2009年 次点

概要

名称Let’s 全力ヒッチハイク!!!!!!!!!https://koty.wiki/image/game/Hitchhike.jpg
ジャンル全力体感アクション
対応機種Wii(Wiiウェア)
発売・企画元日本一ソフトウェア
開発元ドロップウェーブ
発売日2009年3月31日
価格1000Wiiポイント(税込1000円)
対象年齢CERO:A(全年齢対象)

参考動画

http://www.nicovideo.jp/watch/sm6744526 [外部リンク]
http://www.nicovideo.jp/watch/sm6744814 [外部リンク]
http://www.nicovideo.jp/watch/sm6746438 [外部リンク]
http://www.nicovideo.jp/watch/sm6746811 [外部リンク]

要点

簡単にまとめるなら「バカゲーを狙ったみたいだが、センスが無さ過ぎてただの寒いゲームになった」パターン。

  • まず、公式ページが香ばしすぎる。
    • しょぼいグラフィックや、キモいキャラクターを衆目の前に押し出している。
    • さりげなく自社商品を宣伝しているが逆効果。
  • 限りなく理解不能なシナリオ。
    中華料理店で食事をしているといきなり恐竜とUFOが登場したので逃げ出したら、その料理店の親父が包丁を持って追いかけてきた。
    だから、ヒッチハイクして逃げよう!という内容。
  • シュールな世界観を狙ったギャグは、一部には受けたという意見もあったが、寒いとの評判多数
    センスが全く無く、日本一は旧来のバカゲーがなんたるかを根本的に誤解しているのでは?との声もある。
  • ゲーム内容はキャラクターに合わせてリモコンを振るだけ。あとは取って付けたような手抜きすごろく。
    • リモコン感度がアクション刑事並みに非常に悪い。これでもかってくらい反応しない。ブレイクスピンのポーズを要求されたら製作者の頭をブレイクスピンしたくなるほど。
    • すごろくでカードを引くが、自分に対する妨害カードばかり出る。そのため「はずれ」カードが実は当たりの部類。
      • 数マス進める、もう一度ヒッチハイク等自分に有利なカードも存在する。
  • キャラデザだけではなく、レンダリングも糞仕様。3Dでは離れていても、画面上でとなりあっている同じ色の物体は線が付かないため、指と顔が融合したり、木がつながったりしている。

選評

選評案その1

人生ゲームというクソゲーが、wiiwareセールスランキング1位を独走する一方で、
ほとんどの人間がスルーしたクソゲーがwiiwareに登場していたことを忘れないでほしい。
本作のノリで紹介しよう。 マジハンパネェ日本一ソフトウェアが送り込んだクソゲー『Let’s 全力ヒッチハイク!!!!!!!!!』ナリ!

冗談はよし子ちゃんな見た者を不愉快にするキャラクターデザインの破壊力は凄まじく、
発売日すらセールスランキング外。 どうやらクソゲーらしいのだが、それを確かめる者が出ない状況が続き、
「本当に誰も買おうとしない、まるでモリマンのAV」と例えられた。
あえてキャラクターの見た目を言葉で表すなら、パンを豆腐に変えたリアルアンパンマンだろうか。
特にプレイヤーが失敗した際の不愉快な顔といったら…その顔面にワンパン入れたくなる衝動に駆られる。

ストーリーは、その豆腐リアルアンパンマン家族が中華料理店で食事をしていると
何の脈絡もなく恐竜とUFO登場し逃げ出したら、その料理店の親父が包丁を持って追いかけてきた。
だから、ヒッチハイクして逃げよう!という、まるでヤク中の妄想。

やってくる車は、専門学生が最初のポリゴン授業で製作した方がマシという出来栄え。
ポリゴン数が極端に少なく、テクスチャーも適当に1枚張られているという感じだ。
決してオーバーな表現ではない、牛や恐竜はゴミにも劣る品質であろう。

遊びの部分は、ポーズを決めろ!という指令にあわせ変なポーズをとって、
友人などと楽しむわけだが、反応が悪く思った通りに入力できない。
特に→↑、↓→という具合に2段階の動きになると認識されないことが多くイラッとする。
仕方ないので、上手く入力することは諦めて、 その場を盛り上げるために変なポーズをとることを優先するのだが、
面白いかどうかは、もはやプレイヤーのギャグセンスとアドリブしだいといったところか。
面白い人がポーズをとれば盛り上がるかもしれないが、そういう人はゲームがなくても盛り上げてくれるかもしれない。

さて、このゲーム自称バカゲーということで、 「マジハンパネェ」「冗談はよし子ちゃん」
「事実は小説よりも木なり(ここで木が動きます)」と、 ギャグを連発するのだが、笑えるものはなかった。
あげくに、面白いと思っているのか文末に「~ナリ」「!!!!!!!!!!!」を多用しイラッとさせる。
思わず、豆腐リアルアンパンマンに「バカ!」と感情的に怒鳴ってしまったのだが、
なるほど、こういうのが真のバカゲーということだろうか。

他にも、スゴロク全体マップも15くらいのマス目がスーファミのような1画面に配置されてるだけで、
2進む~2戻る、恐竜が邪魔するくらいしかイベントがない。
ヒッチハイクポーズも14~5種類しかなく、振られるネタがすぐに同じになるなど、
1000円とはいえこの内容の薄さも本作のクソさに花を添えているだろう。

クソゲーに向かってヒッチハイク、まさにそんな一作であった。

選評案その2

桜前線が北上し始めようとする3月末、一本のゲームソフトが開花すらできずに散っていった。
Wiiware用ソフト『Let’s 全力ヒッチハイク!!!!!!!!!』である。
「冗談はよし子ちゃん」とこちらが言いたくなるような醜悪なキャラクターデザイン。
あえてキャラクターの見た目を言葉で表すなら、パンを豆腐に変えたリアルアンパンマンだろうか。
このようなデザインで本当に売れると思っていたのか日本一ソフトウェアの正気を疑いたくなるが、
案の定発売日からセールスランキング外。名立たるクソゲーハンターの集う本スレですら
誰も購入しようとしないという、前代未聞の快挙を成し遂げた。
挙句の果てには「本当に誰も買おうとしない、まるでモリマンのAVのようだ」とまで例えられてしまった。

まずストーリーを簡単に紹介しよう。
「豆腐パンマン家族が中華料理店で食事をしていると、何の脈絡もなく恐竜とUFOが登場し、
逃げ出したらその料理店の親父が包丁を持って追いかけてきたナリ。だから、ヒッチハイクして逃げよう!!!!!!!!!!」
な…何を言ってるのかわからねーと思うが、俺にもわからねー。多分日本一もわかってねー。

肝心のゲーム性は、「ポーズを決めろ!」という指令にあわせて変なポーズを取るのだが、
反応が悪く思った通りに入力できない。
特に→↑、↓→という具合に2段階の動きになると認識されないことが多くマジハンパネェ。
「友人と一緒なら楽しいかも」というのが某ゲーム雑誌の精一杯の褒め言葉であったということを付記しておきたい。

さて、このゲームは自称バカゲーということで、下らないギャグを連発するのだが、
見事に滑りまくって笑えるものはない。プレイヤーは宇宙人や恐竜よりも
むしろこの極寒ブリザードから逃げ出したくなること請け合いである。
狙って作ったバカゲーもツボを外しまくるとクソゲー化するという良い典型だろう。

このゲームは1000円という価格で販売されているのだが・・・
スゴロク全体マップも15くらいのマス目がSFCのような1画面に配置されているだけで、
2進む~2戻る、恐竜が邪魔するくらいしかイベントがない。
ヒッチハイクポーズも14~5種類しかなく、振られるネタがすぐに同じになる等々
正直この価格でもぼったくりと言っても良い内容の薄さである。

×事実は小説よりも木なり
△日本一のセンスはエンタ芸人よりも寒気なり
○クソゲーの売り上げは何よりも正直なり

選評案その3

「はいっ、どーもー!日本一ソフトウェアでーす!」
「ユーザーでーす!」
「ふたり合わせて、Let’s 全力ヒッチハイク!!!!!!!!!でーす!」
「今からおバカな爆笑ギャグやりまーす!」

日本一:うちの豆腐顔したキモイ家族とこないだ中華料理屋で飯を食ってたら、何の脈絡もなく恐竜とUFO登場し、
逃げ出したらその料理店の親父が包丁を持って追いかけてきたナリ。
…何を言ってるのかわからねーと思うが、俺にもわからねー。多分おまえらもわかってねー。
じゃあさ、今からヒッチハイクして逃げるから、おまえブレイクダンスして車とめて。

ユーザー:ブレイクダンスでーす!

日本一:しかし、自分ら人気の無さマジハンパネェ。
発売日ですらセールスランキング外。名立たるクソゲーハンターの集う本スレですら、
誰も購入しようとしないという前代未聞の快挙まで成し遂げてしまったナリ。
本当に誰も買おうとしない、まるでモリマンのAV!!!!!!!!!。

ユーザー:冗談は良子ちゃん。むしろ、死にかけたメスゴリラのAVだろ。

日本一:あ、今度は恐竜が来たんで、おまえ体操のバランスポーズでその恐竜とめて。

ユーザー:片足あげるの関係なくね?てか、変なポーズに一生懸命だとちゃんと入力されなくね?

日本一:事実は小説よりも木なり(ここで背景の木が動きます)。ちゃんちゃん。

選評案その4

…俺は犯されてしまった。
Wiiware用ソフト『Let’s 全力ヒッチハイク!!!!!!!!!』に犯されてしまったんだ。
出会いは、酷いキャラクターデザインだった。
嫌な予感はしたんだ。
例えれば、豆腐の頭にエイの裏側のような目鼻がついたリアルアンパンマン。
あまりに下品だったり差別的だったりで、選評に使用するのはNGとされる風貌の時点で気付くべきだった。

奴は、そのキャラクターに糞仕様なレンダリングが加わえてきた。
画面上でとなりあっている同じ色の物体は線が付かないため、
指と顔が融合したり、木がつながったりしたまま表示されるのだ。こういうのは予想外だった。
そして、心の準備もできないまま展開される物語はあまりに電波だった。
恐竜とUFOと肉屋の主人が現れて、家族がヒッチハイクで逃走するというもの。
「冗談はよし子ちゃん」という親父ギャグから「昨日ブタと競争して負けたんだ」という意味不明なものまで、
奴は感じさせようと必死だったが、俺は屈辱感に時が過ぎ去るのを祈るしかなかった。
してやったりと文章に!!!!!!!!!!!!!!が大量につくのがまた腹立たしい。

操作性も酷く乱暴なものだ。
方向変更の反応がシビアすぎるのか、あるいはプログラムがヘボいのか、
俺がポーズをとろうとすれば、失敗のリスクが高まるという仕様なうえに、
失敗したらスタート地点まで戻され最初からやり直し。
俺は大人しく画面に向かって座り、入力作業を繰り返すことになる。
選択の余地はない、もう従うしかなかった。
してやったりと文章に!!!!!!!!!!!!!!が大量につくのがまた腹立たしい。
奴はゲーム性も最低で、要求ポーズの種類が乏しい。
中盤以降は俺にブレイクダンスを連続で強要してくるんだ。
そんなに何度もブレイクダンスはしたくはなかった。もう限界は超えていた。
してやったりと文章に!!!!!!!!!!!!!!が大量につくのがまた腹立たしい。

一枚絵にトランプをひっくり返したような全体マップも酷く、
それまでの努力に関係なく、運悪く戻るカードを引いて肉屋の親父に追いつかれる。
失敗したらスタート地点まで戻され最初からやり直し。
俺が抗う手段はなく、ひたすらハズレが出るのを祈るしかなかった。
してやったりと文章に!!!!!!!!!!!!!!が大量につくのがまた腹立たしい。
わけのわからぬまま、その行為はいつの間にか終わったらしい。俺は放心状態だった。

数日間、ショックで寝込んだ後にカウンセリングをうけたりして少しづつ落ち着きを取り戻してきた。
早くかつての自分を取り戻したいと思ってる。

リンク

プレイ動画
http://www.nicovideo.jp/watch/sm6744526 [外部リンク]