2007年 次点 > ゾイドオルタナティブ

概要

名称ゾイドオルタナティブ (ZOIDS ALTERNATIVE)http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000UTMJK0/ [外部リンク]
ジャンルシミュレーション
対応機種Xbox360
発売元タカラトミー
開発元翔泳社
発売日2007年10月18日
価格7,140円(税込)
対象年齢CERO:A(全年齢対象)
  • キャッチコピー:この鋼鉄の兵器は、戦いの歴史を塗り替える。

要点

  • 敵味方全ゾイド5種、全14ステージ…今時そんなゲームあるか?
  • 紙芝居
  • 変化に乏しい大砲+必殺がノイズを乗せただけ
  • やりこみは2週でおk
  • ゾイドのゲームなのにプラモなどの特典なし
  • これらはゾイドの終焉?
  • ゾイドの購買層を考えればXBOXで出すべきでは無いのでは?

なお、ある人いわく(ソース忘れた)、
「暗闇の中から一筋の光が見えたと思ったらそれは荷電粒子砲でした」
(注、荷電粒子砲:ゾイド世界で最強の武器)

決定稿(総評より抜粋)

地味ではあるが、「ゾイドオルタナティブ」もなかなか見逃せないクソゲーだ。
登場するゾイドは敵味方あわせて5種、必殺技エフェクトがノイズだけ、ステージ数たったの14という内容は、
平成20年を一月半後に控えた時期に発売したとは思えない、
マイコン時代からタイムスリップしてきたかのようである。
ゾイド関連商品なら当然あるべきキット特典も無く、
ゾイド展開の終焉を暗示するかのようだとゾイド板住民を嘆かせた。

選評

秋の紅葉も色褪せて来た時期の事、
2chにおいてドマイナー隔離板であるゾイド板の全住民の敵とされる
"翔永社"からの刺客が放たれた、ゾイドオルタナティブである。
商品展開も途絶えようとしていたゾ界隈において、最後の希望となるはずであった本作であったが、
発売直前まで"良く分からないSLG"程度の情報量であったために
主購買層であるゾ板住民からも厳重警戒令が発布されていた。
(余談で他玩具系の2ch住民はその購買層の1割にも満たないとされているが、
ゾイドはゾ板住民が8割の購買層を占めると言われている)


発売に及び、蓋を開けてみれば・・・
"高難易度でやり応えがある"というSLG狂の好意的意見などは些細な事、
敵味方全ゾイド5種・全14ステージ・紙芝居のようなストーリー・変化に乏しい大砲の撃ち合い・
必殺のエフェクトがノイズを乗せだけ・2週でほぼ揃ってしまう程度の武器集めやり込み要素、
と、これでフルプライスという現実に数少ない精鋭突貫者達が涙した。
翔永社のゾゲーは特典の限定キットがあれば手打ちにするという風習さえあったが、
今作においてはキットの特典すら無く、このソフトにしてゾイド展開の終焉を暗示させているとの声も多い。