数派)
    ┣俺が見つけるよ派(発掘派)
    ┃  ┣この時期ならクソゲーが出やすいよ派(時期狙い派)
    ┃  ┃ ┣年末を狙うよ派(年末商戦派)
    ┃  ┃ ┣決算月を狙うよ派(決算時期派)
    ┃  ┃ ┗むしろ誰も狙わない時期こそ狙い目だよ派(大穴派)
    ┃  ┗地雷臭を嗅ぎ付けるよ派(感性派)
    ┃    ┣公式見ても面白くなさそうだよ派(見た目派)
    ┃    ┣宣伝文句が胡散臭いよ派(豪華声優陣は地雷派)
    ┃    ┣発売延期しすぎだよ派(内部事情憂慮派)
    ┃    ┣このソフトハウス自体が地雷だよ派(メーカー一点派)
    ┃    ┗もしかしたら良ゲーかもよ派(役得派)
    ┣俺がクソ度を確かめるよ派(評価派)
    ┃  ┣最後までプレイするよ派(正当派)
    ┃  ┃ ┣良い点と悪い点を見極めるよ派(堅実派)
    ┃  ┃ ┣インパクトが第一だよ派(印象派)
    ┃  ┃ ┣バグを隅々まで調べるよ派(仕様検証派)
    ┃  ┃ ┗クソゲーをクリアしたカタルシスに浸るよ派(手段が目的派)
    ┃  ┣少しだけプレイするよ派(ライト派)
    ┃  ┃ ┣クソ度を測るなら少しだけでも十分だよ派(他レビュー検証派)
    ┃  ┃ ┗話題のクソゲーをプレイできたのでもういいよ派(自己満足派)
    ┃  ┣見るだけで十分だよ派(動画評論派)
    ┃  ┗他人の評価を参考に評価するよ派(風説の流布派)
    ┗その他
       ┣福袋から狙うよ派(在庫処分派)
       ┣友達にやってみろって言われたよ派(被害者派)
       ┗買ったゲームがいつも地雷だよ派(天然派)

クソゲーマイスター

【くそげーまいすたー】

  • クソゲーを相当の確率でコンスタントに長く送り出してきた会社悪の組織に与えられる称号。
  • 某SIMPLE愛好家に「太陽系から出て行け」と言われたとこが有名だったが、ゲーム界からは手を引いた模様。
    KOTY常連の強豪メーカーが称号を引き継いだといえるが、これまたゲーム業界から撤退した模様。
    クソゲー安打製造機と呼ばれたアレとか、クソゲー界統一を企てたアレが、近いうちに手にしていくに違いない。
    携ゲで3連続で話題作入りを果たしたとこは、後が続かず称号を免れた。
  • クソ要因の大半がバグの場合は「バグゲーマイスター」と呼ばれることがある。カルドセプトサーガとかなんとかP出したアレとか。
  • なお「マイスター」とはドイツ語における「Master」であり、(親方)職人の意が含まれる。「ニュルンベルグのマイスタージンガー」が有名。
  • 決してガンダムマイスターの事ではない。
  • よく混同されがちだが、「クソゲーマイスター」はあくまでも製作会社(供給)側を指す称号である。
    購入者(需要)の方は「クソゲーハンター」や「クソゲーソムリエ」と呼称するのが正しい。

黒歴史

【くろれきし】

  • クソゲーとなると認定されるモノ。「無かったことになっているモノ」「無かったことにしてしまいたいモノ」という意味。
  • 元ネタは『∀ガンダム』。詳しくはグーグル先生にでも。
  • ダメジャー三部作は特大馬糞原作レイプ作品が3作も連続で排出されたことから、おそらくキャラゲー史上においても黒歴史と言えるかもしれない。
  • 逆説的には「(無かったことにしたいが)紛れもない事実」という意味も含まれるため、現実逃避という突っ込みを招くこともある。

ゲー無

【げーむ】

  • 内容が乏しく、遊べる範囲が非常に狭いか、そもそも遊ばせてくれないゲームの事。
    • 2009年の「人生」あたりから使われだした言葉だが、その前年の「」もこれにあたる。
    • 2013年の「あかねとマヨっとオペレーション!」ではプレイ後は疎かプレイ中でさえ空虚感しか残らない所から「究極の虚無ゲー」とまで揶揄された。
      • 一応トロフィーというやり込み要素もあるが、それさえも僅か一周ないし10分足らずで回収できるため、余計にゲー無であることに拍車が掛かっている。
  • 「最初からそういう設計だった」「そのシリーズの根幹を支えていたシステムを抜きとったらこうなった」など、理由は様々。
    • 無を証明する事はできないので、クソ要素を説明するのも一苦労。
  • 2012年は「太平洋の嵐」をプレイした住人の遭難(失踪)が相次いでいることから、霧の中を彷徨う感覚になぞらえ「ゲー霧」という別表現も生まれた。

ゲー霧

【げーむ】

  • 2012年の「太平洋の嵐」を評して生まれた用語。
    • 普通にプレイするだけでもシステムが難解すぎて何をすればよいのか解らず、霧の中を彷徨う感覚を味わうゲーム性により「ゲー霧」と称された。
  • ゲームの内容そのものは非常に薄い「ゲー無」な上に、劣悪な操作性とゲームの醍醐味につながらない無駄な要素を大量に詰め込んだ結果、ゲームの全容を解明することが困難なほどつまらないクソゲーと化した。
    • 突撃したクソゲーハンターの多くが選評を書くまでに至らないまま失踪し、霧の中に消えてしまった。
  • 一言で言うとスルメゲーの裏みたいなもの。さながらアルミホイルを噛み続ける苦痛を味わうが如し

結句

【けっく】

  • 総評における〆の言葉のこと。基本的に大賞作及び、販売・開発メーカーに関連したワードが盛り込まれるのが通例。
    • 「総括」とした場合は、大賞発表から最後の纏め、そして結句までの部分を指す。
  • 住人・本スレ・攻略wiki・開発者コメントなど、出典元は様々。
  • 歴代結句一覧(据置)
    • 05年・・・ローグギャラクシー:「さあ、ふるえるがいい」
      • 公式のキャッチコピーそのまま。
    • 06年・・・ファンシースターユニバース:「全てのクソゲーを過去にする」
      • 公式のキャッチコピー「全てのRPGを過去にする」の改変。
    • 07年・・・四八(仮):「で、製品版の正式タイトルはいつ決まるんすか?」
      • ゲーム内の設定に留まらず、実際にも商品として未完製品(まさに(仮))同然だったことに引っ掛けた皮肉。
    • 08年・・・メジャーWii バーフェクトクローザー:「メーカーをタカラトミーに、開発をドリフにされたら、ゲームにならねえんだよ!」
      • 原作での主人公の台詞「ストライクをボールに、アウトをセーフにされたら、野球にならねえんだよ!」の改変。
    • 09年・・・戦極姫~戦乱に舞う乙女達~:「α版なのは社名だけにしてください」
      • 完成度がβ版以前のα版(とりあえず動く)同然だったことと社名「システムソフト・アルファー」をかけた皮肉。
    • 10年・・・ラストリベリオン:「レベルを上げて物理で殴ればいい」
      • 同ゲーム本スレ及び攻略wikiでのテンプレ。より詳しくは該当項目を参照するか、各自検索のこと。現在では同作を表すのみに留まらず、ひとつのネットスラングとして定着している。
    • 11年・・・人生ゲームハッピーファミリー ご当地ネタ増量仕上げ:「大丈夫、俺たちの人生はタカラトミー製じゃない」
      • ネットでお馴染みのコピペ「人生はクソゲー」に対するアンチテーゼ。現実の人生は同作のように決められた出来レースではなく、自分で選択出来るという希望の言葉。
    • 12年・・・太平洋の嵐~戦艦大和、暁に出撃す!~:「世界よ、これがクソゲーだ。」
      • 同年公開の映画『アベンジャーズ』のキャッチコピー「日本よ、これが映画だ。」の改変。史上初の日米クソゲー決戦と言い表された展開に由来。
    • 13年・・・ビビッドレッド・オペレーション-Hyper Intimate Power-:「でもバンナムさん、おたくのクソゲーはもうこれでファイナルオペレーションにして下さい!」
      • 同作の必殺技「ファイナルオペレーション」に引っ掛けて。
    • 14年・・・仮面ライダー サモンライド!:「さあ、お前のクソゲーを数えろ!」
      • 同作にも登場する仮面ライダー、W(ダブル)の決め台詞「さあ、お前の罪を数えろ!」の改変。バンダイナムコとして2年連続の大賞受賞。
    • 15年・・・アジト×タツノコレジェンズ:「勝利のポーズ! ヤッター、ヤッター……やってられんわ!!!!」
      • 同作にも登場するタツノコプロ作品の1つ、『ヤッターマン』の決め台詞「勝利のポーズ!ヤッター、ヤッター、ヤッターマン!」の改変。総評筆者の1人の実際にプレイした感想を交えて。
    • 16年・・・古き良き時代の冒険譚:「君たちのようなゲームを愛する者同士が戦わなくともよい……そんな世界を築きたいものだな……」
      • 真の意味での"古き良き時代"のSRPGたる『タクティクスオウガ』より、ランスロットの名台詞「きみたちのような若者が戦わなくともよい……そんな世界を築きたいものだな……」の改変。メーカーとユーザーのすれ違いを憂いて。
    • 17年・・・RXN -雷神-:「望みを持とう。でも望みは多すぎてはいけない。」
      • 音楽の天才モーツァルトの格言。あらゆる要素が全く噛み合っていない同作が、音楽用語である「不協和音」と例えられたことから。
    • 18年・・・RPGツクールMV Trinity:「クソゲーを作るって、楽しい?」
      • 公式のキャッチコピー「ゲームを作るって、楽しい!」の改変。平成から令和への時代の変わり目に際して、過去・現在・未来すべてに通じる、スレ住人からの素朴な疑問。
    • 19年・・・サマースウィートハート:「十人十色のクソゲー達と過ごす、楽しい1年間」
      • 同作のキャッチコピー「10人の女の子たちと過ごす、楽しい一年間」の改変。
    • 20年・・・ファイナルソード:「クソゲーはこの俺たちの手で片づけてやる!!!」
      • 作中における兵士長の修正前の台詞「そいつはこの俺の手で片付けてやる!!」の改変。本作のネット人気を決定づけた無数にある面白翻訳の一つ。
      • なお前後の文脈は「では陛下は邪悪なデーモンが化けていたという事か!!そのような事が...」→上記台詞→「私の力不足だ...」となる、一体なにがなにやら。
    • 21年・・・バランワンダーワールド:「どんなクソゲーと向き合う時間(とき)も、無駄ではなかった」
      • 同作のキャッチコピー「どんな時間(とき)も、無駄ではなかった」の改変。
    • 22年・・・該当作なし:「「クソゲーが出ないことは良い事です」この言葉では、もう締められそうもない。」
      • 2017携帯版とは異なりクソゲーそれ自体は(虚無アセフリのせいで)山のように出ている現状を憂いた一言。本年を最後に、据置KOTYは一旦休止となった。
  • 歴代結句一覧(携帯)
    • 07年・・・アパシー 鳴神学園都市伝説探偵局ONI零 戦国乱世百花繚乱:「二冠おめでとうございます。」
      • 両作品を手がけた飯島多紀哉氏は「四八(仮)」のライターである。氏にとってはダブル受賞といえる結果になった。
    • 08年・・・高校野球育成アクションゲーム めざせ!甲子園:「クソゲーの熱い物語が今始まる」
      • 甲子園でお馴染みの煽り文句「球児たちの熱い夏が今始まる」に由来。
    • 09年・・・戦極姫~戦乱に舞う乙女達~:「銭払い デバック頑張る 我が身かな
      クリアのことは 夢のまた夢」
      • 豊臣秀吉の辞世の句「露と落ち 露と消えにし 我が身かな 浪速のことは 夢のまた夢」の改変。戦国時代をモチーフにしたゲームであることに由来。
    • 10年・・・ハローキティといっしょ! ブロッククラッシュ123!:「HELLO!KOTY!!」
      • 「ハローキティ」と「KOTY」を組み合わせて「ハローケーオーティーワイ」。
    • 11年・・・対戦チンチロリン:「二の五の言わずに仕事してください!」
      • 「四の五の言わずに」をチンチロリンのルールに基づいて言い換えたもの。
    • 12年・・・ヘビーファイア・ザ・チョーズン・フュー:「このゲームの面白い場所はどこだ?」
      • 同作の兵士の台詞「お前たちの本拠地の場所はどこだ?」の改変。
    • 13年・・・ホームタウンストーリー:「運は我々から富を奪うことはできても、 勇気を奪うことはできない。」
      • 古代ローマ帝国の政治家、ルキウス・アンナエウス・セネカの格言。同作の進行要素の多くが運要素(ランダム仕様)であることから。
    • 14年・・・インフィニタ・ストラーダ:「悪夢は、夢だけで終わらせてください」
      • 同作の開発元、アミューズメントメディア総合学院の経営理念「夢を、夢で終わらせない」の改変。
    • 15年・・・機動戦士ガンダム バトルフォートレス:「まっ、いいか。こいつは死んでいいクソだから」
      • 15年放送のアニメ「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」の主人公である三日月・オーガスの名台詞「まっ、いいか。こいつは死んでいいヤツだから」の改変。
    • 16年・・・Wizardry 囚われし亡霊の街:「ささやき ― 祈り ― 詠唱 ― 念じろ! ……過去の亡霊たち は 今度こそ 埋葬されました」
      • 「Wizardry」シリーズで、カント寺院で蘇生を頼み、失敗した時に表示されるメッセージ「ささやき - いのり - えいしょう - ねんじろ! ……XXは まいそうされます」*1の改変。
    • 17年・・・該当作なし:「クソゲーが出ないことは良い事です」
      • 携帯機市場およびスレの衰退に伴い、初の選評が一切届かない年に。本年を最後に、携帯KOTYは終了となった。

決算期

【けっさんき】

  • 3月のこと。多くの企業では3月31日が決算の締めであり、それに間に合わせようとした手抜きゲームが出ることもある。
  • また入学・進級の時期にあたるため、ゲーム需要はそこそこあり、実際他の月よりは多くのタイトルがリリースされる。
  • 年末ほどではないが、要注意時期である。いわゆる「門番」が現れやすい。

ゲハ

【げは】

  • 2chの「ゲームハード・業界板」の略称・蔑称。後述する迷惑な利用者を指すことも。ハード叩きは「ゲハでやれ」。
  • ハードやソフトの信者が集まり、速報のニュースで語り合ったり、雑談したり、叩き合ったり、煽り合ったり
    目まぐるしい早さでレスが飛び交っている。
  • ここに生息する特異な珍獣として「信者」がいる。
    いろんな所に突然出現しては、特定ハードを極端に褒めたり貶めたりする輩のことであり、
    現在2chのゲームカテゴリの板全般を荒らす原因となっており、これがためゲハ板の存在そのものを忌み嫌っている者も多い。
    • 残念なことに、最近「携帯ゲーム板」も第二のゲハに成りかけているとか何とか。
  • 義によって助太刀いたしているのかと思ったら、たまに本物の社員が引っかかるから侮れない。
  • 何だかんだ言って速報性ではトップクラスであり、名作AAや面白いネタスレも生まれるため、
    「使い方を間違えなければ」それなりに役立つ板。煽りを笑って返せる人向け。
  • ゲハ住民にはここにあるクソゲー作品と争わせた痕跡を残したいが為に
    やっきになって大作やガッカリゲーをKOTYの俎上にのせようとする者も存在する。
    (痕跡さえ残せばハード叩きや煽るための素材として使えるため)
    • だが、期待ハズレ(Wii版どうぶつの森など)や結構なバグがあるがちゃんと遊べるゲーム(SFC版FF6や初代ポケモンなど)と、
      ゲームとして扱っていいのか?という領域まで達しているクソゲーを争わせる時点で大きな間違いなのでそういう場合はスルー推奨。
  • このWikiから派生したとされるサイトとして「クソゲーまとめWiki(および現在それを統合した「ゲームカタログ [外部リンク]」)」なるものがあるが、同じく奴らの侵食に苦労しているらしい。

原作レイプ

【げんさくれいぷ】

検証

【けんしょう】

  • 既存のレビュー・選評の内容だけでは情報が不足していると判断されるゲームを、住人達で特攻し、さらに詳しく掘り下げること。
  • KOTYでは、販売本数不明クラスのマイナーゲームを扱うことも多い為、とても重要視されている。
    • プレイ人数が増えるごとに情報も信憑性を増し、要点も具体的に分かるようになる為、非常に効果的だが、犠牲者を増やすことにもなる諸刃の剣。
  • それによって(クソとして)評価が下がり選外になる場合もあるが、実はとんでもない大物だったことが判明する場合もある。
    • 中でも2010年の『人生ゲーム ハッピーファミリー』は、バージョンアップ版の検証で再評価され、もっと掘り下げていれば大賞も充分ありえたと目されている。

精神崩壊

こころこわれる

  • 初出は【2011】クソゲーオブザイヤー part68【据置】スレの>>965
965 名前: なまえをいれてください [sage] 投稿日: 2011/12/31(土) 21:36:46.42 ID:wH1CAKa4
真かま選外一覧にすら入ってねーのかよ…あれがギリかも俺 
あれ以上のクソやったら十中八九精神崩壊(こころこわれる)わ 
  • 真かまいたちの夜については選外どころか論外ではあるものの、このレスの厨二っぷりがスレ住人の心をくすぐり、
    その後スレ内でpia4のプレイヤーが実際に精神崩壊する様を目撃する事になったので、同時期の「お前が書けよ」とともに年末年始のKOTY2011スレで流行語となった。
  • 元ネタは『るろうに剣心』第百三十三幕のサブタイトル「精神崩壊(こころこわれる)」と思われる。

コピペ

【こぴぺ】

  • 「コピー&ペースト」の略。異なる場所にデータの複製を生成する一連の動作・処理。
  • 作業の効率化という点においては、欠かすことができない。
  • ただ、創造性が重要視される業界における安易なコピペは「内容の水増し」「手抜き」といった非難を招きかねない。
  • コピペの例

コピペ推し

【こぴぺおし】

  • ゲーム内容に触れず選評を評価する人たちのこと。全選評に通用することしか言わず、話題作に虚無が増加した一因にもなっている。
    • 「体裁は問題ないから扱え」「他に候補がいないから扱え」「俺は良いと思ったから扱え」など
  • 頑なにゲーム内容に触れないことから、選評を読んでいるかすら怪しい。
    • そもそも、門番だからといって甘く評価される訳ではない。
  • 反対に「こんな駄文をゴリ押しするな」等とこれまた具体性の無い反対意見がある。どちらも初歩的なスルー検定なので注意。

ごらんの有様だよ

【ごらんのありさまだよ】

  • 酷い惨状を指す。
  • 元ネタは某18禁クソゲーのパッケージに書かれたフレーズで、同作を示すキャッチコピー化した。
    あまりにもひどい出来でショップによっては卸すのを拒否したとか。
    • 上記はあくまでも風説だが、発売当日に未開封でも返品を拒否した店が存在したことや中古買取を拒否した店舗があることは確認されている。
    • 元ゲームを一言で言うなら「初回限定版のフルプライスで発売された人生ゲーム(Wiiware版)」

これはひどい

【これは ひどい】

  • これまた酷い惨状を指す。
  • 元ネタは「大冒険セントエルモスの奇跡 [外部リンク]」の最初のセリフ。
    このゲームの出来も論外でそれこそ「これは ひどい」有様であった。
    汎用性があるので色んな所で使われるが、元ネタはクソゲーだったのだ。

*1 機種やナンバリングによって「いのり」と「えいしょう」の順番は異なる。FC版IIなどではこの順番。