概要    

名称メジャーWii パーフェクトクローザーhttp://ec2.images-amazon.com/images/I/5103QEhvlTL._SL500_AA280_.jpg[外部リンク]
ジャンルフルアクション3Dベースボール
対応機種Wii
発売・企画元タカラトミー
開発元ドリームファクトリー
発売日2008年12月11日
価格7,140円(税込)
対象年齢CERO:A(全年齢対象)

動画・画像    

要点    

  • DSで出来た紙芝居スキップ不可
  • リモコン横持ち対応
  • 二塁送球が1+2ボタン同時押し
  • バッティングのミートカーソルが9箇所にしか動かせずロックオンで近付ける方式
  • 明らかに早いタイミングで振らないとバットにかすりもしない
  • 必殺球投げると7~8秒のミニムービーが時々入る
  • コンピューターがこっちのランナーを勝手に盗塁させて楽々刺殺。
  • 盗塁時は映像での演出が入り盗塁に対する捕球の送球はオート
  • フライにもかかわらずランナーが勝手に走塁
  • キャッチャーが異常に敏捷
  • CPUがボール球を投げることは一切無い
  • ランナーが居ても気にせずワインドアップ
  • ストレートは投げてもスタミナが一切減らない
  • 打球が異常なほど転がらない
  • どう見ても間に合わないフェンス直撃ヒットにフェンスまでぶつかっていき、跳ね返った球を拾いに行く外野
  • 至近距離の送球もトスなどせず全力で投げる
  • 未だにボール球が出ない
    操作の簡易説明のページにストライクゾーンを外した投球の方法が記載されている(投球の詳細が掲載されているページには載っていない)
  • ホームランが呆れるくらいに出る 適当にやっても3イニング10本とか
  • 2アウト1塁でセンター前ヒットなのに1塁ランナーが走っていない
  • ライトとセンターの真ん中辺りに打球が飛んだ時、両方が追いかけていてライトが捕ったら、走っていたセンターがピタっと止まる
  • 左中間や右中間に打球が飛んだ時、たまにセンターの動きがボールのバウンドと一緒のタイミングで止まる
  • ライト前ヒットの打球をライトが後逸したら、ライトが全く動かなくなった→センターが必死に追いかける
  • フライの捕球、足元に落ちそうなボールが、瞬間移動でミットに収まることが3回に1回くらいある
  • クッションボールの処理が全くできない
  • 内野安打でランナーが1塁を駆け抜けず、塁上でぴたっと止まる
  • 一塁ランナーが二塁ベースをオーバーラン
  • ランナーがリードを取らない
  • 2アウト一塁で内野ゴロを打つと、明らかに二塁が間に合わないのに二塁に投げる
  • いくつかの条件を満たすと、どこに転がっているボールでもキャッチャー以外拾ってくれなくなるようだ
  • マニュアルのルビが「十字(じょうじ)ボタン」「決(けっ)める」 「予想(よそく)」 
  • 投げる球が全部ボール球でもクリア可能
  • ホームランレースではバットに当たれば必ずホームランになる
    • 明らかに振り遅れでもかすってればホームランなので普通の打撃練習ができない
    • 残念ながらバントはできないようだ
  • ノック練習の中身が「ノックをする練習」
    • 「サードに取らせろ」でサードが取っても失敗になるときがある
    • 失敗時にライフポイントがなぜか2個減るときがある
  • エディットキャラがバグだらけ(エディットチームも下手するとフリーズする)
  • キャラエディットの読み込み時間が頻繁かつ長い
    • 顔や体型、背番号など1ついじるたびに12秒の読み込み
    • 背番号は1つ数字を増減させるたびに12秒の読み込み(50にする場合49回読み込みが発生し、背番号を設定するだけで約10分かかる)
      ロードは長押しで回避可能
    • モーションを選んでもプレビューされない(試合で確認するしかない)
  • 演出関連
    • 見た目は木製バットなのに打球音が金属バット
    • バットが稀に消えたり伸びたり(通称:如意バット)
    • バントする打者の背中の服が引っ張られた状態になったりする
    • ゲームオーバーの時に音楽が一切流れない 効果音すらない
    • キャラのポリゴンは64レベル
    • アリスが片乳
    • バックスクリーンにスコアボードが無くモノリス状態
    • 球速表示も打率表示も無い
    • てか吾郎の左右の腕の太さがおかしい
      これはアップされた画像が「ブラウン管TV+斜めから撮った」事に起こった現象で、ゲーム自体に問題は無かった
    • ホームラン競争で打球の弾道が出ずに画面にHRと表示されるのみ
    • 吾郎の首が反転するニコニコ動画[外部リンク] youtube[外部リンク]
    • PRACTICEでPOINTが3桁以上になると表示が狂う
    • たまにグラブをはめてるほうの手でボールを投げる
    • 試合中1塁ベンチに打球が飛んだが、人が誰も居なかった
    • 内野ゴロを打った時どこからともなく「アウト」と何者かの声がするが塁審はいない
    • フェンスと守備に衝突判定が無く、ポール際にファールを打つと守備がフェンスを突き抜ける
  • 野球のルール関連
    • 明らかにエラーしたのにアウトになった 参考動画(4:30ごろ)[外部リンク]
    • 1アウトのはずが2アウト通称ジャイロキャッチ(1:30~)[外部リンク]
    • 点差があっても延長戦という完全ルール無視
    • サヨナラ負けしたのに優勝したことになる 参考動画[外部リンク]
    • 盗塁で死ぬとボールカウントがリセットされる
    • 3バント失敗してもアウトにならない
    • フォースアウトがきちんと機能しておらず、3アウトになる前にランナーがホームベースを踏めば点が入る
    • フライをキャッチされても帰塁義務は無く、タッチアップも無しにそのまま点が入ったりする
    • ランナーが一塁にいる状態で、バッターがフライなどでアウトになっても、ランナーの進塁義務が消滅しないので、そこから二塁に送球すると一塁ランナーがアウトになる
    • 当然インフィールドフライなんてものは無い
    • ファールゾーンのフェンスに当たってからフェアグラウンドに転がるとフェアになる
    • ホームランを打ってバッターがホームインするときに、なぜかランナーが塁上に残っている
    • バッターランナーが一塁ベースを駆け抜けるとき、フェアグラウンド側を走る
    • 「打球がいつものセンター前へのキャッチャーゴロなのにファールになったり酷すぎる」とかいうわけの解らない事態になる
  • つーか主審とバッターが時々ピッチャーに背を向けてる(詳しくは後述)
  • 公式ページのPVとCMが発売2日で「404 Not Found」
  • 公式ページにて謎のパス要求・・・と思いきやタカラトミーの他のサイトも同様との事
  • 製作がかのドリームファクトリー。あるスレ住民いわく

    819 なまえをいれてください [sage] Date:2008/12/11(木) 17:02:51 ID:549okIOg Be:
    そして、スタッフロールで見てしまったもの


    製作 ドリームファクトリー



    ああああああああああああああああああああああああ

    830 なまえをいれてください [sage] Date:2008/12/11(木) 17:04:22 ID:QZVhlqtJ Be:
    >>819
    もうナイトメアファクトリーに改名しろwwwww

  • 「このアプリケーションのセーブファイルを作成してもよろしいですか?」(製作者の良心による、これはゲームじゃないというさりげない告白)。けど、もうぬるぽ
  • 前作はまだクソキャラゲーのなかでは頭ひとつ飛び出ているといった程度であったが、次作になってクソ度のケタが2つか3つくらい上がってしまった

主審とバッターが時々ピッチャーに背を向けてる現象    

  • 前作で批判された部分をちょっとだけ減らし、悪い点をかなり増やしたという印象
  • 発生原因は不明
    • 主にADVモードを最初から始めた時に発生
    • ディスク読み込みの不具合のようで、ドライブ依存するらしく、起こらない人はいくらやっても起こらない
  • このバグの状態になると、ゲームをリセットしない限りこの状態がいつまでも続く
  • 症状
    • 主審とバッターがピッチャーに背を向けてる
    • 守備時にキャッチャーしか球を取りにいかなくなる
    • 普通にバットを振ろうが、バントしようが全く同じ所に球が飛んでいくようになる
      • ストーリーモードで必ずHRを打つシーン等の結果が変わり、滅茶苦茶になる

選評案    

選評案その1    

2008年12月、KOTYスレは前人未到のバグゲー、ジャンラインが送り出すクソのマシンガン打線に滅多打ちにされていた。
この猛打の前に四八(仮)ショックを経験し鍛え抜かれたKOTY住人の守備も破れ、
これは決まりか、という空気に満ちたまさに無死満塁9回裏、そいつはマウンドに降り立った。

2006年に「BLEACH~放たれし野望~」「格闘美神 武龍」
2007年に「アップルシードEX」「一騎当千 Shining Dragon」
とコンスタントにクソゲーを投下し続けてきたクソゲーマイスターことドリームファクトリーが
2度逃したKOTYを今年こそ手中にせんと送り込んできた秘密兵器
「メジャーWii2 パーフェクトクローザー」である。

KOTYの2008シーズンの開幕投手を務めた「メジャーWii 投げろ!ジャイロボール!!」の続編として、
ジャンラインの猛打攻勢を文字通り抑えてくれるかと数多の住民の期待を背負って登板したこのクローザーは、
その名に恥じぬ剛速球で我々の期待に正面から応えてくれた。
前作で問題となった次世代機とは思えぬグラフィックの悪さはより深まり、
試合のテンポは良くなったもののその代わりに実に15秒というロード時間が帳消しにする始末。
この点だけでもチームカラーをきっちりと見せ付けた継投と賞賛されてしかるべきである。

しかし、肝心の「野球」という点に対して投げ込まれた7色の変化球はそれすらも些細なものとした。

まず、ピッチングについては「ストライクしか投げられない」「ストレートを投げている限りスタミナを消費しない」
走塁では「勝手にCPUがランナーを盗塁させてアウト」「フライが揚がっているのに走塁してゲッツー」「かと思いきやヒットを打ったのに一塁ランナーが動かない」
守備でも「CPUが打球を追いかけずに勝手に止まる」といった「仕様」となっており、
昨今のスモールベースボールに真っ向から異議を唱えた小細工無しの勝負をプレイヤーに求めている。
繰り返すがこれはあくまでもバグや操作ミスではなく、「仕様」である。

また、演出のためならば余計なものを一切省くといった点もこのゲームの真っ向勝負ぶりを表している。
ストーリーの展開上延長戦に突入する必要があらば、9回でのイベントによる点数調整もなく6対2のまま延長戦に突入。
前作で「ありえない位置にいる」という指摘があった塁審もグラウンド上からばっさりとカットされ、
アンバランスに歪んだ肉体となるまで鍛え上げられた選手達の戦いを一切の夾雑物無しに堪能出来る。
今年のKOTYシーンはこういったビジュアルイメージとよく知られたゲームルールの崩壊が1つの鍵なのだろうか。

こういった数々の勝負を乗り越えてエンディングに辿り着いたプレイヤーを迎えるのは、
スタッフロールの「製作:Dream Factory」の文字。まさに一点の隙も無い完封リレーである。
タカラトミーのクソゲーを買った人間がドリームファクトリーのクソゲーを掴まされたと知った時、
それこそがまさにダメジャーからダメジャー2へ、
タカラトミーからドリームファクトリーへという、クソゲー界の「勝利の方程式」が完成した記念すべき瞬間なのである。

それでは最後にこの完封リレーを成し遂げた主人公、茂野吾郎のガッツポーズを目に焼き付けて、
選評の締めくくりとしたい。


    ___                      ,.へ
   「 ヒ_i〉                     ム  i
   ト  ノ                     ゝ 〈
.  ノ.  {                   iニ(()
  /   i    _>‐`:::`:::::::::::::::::゙:L.     |  |
 .i    i.   ア::::WレN:::::l::W:::::::ヾ    i  .}
 |     i.  /:ィ::::::Aム::/lA::l、l:|L:リ   {、_λ
 ト-──┤、"-‐':::::ヘ (fjトl´ fツ),,リk}   ,ノ  ! 
 i     ヽ` ーz::ム'' 〈 ,    lィ >,. '´ハ  /
 ヽ、    `` 、,__ ._iヘ F⌒) //\  /
   \ノ ノ   ハ ̄r/:::ヽ¨...ィ/::7 ノ /
    ヽ.       ヽ::〈; ' :' |::/ /,."
      `ー 、      .\ヽ:::|  r'

選評案その2    

2008年12月、強制ギプスを脱ぎ捨て真の実力を解放した異次元の勝負師ジャンラインの
亜空カン打法の前にかの中継ぎ三強「大奥記」「ヌギャー」「猿」は次々と突破され
これは決まりかという空気に満ちた無死満塁9回裏、最凶の魔球を武器に鉄壁の押さえがマウンドに降り立った。

その名はタカラトミーの秘蔵っ子「メジャーWii2 パーフェクトクローザー」。
コンスタントにクソゲーを投下し続けてきたがオブザイヤーを逃す無念を味わい続けた
クソゲーマイスターのドリームファクトリーが自分を拾ってくれたタカラトミーに応えるべく
「メジャーWii投げろ!ジャイロボール!!」をチューンナップして送りだした秘密兵器だった。
ジャンラインに対抗すべく「交代した投手の再登板は不可能」というルールが通用しない
異次元野球を会得しマウンドに戻ったた彼は「クローザー」の名に恥じず我々の期待に正面から応えてくれた。

前作から更に悪化したグラフィック、試合のリズムを作る実に15秒というロード時間は
チームカラーをきっちりと見せ付けた継投と賞賛されてしかるべきである。

しかし肝心の「野球」という点に対して投げ込まれた7色の変化球はそれすら些細な物とし
昨今のスモールベースボールに真っ向から異議を唱えた小細工無しの勝負をプレイヤーに求める。

「ボール球を投げられない」「ストレートを投げている限りスタミナを消費しない」ピッチング、「CPUが打球を追いかけずに勝手に止まる」守備に加え
走塁に至っては「勝手にCPUがランナーを盗塁させてアウト」「外野フライで走塁してゲッツー」「かと思いきやヒットを打ったのに一塁ランナーが動かない」
というタイミングを完全に履き違えたランナーへもしや敵のスパイでは?という疑心暗鬼を与えることで
コアユーザーの小中学生に大人の世界の汚い現実を教えることに一役買っている。驚くことにこれらはバグや操作ミスではなく「仕様」である。

また演出の為ならばと9回でのイベントにより点数調整すらなく点差があっても延長戦に突入し原作の展開を見事に守り
前作で「ありえない位置にいる」という指摘があった塁審もグラウンド上から排除し
アンバランスに歪んだ肉体となるまで鍛え上げられた選手達の戦いを一切の夾雑物無しに堪能出来る。

こういった数々の勝負を乗り越えEDに辿り着いたプレイヤーを迎えるのは
スタッフロールの「製作:Dream Factory」の文字。まさに一点の隙も無い完封リレーである。
最後の最後にドリフのクソゲーを掴まされたと知った時こそが正にタカトミからドリフへという
クソゲー投法の「勝利の方程式」が完成した記念すべき瞬間なのだ。
最後にこの完封リレーを成し遂げた主人公、茂野吾郎のガッツポーズを目に焼き付けて選評を締めくくりたい。

 i      {              「  A_│          |  ヽ
 i      i           /\二二二ゝ          i   }
 |       i         /(●)   ( ● )\       {、  λ
 ト      ┤.      /    (__人__)    \    ,ノ   ,!
 i      ノゝ、_     |     ´ ̄`       | ,. '´ハ   ,!
. ヽ、   ノ    `` 、,__\              /" \  ヽ/
  \ノ  ノ        ̄  ――--― 7   ノ     /
     ヽノ.             ヽ  /         ,. "
      `ー 、                      r'"
         _|\∧∧∧MMMM∧∧∧/|_
         >                  <
        ──┐| | ┌─┐     ヽ|  |ヽ  ム ヒ | |
            │  │  │──  | ̄| ̄ 月 ヒ | |
         ──┘  └─┘    / | ノ \ ノ L_い o o

選評案その3    

今年も残り3週間を切り、08年KOTYも最終回へと突入する。
パッチという名の進化を遂げ「商品未満」の称号を得た「ジャンライン」が猛威を振るう中、
目には目を、歯には歯を、進化には進化をと言わんばかりに前作のクソ度に更なる磨きをかけ
完璧と謳われる抑え投手がマウンドに降り立った。「メジャーWii パーフェクトクローザー」の登板だ。

まずは15秒のロードから幕を開ける、驚きの試合内容を紹介しよう。
どんな球を投げようが全球ストライク。直球を投げればスタミナが減らない男らしい投球システム。
3イニング遊べば10本はHRが飛び出す爽快感溢れる打撃システム。
走者が勝手に盗塁し勝手にアウトになる、かと思えばヒットを打つもスタートを切らないという、
相手どころか味方を翻弄させる、プレイヤーの裏をかいた思考の走塁AI。
外野手が後逸するとそのまま硬直、ヒットになりそうな打球が瞬間移動しアウトになる、ファミコン時代にも劣らない守備。
審判の存在しない球場で常識的な野球を求めるのが無理な話なのか
投球、打撃、走塁、守備、その全てがメジャー級のクソという、原作タイトルに負けない見事な完成度を誇る。

前作の問題点であった「グラフィック」「試合の長さ」「ストーリーの短さ」の3点においても、
グラフィックは改善点は一切見当たらず、それどころか左右の腕の太さが倍は違うという離れ業をやってのける。
試合時間は前作の「約2時間」から「約30分」へと大きく改善されているが、
これは投げる球全てがストライクという投球システムの影響も大きいと思われる。
ゲームを改悪してまで問題点を改善するという、メーカーの本末転倒な誠意溢れる対応には涙が止まらない。
ストーリーは「約2時間でクリア可能」と、前作に引き続きzipに圧縮したかのような短さ。
さらにはリードしたまま最終回を終えると「物語の都合でリードしたまま延長戦に突入」という珍事まで起こる始末。

そしてそんな2時間を終え、エンディングにて明かされる衝撃の事実…「制作 ドリームファクトリー」。
幾多のクソゲーを生み出した伝説のクソゲーマイスター「ドリフ」がここに復活。
最後の最後に誕生した「タカラトミー×ドリームファクトリー」という最強バッテリー。
この無敵とも思えるバッテリーから繰り出される脅威のクソを、打ち崩せる猛者は居るのだろうか。

選評案その4    

パッチで強打者となって帰って来たジャンラインがバッターボックスに立った時クソゲーオブザイヤー球場に緊張が走った。
今年の先発投手を務めたメジャーの再登板を思わせるメジャー2の登場である。
「既に強打者を前にグロッキー寸前だったメジャーが強打者達を抑えられるのか?」
そんな住民の不安をメジャー2は良い意味で裏切ってくれた。
ゲームは再登板の緊張を体感できる15秒のロードに始まる。
そして、ボール球の投げ方が特殊な操作でありかつ説明書に記載されていない為
普通にプレイしていればストライクしか投げられない、そしてストレートだけならスタミナが減らないという
男らしい投球システムは、主人公の性格をも忠実に再現した素晴らしいシステムと言えるだろう。

その他にも野球は1人でやるものではない事を教えられる「CPU操作のオート走塁」
チームメイトがプレイをボイコットした時にキャッチャーが守備で孤軍奮闘する「キャッチャー無双」
これらのシステムによって、チームメイトの勝手な行動に実際に怒りを覚えるなど
ゲームでは再現不可能と思われたグランドでのプレイヤーの心理もリアルに体験できる。
更により劇的に試合を演出する為に、大量リードしているにも関わらず延長戦に突入するなどといった、
あえて辻褄あわせを排除した「大逆転システム」も搭載で最後まで緊張感を失わないプレイが可能。
また、塁審が存在しないという欠点はあるが、そこをあえて誤審の形で再現する事であくまでリアルを追及。
原作主人公の最近の発言「ストライクをボールに、アウトをセーフにされたら…野球にならねーんだよ!」
までもタイムリーに反映させるスキの無さは見事としか良いようがない。
ここまでで「目指したのは本格野球ゲーム」の謳い文句が嘘ではない事がお分かりいただけるだろう。

リアルさだけではゲームとしてはいかがなものか?という意見もあるだろうがそこは心配無用。
昨今人気のフィギュアスケートの要素を取り入れ芸術点を考慮し、1キャッチで2アウトを取れるジャイロキャッチや
ごく稀に審判が後ろを向いたり、バッターが後ろ向きに構えるなどゲームでしか体感できない
プレイヤーの遊び心をくすぐるオリジナル要素も兼ね備えており、
それに加えて、子供達にゲームよりやっぱり本当の野球の方が面白いんだという事を気付かせる啓蒙ソフト的な側面も持ち
まさにパーフェクトクローザーの名に恥じないつくりには脱帽するばかりである。

これほどまでに原作に忠実かつ野球のリアルさを追及したゲームは後にも先にもこの1本だけであろう。
いや、寧ろこの一本だけになる事を心から祈りたい。

選評案その5    

ガリレオ・ガリレイは言い切った。『それでも地球は回っている』
伊坂幸太郎は本を出した。『陽気なギャングが地球を回す』
クソゲーマーが驚いた。 『ゴローの首が回っている』

ジャイロボールの名前がタイトルに入っていることから分かるように、メジャー2のテーマは『回転』である。
ナルトの螺旋丸や浅田真央のスピンなど、回転を好むユーザー心理を熟知していると言えよう。
ランナー達は勝手に塁を回ろうとして失敗し、野手は妙な方向に走り回る。
ボールは瞬間移動して飛び回るし、回転しながらボールをキャッチすれば芸術点が入る。
勿論審判もバッターもキャッチャーも回転する。しかもキャッチャーがセンターを走り回る。
流石にゴローは回らんだろうと思っていたら、首がぐるっと回っていた。

15秒にもなるロード時間はプレイヤーに要らぬ気を回させ、取説を嘗め回す様に見てボール球の投げ方を探すことを奨励する。
ループしてるのかは知らないが、延々妙なBGMが精神を汚染し、
カウントは3桁になるとぐるっとまわって0に戻る。
選手をエディットしようとすれば、10秒ロードがついて周り、
ストレートを投げ続けるゴローの肩は疲れ知らずのフル回転。
ミットカーソル9箇所の大雑把過ぎるバッティングシステムはプレイヤーの目を回し、
点差がつこうとなんだろうと、試合は延長戦へと回ってゆく。
ディスクか何かがうまいこと回らずに、フリーズが多発するのはご愛嬌だろう。
ドリームファクトリーはテーマに忠実な会社なので、プログラマー三人で現場を切り回した。
CGのレベルアップにまでは手が回らなかったことが、今後の改善点だろうか。

審判だってゴローだってバッターだって、みんなみんな回っているんだ友達なんだ、と友情の大切さを思い知らされる。
このサブプライムショックで首の回らない人が多い中、くるくる回るこのゲームで疲れを忘れさせてあげよう、
というドリームファクトリーの心遣いが嬉しい。
まるでドリルのように高速回転するこのゲームは、クソゲーの天元を突破してしまった。
メジャーに始まりメジャーに終ったこの一年は、クソゲー史上の一大転換点となるだろう。

1人のゲーマーとしての要望を沿えて、この選評の結びとさせてもらいたい。

開発者の首をコキャッと回させてください。

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Last-modified: 2013-01-21 (月) 17:14:23 (1412d)