アジト×タツノコレジェンズ

概要    

名称アジト×タツノコレジェンズhttp://www.amazon.co.jp/dp/B00ST2KNQW[外部リンク]
ジャンル防衛系シミュレーションゲーム
対応機種Xbox One
発売元ハムスター
開発元ハムスター
発売日2015年6月25日
価格5500円(税別)
対象年齢CERO:A(全年齢対象)

参考動画    

PV

2016年3月時点では『アジト』と呼称されることが多いが、旧作のPS版『アジト』と紛らわしいため本稿では『アジノコ』と呼称する。

要点    

知る人ぞ知る名作シリーズ『アジト』の版権を所持するハムスターが、旧作の素材を切り貼りし、タツノコの版権キャラを付け加えて新作を作り出そうとした結果、

  • 空前絶後のバグ祭り
    • パッチ配信で治るかと思いきや、全く逆に、家ゲー史に残るバグパッチによってほぼクリア不能なレベルに悪化した。
  • すさまじいまでのゲームバランス崩壊
    • および、それに伴う100時間耐久ルーチンワークなゲーム性
      (超長時間ゲー・激ヌルゲー・単純作業ゲー・連打ゲーの四重奏)
  • キャラゲーとしての価値がゼロ
    • 原作キャストを完全無視し、専門学校の学生で代替することでコスト削減
    • 全員が壁に向かって喋っているかのような意味不明なシナリオ
  • 超低クォリティのグラフィック
    • フルHDの新作ドット絵と、20年近く前の旧作のドット絵をコピペして3倍拡大しただけの手抜き素材が混在

などが跳梁跋扈する、かつてない惨劇の舞台になってしまった。

アジト旧作シリーズについて    

『アジト』シリーズは、1997年に1作目が発売され、3作目まで発売されたプレイステーションのゲームソフトである。
いずれも開発元はASTEC21(アダルトゲームブランドのアトリエかぐやの親会社)であり、販売元は1作目がアスク、2,3作目がバンプレストと分かれている。現在、ハムスター社が1作目の『アジト』の版権を所有しているが、2,3作目の版権は持っていないとみられる。
(以下、PS版のアジト1作目のことを便宜的に『アジト1』と呼称する。)

アジトシリーズのジャンルは「秘密基地作成シミュレーション」である。
地下に作られる基地の様子がアリの巣の断面図のような画面で表され、怪人・ヒーロー・博士などの構成員が小人サイズのドット絵で描かれている。ゲームは主に2パートに分かれており、それぞれ

  1. 商品を開発して・生産・販売する「基地経営」パート
  2. 怪人やヒーローを駆使して敵陣営と戦う「戦闘」パート

になっている。特撮ファン向けの小ネタが多くちりばめられており、知る人ぞ知る良シリーズであった。

なお、2011年に『アジト1』をリメイクした『アジト3D』という作品が3DSから出ている。
『アジト1』のUIを大幅に改善して遊びやすくしているが、1作目の課題となっていた部分(中盤以降ヌルゲー化することや、自分の基地が一方的に攻められるだけで敵の基地を攻められないことなど)も治さずに移植している。これらの課題は『アジト2』以降では改善しているため、シリーズファンからは批判された。

本作の位置づけについて    

『アジト×タツノコレジェンズ』は、れっきとしたアジトシリーズの新作である。

  • ただし、ドット絵や大部分のデータを流用したことで、旧作経験者にとって既視感を覚える仕上がりになっている。
  • 『アジト1』は版権コラボのない完全オリジナルのゲームであったが、『アジト2』および『アジト3』では仮面ライダーなどが登場し、人気を博した。
    本作は、『アジト1』をベースにして新作を作るにあたり、版権要素を取り入れるために「タツノコプロ」とのコラボレーションを混ぜ込んだ作品と解釈した方がよいだろう。

パッチ配信による変化について    

本作最大の特徴がパッチによる三段変化である。
発売当初、本作には膨大なバグが含まれており、それを修正するために二度のパッチが配信された。しかし、あまりにも多すぎるバグは最後まで完治せず、それどころか、二度目のパッチでは伝説的な超特大バグが新たに発生してしまった。

パッチ未適用状態    

製品が発売されると、本スレはバグ報告で一色になった。

  • 発売前日に公式サイトでバグ報告するという荒業をやってのけた。
    • しかもその内容がかなり致命的であった。具体的には下記二つである。
    1. 戦闘中にセーブすると、ロード時にクラッシュする。
    2. オンラインモードを選択するとクラッシュする。
  • また、バグはこれだけではなかった。
    • クリアが困難なレベルでフリーズが頻発する。
    • 諜報に出した戦闘員が全員失踪し、ゲーム進行不能になる。
    • 戦闘機が地中に潜り込む。
    • 基地内の施設が勝手に壊れるという報告もあり。

総括すると、この段階では検証云々以前に「プレイできるか否か」の次元であった。

魔のエレベーター    

本作で特に印象深いとされるバグ。
戦闘員がエレベーターに乗っている際に巨大兵器を出撃させると、巨大兵器が空に飛んでいくのに合わせてエレベーターのカゴが天高く射出されてしまう(地下に突き抜けていく場合もあり)。
参考動画[外部リンク]

  • このバグで射出されたユニットは永遠に行動不能になる。タツノコキャラなどの強ユニットが射出された場合は詰むことがある。
    • 帰還指示を出すと、(実際には誰もいないのに)階段を歩いている足音が永遠に鳴り響く。天国への階段とでもいうのだろうか。
    • そのまま出撃させようとするとゲームがクラッシュする。
  • なお、このバグは2度のパッチ配信後も治っていない。

1度目のパッチ配信後    

致命的なバグは大方消えて、遊べる状態になった。また、本スレ等で批判が多かった一部の不親切なUIについては改善された。が……

  • 頻度は多少落ち着いたものの、フリーズはまだまだ健在であった。
  • 遊べるようになったことでゲームバランスの異常性に目が行くようになった。

ゲームバランスの改悪    

ゲームバランスを泥縄的に修正した結果、異常なまでの待ちゲーと化した。

  • パッチ適用前もゲームバランスは狂っており、基地着工から一ヶ月以内に基地を完成させて、50億稼いで、必要な兵器や戦闘員を全てそろえてから敵を迎え撃つといった、一夜城も真っ青のスピード勝負であった。
  • だが、一度目のパッチを適用することで大部分のミッションのタイムリミットが単純に2,3倍になった。本作では何もしていない状態でしか時間経過しないため、単純に待つだけの時間が2,3倍になった。
    • なお、1997年発売の『アジト1』(および、そのリメイク作の『アジト3D』)には早送り機能が存在したが、本作では実装されていない。ハード的な制約ではないので開発陣の能力的な問題と思われる。
  • また、稼ぎ効率は5分の1程度の渋さに激減され、(動作の安定性を向上させるためか)基地の部屋数制限が大幅に減らされた。これにより、パッチ前よりむしろ行動の幅が狭まった。

2度目のパッチ配信後    

11/17に二度目のパッチが配信されたが、これが家庭用ゲーム史に残るバグパッチであり、ジャンラインばりの伝説的なパッチ進化を遂げることになった。
「賽の河原」と呼ばれるバグにより、ソフトを起動するごとにセーブデータが初期化されるようになり、「クソゲーなのに高難度の縛りプレイを強制される」という全く新しいゲームになってしまった。

「賽の河原」バグ    

平たく言えば「ソフトを終了するたびに100%の確率でデータが初期化されるバグ」である。
プレイを積み重ねてもそのたびにデータがリセットされるむなしさから、「賽の河原」バグと呼ばれるようになった。

  • 正確に言うと、ソフトを終了する際、「どのミッションまで進んでいたか」の情報は保持されるものの、そこまでに取得した所持ユニット(大部分はタツノコレジェンズ)がほぼ全て消失する。
    • RPGに例えると「途中でセーブしたデータが、再開すると強制的に初期装備・初期ステータスになる」。むろん、通常プレイの範疇ではクリア不能になる。
    • むりやりクリアしようとすると、以下の二択を迫られる。
    1. クリアできる地点のミッションからユニットを集め、最終ミッションまで一度も電源を落とさず、ゲームを終了させずにぶっ通しでプレイする。
    2. 初期データでクリアする。
  • ぶっ通しプレイを選択する場合、電源を消さなければいいという問題でもなく、そもそも長時間プレイしていると高確率でフリーズや侵攻不能バグに遭遇し、そこでデータリセットになる。まるで地雷原を歩いているかのような感覚である。
  • また、ミッション選択画面がバグっており、通常の方法では前のミッションを選択できないため、普通はバグ発生時より過去のミッションをプレイできない。つまり、初期化された状態でクリアできないミッションまで進んでしまったら、データ削除して初めからやりなおす必要がある。
    • これについては後に、選評者によって
      「タイミングよくAボタンとカーソルを同時押しするとミッション選択できる」
      「オペレーターのミッション紹介をキャンセルするとブッと音が鳴るので、
       そのあとにAボタンを素早く2連打すると自由に動かせるようになる」
      というテクニックが発見され、過去のミッションにさかのぼってプレイできるようになった(=任意のユニットを集められるようになった)。逆に言うと、これらの裏技的な操作方法が発見されるまで、クリアは絶望的だった。
  • 「本作を終了してはいけない」=「ほかのゲームを起動して息抜きすることができない」という問題もある。
  • 参考までに、ぶっ通しプレイでクリアした選評者は、ミッション1からプレイして、ミッション28になった時に進行不能バグで終了を余儀なくされた。その後、初期データ状態で3つの過去ミッションをクリアし、ユニットを集めてから最終ミッションをクリアした。
    • 手慣れたプレイヤーが1ミッションをクリアするのに2~3時間程度かかるため、3つのミッション+最終ミッションで10~12時間程度かかる。
    • 簡単に初期データで過去ミッションをクリアできるように聞こえるかもしれないが、そうではなく、研究によって明らかになった高度な攻略法を用いている
    • この選評者の確立した攻略法により、別の検証者によって初期データ縛りクリアも達成された。

グラフィック・サウンドなどの素材について    

ゲームの内容について見る前に、「ガワ」に当たる各種の素材からしてツッコミどころしかない。

グラフィック    

公式サイト上で「こだわりのドット絵」などと書かれているが、流用やコピペが異常に多く、前向きに評価できるのはわずかな部分しかない。「こだわったのはクォリティの高さではなくコストの低さではないのか」と悪態をつきたくなる代物である。

  • 全般的に、旧作素材の流用があまりにも多い。
    フルHD(1920x1080ピクセル)の解像度向けにきちんと書き直されているのは米粒ほどの大きさの「チビキャラのドット絵」と、基地内施設などの「マップ素材」のみ。
  • その他の「イベントCG」、「怪人やヒーローの全身絵」、「怪獣やロボ・戦闘機などの巨大ユニットの一部」は、18年前に発売されたPS版アジトのグラフィック素材を2~3倍に拡大してコピペしただけである。
    参考画像[外部リンク]
    • ドットバイドットでそれぞれのキャプチャを比較するとほぼ完全に一致することが検証済み。
      参考画像[外部リンク]
    • 巨大ユニットについては、フルHD対応に描き直されたものと、PS版のものを拡大しただけのジャギジャギのものが混ざっており、並べて出撃させるとカオスな絵面になる。ドット打ちの途中で力尽きたのだろうか……。

サウンド    

BGMについて    

オプション画面でメインBGMと戦闘時のBGMを選択できるが、発売時点ではメインBGMは発売当初1曲しかなく、そもそも選択できなかった。その後、パッチで修正されたが、1曲追加されただけ。

  • フィールドで聞けるBGMは経営フェーズの2曲と戦闘フェーズの2曲で全4曲。そのうち3曲は旧作BGMのアレンジ(音源を変えた程度)である。
    • なお、クリアまでに100時間ほどかかるため延々と聞くことになる。曲数が足りているとは言いがたい。

ボイスについて    

  • 半数は旧作からの流用、残りの半数は、OPムービーの欄で詳述するが素人ボイスである。

SEについて    

  • これまた全面的に『アジト1』からの流用である。
  • 発売時点では効果音の音量が異常に大きく、工事や戦闘、人の足音など、同じ効果音の行動が重なるとそれだけ音量が倍増するという狂った仕様だった。
    • 特に階段の足音がうるさい。敵が攻めてきた際、一人二人…と階段に差し掛かるたびに倍々ゲームで足音が大きくなり、「ガッガッガッガッガッガッ」と音割れした大音量で再生される。
      参考動画[外部リンク]*1

OPムービー    

旧作とほぼ同じ(申し訳程度に音源が違う)オープニング曲をバックに、ウルトラセブンをリスペクトしたような影絵調の静止画、製作スタッフのクレジットが表示される。
参考動画[外部リンク]

  • 後述するが本作にはEDが存在しないため、事実上これがスタッフロールである。
    • キャラゲーにも関わらずタツノコキャラクターのキャストの名前は一切表示されず、代わりに「東京アニメ・声優専門学校」の生徒とおぼしき方々の名前がずらずらと列挙されている。どうやら素人を動員することでタツノコキャラの声優のギャラをケチったらしい。
      • 収録参加者を名乗るスレ民により、実はノーギャラであったという怪情報が書き込まれている。真偽は不明。
      • 懸命に声まねしている様子や、それなりに雰囲気を出そうと奮闘している様子は見受けられるものの、素人なので決してクォリティは高くない。
        参考動画[外部リンク]
        だが、そもそもこんなクソゲーの制作現場に駆り出された上、スタッフロールという名の戦犯リストで大々的に本名をさらされた生徒の方々については、批判するよりむしろ同情すべきであろう。
    • なお、本作のプロデューサーとしてクレジットされているのは他ならぬハムスター社長である。

キャラゲーとして    

以下に記すとおり、キャラゲーとしては完全に失格である。

  • それぞれのタツノコキャラに対して米粒ほどのドット絵は用意されている。この点は一応評価できる。
    これ以外の評価点は存在しない。
    • 顔グラフィック・バストアップの絵はアニメ本編のキャプチャの切り抜きのお手軽仕様である。
      参考画像(再掲)[外部リンク]
    • タツノコキャラの音声は前述の通り、ほぼ全て素人ボイスである。
      • 「ほぼ全て」に当てはまらないごく一部のタツノコユニットは旧作の怪人ボイスを転用されている。
      • なお、フルボイスではない。素人ボイスのフルボイスが嬉しいかどうかはさておき、セリフの量が非常に少ないので手抜き感がある。
    • タツノコキャラを出撃させるとカットインが入るが、本編を数秒切り出しただけの垂れ流しであり、ギャラ対策なのか音声が消されている。
    • なお、タツノコプロの公式サイトでは本作の発売に関する告知は一切していない。一応、東京ゲームショウの告知ニュース[外部リンク]で本作が開発中であることに軽く触れているが、それだけである。

ゲーム内容についての問題点    

シナリオ    

ミッション開始時と終了時に、敵が登場して喋る……のだが、「会話」という概念が存在せず、2,3しか持ち台詞のない敵キャラが、主人公に対して一方的に持ち台詞を喋って終わりである。主人公は何者なのか、なぜ主人公がタツノコの敵役から絡まれるのかなどの設定は一切無い。整合性を保とうとする意思が髪の毛ほども感じられない。

何の設定もない主人公サイド    

  • 自分が何者で、何をしているかなどの説明が一切無い。毎回のように「ミッション始まったぞ。ほら、変な奴が何か言ってきてるぞ。頑張れよ」程度のやりとりしかない。
    • 旧作の主人公は「秘密基地作成に憧れて密かに蓄財していた元サラリーマンが、とある地方に基地を建てたところ、そこには既に先客が……」という設定であった。それに対して本作の主人公はどこから金を出しているのか、どこに基地を設置しているのかなどの説明が一切無い。
  • これにより、ストーリーは身に覚えのない言いがかりを付けられるだけの展開が延々と続く。
    • たとえば海の近くに基地を建てたら、海を汚された半魚人が怒って攻めてきた、というものがあるが、プレイヤーからするとそんな覚えは一切無い。どこに基地を建てているのか自分にもわからないのだから。主人公も終始無言なのでシュールである。

会話の通じない敵キャラ    

壁に向かって話しているのかのごとく、ただ持ち台詞を披露して終わり。

  • 一人のキャラにつきセリフが2,3個しか存在しない。
    • 後のミッションで過去のキャラが再登場した場合、ごく一部の例外を除いて一字一句たがわず前回登場時のセリフを再生するのみである。
    • 「ガッチャマンめ!」、「おのれ、スターザンSめ!」など、敵キャラは原作のヒーローを名指しで呼ぶ。だが、それぞれのヒーローのセリフは登場時のテンプレセリフ1つ2つしかなく、原作の敵キャラから呼びかけられても何も反応しない。主人公ももちろん反応しない。
    • 最後のミッションでは歴代ボスが集結するが、クリアしてもボス一人一人が以前登場した際の台詞を順々に垂れ流すのみ。打倒主人公のために結託しているらしいが、会話と呼べるやりとりは一言も存在しない。
      参考動画(最終面クリア時のボス台詞)[外部リンク]
      • なお、上記の使い回しセリフ連続再生が本作における最後のテキストであり、EDは存在しない。
      • ちなみにミッションクリア時に出てくる怪人のようなシルエットも『アジト1』からのコピペである。よほど気に入ったのか、ロード画面などにも使われており、反転したり傾いたりするだけの手抜きアニメーションを見せてくれる。

その他    

  • ミッション26では
    ・開始時/終了時に出てくるボス(レフレス[外部リンク]
    ・敵基地発見時に「見つかってしまったか!」と反応するボス(クロダコブラザーズ[外部リンク]
    ・総司令室を爆破した際に断末魔の悲鳴を上げるボス(ドロンジョ)
    が全員別人である。主人公は一体誰と戦っていたというのか。

ユーザーインターフェース/操作性など    

一にも二にも連打、連打するしかない。

  1. 選択すべき項目を目で探し
  2. そこに向かって十字キーを連打し
  3. 決定キーを連打するのみ

である。プレイ内容の約半分はこの「しらみ潰し連打作業」によって構成されている。
参考動画[外部リンク]

人員選択について    

  • 経営フェーズの項目でも後述するが、本作には105人の基地内の構成員が存在する。その中から「反逆度」を見ながら、一人ずつメンバーを選択することになる。
    • 反逆度によるソート機能は存在しないため、100人以上のメンバーそれぞれの反逆度を目視確認しながら選択する必要がある。
    • ちなみに、メンバーの並び順は氏名の五十音順でもカテゴリ順でもなく内部データのID順であるため、特定のメンバーを探すときに非常にわかりづらい。

マニュアルについて    

ゲーム本体についている紙のマニュアルはモノクロ5Pしかない。もちろんこれで情報が足りるはずがなく、足りない情報は

  1. チュートリアルで説明される。
  2. ゲーム中で戦闘員を諜報活動させるとマニュアル情報を持ち帰ってくる。

の2通りで補完することになる。

  • チュートリアルは「基地の建設をしましょう」の次に「じゃあ早速、敵が攻めてくるんで倒してください」と丸投げする代物であり、全く説明が足りていない。
    • なおチュートリアルでは選択可能な操作が制限されており、操作を一つでもミスるとその時点で進行不能になる局面がある。二回目のパッチ時点でも直っていない。
  • 戦闘員を諜報活動させてマニュアル情報を得ようとしても下記の問題がある。
    • タイミング次第で前述の「魔のエレベーター」バグが発生し、クリア不能になる。
    • そもそもマニュアル情報に嘘が含まれている。
      • 旧作でも「諜報活動」させることでゲーム内の仕様が説明される仕掛けがあり、本作はその文言を単純にコピペしただけである。つまり、これは本作のために用意されたマニュアルではなく、旧作のマニュアルの使い回しである。
      • しかし、本作は旧作の仕様を中途半端にしか再現できていないため、しばしば本作に存在しない仕様が語られる。
        (eg.「大型兵器は一種類(怪獣・ロボットetc)につき一度に一機しか出撃できない」、「部屋を隣接させると爆発時に誘爆してしまう」など)
  • 製品マニュアル中のスクリーンショットに開発中のゲーム画面が使われており、ゲーム本編に実装されていない項目が表示されている。
  • 余談だが、かつてハムスターがローカライズを担当した『アフガン』も同様にモノクロ5Pである。

その他    

  • 処理能力が高い次世代機で、しかもドット絵主体のゲームであるにもかかわらず
    なぜか処理落ちする。
  • パッチ未適用状態では、
    フリーモード(十数時間かけてじっくり基地建設するモード)でセーブ&ロードする際、
    「続けてプレイしますか?」⇒「はい」or「いいえ」という画面が出るが、
    「いいえ」を選ぶとその瞬間セーブデータが消されるという不親切な仕様であった。
    • なお、選択カーソルの初期位置が「いいえ」の方であった点もポイントが高い。
    • さすがに苦情があったのか、1回目のパッチで修正された。

経営フェーズ    

以下、特に断りがなければパッチ1回目適用後・パッチ2回目適用後の状態を説明する。

  • パッチ未適用状態のみゲームバランスが大幅に違うため。

全般    

  • なぜか全ミッションが「1年4月1日」から始まる。
    • ミッション間には「新たな敵が攻めてくる」→「その敵の基地に仕返ししにいく」といったストーリー的な繋がりがあるが、そんなことは無視して全てがリセットされた状態から各ミッションが開始する。
      • 作ったはずの資産、仲間にしたはずのヒーロー、雇ったはずの人員も全てやり直しである。
      • 過去に達成したミッションを再びプレイすると、すでに味方陣営にいるキャラが敵として登場するなどの矛盾が生じる。
    • マスクパラメータとして「季節」があるような記述があるが、この仕様のせいで秋~冬に行くことがほぼない(後半数個を除いて、ミッションごとに制限時間が3ヶ月~5ヶ月で設定されているため)。
      • 補足すると、旧作ではミッションをクリアするごとに経過時間が引き継がれるため、きちんと一年経過するし、その前提で商品販売に関わるマスクデータが組まれている。

人員雇用    

基地を経営するうえで、開発や生産をするために非戦闘員を雇用する必要がある。
雇用できる人員は大まかに分けて博士、工場長、機関室長、司令官の4種類がいる。人を雇用する際には雇用費がかかり、それとは別に、毎月25日に月給が発生する。

  • 基本的に、人員が多いほどできることが増えるようになっており、旧作ではバランス調整のため、また、開発可能なユニットを段階的にアンロックするため、ミッションごとに少しずつ解放されるようになっていた。
  • だが、本作では全データを流用した上で最初からほぼ全ての人員が雇えるように改変されており、これにより、最初の面から最後の面まで雇用する人員の面々がまるで変わらない。
    • 前述の通りミッションごとにデータがリセットされるため、全く同じ人員を一から雇用することになる。つまり、105人全員を雇用するまでの機械的な連打作業が毎回のミッションに入ることになる
    • (人員が同じため)最初のミッション1からミッション30まで、できることがほぼ変化しないので、
      クリアまでの100時間*2がただの単純作業になる(「100時間耐久ルーチンワーク」)。

開発    

博士に命じることで、経営や戦闘に関わる資産を開発することができる。開発対象は

  1. 怪人/ヒーロー/ヒロイン/レジェンズなどの「人型兵器」
  2. ロボット/怪獣などの「大型兵器」
  3. 工場で生産する「商品」

の三通りである。

  • 人型兵器/大型兵器の開発は、空いている人員をアサインするだけの連打作業である。
    • 一応、自動で博士を選択する機能も用意されているが、セクハラを引き起こす組み合わせや反逆度の高い博士を回避しないため、問題が起きやすい。結果、手動で連打選択することになる。
  • 一部の兵器の開発に異常に時間がかかる。
    • ヒロインの開発にはゲーム内時間の20日近くかかる。この開発時間は旧作からそのまま流用されたものであるが、旧作は
    1. 1ミッションが半年~1年スパンである。
    2. 前ミッションまでの開発資産が自動で引き継がれる。
    3. 1ミッションにつき新規にアンロックされるヒロインの数は一人である。

と、本作とはまるでシチュエーションが違う。1ミッションで何人も一気に開発することを想定された開発期間ではない。

  • これにより、本作では強ユニットを期限時間内で開発しようとすると時間が不足する。結果として、開発期間に隙間が出ないように、絶え間なく博士のコンディション管理とアサインに奔走することになる。
  • 商品はあれこれ種類があるが、最終的には一種類しか開発する必要が無い。
    • 具体的に言うと、飛行機の「スペースワンダラー」だけを開発すればよい。下記の条件を満たすため。
    1. 生産費が高い(高ければ高いほど収支効率が良い)。
    2. 生産期間が長い(長ければ長いほど後述の工場長謎ギレバグを引き起こしにくい)。
    3. 初期データの所持金で開発できる。
    • 旧作ではこのように生産品目が偏らないように、商品を売り続けると徐々に売り上げが落ち、最終的には全く売れなくなる仕様であった。だが、本作においてはこの仕様を再現できておらず、ミッション終了までスペースワンダラーを生産し続けても一切売り上げが落ちない。
    • 商品にはいろいろと種類があるが、低価格の商品を生産しても利益があまりにも少なく、また、高確率で後述の工場長謎ギレバグを引き起こすため、ほぼ全て死にデータになっている。

工場    

商品開発を終えた商品をここで生産することになる。生産した商品は地上の施設で販売することができる。

  • 反逆度が30前後を超えた状態で安い商品を生産すると、バグで突然、工場長の反逆度が100になることがある(工場長謎ギレバグ)。
    • なぜ激怒しているのかは全くもって原因不明。観察すると、工場に着いた瞬間からモリモリと反逆度がたまり始める。むろんこんな仕様は旧作にはない。
    • バグのせいか、一度謎ギレした状態では工場長を操作することはできなくなる。なお、これまたバグ技っぽい操作であるが、生産中の工場に他の工場長を二重配置することで、キレた工場長に生産解除の指示ができるようになる。立てこもりを説得しているとでも言うのだろうか……。
  • なお、パッチ未適用の状態のみバランスが全く違っており、秒速で飛行機が15個生産されるなど明らかにおかしなことになっている。
    • パッチ適用後の生産時間はいくぶん妥当になったが、よく見るとほとんど『アジト1』のパラメータで上書きしただけである。本作に合わせてバランス調整したわけではないので、これはこれで諸々の問題を引き起こすことになった。

体調管理    

基地内の構成員には「反逆度」のパラメータがあり、一定の閾値を超えると出奔、横領、内紛などのマイナスイベントが起きる。*3

  • 反逆度の上限は100。人員の反逆度の上がり幅は、開発に関しては品目によらず12で固定、工場生産に関しては1回生産するごとに2で固定。
  • 人員を「休憩室」に配置することで反逆度を下げることができる。下がるタイミングは奇数日の15:00で、下がり幅は6で固定。
    • 反逆度の高さによるソートは存在しないため、自分の目で数値をいちいち確認して、しらみ潰しに連打で選択する必要がある。また、休憩室の空き欄は20個あるが、都度自分で選択する必要がある。休憩室の名とは裏腹に、プレイヤーは休憩室を触るたびに数十連打しなければならない。
      • なお、人員リストが複数ページにまたがっている場合、一人選択するごとに最初のページに戻される。地味にうざったい。
      • 3DS版では反逆度でソートされるうえに、空欄に自動でカーソルが合う。
    • 開発のアサインをする際、休憩室に入れた人員は選択できないため、大掛かりな兵器の開発体制を組むたびにいちいち休憩室を棚卸しする必要がある。
      • もちろん、そのたびに数十回の連打が必要である。
      • そしてアサインし終わった後に余った人員を再び休憩室に戻す必要がある。ここでももちろん連打。
  • 研究中に他の博士にセクハラを行う博士がおり、被害を受けた博士の反逆度を上がってしまう。研究チームを同性で固めることで発生を回避できる。
    • セクハラを行う博士は説明文から判断できるが、「レズビアン」と記載されている博士が、爺も含めた男性に「かわいいから触っただけじゃない!」とセクハラを行う。
      参考画像[外部リンク]
      • 旧作でもほぼ同じ説明文だが、旧作ではきちんと女性にセクハラを行う。本作の場合は雑にコピペした結果ミスに気づかなかっただけと思われる。

戦闘フェーズ    

共通    

  • 敵の断末魔ボイスが流用だらけでおかしい。
    • 「次こそがおまえの最後だ!」、「偉大なる司令官に、栄光あれ!」など、旧作での雑魚戦闘員の断末魔ボイスがふんだんに流用されている。
      これはまだいい。
    • 怪人の断末魔ボイスの中の1パターンとして、旧作ヒロインの可憐なボイス(「先立つ不孝をお許し下さい!」など)が流用されており、毛むくじゃらの外見との違和感がすさまじい。ミスなのか意図的なのかは不明。
    • 本作の新録ボイスも流用されているのだが、ボスのイベント用セリフとして収録された音声が、なぜかその辺の雑魚の断末魔ボイスとして流用されている。
  • 敵もタツノコレジェンズ(正義・悪両方含む)を配備している。
    • ストーリーの無意味さは前述の通りなので言うだけ無駄だが、これはいったい何の戦いなのだろうか……。
  • 戦闘員と非戦闘員の戦闘力格差が少ない。
    • こちらのタツノコレジェンズと敵方の白衣の研究員がいい勝負をし、連戦すると普通に撲殺される。
    • 旧作では戦闘要員には必殺技があり、非戦闘員との間で明確な差があったのだが、本作では必殺技らしきものはない。

侵攻戦    

敵の基地を発見し、敵の基地に侵攻する。
内容を簡単に言うと、広大なマップの中で、米粒大のチビキャラの動きをスクロールでひたすら追いかけ続ける「おもり」ゲー。

  • 敵の基地は画面右側の方角で固定であり、また、侵攻戦ミッションでは敵は一切攻めてこない。
    • このため、侵攻戦ミッションの自陣基地は毎回同じような構造で固定できる。作業ゲー化が促進する。
  • 「○ヶ月以内に敵基地を見つけろ!」というミッションだが、実際に諜報活動を行わせると超高確率で見つかる。
    • 3人出せばほぼ100%近い確率で見つけて帰ってくる。実質4,5日あれば達成できる。
  • 敵基地を見つけ出すと、「○ヶ月以内に敵基地を壊滅させろ!」というミッションに切り替わる。
    • 何日起点なのか表示されないため、偵察で見つけてきた日時をメモっておかないと詰む。
    • 前述の通り、基地の発見自体は4,5日で済む。準備が不十分な状態で諜報活動し始めると速攻で基地が見つかり、その時点から期限設定されるため、クリア困難になる。
  • 警備室にいる戦闘員を選択して侵攻コマンドを押すと、敵基地に侵攻することができる。
    • 戦闘員が基地内を移動している状態で侵攻コマンドを出すと、高確率で戦闘員が基地内のどこかにつっかえてゲーム進行不能になる。
  • 敵と味方が交戦している最中に「撤退」コマンドを選択すると、戦闘を完遂させてから帰ってくる。この際、撤退指示を出した後に死んでも、無傷で帰ってくる(撤退生還バグ)。
    • 後半のミッションではこのバグを使わないとまともに戦えない。
      • 経営フェーズで前述したとおり、強ユニットの生産時間が明らかに割に合っていないため、一人でも失うと大ロスになる。
      • 結果として、侵攻戦の基本戦術は「強ユニットの動きを追いかける→強ユニットのHPを監視する→死ぬ危険性がある状態で敵に触れた瞬間、撤退コマンドを選択する」となっている。
        絶え間なく画面スクロールし、交戦が始まる瞬間を逃さず監視しなければならないため、神経を消耗する。気分は「おもり」である。
  • 味方ユニットのAIがアホ。
    • 自軍基地から出る際、左側に通路を作っていると必ず右方向の壁にぶち当たってから進軍し始める。
    • 自軍基地から出る際、経路を複数用意しても必ずAIが判断した最短経路しか通らない(実際の最短経路とは限らない)。
      • その最短経路にエレベータが含まれる場合、5人区切りでエレベータが来るのを行列待ちするため、非常に時間がかかる。一昼夜ならまだ早い方で、数日間ずっとエレベータ待ちしているのがザラである。
    • 敵基地に着いた後も、敵の部屋に爆弾を一つ置くと帰って来てしまう。
      • 爆破済みの部屋で帰ってしまうことも多々ある。煙でも吸いに出かけたのか……。
      • バグで部屋の中に戦闘機の残像などが重なっていることがあり、その場合は何回やっても部屋を爆破することができない。味方AIは未爆破の部屋に優先的に引き寄せられるため、バグ戦闘機の中に次々と消えていく異様な光景になる。
        これが[外部リンク]こうなる。[外部リンク]
  • 敵がパトロールしている場合、爆破した部屋は一瞬で回復されてしまう。
    • 防衛戦で味方サイドが部屋の修復をする場合、24時間以上かかる。
  • 敵基地が異常に広い。
    • ラスト付近のミッションではテレビ画面にして十数枚分の面積がある。前述の通り、AIは敵基地に爆弾を置くと帰ってしまうため、何度も再侵攻を繰り返してばかりで遅々として進まない。
    • 端から端までスクロールに20秒くらいかかる。前述の通り、強ユニットが死なないように絶え間なくスクロールして米粒大のチビキャラの動きを監視する必要があるため、非常にだるい。
  • 画面右端の地面判定がバグっており、巨大ロボを撤退させるときに通過すると毎回ボッシュートされる。特に実害は無い。
  • 全体的にバグっている(説明放棄)。
    テンションが上がる巨大ロボ[外部リンク]
    侵攻終了後に意味不明な音声が流れるバグ[外部リンク]

防衛戦    

攻めてきた敵を自分の秘密基地で迎え撃つ。

  • いつ攻めてくるかがミッションの説明文でネタバレされており、襲撃される期日の直前まで本格的に基地を建設する必要がない。
  • 一部のタツノコ系のロボがバランスブレイカーで、配備しておくだけで敵を地上で全滅させてしまう。
  • 「敵の攻撃を○回防げ!」というメッセージが表示されているが、間髪入れず攻めてくるため実際は1回である。
    • 敵を全滅させると一秒の猶予もなく次の部隊が攻めてくるため、敵が攻めてきた後に基地を改造するなどの対応はできない。
  • 非戦闘員を休憩室に定員人数(20人)まで詰め込んでおくと、敵のタツノコキャラが攻めてこようと容易に撲殺できてしまう。
    • 旧作では必殺技が存在したため、戦闘員と非戦闘員の能力がきちんと差別化されていた。また、旧作では部屋収納人数は本作の半分以下であり、有効な戦術ではない。つまりバランスを考えずに、中途半端に旧作の仕様を変えた結果こうなった。
  • 基地内にエレベーターが置いてある場合、敵がエレベーターの順番待ちをした状態で無防備になる。その状態で後ろから怪人を接触させると無傷で完勝できてしまう。
    • 「賽の河原」バグが発生している場合、初期戦力でクリアするにはこれ以外の攻略法はない。
    • 落とし穴と組み合わせるとあまりにも早く死ぬため、処理が追いつかずにバグる。
      参考動画(再掲)[外部リンク]

選評    

選評1    

AZITO×タツノコレジェンズ
ハムスター社が送り出す
このアジトシリーズ最新作は
当初の発売が3月19日であったが
諸般の事情で延期の末、6月25日に
XBOXONEにて発売された
価格はパッケージ版、ダウンロード版ともに5500円である

どのようなゲームであるかはアジトシリーズ未経験の筆者としては
総司令室を拠点としたタワーディフェンス系+侵攻戦のある
秘密基地経営シュミレーションという印象を受けた
ゲームモードは3種類あり

ミッションモード 出題課題をクリアしてアイテムを入手する
フリーモード   思いのまま自由に強いアジト基地をつくる
オンラインモード 手塩に掛けた基地で非同期の対戦チャレンジをする

となっておりオンラインモードはパッチが当たる前は実装すらしておらず
パッチ導入後はフレンド登録していてなおかつAZITO×タツノコレジェンズを所有しているフレンドとしか対戦できないモードであることが判明した

○パッチ導入前、導入後の状況

戦闘中(防衛、侵攻)に中断データをセーブすると
ミッションモード、フリーモードで再びロードする際にゲームがクラッシュする現象と
オンラインモードにてロード方法に不具合があり、正しくロードが終了せず、
ゲームがクラッシュしてしまう現象が発覚しながらも内包したまま
パッチ後日配布予定でリリースしてしまう
諸般の事情とやらで色々とたてこんでいたのか
デバッグ会社だけではなくプレイヤーにまで
デバッグをさせてくれるというまたとない機会を与えてくれている

リリース後は案の定色々と不具合や
不満点が本スレにあがり
(パッチ修正前)方向キーでしか移動できないのかよ
(パッチ修正後)アナログスティックで移動できるようになった
(パッチ修正前)ゲーム設定メニューでBGMセレクトの項目あるけど、一種類しかないから選べない
(パッチ修正後)BGM一曲追加
(修正前)フリーモードのセーブ&ロードの仕様で
     セーブ後にフリーモード再開すると「続けてプレイしますか?」
     という画面が出るのだがそこで「いいえ」を選ぶと上書き確認もなくセーブデータが消される
     しかも選択の初期位置が「いいえ」
(修正後)選択の初期値が「はい」に置かれ
     「いいえ」を選ぶと上書き確認が出るようになった
     
などとまるで本スレを見ていたのではないかというくらい
的確なアップデートがあった
だが、「先生そこじゃないです」といった
斜め右下のアップデートも行われた
その内容を列挙していこう

●資金繰りの悪化

パッチ導入前に遊んでいたプレイヤーは
パッチ導入後に資金調達が極端なまでに効率が悪くなったと
感じたようだ
筆者はパッチ導入前とパッチ導入後の状況で
同じ条件で一カ月生産して得られる金額を競わせてみたのだが(1)
パッチ導入前は1カ月で特に障害もなく100億の資金を獲得できた
対して成程パッチ導入後は1カ月で10億の資金を獲得することが精一杯だった
だが、パッチ導入前は防衛戦をほぼ1カ月で対応しなければならないのに
対してパッチ導入後は2カ月、3カ月と防衛戦に時間の余裕があるので
長い目を見ればそれなりの資金を得ることも可能であり
そこで帳尻を合わせているのかもしれない
またパッチ導入後は
工場長の反逆度の上がり方がシビアというか
訳の分からない上昇をするようになっており
これも資金繰り悪化につながっている
1カ月人員の入れ替えもせず工場で生産を行うと
ストライキ(工場が1ヶ月間閉鎖する)が高確率で起こるか
反逆度が突然100になっている人員が発生する
生産中に反逆度が100になると生産をしないだけではなく
製造中止や製造状況を
選択してもまったく反応しなくなる
新しく工場長を一人送り込めば製造中止を行うことができるという
謎の仕様(?)がある
(立てこもりを説得しているのか?)
またパッチ導入前と比べると製品の製造時間が長くなっており
なかなか商品が流通しないのも資金繰りの悪化の要因になっているようである
だが、100億も稼げなくても20億程の資金が稼げれば防衛戦や侵攻戦の準備金として事足りる
馬鹿みたいに稼げるパッチ前がおかしかったのかもしれないと考えることもできるので
一概に改悪とは言えないのかもしれない

●更なる待ちゲーへと
 
不具合修正のパッチを当てたことにより
防衛戦、侵攻戦の持ち時間がパッチ前の2倍となってしまった
任務開始時
~ヶ月以内に~せよと任務期間、内容が与えられる
この1カ月は現実時間で24分に当たる

パッチ導入前からであるが
あらゆる場面でゲーム内スピードを変更することが出来ない

パッチ導入前はほぼ全ての防衛戦においては一カ月で対応するものだったので
それほど不満になるほどの時間ではなかったのだが
パッチ導入後は2カ月から3カ月、最終は4カ月の猶予が防衛戦では与えられ
例えば3カ月与えられれば72分は確実に短縮することが出来ない時間が発生する
建物を建設して人型兵器を造り、大型兵器を造り出す
そしてそれらが出来るまで待つ
その短縮できない待ち時間
プレイヤーは何かで暇をつぶすかぽかんと口を開けて
待っていることしかできない
敵側へ侵攻する、敵の侵略を防衛するこれもそうだ
どちらもプレイヤーは何も操作することなく
ただ眺めるだけである(侵攻には撤退コマンドだけが唯一選択可能ではあるが)
ゲーム内にて各作業を行うたびにこの短縮できない時間が
幾度どなくテンポを阻害し
挙句の果てに後述する予期せぬフリーズ、バグにより
ゲームをやり直すはめになることもある
(無論オートセーブ機能などないため)
筆者はミッションを攻略するにあたって次第に精神が疲弊していく様が実感できた
だが、一日1ミッションはやろうと無理にでも奮い立たせて頑張るしかなかった
基本シリーズを通して待ちゲーと称されるアジトで
待つことがこのゲームの中で一番苦痛な点となった

●魔のエレベーター

リリース後、ゲーム自体も不安定でフリーズ、偵察要員が端で動かなくなる
エレベーターが動かなくなりゲーム進行不能になるなど
30~40分遊んでいた内容が一つのバグ、フリーズで
吹っ飛んでしまう状況の中プレイしなければならなかった
パッチ導入後も状況は改善されているのかも分からないが
(個人の環境によるものもあるので)
フリーズ、バグは健在しているものがある
筆者もフリーズに関しては何回かくらっている
販売中の商品を品替えしようと建物を選択した瞬間フリーズしたり
フリーモードでセーブして再開したとき何も異常の無い状態で
セーブしたはずなのにフリーズした状態が何故か
セーブされており何回そのセーブデータ
を読みこんでも必ずフリーズしてスタート画面に飛ばされたことがあった(泣く泣くセーブデータを消すしかできなかった)
バグに関しては本スレにおいても侵攻時に
エレベーターのカゴが消失する、カゴが地面を突き破って
消えていったなどエレベーターが侵攻時には不安定なものになるようである
筆者もカゴ消失を体験したのだが他に遭遇した些細なバグより
インパクトがでかかった
 
エレベーターに諜報員が載って上昇している状態で
格納庫から巨大ロボを侵攻させた時、
発進する巨大ロボと連動してエレベーターのカゴが上昇し
諜報員もろとも天井を突き破りカゴが虚空に射出されていった
 
侵攻後、基地に戻るとエレベーターのカゴが消えており
そのまま警備室から侵攻を行うと
戦闘員がカゴのないエレベーターをカゴが来るまで
永遠に待ち続ける状態になりゲーム進行不能となる
また、カゴの無いエレベーターを消して作り直せばエレベーターはまた動くのだが
飛んで行ったカゴに乗っていた人員が偵察要員に戻ってきてるので
再度同じ人員を偵察に送ると誰もいないのにエレベーターが下がったり上がったりしたり
また画面上誰も歩いていないのに階段を上る音や通路を歩く音が鳴り続けるといった
心霊現象が起きる
そして侵攻を行うとフリーズする
(エレベーターに殺された者達の怨念がそうさせるのだろうか)
どちらにしろこのバグが起きてしまうとまともにゲームを進行することが
困難でゲームをリセットしなければならない(2)

●限られた自由の中で秘密基地を作る

思いのままに秘密基地を作って攻めてくる敵を
撃退!とゲームの説明の一文にあるが
設備には上限が設定されており
どれだけ資金があろうがその決まった上限内の設備で
基地を作らなければならない
修正パッチを当てるとその上限がさらに下がる
特に通路、階段はパッチ導入前は無制限だったが
導入後は通路200、階段50に削減されてしまった
他の施設も全て大幅に削減されてしまっている
内訳は    パッチ前  パッチ後
エレベーター   75     15
各種研究所    50     10 
休憩室      50      5
各種罠      50     25
となっている
(施設に関する容量を減らしてゲームを安定させたかったのか?)
特に通路や階段が無制限でなくなると
フィールド全てを使って基地を作るのはもってのほか
少し広い基地を作ろうとしたら階段と
通路が足りなくなってしまう

などという新要素と改善されない問題を引っ提げて
7月18日の0時に修正パッチが当たることになる
修正パッチ導入前は一縷の望みをかけた者たちで
賑わっていたが
導入後はひとりひとりとAZITO×タツノコレジェンズを語るものは
いなくなり本スレは息絶えてしまった
以下は情報の無くなった本スレを
憂いながら筆者がミッションをフルコンプした所感を述べる

○防衛戦と侵攻戦のゲームバランスについて
 
防衛戦において
ミッションをこなすとタツノコレジェンズの
大型兵器や人型兵器が使えるようになっていくのだが
特に中盤で手に入るヤッターキング、ヤッターゾウがバランスブレイクで
防衛戦でこの二つと適当な大型兵器を作ってしまえば敵が基地に入ってくる前の
地上戦で殲滅してしまう
ミッション14くらいから手に入ってしまうのでミッション30までに
7戦ほどある防衛戦が非常にぬるく感じた
(最終防衛のミッション29は少しだけ難易度があがったが)
敵の戦力をエレベーターで数人ごとに時間差で分断し
罠で体力を削って警備室に配備した戦闘員で迎え撃つ
そういった作戦を練ったのに基地に入ってくる前に全てが掃討されて
しまう展開はとても切ない(3)
だが、評価したいところもある
パッチ導入前は致死罠の発動率が高すぎて落とし穴を設置するだけで敵が全員落ちて死んでいくゲーム性だったが
パッチ導入後は致死罠の発動率をかなり下げたおかげで他の罠を使わせたり時間差で戦力を分断させたりする
戦術性が生まれている

侵攻戦においては
撤退とキャラクターの様子を手動で
追いかけることしかできない(それぞれのキャラに視点変更できるなんて機能はない)
総司令室に爆弾を仕掛けて爆弾を爆破させればゲームクリアである
敵の基地には総司令室以外に工場や研究室が無数に建造されている
その施設一つに爆弾を仕掛けると戦闘員は帰ってしまうので侵攻を繰り返して
しらみつぶしに全ての施設を破壊して総司令室に向かわせる確率をあげなければならない
(たまに既に爆破している施設に入り込み帰ってしまう戦闘員もいるが)
後半になるにつれ敵の総司令室がかなり深いところに置かれて
最深部にたどり着くまでの道程が過酷なものとなる
階段や施設が異常なほどに設置されており
目的地の総司令室にたどり着くまでの時間は考えたくないほどである
無論、ゲームスピードを変更することもできず 唯一選択できるのは撤退ボタンのみである
そして、敵施設側もタツノコレジェンズを作って戦闘員として使ってくる
もちろん強いのだがそれと同等に工場長や研究員も強く
送り込んだレジェンズが【工場長】や【研究員】に帰り討ちされるのも
めずらしくない
数回送り込んで敵が強すぎて手持ちの駒が無くなって侵攻できなくなってしまうことも多々ある
だが、戦闘員が無敵化する仕様(?)がありそれを助けてくれる
それは撤退ボタンを押した際に敵と交戦中であった場合戦闘が一段落してから撤退するため起こる
その撤退が下された直後の交戦で味方が倒れても何故かノーカンで基地に生還する
一方敵側は交戦した敵が倒されたことになっている
ミッション後半ともなると道のりは長く撤退するのもしんどくはなるが
強敵と相対して貴重な戦力を失いたくないときはこの仕様が手助けになるのかもしれない(4)

○世界観とキャラゲーとして
 
ミッションモードは与えられたミッションをこなすだけでなく
タツノコレジェンズとアジトの世界を交えたストーリーが展開される
ところで、正義であれ悪であれ
秘密基地(アジト)を何故作るのだろう?
悪の秘密組織は世界征服のために秘密基地を作る
正義の味方は世界を様々な危険から守るために秘密基地を作る
正義、悪と定義することによって動機づけやすい
だが、今作はそのどちらでもない者が基地を
作っている感じが見受けられる
(正義側、悪側と決めてプレイするわけでもないので尚更)
そもそも何のために秘密基地を作っているのか
分からない説明されないそんな主人公が基地を作っていると
 
1何者かが何勝手に秘密基地つくってるねんと因縁をつけ攻めてくる
2主人公が帰り討ちにした上に相手の基地に攻め入って壊滅させる

その身に振る火の粉を振り払ったうえで
やられたらやり返す 倍返しだ! の茶番が何パートも繰り返される

例えば、海の近くに変なものをつくると困るんだギョと半魚人が攻めてくる
彼らはもともとその海域に生息していた生き物だとして突然断りもなく
基地を作られたら当然の反応であろう
それを脅かし基地建設を強行する主人公は悪側としても見て取れる
だが一方、何の脈絡もなくガッチャマンがベルクカッツェに捉えられている
助けましょうとオペレーターに言われ助けに向かわなければならない
悪だとしたらベルクカッツェと共闘したっていいものだが…
それとも同業者はつぶすという自信の表れなのだろうか
(確かに彼らが秘匿している秘密兵器などがっぽり頂いちゃいましょうとオペレーターが言っている)
また、目をつけられるのは分かってるのに
色んな拠点に秘密基地を作ってはいざこざを繰り返す主人公はかまってちゃんなのだろうか
そんなかまってちゃんがただ厄介事に巻き込まれて
世界平和や世界征服よりも基地が狙われて自分の命が大切だということしか伝わってこなくて
小悪党が秘密基地を作ったらこんな感じなのだろうか
とストーリーを追うたびもやもやした
 
タツノコプロとのコラボに関しては
「こだわりのドット絵」と銘打つタツノコキャラクター達とアジトの住人達が
わざわざ時代に逆行してドット絵で表現される
レトロチックでありキャラクターの特徴もうまくつかめており侵攻時に一斉出撃させたときなど壮観である
また、侵攻時に発進させるタツノコキャラクターの原作ムービーが流れる
書き下ろしのムービーではないものの演出的によしではあるが
音声無しで一部ムービーが売りでもあるはずなのに静止画が2,3枚と
切り替わるだけのキャラクターもいた
セリフ音声は原作声優のものではなく全てオリジナルの声優のものである
(OPのクレジットを参照すると東京アニメ・声優専門学校関係の方々のようだ)
フルボイスではなく所々無音のところもあった
人によって評価が分かれるところであるが筆者が感じたのは
独自のタツノコキャラの声を演じようとしたものではなく
似せようと声真似をして失敗してるのではという感じだった
特にボヤッキーとトンズラーの声は馴染めなかった(5)
ドット絵以外のグラフィックについては
上述した茶番で使われる例えばドロンジョ様や
ブライキングボスなどのタツノコキャラクターの絵は書き下ろしではなく
映像から切り取って透過処理したものが使われている
こうして紐解いていくとタツノコプロとコラボしたというよりは
勝手にやってくれと版権をただ使わせてもらっただけではないだろうかと思える
極めつけは最終ミッションで今まで
戦ってきた敵との総力戦となるのだが
4時間くらいかけて頑張って勝利すると
今まで戦ってきた敵に勝利した時の茶番が
一斉に使い回された後(本当に何も手を加えずそのまま)
オペレーターにミッション成功ですと言われ
ミッション一覧に何事もなかったように飛ぶのだ
エンディングらしいものが何も無いのである(6)
オープニングでクレジットが流れるのは
そういうことか…と何となく納得してしまった
結局、ドット絵以外最後までタツノコプロとコラボ
らしいコラボはしてなかったなと
いうことが分かって絶望したのだった 

※参考動画>>1

 (1)売上比べ              https://youtu.be/cx4ID6rgUTg[外部リンク]
(2)エレベーターの動作について     https://youtu.be/Cgr8mzy-YjE[外部リンク]
(3)防衛戦ノーカット(ミッション29にて)https://youtu.be/OEGTfilglTM[外部リンク]
(4)侵攻戦ノーカット   https://youtu.be/3UX25zDhOvg[外部リンク]
(5)声優比較       https://youtu.be/SuyIn4k4eI8[外部リンク]
(6)ミッション30クリア時 https://youtu.be/FCdOcMI8cIA[外部リンク]

選評2    

去る2015年6月25日にハムスター社より
AZITO×タツノコレジェンズが発売された
タワーディフェンス系秘密基地運営SLGである本作は
発売日より
不親切なゲーム周り
バグとフリーズでまともに動かないゲーム性
動いたとしても何もかも大味なゲームバランス
タツノコ関係あるのか?と言っていいほどのコラボレーション
にユーザーは嘆き怒りの声をあげた

ゲーム発売からしばらくして
7月18日に当たったパッチは
本来は戦闘中(防衛、侵攻時)に中断データをセーブすると
ミッションモード、フリーモードで再びロードする際に
ゲームがクラッシュする現象と
オンラインモードにてロード方法に不具合があり、正しくロードが終了せず、
ゲームがクラッシュしてしまう現象を直すためのパッチであった
しかし、それに加えて不具合に対するユーザー側の要望を取り入れ
出来る限りの修正を行ってくれた(ここまではよかった)
そして、余計なバランス調整を行い深刻なバグはそのままにして
ユーザーを絶望させた
主な点は

・資金調達の劇的な悪化
・タワーディフェンス系で早送り、スキップができない仕様であったのに
 その上、待ち時間を更に倍にする
・頻度は減ったとはいえ時折起こるフリーズ
・修正されないエレベーターバグにより
 エレベータールームが侵攻時に消失する
・自由に秘密基地を作れない
・防衛戦のパッチ前は落とし穴を設置すれば敵がほぼすべて
 落ちて死んでいくゲーム性だったがパッチ後は致死罠の発動率を下げて
 ゲームバランスを調整したように見えた
 だが、ミッション14で手に入るミッション勝利報酬の大型兵器で
 最終防衛戦まで敵が基地内に潜入する前に
 一方的に殲滅できる問題が新たに露見した

それに加えて元から存在する問題点として
キャラゲーであるのだからという擁護としての最終砦である

比較的バグやフリーズなどがパッチのおかげ軽減されもしくは
時間の経過により攻略が進んだためか
プレイヤーの数々はミッションをクリアしキャラゲーとしての
アジトに触れていく

ストーリーとしては正義と悪の立ち位置がブレブレな主人公が
世界各地に勝手に秘密基地を作ってかまってちゃんを演じるストーリーである

正義の味方、悪の親玉になりきることも出来ず
なりきりゲームとしても微妙であることが分かった
タツノコプロとのコラボレーションはどうか?であるが
良い点として
「こだわりのドット絵」と銘打つタツノコキャラクター達と
アジトの住人たちがわざわざ時代に逆行してドット絵で表現される
レトロチックでありキャラクターの特徴もうまくつかめている
また、侵攻時にタツノコレジェンズに関するキャラクター、兵器を
発進させた際に該当するキャラクターの原作ムービーが流れる演出は
臨場感を生み出していていい感じだ
悪い点としては
映像、声優、使用される画像に書き下ろし要素が全く無いことだ
映像に関しては動画内の映像を一部切り取ったもの
声優に関しては声優専門学校の関係者が演じたもの
使用される画像は動画内の画像を透過して加工したものが使われている
タツノコプロと手を組んでゲームを作ったというものではなく
ただ版権を使わせていただいたゲームといった方が正しいだろう
後は、最終ミッションをクリアしてもエンディングが用意されていない
ただ一枚絵でミッションコンプリートなどと
表現してくれるだけでもよかったのだがそれさえなく
ミッション一覧画面に飛ばされるだけであった

などという様々な問題があった
だが、人間慣れである
苦痛であり苦境であればそれを和らげるための
対策を考える
エレベーターが侵攻時に不安定になるならば
侵攻時に必ずエレベータを確認する
資金調達が困難ならばどの商品を開発して
どう売るのが効率的な売り方を考える
待ち時間が暇なら何か暇つぶしを考える
お話にならないストーリーや原作の映像をそのまま切り取った画像に失笑して
疲れたら休むなど
考えてその状況に慣れてしまえば
30に渡るミッションを筆者は何とかクリアすることができた
そして、選評を書き終える最中

11月17日に予期せぬ2回目のパッチがアジトに投下される

前置きが長かったが
これから書き記すのは11月17日に行われたアップデート後の
状況についてである
上記の詳細は前選評に書きこんであるので詳しく知りたい方は
前選評をご覧いただきたい

●新たに追加修正された要素

・アップデート以降、戦闘員、研究員、工場長、敵など各キャラクターの
 頭上にライフバーが表示されるようになった
 かねてから敵と戦闘時のダメージの応酬が不透明だったので
 侵攻時の撤退の目安がつけやすくなった
 ただ、非戦闘時もライフバーが頭上についているのが気になった(1)

・公式HPにて???と表記される謎の警備室(2)が
 レジェンズ警備室としてミッション報酬に追加された
 以前のパッチでは取得条件が分からず筆者もミッション30まで
 クリアしたしオンライン対戦で20勝などもしてみたが
 解放されず10000体敵を倒すとかそういう不可能なトロフィに
 解放条件が設定されていたのではないかと思われる
 どのような代物かといえばこの警備室にレジェンズに該当するキャラクターを配備すれば
 交戦時にステータスを増強してくれるというものだった

・ミッション20のクリア報酬として転送エレベーターが追加された
 この転送エレベーターは設置すれば基地内員が目的のフロアに
 瞬時に転送されるため大量に人員を指定フロアに移動させることができる
 素晴らしいエレベーターである
 またこのエレベーターにはカゴがないのでエレベータールーム消失バグを
 回避することができる

・動作の安定性を向上させましたというのが今回の
 パッチのコンセプトにある中、なるほどフリーズの回数も大分落ち着き
 一部バグを除きゲーム自体は安定してプレイできる代物になっている

・セリフとボイスの一部追加が行われている(3)
 アジトシリーズにおける敵キャラのセリフが一部ボイスがなかったところが
 修正されフルボイスになっている
 かといってタツノコのキャラクター達もフルボイスになっているのかといえば
 所々やはりボイスが無い(×タツノコレジェンズと名乗るならそちらに力を入れるのが妥当であるだろうに)
 また、ミッション15のドロンジョ戦においては以前より
 セリフとボイスの量が増量している
 断末魔のセリフの追加に「先立つ不孝をお許しください」という
 女声のボイスも追加されている
 敵の通常グラフィックが相変わらず怪人、魚人、宇宙人しかないので
 合わないことこの上ない

●修正されなかった要素
 
・一番実装してほしかった要素としての
 ゲームスピード変更、スキップ機能であったが
 実装されず制限時間の変更などもされず
 待ちゲーである点については開発陣は何も思う所がなかったのか
 一切触れられていない

・エレベータールーム消失バグは健在しており
 確認したところ諜報員を載せたエレベータールームが天井を突き破り
 虚空に打ちだされたり、地下の彼方に抜けて行ったりした(4)

・工場の生産において反逆度が一定数を超えると
 生産状況と生産中止を選択することができないバグ(仕様?)
 も直っていない
 また、高ランクの製品(例えばランク10の製品)を開発して
 いざ工場で生産をしようと工場長を工場に送り込み工場についた瞬間
 反逆度が100になるという理不尽なヘイトの上がり方を確認している
 また生産状況は以前のパッチと変わらず稼ぎにくいようにできている
 
・相変わらず自由に秘密基地を作れない
 設備の上限数は以前と全く変わっていない

・防衛戦は相変わらずミッション14でヤッターキングとヤッターゾウを
 手に入れてしまえば他に作れる戦力と合わせて敵が基地内に入る前に掃討してしまう(5)

・ゲーム自体が以前と何も変わらない同じ手段でクリアできてしまう
 侵攻戦と防衛戦におけるゲームバランスに関しては恐らく何もいじっていないのではないかと思われる
 攻略法がまとまってしまえば毎回同じことを繰り返すだけでクリアできてしまうので
 (運が絡む要素とかやり込み要素とかも全くない)
 元から長く感じるプレイ時間を更に途方も無く長い時間に感じることになる


―とはいえ、悪かった点を更に悪化させずそのままにして
 一部改善を行った今回のアップデートは良アップデートだと筆者は思っている
 少しずつだがこのゲームは変わろうとしていると筆者は感じていた

 だが、それは今回のパッチで新たに発生した
 二つの問題を除いての話だ


○ ログイン画面でログインできない

ゲームを終えてゲームの電源を切る
恐らく何らかの事情がなければゲーム機をつけっぱなしで
毎日を過ごす人はいないはずだ(電気代がもったいないだろう)
XBOXONEはアカウントでサインインした状態で
電源を落とすと自動的にアカウントがサインアウトさせられる
再度電源を付けた時アカウントがサインインしていない状態になる
アジトはアカウントにログインしなくてもゲストプレイヤーとして
プレイすることはできるがセーブができないのとオンラインゲームが
遊べない制約がつく
セーブが出来ないのは困るのでアジトのゲーム内で
サインインをしようとする
ユーザー選択をする⇒アカウントを選択する⇒パスワードを入力する
までは普通にできるとして
サインインすると本来画面の左上に
アカウントのサムネが表示されるのだが表示されない
ゲームをプレイしようとするとサインインをしていないという
警告がでるので再度ユーザー選択をすると
そこにはサイン済みと表示されている
筆者はアップデート後、ログイン出来ずずっとログイン画面で
格闘中であった
しばらくして他のゲームでログインすればログインしたことになる
荒業を見つけてログインすることができた(6)
しかし、もっとも安全な方法はゲーム機本体であらかじめ
ログインしておくことだった
もしログインできなかったらXBOXONEのトップ画面に戻りメニューボタンで
アジトを終了させて本体でサインインしてからゲームを始めればいい
最終的にこちらの不具合は対策が用意できたので
問題はアジトのゲーム内のサインイン機能が機能していないの一点となった

○ 賽の河原

アップデート後、何とか無理やりログインした筆者であったが
ミッション30までクリアしているので
各ミッションはどうなっているのか
とりあえず確認のためミッション30をプレイしてみると
転送エレベーターやレジェンズ警備室が追加され
キャラクターの頭上にライフバーがついているのを確認し
大分変ったなぁと思いつつ
人型研究所で何か作ってみようとリストを開くと
アップデート前までに全て解放したはずのレジェンズ達が
全てリセットされて初期キャラのヤッターマン1号と2号しか残っていなかった
まさかウソだろと大型兵器研究所でレジェンズ兵器を作ろうとしてみると
レジェンズ兵器は一つも作れなくなっていた
(ミッション3をクリアして初めてレジェンズの大型兵器は手に入る)
ゲームをとりあえずセーブしてミッション選択画面に戻ってみると
本来ならクリアしたステージに右にCLEAR!というしおりがつき
そのステージに何かレジェンズに関わるミッション達成報酬がある場合
解放というしおりがその左につくのだが
解放のしおりだけが全て消えているのである(6)
 
ログインの仕方がいけなかったのか
それともアップデートでバグってしまったのか
やむなくミッション30までクリアしたデータを消してやり直すことになった
だがこのデータリセットは序章に過ぎなかった
それからミッションを6~10くらいまで
クリアして途中でデータがリセットされてやり直しを繰り返すことになった
その様子はさながら賽の河原で石積みをしているところに鬼がきて積み上げた石塔
を壊される風景と似ていた
何度も繰り返される中対処法は見つからなくても
どうしたらこのリセットが起こるのかが次第に分かってきた

・ゲームをセーブしない状態で電源を落とす
・ゲーム中にゲーム機本体の入力機器を抜き外す
・ゲームを中断して他のゲームをプレイする
・中断中のゲームにログインしないで再開する

などした場合確実にデータがリセットされた
ここから導きだされるプレイスタイルは

ゲーム機の電源を落とさず、他のゲームをプレイせず
アジトだけをただずっとクリアするまでプレイすればいいということだ
この方法で筆者はミッション20までクリアすることができたが
不意に足が電源ボタンに触れてしまい
電源が落ちてデータリセットとなり完全に心が折れてしまった
(これは完全に自分のミスだが)

尚、筆者だけこの現象が起きているのではないか
筆者の環境がいけないのではないだろうか
という疑問がうまれるだろう
確かに本スレは1回目のアップデート以降しばらくして落ちてしまったし
2回目のアップデートが来ても本スレが復活することはなかったので
同じような症状を体感したものを確認することはできなかった
だが、後発組で検証をしてくださる方が現れて
同じ現象を体験した者が現れたのだ(7)
だとしても、XBOXONEというハードの敷居が高いのもあって
モニター数があまりにも少ないので
誰かが自分の環境では起きなかったと虚言を吐いてしまっても
通じてしまうのが苦しいところである
だが、そう言い切れる者がいるならば
現状のこのゲームをミッション30までクリアしているはずだと筆者は思う
それほどまでに現状はゲームクリアまでが過酷な道のりとなっている

最後にレジェンズデータがリセットされてしまうことが
何故いけないのかを説明しよう
防衛戦、侵攻戦を進めるにあたり決まった攻略法に沿って
攻略すれば楽にクリアできると上述した
その中の条件として手駒の充実も含まれる
例えばミッション20でデータがリセットされたとして
初期の戦力で挑むとして勝機はあるのだろうか?
答えはノーである
ミッション15から防衛戦を圧倒できるのもヤッターゾウ、ヤッターキングが
が手駒にいるからである
敵側の戦力もミッションをこなすごとにレジェンズが手に入った戦力を換算して上昇していく
そんな中初期戦力で数十体分のレジェンズを換算した敵戦力に挑むことが
できるだろうか
考えても無茶な話であるし実際挑戦してみてもまるで歯がたたなかったことを
述べておく

○ 休憩室の威力とエレベーターの新たに発見された仕様

だが、筆者は諦めきれなかった
とは言ってもアジトをゲーム終了するだけで解放データリセットが起きることが
分かったため進行不能バグなどで止む無くリセットしなければいけない事態もあり
電源が落ちる他にも解放データリセットが起きる罠がこのゲームには仕掛けられていた
何か策はないかを考えた
繰り返す石積みの中、ふと気付いたこと、アジトをプレイしていく中で
蓄積されていったノウハウを生かして出来ること全てを総動員してまずは
どうせ解放データリセットされてしまうなら中継点を見つけようと
早期的なリカバリーを行うことにした
それは初期データでミッション14をクリアすることだった
ヤッターキング、ヤッターゾウさえ手に入れれば
防衛戦も侵攻戦も楽に進めることが出来るだろうと考えた
幸い、ミッション14で進行不能バグに遭遇し解放データリセットになったばかりで
初期データで再度トライすることができた
ミッション14の防衛戦を攻略するにあたって二つの作戦があった

一つは選評1の侵攻戦の仕様で少し述べたがこのゲーム
怪人とタツノコレジェンズ並みに研究員や工場長や司令官など基地内員が戦えてしまうことだ
だが、警備室や研究所や工場に彼らを詰め込むことはできないのだ
ただ休憩室だけは反逆度の高い人員を休ませるために広いスペースが用意されている
そこに20人の基地内員を敷き詰めて待ち伏せさせる
想像して頂きたい 敵側の怪人やレジェンズが
一人休憩室に入り込んだ瞬間ほぼ同じ戦力の自軍の研究員や工場長20人に
一斉に袋叩きにされる光景を
本来は研究員や司令官などモノともしないレジェンズ達が人海戦術でどうにかなってしまう様を(8)
そこには裏方で正義や悪を支える者達の途方もないポテンシャルを感じることができた
しかも基地内員は雇えば総勢100人以上ともなるのでおかわりがきく
制作日数が10日以上かかるレジェンズを作るより安価で強い兵隊がわざわざ作らずとも
存在していたのだ

二つ目はエレベーターで待っている敵を不意打ちする作戦だ
エレベータールームが出撃したり地下に潜ったりと色々と忙しいエレベーターだが
そのエレベータールームが到着する間敵味方関係なく無防備になることが分かった
敵味方関係なく背後から襲われているのに抵抗もせず
エレベーターをただ行儀よく待ち続けるのである
更にその足場に落とし穴を仕掛けると殴るたび落とし穴が発動してエレベーターを
待っている敵が落ちていく現象を確認した
その光景はまるで無防備な敵を落とし穴に叩き落としてるように見えた
またエレベータールームの収容人数の最大は5人であるのだがルーム到着時に
敵の乗り込む人数に空きがあった場合自軍の兵達も一緒に乗り込めてしまい
呉越同舟する事態も確認できた
この場合も何故かマナーよくエレベーター内では戦闘を行わずに運ばれていく
エレベーターは彼らにとって余程神格的な存在なのかと思わずにいられないのであった(9)

この二つの戦術を使い長いエレベーターを設置し敵が立ち往生しているところを
背後から不意打ちし討ち漏らした敵を休憩室で待ち伏せた基地内員の袋叩きで
仕留める方法で簡単に大人数の軍勢を掃討することができた

問題は上空を飛来する凶悪兵器ヤッターキング、ヤッターゾウの処理であったが
こちらは敵の建物への攻撃がザルなため安全地帯が残るので
生き残った砲台が時間をかけて倒してくれた(10)

それから14から28までミッションをクリアして
ミッション28で進行不能バグが起こり止む無くリセットして
14、28⇒30とようやく賽の河原の石積みを終えることができたのだ(11)

☆まとめ

2回目のアップデート後、追加ボイスや透過切り抜きイラストが微増していたので
もしやエンディングも追加されているのではという思いから
筆者は賽の河原の石積みを諦めることができなかった
結局のところ、石積みを終えて
このゲームにエンディングらしいエンディングは無かったわけだが
(全く前回と何一つ変わらない終わり方だった)
繰り返す中で更にゲームとして破綻している面を確認することができた
そして、今回主として紹介したミッションモードは本来フリーモードやオンラインモードで
使える手駒を増やすためにプレイするモードであり
賽の河原が直らない現状では
フリーモードもオンラインモードも初期データのままでしか遊ぶことができないのだ
つまり全てのモードが死んでいるに等しいのである

あなたが最強だと思う基地を作り、3種類の戦いを楽しみましょう

というキャッチフレーズをゲーム内容紹介文で打ち出しているが
現状では

賽の河原で苦行の石積みを行い、例えようやく成し遂げたとしてもそれは砂上の楼閣であろうと

XBOXONEの電源を入れアジト×タツノコレジェンズを起動して
「解放」のしおりが消えたミッション欄を見て筆者は思うのだった


(1)使い回しだが頭上にライフバーがついている動画⇒ https://youtu.be/3UX25zDhOvg[外部リンク]
(2)公式サイトより⇒ ttp://www.hamster.co.jp/azitotatsunoko/tatsu.html
(3)下記の(5)の動画で確認することができます
(4)ライフバーが付いているほうが3回目のパッチ後の映像⇒https://youtu.be/Cgr8mzy-YjE[外部リンク]
(5)防衛戦での圧倒の様子、裏技仕様などではなく通常で作れる戦力でこんな感じになります https://youtu.be/7dlSXVGk9Po[外部リンク]
(6)文章では伝わりにくい所があるので動画にしています⇒https://youtu.be/BHOiWzJmZpY[外部リンク]
(7)2015KOTYスレpart27(ttp://mastiff.2ch.net/test/read.cgi/famicom/1449114348/)の470さんの発言
(8)https://youtu.be/kSWmyMmhaUk[外部リンク]の前半部分
(9)https://youtu.be/kSWmyMmhaUk[外部リンク]の後半部分
(10)ミッション14攻略⇒ https://youtu.be/1mRz6REVbyk[外部リンク]
(11)2回目のパッチ後ミッション30クリア時⇒https://youtu.be/FxWgwWorpRs[外部リンク]


*1 他の動画とは違いKOTY住人による検証用動画ではないため、注意。
*2 1ミッションあたり2,3時間として、ミッション数が30ミッション、さらに強制終了や賽の河原対応などのロスを加えて見積もっている。
*3 内紛は確認。横領は『アジト1』、『アジト3D』にはあるが、発生するとゲームオーバーなので今作ではまだ確認していない。

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Last-modified: 2016-04-29 (金) 23:48:48 (217d)